12月16日に公開になったスターウォーズシリーズの最新作「 ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー 」を観てきたので感想がてらレビュー。
公開日前から予告動画で気になっていましたが、表題にもなっている「ローグワン」の意味とは…?
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー とは
スターウォーズ・シリーズ最新作。
旧三部作のエピソード4と2005年に公開された新三部作「エピソード3/シスの復讐」の間の時系列を補完するスピンオフ作品。エピソード4でレイア姫が帝国軍の兵器・デススターを打倒するためデススターの設計図を手に入れるに至った経緯が本作で描かれています。
エピソード1〜3が「帝国時代」への前日譚、エピソード4〜6が帝国制が崩壊する経緯をたどった作品であり、その中間地点に位置づけられた本作は、映画作品としてはいまのところ唯一の「帝国支配時代」の只中を描いた作品ということでしょうか。
監督はハリウッド版「GODZILLA」などで知られるギャレス・エドワーズ。(前作「スターウォーズ/フォースの覚醒」のJ・J・エイブラムスは外されちゃったんですね…)
ジョージ・ルーカスのアイデアから誕生した、初めて描かれるキャラクターたちによる、新たな世界を描いたもうひとつの「スター・ウォーズ」。
SWシリーズで最初に公開された「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」でレイア姫がR2-D2に託した、帝国軍の宇宙要塞“デス・スター”の設計図。反乱軍はいかにして、この究極兵器の設計図を帝国軍から盗み出したのか?
初めて描かれるキャラクターたちが繰り広げる新たな物語によって、スター・ウォーズの世界はさらにドラマティックに進化する!
監督は、圧倒的なスケールでリブートさせた「GODZILLA ゴジラ」で、世界中の映画ファンから賞賛を集めたギャレス・エドワーズ。そして、「博士と彼女のセオリー」でアカデミー賞®主演女優賞にノミネートされたフェリシティ・ジョーンズを筆頭に、演技力の優れた国際色豊かな豪華俳優たちの競演とともに、SWシリーズの中で最も高い人気を誇るダース・ベイダーの登場にも大きな注目が集まっている。
監督:ギャレス・エドワーズ 1975年イギリス生まれ。『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(77)とスティーブン・スピルバーグの『未知との遭遇』(77)に出会い、映画監督を目指すようになる。 長編監督デビュー作は『モンスターズ/地球外生命体』(10)。ハリウッドリメイク版『GODZILLA ゴジラ』(14)にて、全米で2億ドル、ワールドワイドで5億3000万ドルを弾き出す大ヒット。
製作:キャスリーン・ケネディ
原案/製作総指揮/ビジュアル・エフェクト・スーパーバイザー:ジョン・ノール
脚本:クリス・ワイツ
制作総指揮:ジェイソン・マクガトリン
登場人物
ジン・アーソ
本作の主人公。
有名な科学者ゲイレン・アーソの娘だが、わけあって家族とは離れ離れとなり、幼いころからひとりで生きてきた女性戦士。反乱同盟軍の求める戦闘スキルと銀河系裏社会に精通する無法者。
反乱同盟軍の指導者モン・モスマ議員からのある指令を発端に<ローグ・ワン>のメンバーに加わり、デス・スター設計図の強奪に挑むが……。
演じるのは[actor][name]フェリシティ・ジョーンズ[nname]([altname]Felicity Jones[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0428065/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/12/2200_jyn_erso_main.jpg”][aactor]。
イギリスの女優さん。映画「アメイジング・スパイダーマン2」や現在公開中の「インフェルノ」などにも出演中。
キャシアン・アンドー
反乱軍の一員。
反乱軍の情報将校。共和国の再建のため反乱軍に参加。”やんちゃ”なジンの監視役として、行動をともにする。冷静沈着かつ厳格、規則を守ることに重きを置くタイプ。現実的で実戦経験も豊富な彼がもつ最強の武器は情報。巧みに使い分けながら、常に最も有効な戦術を探っている。再プログラミングしたドロイド、K-2SOとは強い絆で結ばれている。
