東京喰種:re 9巻 を買ったのでコミックレビューしようと思います。流島の討伐戦に思わぬ人物達が乱入、さらに嘉納の研究施設でも予期せぬ人物たちによる闘いが…。
「お前は…喰種捜査官だろう!!」阿鼻叫喚が響き渡る流島。「アオギリの樹」の根城は、多数の犠牲で埋め尽くされていた。鈴屋班に襲い掛かる“双子”の執念と、“医師”の奸計。“赤舌連”にまつわる因縁の対峙。そして、六月の捜索に出た瓜江Qs班が目の当たりにした衝撃の光景とは…? 交わることのない、〔CCG〕と“喰種”。その焦点が、ついに揺らぎ始める──。
ちなみに前回のレビューはこちら。
東京喰種:re 9巻 あらすじ
流島の喰種討伐戦の続編。
鈴屋班はクロナを応戦。
クロナの一撃によって鈴屋は死んだかと思われたが、再起。篠原が使っていたものとよく似たクインケ「甲赫 アラタJOKER」をまとった鈴屋はクロナを圧倒し、クロナは退散。
タタラ討伐に向かった法寺班は赫者化したタタラと交戦。
炎を吐き出すように高熱の赫子を撒き散らすタタラの攻撃に為す術のない隊員たち。法寺はクインケ「甲赫/A+ イイツウ」と「甲赫/SS 赤舌」でタタラに応戦、トドメをさそうとするが、予想以上の素早さをみせたタタラが法寺を攻撃…するかに見えた瞬間、オウル(滝澤)が割って入る。
過去に討伐戦でアオギリに殺されたことへの復讐を示唆する言葉を残し、赫者化した滝澤はタタラと交戦。途中、墓盗りが乱入しタタラに助力するも滝澤には敵わず。瀧澤はタタラにとどめをさす。
タタラを倒した滝澤は、捜査員としての達成感を法寺に語りかけるも、法寺はすかさず「オウル討伐」を指示。それを聴いた滝澤は逆上。法寺を殺し、真戸も殺そうとする。
そこへ喰種化した亜門(フロッピー)が現れ真戸を救出する。滝澤は亜門を攻撃、亜門は「滝澤を救いに来た」と告げる。
しかし亜門と滝澤ではチカラの差がありすぎて勝負にならない。「生きて罪を償え」という亜門の言葉に困惑する滝澤、そのときトルソーから逃れた六月が現れ滝澤を攻撃する。
鈴屋の攻撃から逃れたクロナは嘉納の施設にやってくる。
ナシロを助けて欲しいと懇願するが、嘉納は「ナシロは既に死んでいる」と告げる。キレたクロナは攻撃を仕掛けるが、クインクス化した岡平(旧多に殺された)を手駒にクロナと戦わせる。
岡平を一蹴するクロナだが、嘉納は他にも無数の被験者たちをクインクス化していた。。。多勢に無勢の状態のクロナ、そこへ西尾が現れる。
西尾は嘉納を殺さずに捉えようとする。クインクスをいなそうとした西尾だが、そこへピエロのロマとアオギリの死堪が現れ西尾を攻撃。
クインクスを一掃し、ロマ&死堪 vs 西尾&クロナの構図に。
クロナに押されたロマがピンチになると死堪は「羽赫」と「甲赫」の2タイプを発現させる。ロマ曰く「特別な赫包」を持っているらしい。
しかし反撃された死堪は戦いの最中、急に離脱し、ロマを置き去りにする。
気絶していたミザが目を覚ますと、傍らでナキが寝ていた。
辺り一帯のCCGを一掃したらしいナキは疲弊しきっている。そこへCCG・宇井が現れる。ミザ、ナキ、白スーツの集団、そしてさらにそこへ月山修が参戦、共同戦線をはった一同は宇井たちと交戦。
そこへ生きていた黒狗ともう一人の助っ人も参戦し、宇井を押してゆく。
トルソーとの一件以来、何かが壊れてしまった様子の六月は滝澤を執拗に攻撃し殺そうとする。しかしその瞬間、真戸が割って入り滝澤を庇って重傷を追う。真戸は自分が止めていれば、と過去を悔い滝澤を庇う。その行為は重罪だ、として六月は真戸もろとも攻撃しようとするが、そこへ亜門が割って入る。
交戦の最中、瓜江班が駆けつけ応戦する。
真戸を攻撃した六月に違和感を覚えつつも、チームプレイで亜門を追い詰める。しかし亜門もそれに応戦してみせ、滝澤に「真戸を連れて逃げろ」「お前を信じる」と告げる。亜門の言葉に心動かされた滝澤は、真戸と墓盗りを連れて戦線離脱する。
瓜江班・シャオはクインケ「鱗赫/A クアイ1/4」で亜門を追い詰める。
しかし土壇場で赫者化した亜門は、瓜江もろとも瓜江班を一掃。既の所で才子が亜門にとどめを刺すが、亜門の今際の言葉はかつてカネキが亜門に残した言葉と同じく「この世界は歪んでいる」「自分の選択が間違っていないか考え続けろ」と言い残す。
流島の討伐は「98%討伐」という成績で幕を閉じる。
ミザやナキは月山たちと行動を供に、ロマは西尾とクロナに捕らわれる。滝澤は墓盗りと真戸を連れ行動。和修吉時が殺害されたことが周知され、丸手はどうやら逃亡した模様。
さらに政の元には「和修家の人間が全員殺害された」と連絡が入る。
犯人はクラウンやVの者を引き連れた、旧多。彼は和修の分家の血筋・和修旧多宗太だったのだ。。。