連載再開後 350 話からの予想
前回休載した349話はサイユウの裏切りをつきとめたクラピカの元へ「カキンの王子達がボディーガードの募集をしている」という連絡が入ったところまでが描かれています。ミザイやチードルがこれについて「せっかく審査ではじいたハンター(渡航に参加するハンター)が王子の援護として紛れ込んでくる」と危惧しています。
この件に関してクラピカが関わってくるのは必至でしょう。
またジンのパリストンに対しての会話の中に「ハンター協会にキメラを送り込む」という説もありました。ハンター協会から渡航に参加するメンバーはクラピカの能力によって精査されたはずですが、王子達のボディーガードとしてキメラが紛れ込んでくる可能性もあるのかも…?!
さらにツェリードニヒが「カキンの壺」による儀式をするシーンもあったことから、14人の王子達それぞれに姿・能力のちがう守護霊獣たちが憑いて登場する可能性も大です。個人的にはここらへんの「念」による描写がなにより楽しみであります。
個人的に気になった点。
344話に過去の渡航シーンの描写があります。前会長(アイザック=ネテロ)とジグ=ゾルディック、リンネ=オードブルの3人が暗黒大陸に渡航しているシーンのようです。
このジグ=ゾルディック、という名前からゾルディック一族であろうことは推測がつきます。ゼノの祖父・マハがアイザックと同い年、という記述が作中にあることと、絵柄から年齢を推測するに、ジグはマハの息子・ゼノの父親ではないか?というのがネット上のファンの見解です。作中にゼノとマハが登場するのに対し、ジグは登場していないことから既に亡くなっているものと思われます。
その下のカワイイ女性、名前から察するに「会長選挙編」で会長候補として登場したリンネ=オードブルさんの若き日の姿でしょう。
おぉ…時間の経過はなんと残酷なのでしょう…。まるでE.T.です。
そして更に悲しいお知らせです。おそらく…
リンネ=オードブルさんは既に亡くなっています。
その根拠は342話のV5会談のシーンで語られています。現在も存命な帰還生存者はビヨンド=ネテロのみ、と。
アイザック、ジグともにすでに死亡。この時点でネテロ以外の帰還生存者はいない、とされている以上、リンネさんは会長選挙落選後からV5会談までのあいだに亡くなっているものと推測されます。これに気づいて、少し悲しくなってしまいました…。
リンネさんのご冥福をお祈りします。
と、ともに連載再開を心から楽しみにしております!