演じるのは[actor][name]ディエゴ・ルナ[nname]([altname]Diego Luna[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0526019/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/12/2201_cassian_andor_main.jpg”][aactor]。
メキシコの俳優さん。映画「ターミナル」「エリジウム」などに出演。
K-2SO
ジンたちに同行する警備ドロイド。
もともとは帝国軍が開発したエンフォーサー・ドロイド(監視用ロボット)だったが、キャシアンがそのデータを消去。反乱軍用に再プログラムした。性格は自信家で独善的。ひと言多い。過去にとある”過ち”をおかしている。
吹き替え版の声優を担当しているのは野中秀哲。
チアルート・イムウェ
小さな砂漠の衛星ジェダ出身。
スピリチュアルな僧侶とも言われる。美しいブルーの瞳は何も見ることが出来ないが、それを強靭な精神力でカバー。盲目とは思えない滑らかな動きと確かな攻撃力を体得、そのワザで敵を一網打尽にする。この時代には滅びてしまったジェダイの存在とフォース、思想を信じている。ベイズ・マルバスと常に行動をともにしている。
演じるのは[actor][name]ドニー・イェン[nname]([altname]Donnie Yen[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0947447/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/12/2202_chirrut_imwe_main.jpg”][aactor]。
香港出身のアクション俳優さん。90年だいから中国映画などに多く出演。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズなどは日本でも有名かな?その他に「HERO」「ブレイド2」などアメリカ映画にも出演。もともと武闘家の家系の出らしく、それも納得の殺陣を披露しています。
ベイズ・マルバス
小さな砂漠の衛星ジェダ出身。
重そうな赤い甲冑を着け、背中に抱えた巨大な銃”ブラスター”で敵と戦う。フォースの存在を疑いながらも、相棒・チアルートに対する友情は非常にあつく、彼のためなら命を差し出すこともいとわない。
演じるのは[actor][name]チアン・ウェン[nname]([altname]姜文[aaltname][altname]Wen Jiang[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0422638/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/12/2203_baze_malbus_main.jpg”][aactor]。
容姿からは黒人系の人種を彷彿とさせたのですが、どうやら中国人の俳優さんらしいです。俳優のほかに監督としても活動されているらしいですが、個人的には出演作を見た記憶がないです…。
ボーディー・ルック
小さな砂漠の衛星ジェダ出身。
生計を立てるため帝国軍の貨物船で働いていたが、彼らのやり方に疑問を覚え、反乱軍のパイロットとなる。その操縦テクニックは反乱軍のトップレベルを誇り、とりわけ貨物船の操縦に長けていると言われている。短気で怒りっぽく、扱いにくい性格だが、一旦操縦桿を握ると最強のヒーローに変身。
演じているのは[actor][name]リズ・アーメッド[nname]([altname]Riz Ahmed[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm1981893/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/12/2204_bodhi_rook_main.jpg”][aactor]。
パキスタン系のイギリス人俳優さん。ラッパーとしてミュージシャン活動もしているそう。先日まで公開されていた新作映画「ジェイソン・ボーン」にも出演。
ソウ・ゲレラ
