CSチャンネル・スーパードラマTVで海外ドラマ LIMITLESS リミットレス 第22話 「フィナーレ!」が放送されたのでレビューしてみます。ついに最終回!ブライアンはサンズを倒しパイパーを救い出すことができるのか…?!
前回のレビューはコチラ。
LIMITLESS リミットレス 第22話 「フィナーレ!」あらすじ
原題は “Finale: Part Two!!”
サンズとブリュースターによって誤認逮捕されたモーラの部下たちは全員殺されてしまった。
しかも当のモーラ自身も行方が知れないという。
ブライアンはふたたびCJCに合流し捜査に協力する。
サンズが率いる「悪の軍団」は元々モーラの下で働いていた、雇われの身分。
彼らには大きなことを成しとげるための資金力がない、と推察したブライアンは彼らが資金調達に動くはずと睨んだ。
ブライアンは捜査にあたってNZTを支給するようナズに要請。
レベッカは、ブライアンの体内に残った副作用止めの効果が切れてしまえばNZTによって死んでしまうかもしれない、と忠告するが、パイパーを探すために意を決したブライアンには説得も意味がない。
ナズは仕方なくブライアンにNZTを支給する。
捜査を始めたブライアンだが、いっこうに手がかりはつかめない。
悩むブライアンの前に、パイパーの幻覚が現れる。
幻覚のパイパーは、「自分は既に死んでいる」「NZTを飲んで命をかけてまで自分を探す必要はない」と諭す。それでも諦めたくないブライアンだが、鬼気迫る表情のパイパーに「もう探さないで」と叫ばれ、気圧されてしまう。
ブライアンは殺されたモーラの部下たちの携帯から、ミークスの連絡先を入手する。
ミークス本人は依然見つからないままだが、彼の里親をしていたという人物 メアリー・ウーを特定する。
メアリーの家を張り込むレベッカとブライアン。
レベッカはブライアンに副作用の症状・幻覚が出始めていることに感づいていた。
ブライアンはそれでも「サンズを見つけパイパーを助けるまではNZTを飲み続ける」と豪語する。
メアリー・ウーが現れレベッカたちは事情を聞こうとするが、時を同じくして彼女の家からミークスが逃げ出すところを目撃する。
ミークスは建物の屋上づたいに逃亡を図るがレベッカやボイルたちに囲まれ拘束される。
そのころブライアンには幻聴の症状まで現れ始めていた。。。
ミークスはサンズとの関わりを問われ、「ジャン・ピエール・モルノー」という人物の名をあげる。
ブライアンは記憶を辿り、モルノーという人物がカナダの外務担当大臣であることを思い出す。
サンズ率いる「顔のない軍団」のひとりにカナダの要人がいるのか?と驚くレベッカ。
ちょうど時を同じくしてモルノーは国連会議出席のためニューヨークを訪れているところだった。
ブライアンは彼を直接訪ねてみよう、とモルノーの宿泊先にやってくる。
しかし、件の宿泊先にやってくると警察と人だかりができていた。
モルノーはホテルの窓から転落し車の上に落ちて死んでしまったところだったのだ。。。
警察はモルノーは自殺だと断定するが、ブライアンは彼の宿泊していた部屋の様子から「モルノーは何者かによって殺された」と推察する。
モルノーは「顔のない軍団」のいち員ではなく、彼らに狙われる標的だったのだろう、と。
ブライアンは実家を訪れデニスと話をする。
デニスは「パイパーは既に死んでいる」と諭したが、ブライアンは「そうだとしても自分の目で確かめたい」とデニスを説得する。
副作用で体調を崩しつつも、パイパーのために手をつくしたいのだと語る。
デニスは理解を示しつつ「無茶はするな、無事に戻ってこい」とブライアンに告げる。
ブライアンは副作用をおしつつも、レベッカの目を盗んで追加のNZTを飲む。
ブライアンは情報を精査し、モルノーがカナダとグリーンランドによる物流ルートの権利問題に着目。
モルノーはカナダの代表として件の問題の話し合いにやってきていたが、彼が死んだことで件の問題は双方で物流ルートを共有する、という和解案で合意に至る予定。
これを「顔のない軍団」が利用しようとしているのでは?と考え至るのだが、その理由は未だ不明のまま。
