motetai.club

【海外ドラマ】ヴァンパイア・ダイアリーズ シーズン6 第18話「6人の異端者」レビュー

スーパードラマ!TVで海外ドラマ ヴァンパイア・ダイアリーズ シーズン6 第18話 「6人の異端者」が放送されたのでレビューしてみようと思います。ステファンの人間性をとりもどすため母親のリリーは彼に会いに向かうが…。

ちなみに前回のレビューはコチラ。

【海外ドラマ】ヴァンパイア・ダイアリーズ シーズン6 第17話「かごの中の鳥」レビュー

ヴァンパイア・ダイアリーズ シーズン6 第18話 「6人の異端者」あらすじ

原題は “I Never Could Love Like That”

エンゾはサラをつれてサルバトーレの家にやってくるが、呼び鈴に反応して出迎えたのはデイモンの母・リリー。
彼女の顔を見たエンゾは血相を変えてその場を離れる。彼女はエンゾのことを覚えていない様子だが、1903年にエンゾのことをヴァンパイアに変えたのがリリーらしいのだ。。。

エンゾは過去のことを思い出す。
1903年当時、結核にかかったエンゾは医者を求めて客船に乗り込もうとするが病気を理由に乗船を断られる。それを助けたのがリリーだった。
しかし船に乗ってニューヨークに着く頃には乗客全員がリリーの餌食となって殺されてしまったらしい。

エンゾはサラに暗示をかけて全てを忘れさせようとするが、事前にサラに接触していたマットがバーベナを飲ませおり暗示は効かず、代わりにサラはエンゾにバーベナを注射して気絶させる。

人間性のスイッチをきった、ステファンとキャロラインはいたずらに人間を殺して回るようになる。

キャロラインはバーでカラオケに夢中、そこへ警官に志願したマットとタイラーが訓練を終えてやってくる。ステファンとキャロラインの様子のおかしさにふたりは店を出ようとするのだが、ステファンがそれを阻み。。。

リリーは異界に残してきた「家族」のことを気にしており、あとで彼らも脱出させる、といったデイモンの言葉を信じている様子。(デイモンにその気はない)

エレナのもとにはステファンたちが人を襲った知らせが届き、エレナは大学へと向かう。

デイモンとリリーもエレナをおってステファンたちのもとへと向かう。デイモンがキャロラインを、リリーがステファンの人間性を戻す手はず。
リリーは事が済んだら、異界の「家族」を連れ戻しに行く、としつこく確認する。リリーは、昨晩ボニーが訪ねてきてデイモンにキュアを渡したことを知っていた。エレナがもしキュアを欲しがり人間に戻れば、デイモンと永遠に一緒にいることはできなくなる。デイモンがそれを恐れているのでは、とリリーは図星をついてくる。

エレナは大学病院にやってきて、ステファンたちに傷つけられた人たちの手当に当たる。
そこでエレナはジョーに、デイモンの母親が現れたこと、代わりにカイが牢獄に置き去りにされたことを告げる。ジョーはそれを聴いてひと安心。

エンゾが目を覚ますとサラが彼を拘束し尋問する。

エンゾはふたたび過去のことを思い出していた。船に乗船したエンゾは容態が悪化。薬ではもう助からないと知ったリリー。
彼女は自分の血を飲ませて転化した人たちを「家族」と読んでいるらしい、死が近いエンゾに自分の血を差し出し「家族になろう」と誘う。

リリーの血を飲んだエンゾは転化し目を覚ます。船の中はリリーが殺して回った遺体の山。リリーの目的がわからないエンゾ。

その話を聴いたサラも怪訝そうだが、拘束していたエンゾのバーベナの効果がきれて、エンゾは拘束を解きサラを拘束しかえす。エンゾはサラからバーベナが抜けたことを確認すると、拘束を解き、彼女を自由にして自分は姿をくらます。

ステファンのもとへ向かうリリーは、デイモンやステファンに対してかつてのような愛情がわかないことを自己嫌悪し、デイモンに謝罪する。デイモンは複雑な表情でその言葉を聞く。

リリーは今現在、ステファンたちをかつてのように愛していないが故にステファンを説得できるか自身がない、と言い出す。
デイモンはそれでもリリーに説得させようとするが、失敗しても「家族」を連れ戻しにいく約束は果たせ、とデイモンに突きつける。デイモンは約束を守る証としてアセンダントをリリーに渡す。

ステファンとキャロラインは、マットとタイラーを殺すと言い出す。
タイラーは憤慨し反撃しようとし、マットはそれを止めようとする。タイラーは木の杭でキャロラインを突き刺そうとするが、素早く動いたキャロラインがマットを盾にし、マットが刺されて倒れてしまう。

瀕死のマットを心配するタイラー。

そこへデイモンとリリーがやってくる。タイラーとマットはデイモンの車でその場を去る。
リリーに姿をみたステファンは動揺する。キャロラインは、デイモンが連鎖的に自分の人間性を戻そうとしているのだと察し、ステファンに杭を刺し自分はひとりで逃走する。

マットは病院に運ばれてくる。
エレナは血を飲ませて治そうとするのだが、マットはそれを頑なに拒否し、ジョーに医療で治してもらおうとする。マットの真意がつかめないエレナ。

マットは何度もヴァンパイアに殺されかけては、血を飲んで助かる、というサイクルを繰り返すことにうんざりしていた。
それを明かし、エレナを遠ざけようとする。

リリーはステファンの杭を抜く。リリーの容姿が衰えていないことから彼女も転化していることを察するステファン。
逃げようとするステファンをデイモンが制止し、自身も殺人鬼であったことを明かすリリー。リリーはデイモンに言われたとおりの言葉を喋り、良い母親を演じてステファンを説得しようとする。

話を聴いたステファンはデイモンの思惑通り人間性を取り戻す。

 

あとはキャロラインのスイッチを戻すだけ、かと思われたが、エレナとデイモンはジョーから不穏な話を聞かされる。

カイが牢獄に置き去りにされたことを聴いたジョーは自分の父親にそれを報告しアセンダントの回収を命じられる。しかしデイモンはすでにアセンダントをリリーに渡してしまっていた。

ジョーの話によれば、1903年の牢獄にいたリリーの「家族」は、彼女によって転化させられた「ジェミニの魔女」。
自身で魔力を作り出すことはできないが、カイと同じように他者の魔力を吸い上げて使用することができる「ヘレティックス」という存在だったらしい。ジェミニ魔女団によってリリーよりも先に封印されいた6人のヘレティックスたちだが、リリーによって転化させられ「魔女でありヴァンパイア」という存在に変わっていた。

ジョー曰く、その恐ろしさを形容するならば「血に飢えてさまようカイ」だという。。。

感想&あとがき

[rating]

ステファンはあんがい、あっさりと人間性をとりもどしたな〜…という印象。
リリーとヘレティックスたちの伏線が出てきたので、キャロライン&ステファンの暴走には早々に終止符をうちたいのかな?って感じの展開。笑

ヘレティックスの特性はカイのそれとまんま同じようですが、異界に残されたカイが彼らに近づいた際に襲われたようなシーンがあったので、もしかするとカイも彼らと同じく「魔女でヴァンパイア」に転化してる可能性も…?
だとしたら6人ではなく7人の化物が異界にいることに…。

アセンダントはすでにリリーの手にあり、天体イベントのある日を選べば、あとは魔女の地があれば異界脱出を図れるはず。。。
つまりはボニーがカギになってくるわけで…。

[myphp1 file=”series_vampirediaries”]