CSチャンネル・スーパードラマTVで海外ドラマ LIMITLESS リミットレス 第21話 「顔のない軍団」が放送されたのでレビューしてみます。FBIをやめたブライアンは平凡な日常にもどるのだが。。。
前回のレビューはコチラ。
LIMITLESS リミットレス 第21話 「顔のない軍団」あらすじ
原題は “Finale: Part One!”
ブライアンがFBIを去って4週間。
ブライアンはサンズに捕らえられたパイパーの消息を未だに追っていた。
サンズ自身は勾留され黙秘を続けており、正体不明のサンズの仲間(ブライアン曰く「顔のない軍団」)の足取りもつかめない。
ブライアンはパイパーを取り戻すべく、兄妹に相談をもちかけるが、NZTのないブライアンにいい案がうかぶわけもなく。。。
実家にもどったブライアンはアルバイトをしながら冴えない生活に逆戻り。
ブライアンはレベッカに捜査の資料を託し、パイパーの捜索を依頼する。
そのころ巷ではNZTが裏ルートから流出しはじめる。
服用者たちによる凶悪犯罪が多発し、一般のメディアでもNZTの存在が報道されるようになっていた。
NZTの氾濫にあたって、麻薬取締局(DEA)から派遣されてきたブリュースターと組んで捜査することになったレベッカ。
レベッカはNZT流通にモーラとサンズが関わっていることを明かす。
が、ブリュースターは現職議員のモーラが犯罪に関わっているとは信じられず懐疑的。
逮捕されたNZT使用者たちを尋問するレベッカは、NZTが巷で「アポクリフォン」と呼ばれていることに着目する。
ブリュースターは数日の間に薬理学者が次々と殺されているという情報を入手、NZTの開発者を探している もしくは、開発できるライバルを殺して回っている「連続殺人」だと推察する。
ブライアンのアルバイト先の同僚はNZTの報道をみて、自分も「薬が欲しい」と談笑する。
ブライアンはNZTについて知らないふりを決め込む。
NZT被害は加速の一途を辿り、父親のデニスは「ブライアンが巻き込まれなくてよかった」と安堵する。
しかしパイパーが依然みつからないままのブライアンは、デニスと同じようには考えられなかった。
するとそこへレベッカがやってくる。
レベッカはブライアンが過去に書き残していた「アポクリフォン」というメモを発見、聴取で聴いた単語と同じだったことから、それが何を意味するものなのか訪ねにやってきた。
しかしNZTが切れているブライアンにはもはやそれが何だったのか思い出せない。
ブライアンは「NZTなしの自分は役立たずだ」と卑下。
さらにパイパー捜索も進んでいないことからレベッカに悪態をついてしまう。。。
NZTがどうしても必要だと感じたブライアンは、売人に接触を図る。
売人と服用者が集まるパーティに潜入したブライアンはそこで女性の売人からNZTを2錠売ってもらう。
副作用止めの効果がきれていたら…と怖くなるブライアンだが、NZTを飲み込むとその恐怖も消える。
ふたたびNZTモードになったブライアンは「アポクリフォン」について思い出そうと思考をめぐらす。
「アポクリフォン」は恐らく人の名前、モーラに雇われていた誰かの名前だと思い出す。その人物がサンズと手を組み巷にNZTをばらまいたのだ。
アポクリフォンが誰かがわかれば、パイパーにたどり着くと考えたブライアン。
ブライアンは売人からNZTの入手先を教えてもらい、さらにその人物の入手ルートをたどる。
そんな調子で大本の入手先をつきとめたブライアン。
ブライアンは大量のNZTと売人たちの情報網を入手することに成功した。
拘留中のサンズはレベッカを呼びつける。
自身も想定していなかったNZTの流通で、サンズは見の危険を感じ始めていた。裏切ったモーラの手下はそこらじゅうに潜伏しており、拘置所にもその手は及んでいるのだという。
