【海外ドラマ】LIMITLESS リミットレス 第12話「エディ・モーラの暗殺」レビュー

リミットレス 第12話

CSチャンネル・スーパードラマTVで海外ドラマ LIMITLESS リミットレス 第12話 「エディ・モーラの暗殺」が放送されたのでレビューしてみます。エディ・モーラが何者かによって暗殺されそうになる、ブライアンはその犯人と接触することになるのだが…。

前回のレビューはコチラ。

【海外ドラマ】LIMITLESS リミットレス 第11話「それぞれの選択」レビュー

リミットレス 第12話 「エディ・モーラの暗殺」あらすじ

原題は “The Assassination of Eddie Morra”

エディ・モーラの演説会が行われる。
近くのホテルでは演説会に備えて厳重な監視体制がしかれるが、ひとりの女性が監視の目をかいくぐりホテルに入室。その女性は取り出した薬をのみこむ、その薬とは「NZT」だ。。。

抱えた買い物袋の中にはパーツごとに収められた銃の部品。それを組み立てた女性はホテルの窓からエディ・モーラの演説会場を狙う。

リミットレス 第12話

演説を行うモーラ自身もNZTを服用しており、遠くのホテルから銃口を向けられていることを光の反射から察する。
距離や風の向きから計算してかなりの手練でなければこの距離を撃つことはできない…そこから察するに、どうやらモーラの知り合いらしき女性・パイパーが狙撃手らしい。

モーラは照準に定められつつも、避けるべきか否かを検討、その結果急所を外して被弾し、それを選挙活動のネタにしようと一瞬で思いつく。
放たれた弾丸の弾道から少し外れて、弾はモーラの腕をかすめる。

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モーラ狙撃の話題で街は持ち切り。
ブライアンの耳にもそれは届いていた。さらにFBIにはモーラの部下であるサンズが現れ、ブライアンは目を丸くする。

モーラの警護役として件の狙撃で事情を話しに来たサンズ。ブライアンはサンズが、モーラとNZTの情報をバラすのでは…とヒヤヒヤするが、サンズはブライアンを無視してナズたちに状況報告してFBIを後にした。

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ブライアンはサンズの後を追う。
エレベーターの中で会話するふたり、サンズはモーラ狙撃の犯人がパイパー・ベアードという女性であることを掴んでいた。かつてはモーラの部下だったが袂を分かち今ではモーラにとって厄介な存在となっているらしい。

サンズはパイパーを追い詰める間、FBIに手出しさせないようブライアンに命を下す。
FBIの捜査を妨害することに躊躇するブライアンだが、パイパーがFBIに捕まりモーラの素性がバレればブライアンも抗副作用の薬が手に入らなくなるので死活問題。ブライアンは渋々その命令を受け入れる。

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ブライアンとスペルマンは狙撃が行われたホテルにやってくる。
するとホテルの部屋が見える別の建物から、レーザー照準器でブライアンに暗号を送ってくる人物が…(おそらくパイパー)。それによれば「サミー・デピエトロを捜せば私にたどり着く」と。

ブライアンは暗号の件はスペルマンには伝えずに、件のサミーという人物について調べる。

ブライアンはサミーを探す過程で、監視カメラに移ったパイパーの映像を消去する。サンズの命令とはいえ、レベッカたちを裏切るような気がして気が引けてしまうブライアンだが。。。

レベッカはエディ狙撃の距離が世界記録を上回る長距離であったことに着目、普通では成し得ないその犯行もNZTを服用していた人物ならありえるのでは、と考える。

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ブライアンが調べた限りではサミーは過去に殺害されていた。ブライアンはサミーが殺された件で何度も警察の聴取をうけた人物・通称「オペラのジョニー」を特定し接触する。

音楽好きのジョニーの趣味を突き止めたブライアン。ジョニーの家はFBIに盗聴されていたが、その記録のなかから、既に病気で亡くなったジョニーの妻が生前に歌を歌っていた録音を見つける。ジョニーにそれを渡して、サミーの事件の真相を聞き出そうとする。
今は亡き妻の肉声を聴くことが出来たジョニーはブライアンにクチを開く。

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ジョニーはサミーの死体を運んだという場所をブライアンに教える。
現在は倉庫になっているその現場にやってきたブライアン。どうやらそこがパイパーの根城らしい。そこにはブライアンの両親を盗撮した画像が並べられていた。

