獄門島一家 初聴の感想
前述のとおり、ボクは今回のシングルで獄門島一家を初めて聴いたわけですが。
予想に反して大人っぽい音楽やってるんだな、と。
なんだろう、バンド名とメンバーのメンツからしてもうちょいハードなことやってるのかな?と思っていたんですが間奏の主旋律にサックスが入ってきたりと、アダルティーな仕上がりの曲という感じ。
浮雲さんがやってそうな楽曲のイメージには近かったです。
女王蜂と曲の感じを、意図的に分けているような印象はなかったですね。
歌い方を変えている、とかでもないし。
シーサイドスーサイド(獄門島一家)
2曲目「シーサイドスーサイド」は過去音源「実録!獄門島一家」に収録されていた楽曲の再録。
こちらがとくに大人っぽさを感じました。大人っぽいというか、大人しいというか。
死亡遊戯(獄門島一家)
3曲目「死亡遊戯」は2曲目にくらべると若干アクが強めかな?
ファズ&ワウギターと全体的にマイナー進行なのと、早口口調の歌。
エレベーターガールの寸劇のようなセリフ、ラップみたいなパートがあったりと飽きさせない展開。
女王蜂に通ずるようなノスタルジックなフレーズも印象的でした。
個人的にはこっちのが好きでしたね。
く・ち・ず・け(女王蜂)
4曲目は女王蜂の曲。
「キス!キス!キス!」と唄う合唱系のコーラスと、ユニゾンするリフが印象的。終盤にピアノが入ってきますが、1曲目の「金星」のようなシンセサウンドよりはこういうアナログっぽい音色のほうが女王蜂らしい、と感じますね個人的には。
ライブではキーボードのサポートメンバーさんがいるみたいなので、鍵盤パートの振り幅は多いに越したことないのでしょうが。。
今作だと女王蜂の曲は比較的おとなしい印象ですね。
格ゲー風のアートワークが素敵
ジャケットが素敵な今作。
格ゲー風のイラストは西村キヌさんという方が手がけたモノだそう。
この方カプコンでストツーとかのキャラデザインをしていたかたみたいですね。素敵。
初回版はトールケース仕様(縦長DVDサイズケース)でCDの盤面もゲームソフトみたいなデザイン。
取説風の察しとかステッカーとかもついてる。すっげえ手込んでる。
https://twitter.com/qb_avu/status/722283832741728256
あとがき
[rating]
女王蜂の他の作品に比べて、楽曲からうけるインパクトは弱めかもしれない。
ファン向け作品といわれたら、そう感じる。
ボクとしては獄門島一家をようやく聴けたのでそこは良かった。
今作の収録曲だと獄門島一家「死亡遊戯」がイチバンお気に入りかな。
5月15日からは今作をひっさげての単独ツアーがはじまる模様。
活動再開後の女王蜂はわりと活動がアクティブで、他ジャンル対バンとかでぶっとんだイベントツアーやってたりもするのでボクもそろそろライブ行きたいな〜、と思うところ。
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