スーパードラマ!TVで海外ドラマ ヴァンパイア・ダイアリーズ シーズン6 第17話 「かごの中の鳥」が放送されたのでレビューしてみようと思います。人間性をきったキャロラインとステファンはお互いを牽制しあう、デイモンは死んだはずの母親を探しにジェミニの牢獄へ…。
ちなみに前回のレビューはコチラ。
ヴァンパイア・ダイアリーズ シーズン6 第17話 「かごの中の鳥」あらすじ
原題は “A Bird in a Gilded Cage”
人間性のスイッチを切ったキャロラインのもとへエンゾがやってくる。ステファンのスイッチも切らせたことや、サラを人質にしたことも明かすが。。。
サラは病院に運ばれジョーが治療に当たる。サラの記憶はエレナの暗示で忘れさせた様子。アラリックは、しばらくジョーの元でサラを見守るように依頼。
エレナはデイモンに「ステファンが人間性のスイッチをきった」ことを相談、デイモンはステファンを拘束しようとするが、返り討ちにあってしまう。
デイモンは母親の件とステファンの件が重なりイライラが募って荒れる。
エレナは慰めようとするが、デイモンの母・リリアンが殺人鬼となって牢獄に閉じ込められていると明かされ言葉を失う。
デイモンとステファン兄弟は殺人鬼となる以前のリリアンをこの上なく好いていたため、エレナはそれを利用してステファンの人間性を取り戻そうと提案。しかしジェミニが総出で牢獄に閉じ込めるほど凶暴な殺人鬼とかしたリリアンを利用することにためらいをみせるデイモンだが、その策を試すためにボニーに協力を依頼する。
しかしボニーは、会いたくないカイと無理やり引き合わせたデイモンに怒りを感じていた。
しかも、協力して1903年の牢獄へ行くためにカイと協力して魔法をかけてほしいと頼まれ、拒絶するボニーだが、デイモンに説得されてしまう。
ボニーはカイと面会し、謝罪の意があるなら協力しろと伝える。
しかしカイは牢獄への渡航にボニーも一緒にくるよう要求。リリアンを連れ帰りステファンを元に戻し、更にキャロラインも元に戻さなくてはならないボニーは要求を飲むしかできず。。。
キャロラインは人間性のスイッチを切りながらも、大学生活も普通におくりたいことを望んでいた。
演劇科選考のキャロラインは舞台のオーディションを受けるが、ステファンがそのオーディションの審査員を殺してしまう。
ステファンは自分のスイッチを切らせたキャロラインを恨んでいた。人間性を切りつつも学生生活を送るために自制心を保とうとしているキャロラインだったが、その様子が面白くないステファンはキャロラインの計画を壊し彼女の邪魔をする、と宣言。さらに1年後、スイッチを戻した際に激しく後悔するように悪の道へ引きずり込もうという魂胆らしい。
キャロラインは仕返しにステファンのバイクを壊す。
ボニーとカイは協力し魔法をかける、ふたりに加えてエレナとデイモンを連れて4人で1903年の牢獄に飛ぶ。
デイモンとエレナはリリアンを探しに、ボニーとカイは帰還用のアセンダントを探しに行く。牢獄のなかのサルバトーレ邸へやってきたデイモンとエレナは、そこでリリアンと遭遇する。
リリアンは結核で亡くなったことになっていたが、実際には結核で入院した際にそこの看護師に噛まれて変異していた。その後、殺戮を犯しジェミニに投獄される。そのことをデイモンにつきつけられると彼女は否定しなかった。
息子ふたりがその後、転化したこととステファンが父親を殺したことを知り談笑するリリアン(夫のことが嫌いだったらしい)。
デイモンとエレナはステファンの人間性を取り戻すためにリリアンに協力を要請。
承諾したリリアンは「仲間」も連れて帰る、と語る。地下室にやってくる一行、そこには食卓に括りつけられた複数のヴァンパイア達がいた。
