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【海外ドラマ】殺人を無罪にする方法 シーズン2 第11話「癒やしの司法」レビュー

海外ドラマを多く放送している無料チャンネル・Dlifeで海外ドラマ 殺人を無罪にする方法 シーズン2 第11話 「癒やしの司法」が放送されたのでさっそくレビューしてみたいと思います。仕事に復帰したアナリーズだが仕事も周りとの関係も思うように行かず。。。

ちなみに前回のレビューはこちら。

【海外ドラマ】殺人を無罪にする方法 シーズン2 第10話「アナリーズの錯乱」レビュー

殺人を無罪にする方法 シーズン2 第11話 「癒やしの司法」あらすじ

原題は “She Hates Us”

10年前の過去視点

アナリーズは10年前にも、現在と同じようにインターンの中から選抜メンバーを選び仕事を手伝わせていた。
10年前の選抜メンバーのひとりが、若き日のボニーだった。

当時サムとの子を妊娠していたアナリーズは、仕事と妊娠の両立をこなしていたが、いっぽうで精神不安定の現れなのか「この子はお腹の中で死んでいる」と不穏な言葉をもらす。

当時からアナリーズの助手を務めていたフランクは、その頃からインターンの女性にちょっかいを出していた。
ボニーはその様子を軽蔑するような眼差してみつめる。

妊娠による体の不調に悩まされていたアナリーズだが、「横になってみて」というボニーの言葉に従うと痛みは消える。

当時ボニーは過去の経験(性的虐待)のことをカウンセラーであるサム(アナリーズの夫)に相談していた。

出会って以来、仲良くなったアナリーズとローズはカフェで落ち合う。
おもむろにカバンから書類を取り出したアナリーズはそれをローズに見せる。中には「マホー二」という人物の殺人起訴の資料が詰まっていた。

それをみると血相を変えて立ち去ろうとするローズ。アナリーズは彼女をひきとめ「助けてあげる」と伝える。
アナリーズが「弁護士」だということをこの時まで知らなかったローズ。アナリーズが公園で彼女と出会ったのも偶然ではなく、意図的なものだったのだ。。。

現在視点

ウェスに撃たれた傷が順調に治りつつあったアナリーズ。
いっぽうで件の発砲で不安定になり不眠になっていたウェス。両者は各々診察をうけていた。

ウェスは睡眠薬の処方を求めたが、受け入れられないことを知ると医者に悪態をついてみせる。

アッシャーは事件以来、コナーとオリバーの家に居候していた。

コナーはアッシャーを監視する意を込めて寝泊まりさせていたが、そのことを知る由もないオリバーはデリカシーのないアッシャーと暮らすことに嫌気がさし始めていた。

アナリーズ復帰後初の仕事がきまり、一同は法廷に集まる。しかしそこにウェスの姿はなかった。

アナリーズは銃殺事件の加害者の弁護を請負い、検察側と懲役15年で取引合意に至る。
しかし、法廷には被害者の母親が現れ「加害者の刑期を短縮して欲しい」と訴え出る。アナリーズは「何かのワナだ」と感じ、被害者の母親の申し出を断ろうとするのだが、裁判長は「話し合いの場を設けるべき」と一蹴してしまう。

ローレルはウェスが法廷に現れなかったことで、心配になり電話をかける。
するとウェスは、病院で悪態をつき不安定な態度をみせたことで精神病棟に入院させられてしまっていた。

ローレルはウェスのもとにやってくる。睡眠薬を求めて暴れたことで強制入院させられてしまっていた。

そのことをアナリーズに伝えるローレル。
ローレルはウェスが「マズいことをしゃべってしまう」ことを恐れていたが、アナリーズは「彼は大丈夫よ」と取り合わない。
アナリーズのそっけない返しに憤ったローレルは反発するが、それに対してアナリーズは「あなたはクビ」と解雇宣言する。

驚くローレル。

入れ替わりアナリーズの家にケイレヴがやってくる。

ケイレヴは「フィリップを探したいから協力してくれ」とやってくる。
他に頼れる人間がいないケイレヴはすがる思い出やってきたが、アナリーズは彼の申し出を突き返す。

ミカエラはケイレヴを想い声をかけるが、ミカエラがアナリーズの差し金で自分と関係をもったことに憤慨していたケイレヴはミカエラに「(君と)寝てみたかっただけだ」と言い放ち去ってしまう。

