【海外ドラマ】マーベル レギオン 第6話「支配された夢」レビュー

マーベル レギオン 第6話

CSチャンネル・AXNで海外ドラマ・ マーベル レギオン 第6話 「支配された夢」が放送されたのでレビューしてみます。デヴィッドの作り出した幻覚世界に逃げ込んだ一行はレニーに翻弄されることになるのだが。。。

前回のレビューはコチラ。

【海外ドラマ】マーベル レギオン 第5話「自己闘争」レビュー

マーベル レギオン 第6話 「支配された夢」あらすじ

原題は “Chapter 6”

「目」の男(ウォルター)の襲撃から逃れるため、デヴィッドは自身の夢の中(幻覚世界)に逃げ込み、その拍子にシドやメラニーたちもその幻覚のなかに引きずり込まれてしまう。

幻覚の中は、かつてデヴィッドたちが収容されていた精神病院そっくり。
一同は入院患者としてカウンセリングをうけ、そのカウンセリングを受け持つのがレニー(幻覚の中での設定)。

レニーは、メラニーが20年前に死んだオリバーを氷漬けにして保存し、帰りを待っていることを嘲笑。
幼少期に母親を亡くしたプトノミーに対しては、昔の記憶にすがりついている彼の話を聴く。ふたりのケリーが隣通しにくっついて座っているのをみると目を細める。

マーベル レギオン 第6話

さらにウォルターすらも、幻覚世界にひきずりこまれていた。
レニーは、彼に対し「敵意を感じる」とつぶやき、彼が幼少期に成長が遅かったことを問うと憤慨しレニーに食ってかかる。

シドは、カウンセラーであるレニーのことが「現実だと思えない」と語りだす。
幻覚に引きずり込まれた一同は、皆一様にその環境を(精神病院の患者として)受け入れた様子だったがシドだけはそこに違和感を感じている様子。

マーベル レギオン 第6話

シドニーは病院の中で暗く閉ざされた部屋を見つける。
その部屋に違和感を覚え、そのことをデヴィッドに話そうとするのだが、レニーがやってきてその会話を遮る。「次はデヴィッドのカウンセリングだ」と。

レニーはシドにガンを飛ばし、デヴィッドをつれていく。

カウンセリングが始まるとデヴィッドは「今は平穏をとりもどした」と語りだす。「この均衡のとれた状態をこわしたくない」と語り、それを聴いたレニーはフッと微笑む。

マーベル レギオン 第6話

食事の時間になるとデヴィッドとの好物のチェリーパイが支給される。
しかし、デヴィッドのパイだけが看護師によって理由もなく取り上げられてしまう。(看護師の姿はこれまた幻覚にひきずりこまれたらしいエイミー)

シドは自分のパイをあげる、と申し出るもふてくされるデヴィッド。
シドは自分が食べていたパイの中に無視が蠢いているのを目撃しパイを吐き出す。しかしぶちまけたパイには虫の姿はなく…シドは幻覚をみたようだ。。。

マーベル レギオン 第6話

レニーは精神病院のなかだけでなく、デヴィッドの過去の記憶の中を縦横無尽に歩き回る。
そしてその記憶からふたたび精神病院に戻ってきた彼女がくぐったのが、シドの見つけた例の部屋のドア。
(その部屋の扉がデヴィッドの記憶への入り口なのだろうか…?)

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シドはその夜、悪夢にうなされていた。
デヴィッドが彼女の部屋にやってきて添い寝する。シドは以前にも同じ経験をした(添い寝)気がする、と語るがデヴィッドはデジャブだと片付けてしまう。

シドは早く良くなって病院を出なきゃと諭すのだが、デヴィッドは外の世界は苦手だ、と難色を示す。

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シドはデヴィッドの実家での光景(第5話参照)を思い出していたが、それが現実ではなく夢だと認識していた。(実際にはそちらが現実)

例のドアは見える日と見えない日が存在し、時おり中から大きな音がする、と語る。
ケリーの持っていた本を読んで「幻想状態」という言葉を知ったシドは、この精神病院事態が幻想状態なのでは?と仮設を立てる。

デヴィッドは彼女の話を聞いて、病気が悪化したのか?と危惧。
彼はシドが入院している理由が「幻覚症状」だと認識していたが、それは実のところデヴィッドの入院理由だったはず。彼は自身の症状をシドに投影し、自分の病状も誤認している様子。

