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【海外ドラマ】LIMITLESS リミットレス 第20話「レベッカの逆襲」レビュー

CSチャンネル・スーパードラマTVで海外ドラマ LIMITLESS リミットレス 第20話 「レベッカの逆襲」が放送されたのでレビューしてみます。レベッカはブライアンからNZTの秘密を聞かされる。さらに自分の父親を殺したのがサンズだと知り…。

前回のレビューはコチラ。

【海外ドラマ】LIMITLESS リミットレス 第19話「波乱の予感」レビュー

LIMITLESS リミットレス 第20話 「レベッカの逆襲」あらすじ

原題は “Hi, My Name Is Rebecca Harris…”

ブライアンの部屋にやってきたレベッカ、ブライアンがモーラと通じていたことを知った彼女はブライアンに手錠をかけて拘束する。

レベッカは全ての事情を知りたがるがブライアンには説明している時間がない。
サンズが今にもパイパーを殺してしまうかもしれないからだ。それでもブライアンの事情を察しようとはしないレベッカに、ブライアンは「サンズがレベッカの父親を殺した」と明かす。

しかしレベッカは、ブライアンが「動揺させて操ろうとしているのだ」と勘ぐる。

ブライアンはNZTを飲んでいることを明かし、かけられた手錠も難なく外してみせる。

レベッカは彼がモーラからNZTを支給されているのだと知り、憤慨。「真実をしるためなら」と、FBIから支給されたこの日の分のNZTを自ら服用してしまう。

NZTを飲んだレベッカはあらゆる感覚が研ぎ澄まされるのを実感する。
ブライアンはレベッカにNZTに関する事を語り始め、自身に「NZTへの免疫なんてない」と明かす。

さらにブライアンは「誰も傷つけていない」と語るが、レベッカはそれが嘘だと見抜く。
彼女もNZTを飲んで感覚が鋭敏になっている、と観念したブライアンは「レベッカのことは傷つけた(ウソをついていたことで)」と言い直す。

ブライアンの止むに止まれぬ事情を理解したレベッカは、NZTを飲んで冷静になったことも影響して、彼への憤りを沈める。

そのころ、サンズはモーラの部下達から人員を引き抜き、NZTを服用させた8人の仲間従えていた。
仲間の一人がパイパーの弟を見つけ出し、それを人質にパイパーに「解毒剤」を作らせようと強要する。

仲間たちはサンズが「ブライアンを殺さずに生かしておく」ことを不思議に思っていたが、サンズは「やつには借りがある」とだけ語る。

しかしその考えを「甘い」と指摘されたサンズは、「レベッカもろともブライアンを始末しろ」と命令を下してしまう。

「レベッカの父親を殺したのがサンズ」だということを知るに至った理由、ヒューストンの手帳(第16話参照)についても語るブライアン。手帳はブライアンが安全な場所に隠したが、レベッカはその場所を推測。

ブライアンが最近になって近所の公園をジョギングするようになったことから、公園の岩の下に隠したのだと言い当てる。
NZTで観察眼まで鋭さを増したレベッカに、ブライアンはちょっと不満そう。。。

手帳をみつけたレベッカは、手帳の中にヒューストン以外の人物の書き込みがあることに着目する。
ふたりは女性捜査官「AG」という人物について書き記していた。「AG」は何処かの政府機関からモーラによって引き抜かれた人物らしい。

レベッカは記憶の中から司法省の監察官 アメリア・グラッサーが莫大な額で引き抜きを受けたという過去の出来事を思い出す。
彼女のイニシャルがまさに「AG」だった。

ブライアンはアメリアの顔に見覚えがあった。
警察の逮捕者リストの中にその顔をみた記憶のあったブライアン、アメリアが麻薬所持の疑いでNY市警に逮捕されていたことを突き止める。

レベッカはNZTを飲んで以来、父親の幻覚が現れることを訝しむ。
ブライアン曰く、それはNZTを飲んでいろんな角度から物事を考察する上で必要なプロセスなのだろう、という。