ジャングルの惑星オンダロン出身の反乱軍の戦士。
クローン大戦中にオンダロン反乱軍の兵士として活躍。帝国軍の圧政のなかでパルチザンと呼ばれる抵抗勢力を率い権力に対抗した。その戦いぶりは過激で向こう見ず。テロリストを上回るほど危険だったことから、敵はもちろん、味方からも悪評が立ち、一部の反乱軍指導者たちから煙たがられる一面も。
演じるのは[actor][name]フォレスト・ウィテカー[nname]([altname]Forest Whitaker[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0001845/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/12/2206_saw_gerrera_main_02.jpg”][aactor]。
古くは映画「プラトーン」「スピーシーズ」、近年では「かいじゅうたちのいるところ」などに出演。海外ドラマ「クリミナル・マインド」のスピンオフ「クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル」ではレギュラー出演。
オーソン・クレニック
帝国軍の高階級将校。デス・トルーパー部隊を率いて反乱軍の殲滅に奔走する。残酷で野心が強く、忠誠心は薄い。トレードマークは真っ白な軍服で、同じ色の長いケープもまとっている。
吹き替え版では三上哲が声優を担当しているのですが、氏の声が若すぎて見た目の年齢にあってないように見えました。
演じるのは[actor][name]ベン・メンデルソーン[nname]([altname]Ben Mendelsohn[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0578853/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/12/2207_orson_krennic_main_02.jpg”][aactor]。
オーストラリアの俳優さん。近年の作品だと「ダークナイト ライジング」などに出演。
ゲイレン・アーソ
ジン・アーソの父で、宇宙や科学に関する深い知識を持つ科学者。帝国軍も反乱軍も彼を追っている。
演じるのは[actor][name]マッツ・ミケルセン[nname]([altname]Mads Mikkelsen[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0586568/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/12/2211_galen_erso_main.jpg”][aactor]。
映画「タイタンの戦い」やドラマ版「ハンニバル」に出演、来年公開のマーベル映画「ドクター・ストレンジ」にも出演予定。
あらすじ
帝国軍の技術者 ゲイレン・アーソは妻のライラ、娘のジンを連れて帝国から逃げ出し僻地の星で暮らしていた。
が、帝国のクレニック長官は兵器開発のためにゲイレンを追う。彼の住処を見つけたクレニックはライラを殺し、ゲイレンを帝国に連れ戻そうとする。娘のジンをなんとか逃したゲイレン、反乱軍の猛者 ソウ・ゲレラはジンを保護し彼女を反乱軍の女兵士として育てるが…。
時は経ち、ジンは帝国の捕虜として捕まっていた。
反乱軍の一員 キャシアン・アンドーとドロイドのK-2SOらは、捕虜になったジンを救い出し、反乱軍のアジトへ連れ帰る。
ジンはなぜ自分を救いだしたのかを不思議に思う。反乱軍の指揮官は彼女がかつてソウ・ゲレラの元に従事していたことをあげ、ゲレラと連絡を取りたがっていた。反乱軍の中でも一際攻撃思想の強いゲレラはその他の反乱勢力と袂を分かっていたが、帝国軍への対抗のため再び結託を望んでいたのだった。
ジンはゲレラとの仲介を承諾する代わりに自身の自由を要求、キャシアンとK-2SOと供に惑星ジェダへ向かう。
その頃、ゲイレンの使いで帝国から離反した一人のパイロット ボーディー・ルックはジェダのゲレラに拘束されていた。ゲレラは彼に情報を吐かせようと尋問を繰り返していた。
ジェダについたジンたちはゲレラの居場所をさぐるため首都で情報を集めていた。