ブライアントレベッカは国連本部へ事情聴取にやってくる。
が、次の瞬間ブライアンはCJCのオフィスにいた。
レベッカと国連本部にいったはずの3時間の記憶がすっぽりと抜け落ちているらしい。副作用の症状が悪化しているのだと危惧するレベッカ。
新たな物流ルートが誕生すれば世界中の市場に影響が出る。
そこから株価市場に注視していたCJC、物流企業の株価が値上がりするのかと予測していたが、実際はそれと真逆で謎のペーパーカンパニーによってあらゆる物流企業の株が空売りされていた。
しかし、それでは「サンズたちが資金調達するだろう」という推測とは真逆の事態。
何が起きているのかブライアンにもさっぱりだ。
ブライアンは翌日も追加でNZTを服用する。
ブライアンは、物流ルート協定が成立すると見越し市場を拡大させ、協定締結ぎりぎりでサンズがそれを破断にさせ、株価バブルを崩壊させて儲けようとしているのだ、と考えた。
モルノーが死に、次はグリーンランド側の代表 アンドリュー・イノウエを殺してしまえば協定はご破産になる。
つまりサンズたちが次はアンドリューを狙うだろう、と推測した。
レベッカとボイル、ブライアンはアンドリューの元を訪れ、事情を説明、彼を保護しようとする。
が、ブライアンは現場にいたアンドリューの護衛の様子がおかしいことに気づく。
NZTの効果で、彼の心拍や発汗から彼が何かを企てようとしてる=彼こそがアンドリューを暗殺しようとしている、と察したブライアンは警告しようとするのだが、時既に遅し。
護衛のゴードン・クッカーは銃を取り出しアンドリューを射殺してしまった。
ブライアンはクッカーの娘・アメリアがサンズに囚われアンドリュー暗殺を強いられたのだと見抜く。
ブライアンはクッカーからサンズについての情報を聞き出すため、彼にNZTを飲ませる。
感覚が敏捷になったクッカーはサンズと会った際の鮮明な記憶を思い出し、彼の衣類に付着していた花粉からその種類と自生地域を特定。
さらにその自生地域付近に化学薬品工場が1件あることまで特定する。
おそらくはそこがサンズたちの隠れ家なのだ。
CJCは薬品工場を急襲する。
NZTの生成ラボを発見したボイルとレベッカだが、サンズの部下たちと銃撃戦になってしまう。
レベッカはサンズを追い、ボイルはパイパーを探す。
ブライアンの副作用の症状は悪化するばかりだったが、ただ待機しているわけにはいかない、とブライアンは独断でパイパーを探しに工場へと入る。
パイパーの監禁場所を発見したブライアンだが、彼女の姿は既にそこにはなかった。。。
レベッカはサンズを追い詰めるが、サンズは抵抗しようとし、レベッカが射殺する。
「顔のない軍団」を壊滅させることには成功したが、パイパーを救い出すことはできず「彼女は既に始末されてしまったのだ」とブライアンは肩を落とす。
レベッカはブライアンの身体を心配し「コレ以上のNZT服用は辞めて」と諭す。
ブライアンはCJCのはからいで離脱治療の施設に入院する手配を受ける。
レベッカは別れ際、ブライアンのことを褒め「あなたはヒーローよ」となぐさめる。
お互いに感謝の意を伝えると、ブライアンは実家にもどっていく。
失意のブライアンだが、家に入ると家族の笑い声が聞こえてくる。
まさかとキッチンに向かったブライアン、彼の目に飛び込んできたのはデニスと談笑するパイパーの姿だった。
パイパーは解毒剤を完全には完成させず、時間を稼ぐことで生きながらえていた。
そしてCJCが工場を急襲した混乱に乗じて、作りかけの解毒剤をもって工場から逃げ出したのだという。
パイパーは持ち出した解毒剤を完成させ、効果が永続するように改良していた。
それをブライアンに投与すると、ブライアンの副作用の症状はおさまる。
解毒剤を完成させたパイパーだが政府に拘束されたくない彼女は、ブライアンに解毒剤を投与した後、彼の元を去る。
モーラは未だ行方が知れず、巷には粗悪なNZT販売業者が野放しの状態。
彼らを捕まえるために、NZTの副作用を完全に克服できるようになったブライアンは改めてCJCに配属され特捜班に任命されるのだった。。。