CSチャンネル・スーパードラマTVで海外ドラマ LIMITLESS リミットレス 第19話 「波乱の予感」が放送されたのでレビューしてみます。ニューヨークに戻ってきたブライアンはナズの指示でより厳しい監視の目にさらされることになる。。。
前回のレビューはコチラ。
LIMITLESS リミットレス 第19話 「波乱の予感」あらすじ
原題は “A Dog’s Breakfast”
ニューヨークに帰ってきたブライアンは無断でロシアに姿をくらましたことをナズに釈明するが、ご立腹のナズは今までよりも厳しい雇用環境を課せる。
24時間監視がついたブライアンは居心地悪く感じていたが、唯一の救いはレベッカとのコンビが復活したことだった。
いっぽうでレベッカは、ブライアンには内密に、彼が以前にサンズと接触していた(第12話参照)映像を精査していた。
アイクとマイクは帰国して以来、ブライアンを監視し続けていたが今のところ怪しい動きはない。
ブライアンが、サンズもしくはモーラのスパイだとしたら、CJCの情報を外部に漏らしているかもしれない、と危惧していた。
ブライアン、レベッカ、ボイルは富豪の殺人事件の捜査にあたる。
被害者は腎臓を患っていたのだが、残された遺体からは腎臓が抜き取られていた。被害者の妻・ミランダによれば非正規のルートで移植手術を行った直後だったらしいのだが。。。
移植された臓器は、3Dプリンターで精巧に造形された人造臓器だったという。
開発中の試作品だったらしいのだが、レベッカは画期的なその技術を狙った「強盗」だったのでは?と考える。
ひとまず捜査を終えたブライアンは張り付いた監視に送迎されて帰路につくが、監視役が送り届けたのは家とは真逆の倉庫街。
車をおりるとそこにはサンズが待ち構えていた。
サンズは「状況が変わった」と前置きし「これからは暴力はナシだ」とブライアンに伝える。
翌日、3Dプリントした臓器を開発した企業・バイオマスにやってくるブライアンたち。
殺された被害者 ゴードン・ローパーは自身が患っていたことだけでなく、医療への投資をしたい、とバイオマスに投資をしていた。
「臓器移植」という失敗の許されない分野でのビジネスのため、ゴードンたちは秘密保持契約を結んだ上で海外で内密に移植実験を行っていたらしい。
ブライアンはその関係者のなかに情報が漏らした人間がいなかったかを調べる。
開発に関わった人物を調査しようと提案するブライアンだが、遺体からどの関係者とも一致しない第三者のDNAが検出される。
ブライアンは件の第三者 ロハン・クマールを特定し、彼の家に向かう。
しかしブライアンは「彼は容疑者ではない」と断定する。彼に面会し、シャツをめくらせると彼の体には大きな手術痕がみつかる。
クマールはゴードンに腎臓を提供した過去があった。そのため、ゴードンの遺体からは彼のDNAが検出されたのだった。
しかしゴードンの遺体に移植されたのは3Dプリントされた人造臓器だったはず…?
ブライアンは「バイオマスが人造臓器を移植した」という話事態がウソなのでは?と推測する。
実は、開発はそれほど進んでおらず人造臓器の移植を治験していると偽りながら、実際の臓器を密流し移植、技術完成までの時間稼ぎをしていたのだった。
ブライアンは、ナゾの数字の羅列だけが記されたメールを受信する。
何かの暗号か?と察したブライアンは自慢の頭脳で暗号を解き明かす。その数字がパイパーの電話番号暗号化したものだと突き止め、そこから「彼女がニューヨークに戻ってきている」と察する。
ブライアンは捜査中、レベッカの目を盗んで携帯電話を購入。CJCの監視の目をかいくぐりパイパーに連絡を取ろうとする。
電話に出たパイパーは「例のモノ(NZTの解毒剤)が完成した」と告げ、ブライアンと密会の約束をする。
バイオマスの担当者は逮捕され、臓器の移植は認めたが、ゴードンを殺してはいないと訴える。
臓器が摘出されていることから、犯人は医療知識がある人物だとふんだブライアンは、けが人をオトリにして医療従事者に近づき囮捜査をしようと考える。
そのためにはオトリとして「最低限の怪我」を負う人物が必要なのだが…CJCメンバーたちは当然断る。
するとブライアンのチーム(ブランタッチャブル/第9話参照)に参加している清掃係のスタブロスが、「俺は(障害で)足の感覚がないから」とオトリ役を買って出る。
無茶な計画をレベッカは止めるが、埒が明かないと判断したスタブロスは自らの足にカッターを突き刺し、計画を強行スタートさせる。
ブライアンは帰宅後、CJCの監視の目を誤魔化しパイパーに会いに行かなければならない。
ピザのデリバリーを頼んだブライアンは、自宅の玄関前で張り込みする監視役に睡眠薬入りのピザを食べさせる。
監視が眠った隙きに家を抜け出し、待ち合わせ場所にやってきたブライアンだが、パイパーの姿はまだなかった。
しかしいくら待ってもパイパーは現れず、現場では見覚えのある車が何度も通ることに気づいたブライアン。
何者かに尾行されていると危惧したブライアンはパイパーと会うことなく家に帰ることにする。
尾行していたのはマイクとアイク。ブライアンに気づかれたことをレベッカに報告し引き上げる。
家に戻ってきたブライアンだが、玄関前で寝ているはずの監視役の姿が消えていた。
家に入っても人の気配はなかったが、部屋のすみには血に汚れたパイパーのブレスレットが置かれていた。