アメリアの住まいにやってきたブライアンとレベッカ。

アメリアはNZTを売りさばいていた売人達と当時の服用者を捕らえるため、モーラに雇われていたらしい。
その後、ヒューストンとホークスという男が彼女の元を訪ねた。

アメリアは探し出したNZTの売人たちがモーラによって始末されていることに気づき、その仕事を辞したが、副作用止めの注射がきれて苦痛に襲われ、それを和らげるため麻薬に手を出したのだという。

アメリアは辞職したあとにホークスの後を追い、彼の捨てた煙草の吸殻を拾って保管していた。
未だDNA検査はしていなかったが、そこから何かわかるかもしれないとレベッカに吸い殻を預ける。

 

いっぽうでサンズの部下はレベッカとブライアンの後を追い、アメリアの住まいを狙える場所までやってくる。
銃を構えてサンズの指示を待つ。

サンズは悩んだ挙句、ブライアンに「息子を助けてもらった借りを返す」「伏せろ」とだけメールを送る。

ブライアンはとっさに伏せ、同時にサンズの部下が発砲。レベッカは被弾して倒れてしまう。

撃たれながらもレベッカは、狙撃手がブライアンのことも狙っていることに感づく。
負傷しながらも銃を取り出し、正確に狙撃手の頭を撃ち抜いたレベッカ。

レベッカは痛みに悶えるが、そこに父親の幻覚が現れる。
父親はやさしく「痛みの神経を遮断しろ」と教授、NZTを飲んでいるレベッカには容易いことだった。
痛みが消えて父親に感謝するレベッカ。

ブライアンはレベッカを起こし、ブライアンによって傷口を縫合してもらう。

レベッカは秘密裏にホークスの吸い殻をDNA検査に出すが、該当者は見つからなかった。

レベッカは検査で資料化されたDNAデータの中からホークスの外見を特定するに至る遺伝情報を自力で探し出そうと考える。ブライアンに追加のNZTを支給し、協力させるレベッカ。

DNAの塩基配列の情報をひたすら検証したふたりは、ホークスの外見がフィンランド系・身長183cmであることをつきとめる。

ブライアンはこのデータを元にクラフト社のクエンティン(第10話参照)に依頼し、「3Dプリンターでホークスの模型を作ろう」と提案する。
が、レベッカはクエンティンの誘いに乗ってデートした挙句、最悪な一夜を過ごしたことから彼には会いづらい、と明かす。

代わりに、CJCのオタク捜査員でブランタッチャブルのメンバー・ジェームスに依頼しホークスのCG画像を作ってもらう。

ナズはレベッカの様子がおかしいことに気づくが、ブライアンがフォローし誤魔化す。

ふたりはCGのデータから、その人物に似通った人物が済むエリアへとやってくる。
彼が住んでいるらしい豪邸にやってくるがそこで件の人物・ホークスが死んでいるのを発見してしまう。

検視官は心臓発作と診断するが、レベッカは彼の腕に僅かな注射の痕跡があることを見逃さなかった。
サンズの手の者によって殺されたのだろうと推測する。

残る手がかりは昏睡状態のヒューストンだけなのだが。。。

レベッカとブライアンは病床のヒューストンのもとにやってくる。
すると彼が「手帳」という言葉に呼応するように心拍が変動したり、眼球を動かしたりしていることに気づく。彼が話を聴き理解していると察するブライアン。

脳波計があれば意思疎通が可能だと、考えたふたりは即席で脳波計を作り上げてしまう。

脳波計を作動させるとヒューストンの脳波は、しっかりと意思疎通しているらしい反応を示す。

そのころ、ナズはレベッカがコソコソ動いていることを危惧。
様子のおかしさから「彼女がNZTを飲んでいる」と確信していた。そのことをボイルに相談するが、さすがのボイルも「そんなことはありえない」と否定する。