ジンは街の片隅で、フォースの信奉者である僧侶 チアルート・イムウェ、兵士 ベイズ・マルバスと出会う。チアルートの言葉に何かを感じつつも、キャシアンに急き立てられゲレラ探しに戻るジン。情報収集する中で、首都が急襲されるらしい情報を得たキャシアン。
彼らの目の前で帝国軍の貨物輸送者が襲われる。
闘いの渦中に巻き込まれるジンたち、謎の襲撃者、帝国軍のストームトルーパー、三社入り乱れての攻防のなかチアルートとベイズ、さらにK-2SOが現れ加勢、ジンたちは難を脱するが、襲撃者達によって囲まれ拘束される。
襲撃者たちはゲレラの一派である反乱軍過激派であることをしったジンはゲレラと再会。ボーディーから引き出した情報と彼の持っていたホログラムの情報を知ることになる。
ジンの父でありゲレラの旧友でもあったゲイレンは、帝国軍に戻り内部から帝国への反乱を企てていた。帝国が開発した新兵器・デススターは惑星をまるごと破壊できるほどの強大なチカラを持っているが、致命的な弱点を内包している、と。それを利用して革命を起こして欲しい、と望むゲイレン。
父の願いを聴いたジンは…。
同じ頃、帝国では兵器・デススターが完成していた。試験運転のためクレニックは、ジェダに向けてデススターで攻撃をしかける。
攻撃をうけたジェダは壊滅寸前。キャシアン、チアルート、ベイズは拘束を解き、ボーディーをつれて宇宙船へ。ゲレラはジンに使命を託し崩壊するジェダと供に消える。
ジンたちは、ゲイレンがいる惑星・イードゥへ向かう。
キャシアンはボーディーを道案内に遠巻きにゲイレンを発見、事前に反乱軍から密命を受けていたキャシアンはゲイレンを暗殺しようとするのだが、踏みとどまる。そこへクレニックが現れる。ゲイレンガ情報を漏らしたことを察知したクレニックはゲイレンの部下の科学者達を皆殺しにする。ジンは父に会いたい一心でゲイレンの元へ向かう。
ジェダが崩壊したことでキャシアンからの連絡が絶たれた反乱軍評議会はイードゥへ攻撃機を送ることに。
キャシアンはそれを察知し、自分たちがいることを伝えて攻撃を延期させようとするが間に合わず、ゲイレンたちのいる施設が爆撃されてしまう。クレニックは逃亡。ゲイ連は攻撃に巻き込まれて瀕死。ジンはゲイレンにかけより彼の今際に再会を果たした。
反乱軍のアジトに戻ったジンはゲイレンから得た情報を元に反乱軍の評議会を説得、デススターの弱点をついて戦うべきだとうったえるが、新兵器の存在に怯え、情報の不確かさに疑問を呈する評議会員たちの前に理解は得られず、帝国に降伏しようとまで言い出す始末。
ひとりでも計画を実行しなければ、と意気込むジンだがボーディーとチアルート、ベイズが協力を申し出る。そしてキャシアン、彼と同じく反乱軍の汚れ仕事をしてきたクルーたちも「これまでの苦労を無駄にしたくない」とジンに協力を申し出る。
反乱軍の船を盗んだ一行は、デススターの設計図が保管されている帝国領の星・スカリフへ向かう。
スカリフにやってきた一行。ボーディーは帝国領に入るための識別名に自分たちのコードネームを「ローグワン」と名乗る。
ジン、キャシアン、k-2SOが帝国の施設に潜入し、残りのメンバーたちが陽動部隊として計画を実行する。
浜辺に設置されたエアポートをつぎつぎと爆破する陽動部隊。スカリフに来ていたクレニックは施設内部のストームトルーパーたちを対策にあたらせる。
陽動に呼び寄せられ手薄になった施設内、ジンたちはデススターの設計図があるらしき情報管理棟へやってくる。ジンとキャシアンは目的の情報を入手するが、潜入がバレて応戦、闘いの中でK-2SOは破壊されてしまう。
スカリフが攻撃されているという情報を聞きつけた反乱軍たちは考えを改め、応戦に向かう。
が、スカリフは惑星全体がシールドに守られていて近づくことができなかった。デススターの情報を入手したとしても脱出も情報送信もできないのでは意味が無い、とボーディーは帝国軍の設備を利用して通信を試みる。
闘いの中でチアルートが命をとして設備を稼働させ、ボーディーは反乱軍の母艦と連絡をとる。ジンが情報を入手次第、送信する、と。
反乱軍はそれを聴き承諾、援軍を送るためにシールドを破壊する。その後も闘いはつづきボーディー、ベイズも命を落とす。
情報を入手したジンは、スカリフの施設最上部にあるアンテナを利用して反乱軍の母艦へ情報を送ろうとする。
しかしクレニックが迫りそれを阻もうとする。一環の終わりかと思われたところでキャシアンが現れクレニックを攻撃、その隙にジンは情報を送信完了する。