サンズに密会がバレてパイパーが狙われたのかと憤るブライアン。
「モーラの指示だろう」と推測するが、サンズは「暴力はナシだ」と話したはず…頭をフル回転させ考えを巡らすブライアンだがNZTの効果がキレてしまう。。。
ブライアンは「パイパーがモーラに捕まったのだろう」と推測するが、監視役の男はそのまま戻ってこず、どうしていいかがわからない。
悩んだ挙句、ブライアンは監視役が消えたことをナズに報告する。
ボイルは、ブライアンの帰国以来、レベッカの様子がおかしいことに気づき始めていた。
ボイルがそのことを問い詰めてもレベッカは答えようとしない。
彼女が自分に隠し事をしていることに憤るボイルは、ケーシーの事件(第11話参照)の際にNZTを1錠拾ったことをレベッカに明かす。
ボイルは「お前の好きにしろ」とNZTをレベッカに渡す。
レベッカはボイルを巻き込みたくない旨を伝えるが、真実を知りたがるボイルに根負けしブライアンについて秘密裏に調査していることを明かした。
ボイルはナズに報告すべきだと進言するが。。。
いっぽうでスタブラスをオトリに使った捜査では、闇医者行為を働きスタブロスの治療で金を受け取った獣医を逮捕する。
調べるとこの獣医は何件もの違法な手術を請け負っていた。彼のPCの記録にはゴードンの妻・ミランダがかっている犬の治療記録が残されていた…。
ミランダはゴードンと離婚を考えていたが、彼が腎臓を患っていると知り、莫大な遺産を得るため今回の騒動を利用したのだった。
さらに飼い犬の胃の中からは、クマールからゴードンに移植された腎臓の肉片が検出される…。
証拠隠蔽をはかったミランダは、旦那の腎臓を犬に食べさせたのだった。。。
ブライアンは報道陣の前に現れたモーラに直談判しにやってくる。大勢の前で声をかけられたモーラは対応せざるを得ない。
ブライアンはパイパーを殺さず(第12話参照)解毒剤開発に手を貸したことを明かし謝罪する。
その上で「パイパーを殺さないでくれ」と懇願するが、モーラは「パイパーが生きていたことすら初耳」だと明かす。
ブライアンの部屋に置かれていたパイパーのブレスレットもサンズの独断だろうと語るモーラ。
モーラは「サンズが裏切りモーラの元を去った」ことを明かす。
モーラによれば、サンズはパイパーを捕らえ、モーラを裏切り、自分でNZTを量産しようとしているらしい。
そう語りながらも落ち着き払っているモーラに違和感を覚えるブライアンだが、モーラは「おれは大統領就任よりも先を見据えている」と意味深な言葉を残し去る。
去り際、ブライアンに予備のNZTを渡すモーラ。ブライアンは肩を落として帰路につく。
レベッカは、ブライアンがモーラの元に来ていたのを物陰からこっそり監視していた。。。
翌朝、ブライアンの元にやってきたレベッカは「モーラとの密会」目撃したことを明かし、ブライアンを逮捕しようとする。。。
客演
[actor][name]ジェレミー・S・ホルム[nname]([altname]Jeremy Holm[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm3124435/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/03/Limitless-Season-1-Episode-19-7-0178-680×382.jpg”][aactor]
監視役(作中ではミスター・Y)を演じていたのはジェレミー・S・ホルム。
本作では脇役ながらもドラマ「ハウス・オブ・カード」「ブラックリスト」「MR.ROBOT/ミスター・ロボット」などの人気作にも出演
今回も監視役で出演でしたが、多くの作品でボディガードの役を演じることが多いようです。(ボディーガード俳優?笑)
[actor][name]ムスト・ペリンコヴィッチ[nname]([altname]Musto Pelinkovicci[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm2764999/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/03/273dd0cf3d9643b2cb0f091c07746485.png”][aactor]
過去エピソードにも何度か登場しているスタブロスを演じていたのはムスト・ペリンコヴィッチ。
モンテネグロ出身の俳優さん。国内公開作品だと映画「ラブストーリーズ」シリーズや映画「ブレイブワン」などに出演しています。
感想&あとがき
[rating]
おお、ここに来ての新展開。
モーラが暗躍しているのかと思いきや、サンズが裏切って独断行動にでた…?!
ブライアンも不思議がっていたけど、モーラの余裕の表情のわけはなんだろう。
サンズごときに足元を救われることはないと思っているのか、それとも「サンズが裏切った」というのがブラフで、実はやはり全部モーラの差し金だとか…?
レベッカにもモーラとの関与がバレてしまい、ブライアンは窮地にたたされる。
嘘をつき続けてきた代償を払うことになるのだろうか。。。
それよりなにより、パイパーは無事なのか…?!
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