シドは自分が正常であることを訴えるが、デヴィッドは彼女が異常であると強く思い込んでいた。

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デヴィッドの部屋を飛び出したシドは、病院の廊下の壁に妙な凹み穴を見つける。

その穴を見たシドは、かつて精神病院でレニーを殺してしまったこと(第1話参照)、デヴィッドの実家に訪れたこと、幻覚世界に来るに至る経緯を思い出す。
その現場をレニーに目撃されてしまったシドは、彼女から音楽セラピーを受けるように勧められてしまう。

半ば無理やりヘッドフォンをつけられたシドは、目を閉じ眠りに落ちてしまう。

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ふたりのケリーはいつも一緒に行動していたが、寝るときだけは隣通しの別の部屋に別れていた。
ケリー(女の子)はそれを不安に感じていた。

ある夜、ベッドに入ったケリー(おじさん)の頭上には光る氷の塊が出現する。
彼がそれに手を伸ばすと、彼は別の幻覚の中に飛ばされる。唐突に森の中に飛ばされたケリーの前にはダイバー服の男が立っていた。

ダイバー服の男はケリーをケリーをどこかへ連れて行こうとするのだが。。。

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ケリー(女の子)は夜中に突如目が覚める、ふと不安になり隣の部屋のケリー(おじさん)の様子を見に行くが彼の姿はなかった。。。
すると部屋にウォルターが入ってくる。警戒したケリーは威嚇するが、男は彼女に触れて不気味な事を口走る。

部屋を飛び出したケリーはもうひとりのケリーを探すのだが、その後ろをゆっくりとウォルターが追いかけてくる。

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デヴィッドはある日、シドの言っていた扉を目撃する。
部屋に興味を示したデヴィッド、すると背後からエイミーが声をかける。唐突に「アナタは疎まれている」と告げ、両親が彼を養子にしたのも「仕方がなかったからだ」と彼を蔑む。

耐えられなくなったデヴィッドはその場から走り去る。

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メラニーの前には突如として、ダイバー服の男が姿を現す。
それがオリバーだと直感したメラニーは男の後を追って手を伸ばすと、壁の中に吸い込まれるようにして消えてしまう。

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壁の中に入ったメラニーはその先にあった扉を開きそのなかをくぐる。すると元いたデヴィッドの実家の部屋に戻ってくる。
現場は操られたルディとその他一同が固まったように佇んでいた。

そこへ姿を現すダイバー服の男。
彼は黙ったまま、ルディの放った弾丸を指差す。時が止まったように空中に浮かぶ弾丸、メラニーはデヴィッドめがけて飛んでいくその弾丸を避けさせようとデヴィッドを力いっぱい押すのだが、彼の体は固まったようにその場から動かすことができない。

途方に暮れるメラニーの姿を、壁に現れた目がじっと眺めていた。。。

マーベル レギオン 第6話 マーベル レギオン 第6話

デヴィッドはレニーの元にやってくる。

レニーは唐突に「アリに寄生するキノコ」の話を持ち出し、人の人生にどんな意味がある?と問う。デヴィッドはそれに答えられないが、レニーは「チカラのある神の存在が重要だ」と説く。

さらにレニーは「デヴィッドの実の父親を知っている」と語る。
それによれば、その父親はレニーからデヴィッドを隠すために彼を養子に出したらしい。しかしその甲斐も虚しくレニーはデヴィッドを見つけた。

赤ん坊の彼に寄生したレニーは彼の無尽蔵なチカラを利用したがっている様子。そう語るレニーの姿が一瞬、「黄色い眼の悪魔」に変わる。

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レニーはデヴィッドを「支配して」チカラを自分のものとすることも考えていた。
デヴィッドがシドとの「愛」にうつつを抜かし始めたことで、それを再考し始めた様子。その話を聴いたデヴィッドは「キノコに寄生されたアリ」と自分を重ねる。

「お前の体が必要だ、心なんて知ったことかよ」と語るレニー、彼女がデヴィッドに体を這わせると、次の瞬間デヴィッドはまっくらな箱の中に押し込められてしまった。。。

マーベル レギオン 第6話

シドは依然、音楽を聴かされ眠りについていたがそこへダイバー服の男がやってくる。
彼女のヘッドフォンを外し目を覚まさせる男。ダイバー服のヘルメットを開けるとその男はケリー(おじさん)だった。

ケリーは、シドに自分に着いてくるよう促し、彼女をどこかへ案内するのだが。。。