ブライアンは血相を変えて家に駆けつける。家に着くとブライアンの両親は見知らぬ女性と談笑していた。
女性は「ブライアンの彼女」だと名乗り家に潜り込んでいた。ブライアンも女性の言い分に話を合わせる。彼女がパイパー。

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パイパーは両親に危害を加えるつもりはない、と前置きしたうえで「モーラの駒がどんな人物か知りたかった」と語る。

両親と話し、ブライアンが愛されて育ったことを理解したパイパーは「愛されて育ったのだから正常な倫理観があるはず」「モーラには従うな」と警告する。
パイパーの話しによれば、モーラの副作用止めを開発したチームのひとりが彼女らしい。

モーラの人当たりにだまされて彼女は開発を手伝ったが、途中で離反した。その際にNZTを盗んだが、その報復にパイパーの当時の彼氏が殺された。

パイパーは副作用止めを複製して世に公表しようとしていた(おそらくモーラはそれを阻止したい)。彼女はブライアンに、一緒に協力してモーラを殺そう、と持ちかける。

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パイパーの話をきいたブライアンは判断がつかず、未だに躊躇していた。
サンズに要請し、モーラと直接会う機会を設ける。ブライアンはパイパーの恋人を殺したのか問うが、モーラはそれにはハッキリとは答えず、パイパーがウソつきだ、と話をはぐらかす。

サンズはブライアンに銃を渡し、パイパーを始末するように命をくだす。
こまったことにブライアン自身の副作用止めの効果も切れかけていて、ブライアンは断ることができなかった。。。

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FBIでは狙撃犯と見られる女性が逮捕、本人もモーラの狙撃を認めているという。
その女性の顔を見たブライアンは驚く、そこにいたのはパイパーではなくまったくの別人。名をブランディー・ジョー・ホーキンス

軍を除籍になり過激派組織に身をおいていた人物で、NZTを売人から買ったと証言していた。彼女はパイパーに目が向かないように、モーラが送り込んだ替え玉らしい。

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ブライアンは頭のなかで、エディを信じるべきかパイパーを信じるべきか葛藤していた。
頭のなかには自分の分身だけでなく、さまざまな人物が登場して彼の決断を急かす。さらに父親・デニスが頭のなかに登場し、感覚を信じろ、と諭す。

レベッカはホーキンスの証言の矛盾を発見、さらに彼女の負っていた借金が逮捕直前に完済されていたことから、彼女が犯人ではないと疑い始める。

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その夜、ブライアンはパイパーと密会。
パイパーはてっきりブライアンが協力してくれるものだと思っていたが、ブライアンの下した決断はエディ側についてパイパーを殺すこと。銃をもっているのを見ぬかれパイパーに逃走される。

地下鉄に逃げ込んだパイパーをブライアンは追い詰め取っ組み合いになる。
そこに電車が飛び込んでくる、ふたりとも瞬時にことの流れを理解し、パイパーは命乞いするが、ブライアンは彼女の声に耳をかさずパイパーを線路に突き落とし殺してしまう

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ついに人を殺してしまったブライアンは放心状態。
サンズはブライアンが殺した、という証拠をかったぱしから隠蔽。サンズは自身が最初に人を殺した時の憤りを語ってブライアンをなぐさめようとする。「過酷だがこれが洗礼だ」と告げその場を去る。

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翌朝、FBIに出社するとブライアンのオフィスにはエディの姿が。エディは変化を受け入れるように諭すが、ブライアンは「俺は俺だ」と伝えるが。。。

リミットレス 第12話

実のところ、ブライアンはパイパーを殺してはいなかった…!

エディのこともパイパーの事も殺すつもりはないブライアンは、パイパーと協力しパイパーの死をでっちあげた。
背格好の似た死体を調達し、以前とった杵柄、ハッキング技術(第10話参照)でパイパーの保存されていたDNA情報を書き換える。あとはふたりで迫真の演技をして監視していたサンズの目を欺いたのだ。

パイパーは尚ブライアンに協力を求めるが、両親が狙われる、と協力を拒む。
モーラを狙うことを辞めて自由に生きろ、とパイパーに助言。パイパーが生きていることがバレるとブライアンの身にも危険が及ぶため、パイパーはその足で国を出た。

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