ヒューストンはサンズが人殺しを指示したことも告白し、ふたりはコレを法廷に持ち込めばサンズを追い込める、と考える。

レベッカの部屋に戻ってきたふたり。
レベッカはサンズを誘い出すため「サンズの息子・ヘンリー」を利用しようと言い出す。
ブライアンは子供を人質に取るような真似はできないと反論するが、他に手はないと諭されたブライアンはレベッカにヘンリーの居場所をおしえる。

が、レベッカの部屋にはサンズが取り付けた隠しカメラが残ったままだった。。。

監視カメラを見て焦ったサンズはヘンリーの元へ向かう。
が、そこで彼を待ち構えていたのはボイル率いるCJCのチームだった。サンズは逮捕される。

実のところ、レベッカはNZTを飲んだことでサンズの隠しカメラに気づいていた。
監視されていることを逆に利用したレベッカはまんまとサンズを誘い出すことに成功し、人質を取らずしてサンズを捕まえることに成功する。

サンズはシラばっくれるが、ブライアンはヒューストンから自白を引き出したことを明かす。
自分の父親のことを尋ねるレベッカだが、サンズは仮定の話だと前置きした上で「レベッカの父親が、NZTの可能性に気づき、服用者から売人に鞍替えしようとして殺されたのだ」と嘲笑ぎみに伝える。

「地獄に落ちろ」と言い残しレベッカは尋問室を去る。

ブライアンはレベッカの心情を察して励ましの声を欠ける。
レベッカは一応の答えにたどり着いたことでブライアンの裏切りにも落とし所を見出そうとしていた。

が、そこで気づく。
ブライアンはモーラやサンズを裏切ったことで、もう副作用止めの注射を手に入れることができない。
つまりNZTを服用してCJCに協力することもできなくなった。レベッカは、ブライアンが父親を探すために全てを犠牲にしてくれたことに感激。同時にパイパーを探すべきだったのに…、と後悔もみせる。

ブライアンが去るとレベッカの前には父親の幻覚が現れる。
「(ブライアンは)良い奴だ。好きになるのもわかる」と語りだし、レベッカが父親のことで自身を責める必要はない、と諭す。

レベッカが問いかけようとしたところで、NZTの効果は切れ幻覚も姿を消してしまった。。。

翌朝、ブライアンのデスクからは彼のネームプレートがはずされゴミ箱に捨てられる。
清掃員のスタブロスは、それを拾い上げると微笑んで清掃カートの正面にネームプレートを飾るのだった。。。

客演

[actor][name]シャーリー・ロエカ[nname]([altname]Shirley Roeca[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm1176455/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/04/Amelia_Glasser-680×382.jpg”][aactor]

アメリアを演じていたのはシャーリー・ロエカ

近年だとドラマ「オレンジイズニューブラック」「ブラックリスト」「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」などに客演。映画作品だと「お家をさがそう」「エクスポーズ 暗闇の迷宮」などに出演。

余談だけど、写真がひどい。苦笑↑

[actor][name]マレー・バートレット[nname]([altname]Murray Bartlett[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0058864/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/04/Young_Conrad_Harris-680×382.jpg”][aactor]

レベッカの父親を演じていたのはマレー・バートレット

オーストラリアの俳優さん。LGBTモチーフで話題となったドラマ「ルッキング」シリーズやマーベルの新作ドラマ「アイアンフィスト」などに出演しています。

感想&あとがき

[rating]

レベッカがNZT飲んだらブライアンより優秀だな〜。笑
意識するだけで痛みを止めたり、DNA情報を見ただけで外見を予想できたり、あらためてチート設定すぎるわ。。。苦笑

ブライアンはレベッカに協力する代償にNZTを服用する生活を失ってしまった。
けれど、そのおかげで失ったレベッカの信頼を取り戻すことはできたわけだし、ブライアンにとってはそれも良かったのか…?

それよりもレベッカの頭のなかに現れた、父親の幻覚が「レベッカはブライアンのことが好き」っていうセリフ。
これって人としての「好き」なのか、それとも男女の意味の「好き」なのか…?残すところあと2話で恋愛展開とか…まさかないよね。。。

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