サンズは安全な移送と引き換えに、NZTの生成には「神経を増強させる特殊な化合物が必要」だと明かし、それを大量に購入した人物がNZTを生成氾濫させている犯人だ、と告げる。
その情報から数人の薬理学者を絞りだしたCJC。
そこでCJCのオフィスにはブライアンが訪ねてくる。
ブライアンは街でNZTを入手し服用、「アポクリフォン」につながる手がかりを見つけたことをレベッカに伝える。
それによれば「アポクリフォン」はある薬局に務める薬剤師を指しているらしい。しかしCJCが絞り込んだ人物の中にはその人物は含まれていなかった。
ブライアンはなにか関係があるはずだと訴え、レベッカと合同で捜査することを提案するが、レベッカはブライアンが街で流れている粗悪なNZTを服用したことを心配する。
そこへブリュースターがやってきて、「ブライアンも捜査に加わるのか?」と訪ねるがレベッカは無言。
案に協力を断られたと感じたブライアンはふてくされてCJCを後にする。
ブライアンは独断で、突き止めた薬局にやってくる。
そこにいたのは件の人物 クレイ・ミークス。ブライアンが既に事の真相に気づいているのだと察知したミークスは、自身がNZTを大量生産したことを明かす。
ミークスは過去にサンズたちに雇われて生成していたが、現在は個人で動いているらしい。
ブライアンがパイパーの消息を訪ねるとミークスは何かを知っている様子。
しかしそれには答えないままミークスは逃げてしまう。
CJCは特定した人物たちを操作していたが、そこでレベッカのもとにブライアンから電話がかかってくる。
ブライアンは「アポクリフォン」を見つけたと連絡。
CJCが追っている人物は見当違いだ、と忠告するがレベッカはその話を聞かない。
しかしCJCが突入捜査を開始すると、サンズの部下だったアントワン・ジャコビが発見され、彼はNZTを生産していたことも自白する。
後にブライアンはその話を聴き、不思議がる。
ジャコビの証言からサンズと組んでいた人物たち「顔のない軍団」の面々は逮捕された。
ミークスは無関係だったのでは?と諭すレベッカだが、ブライアンはその疑いを払拭できない。
「(NZTを飲んでいるのに)自分が間違ったのか?」と憤るブライアン。レベッカは「巷で出回っているNZTは成分が違うのかも」とはげます。
サンズは自分の仲間たちが全員逮捕されたことを知らされる。
手詰まりになったサンズは「パイパーの居場所」と「モーラの悪事を証言」することと引き換えに司法取引を申し出る。
デニスは自身のツテを頼りにパイパーについての情報をさぐってもらっていたが、有力な情報をえられなかった。
さらにそこまでの悪党につかまってしまったパイパーは「既に亡くなっているだろう」と諭されてしまう。
デニスはブライアンに手を引くように諭すが、ブライアンは落胆する。
いっぽうでブライアンは、サンズの仲間たちがいとも簡単に全員捕まってしまったことに疑問を感じていた。
彼らもNZTを飲んでいたはずなのに、なぜそうも簡単に…?
サンズの証言を得たナズはCJC総出でモーラの拘束へ向かう。
使用機で移動しようとしていたモーラを急襲し拘束しようとしたナズたちだが、モーラは急遽予定を変更し飛行機ではなく車を使って別ルートで移動。その場にはいなかった。
肩透かしを食らうCJC。
そこへブライアンが車を走らせてやってくる。ブライアンは「クレイ・ミークスがサンズの要請でNZTをばらまいた」「ジャコビはオトリ」「DEAとCJCが手を組むように仕向けたのは、CJCにスパイを送り込むため」だと持論を明かす。
さらに「顔のない軍団」だとおもい逮捕した人物たちも、実はサンズの仲間ではなくモーラの部下。
モーラの部下はNZTを服用していないため、あっさりと逮捕することができたのだった。
そのころブリュースターはDEA捜査官の権限を使い拘置所へ潜入、サンズを脱獄させる。
さらにサンズは、捕まえさせたモーラの部下たちの護送車に細工し爆破、全員を殺して口封じしてしまうのだった。。。