リリアンと供に牢獄に閉じ込められた彼らはリリアンに血を捧げ、それを吸ってリリアンは生き延びていた。そのため彼らの皮膚は黒ずみ、干からびる一歩手前。
デイモンはリリアンのことをイカれていると揶揄。
エレナはその場でアセンダントを発見。ボニーたちが探しにやってこないことを不思議に思うが。。。
アラリックのもとにはエンゾがやってくる。
エンゾは人間性をきったキャロラインとステファンを問題視し、ふたりを幽閉するためアラリックを協力させようとする。ジョーが妊娠していることを聞きつけ、それをタテにアラリックを無理やり協力させることに。
ステファンはキャロラインのもとにやってきて、更に復讐しようと彼女に木の杭を刺そうとする。しかし切れたキャロラインはステファンを返り討ちにする。
その様子を他の生徒に見られてしまったキャロライン、取り繕おうとしたところでステファンは刺された杭を抜きその生徒に突き刺してしまう。キャロラインは自分の血を飲ませて助けようとするが、キャロラインの自制心を奪うために「他人を助けさせまい」とするステファン。しかしふたたびキャロラインの返り討ちにあって、ステファンは殴り倒されてしまう。
そこへエンゾとアラリックがやってくる。ステファンはそれを素早く察知し、ふたりを罠にかけて気絶させる。
カイは未だにボニーへの謝罪をしたがるが、ボニーは聞く耳を持たない。
感情的になったカイはとっさに彼女の腕を掴んで話しを聞かせようとするが、彼の強行的な態度をみたボニーは彼の行動を卑下する。
ボニーはカイを連れて森の奥へ進み、背後から彼を刺す。
会への復讐を果たそうとナイフを振り下ろすボニーだが、既の所でカイは魔法で姿を消し逃亡する。
ステファンは気絶したアラリックとデイモンを殺そうとするが、キャロラインはそれを阻止しようと牽制する。
するとステファンはさきほどキャロラインが助けた生徒の血を吸い、これみよがしにキャロラインを誘う。血の渇望に耐えられなくなったキャロラインは血を吸い、ステファンと体を重ねてしまうが。。。
ボニーがサルバトーレ邸にやってくる。
リリアンは地下室のヴァンパイアたちも一緒に連れ帰りたがるが、魔法で運べる人数は限られているため、一旦リリアンだけを連れ帰る、と説明。
しかしリリアンは、彼らは「家族」だから置いていけないと語る。デイモンは何かしらの事情を察しつつも彼らは連れて行かないと語り、ステファンを救うことに協力しないなら、リリアンも牢獄に置いて帰る、と脅す。
デイモンがリリアンを連れてくると、ボニーは牢獄脱出の魔法を唱え始める。
深手をおったカイもその場にやってくるが、ボニーはカイを無視してエレナ、デイモン、リリアンだけを連れて牢獄を脱出する。ふたたび牢獄に取り残されてしまったカイは絶望にくれるが。。。
ステファンに殺されなかったエンゾは、入院中のサラのもとにやってくる。
サラを利用してステファンを苦しめる算段だったエンゾだが、ステファンがああなってしまったことで興が失せたエンゾはサラに謝罪し、手を引くと話す。
現実世界に帰還したデイモンたち。
リリアンは転化した直後にステファンに寄り添おうとした際、飢えが襲ってきたことから息子を襲うかもしれない、と怖くなり姿を消した、と明かす。
さらに残してきたヴァンパイアたちを執拗に心配するリリアンは無効に戻りたがるが。。。
ボニーはハナからカイを牢獄に置き去りにするつもりだった、デイモンもそのつもりで協力していた。そのためリリアンの求めるように再び向こう側にいくつもりはない。
その一方でボニーは自分が閉じ込められていた牢獄で魔力を取り戻した際にサイラスの墓から「キュア」を持ち帰っていた。それをデイモンにプレゼントする。
シーズン5ではエレナを人間に戻すためにキュアを欲していたデイモンだが、今となってはふたりで永遠に生きる道もある、ということを感じ。キュアをどうするか持て余すデイモン。