クレニックの失敗を悟ったターキン提督はデススターでスカリフを攻撃、星を破壊する。
クレニックはそれを悟り絶望、ジンとキャシアンは使命の全うを噛み締め、抱き合いながら星の爆発に飲み込まれる。
情報漏えいに気づいたダースベイダーは反乱軍の母艦に乗り込み乗員たちをつぎつぎと殺していく。
入手したデータを死守しようと乗員はデータをもって小さな船で脱出する。既の所で取り逃がしたダースベイダーは何を思うのか。。。
データは乗員から、ある人物に手渡される。
アナキン・スカイウォーカーの娘、レイア・オーガナの手に。。。
クリーチャーあれこれ
ローグワンで初登場する種族やドロイドもけっこういます。(正確には原作やスピンオフ作品には登場しているみたいですが)
KXシリーズ・セキュリティ・ドロイド
キャシアンの従者として働いているK-2SOはもともとは帝国軍のセキュリティ・ドロイド。
キャシアンによってによって再プログラムされ、反乱軍のために戦うドロイドとなる。人型のドロイドとしてはC-3POが有名ですが、それに負けず劣らずおしゃべり。プログラムのミスで思考に浮かんだことをすぐ口に出す、と言及されていました。
たしかにロボットらしからぬ人間味のあふれる言動が目につき、ちょっとドロイドっぽくないな…と感じるほどでしたね個人的には。
過去にゲーム作品には同タイプのドロイドが登場しているようですが、映画作品では本作が初登場。
ちなみにシリーズおなじみのドロイド・C-3POとR2-D2もほんのワンシーンだけ登場します。
トグナス
ゲレラ率いる過激派組織 “パルチザン” に属していたエドリオ、ベンシックの兄弟がこれにあたります。
2本のチューブが伸びたマスクが特徴。母性が帝国軍に占領され、難民となりパルチザンに参加した、という経緯設定があるようです。
ドラバタ
反乱軍に属していた両生類タイプの種族。本作では「パオ」という個体がローグワンの作戦にも参加。
過去にゲーム作品に同種族が登場しているようですが、映画作品では本作が初登場。
イアカル
反乱軍に属していた猿のような鳥のような種族。本作では「ビスタン」という個体がローグワンの作戦に参加。
本作が初登場。
ギゴーラン
シリーズお馴染みの種族であるウーキーやイウォークと同じく全身毛むくじゃらの種族。
本作では「モロフ」という個体がローグワンの作戦に参加。過去にゲーム作品に同種族が登場しているようですが、映画作品では本作が初登場。
その他
パルチザンに所属していた小型の種族は、種族名が明らかになっていませんが本作初登場。
個体名は「ウィーティーフ・シユビー」。
ちなみに「ハリー・ポッター」シリーズや「ナルニア国物語」、古くはエピソード6登場のイウォークを演じている小人症の俳優 ワーウィック・デイヴィスが演じています。
感想&あとがき
[rating]
ストーリーが整理整頓されていた印象。見終わると割りとあっさり終わってしまった感じがしました。
注目すべきは本作には一切のジェダイが登場していないというところ。シリーズ本筋の作品ではアナキン、オビ=ワン、ヨーダ、ルーク、レイと主要人物に必ず正義の味方のジェダイが登場したのですが、本作の主要人物は普通の人間たちによる攻防が描かれたのがミソ。(チアルートはフォースについて語っていたけど自身がフォースを感じることはできないらしい=公式設定)
大勢に抗う、”普通の人達” の奮闘が後の大勢崩壊へのあしがかりとなった、という顛末はなんとも象徴的。
登場した主要人物が全員死亡、というバッドエンド要素もあるのですが、それだけの犠牲を払って闘いのバトンが繋がれた、というストーリーのつなげ方は素直に見事だなあと感じました。
個人的には人間のキャラクターたちは往年の作品郡にくらべると個性が弱いと感じてしまったんだけど、それも “普通の人間” 故の設定に沿ったものだったのだろうか。
K-2SOに関しては「もはや人間だろお前。笑」って感じの言動で、最後に機能停止する瞬間はちょっとウルっときてしまった。
過去作で明かされていなかった部分を補完するカタチとなった内容だけに、往年のファンも楽しめる内容だったんじゃないかな、と思う。
ただ懐古主義ではないけど、(技術的なことではなく)旧6部作の出来を超えるほどではないかなあ、と感じてしまうのでボク的には3.5って評価。とりたてて挙げるような悪い点はないです。
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