コナーの家で食事をとるミカエラ。オリバーは居候のアッシャーが疎ましくなりミカエラに押し付けようとする。
コナーがは「確かにうっとおしいけど、たまには良いことをしてみてもいい」とオリバーをなだめるが、その会話を影で聴いていたアッシャーはショックをうける。

精神病院でカウンセリングをうけるウェスは、悩み事は「勉強のこと」だと主張する。
しかし担当医はウェスの言葉を信用しない。「アナリーズが銃で撃たれたこと」が関係があるのではないかと考える医師。そのことを告げられるとウェスの目つきが変わる。

裁判の件では、被害者の母親・ジョイスと加害者・ジェイソンの話しあいの場がもたれる。

話し合いの場で怒号を予想していた一同だが、意外にもジョイスは「あなたの一度の過ちを責めて一生恨みをもって生きたくない」とジェイソンに酌量の意を見せる。彼女の訴えに涙ぐむジェイソン。

話し合いの合間、女子トイレでジョイスと居合わせたアナリーズ。
アナリーズが「刑期の短縮に反対」であることを表情から読み取るジョイス。アナリーズは「私の依頼人には悪人もいる。そして悪人かどうかは言葉だけでは判断できない」と告げる。
ジョイスはその言葉を聴き、考えてしまう。

ジェイソンは謝罪の弁を語る。ジョイスの酌量の言葉をきいて感情的になったジェイソンは「突発的にではなく、殺意をもって殺した」ことを認めてしまう。さらに証拠隠蔽のため殺害後に息子を装ってジョイスへメールしたことを明かす。

息子からのメールが、殺害犯からのものだったとしりショックを受けるジョイス。

聴聞がおわると、検事は「取引はなしよ」とアナリーズに伝える。
ジェイソンの発言を受けて、検事は刑期15年から死刑の求刑に変更する。

聴聞を追えても、ジョイスは「憎みながら生きたくない」と考えを変えなかった。
「ジェイソンを救いたい、死刑囚にしたくない」とアナリーズにジェイソンの弁護を投げ出さないよう強く要求する。

アナリーズはジョイスの言葉を受け、検事を説得しようと案を絞り出そうとする。

が、インターンたちは「殺人犯のジェイソンが死刑を求刑されるのは当然」とアナリーズの案に従おうとしない。
インターンたちの反抗をうけたアナリーズは「自分たち全員が罪をおかしながらだれも捕まらずにいる」と挙げ、「私たちは善人じゃない」と叱責しようとする。

が、クビを宣告されたローレルは「ウェスが強制入院させられているのにアナリーズが動こうとしない」とその場でばらしてしまう。
その話を聴いたインターン一同は一様にアナリーズを責め始める。

ミカエラ、コナー、ローレルは「もう先生の仕事はしない」と去り。
アッシャーも「(ウェスを)放っておくなんてひどい…」と言い残し、去っていった。

フランクはネイトのもとにやってきて、近頃のアナリーズの様子のおかしさをつたえる。
ネイトからの励ましがあれば、と考えたようだがネイトはフランクの申し出をつっかえし去っていってしまった。

学生たちが去ってしまったことで、アナリーズは自力で先例を探り、もともと検事と交わしていた「刑期15年」が有効だと訴えようと考える。

アナリーズは法廷で「刑期15年」を訴え、検事側の差別意図をあげつらい裁判長に慈悲を求める。
結果、検事側は「死刑」の求刑を取り下げるが、代わりに「無期懲役」を要求する。

それでは、実質変わりがないと焦るアナリーズ。
しかしジェイソンは自ら「無期懲役を受け入れる」と発言する。傍聴していたジョイスはそれを止めようとするのだが、ジェイソンは「罪を償いたい」と裁判長に申し出て、無期懲役が確定する。

法廷を出るとジョイスはジェイソンに寄り添い「私はあなたを見捨てない」と涙ながらに語りかけハグする。
ジェイソンも彼女の慈悲に感銘を受け涙をながす。

それを眺めていたアナリーズは鋭い表情で「こうなると思ってたわ…」と一言。

ウェスは医師に、母親が殺された日のことを語りだす。
医師はアナリーズの銃撃事件が引き金になって、母親が死んだ時のショックが蘇り不眠を引き起こしたのだろう、と語る。

インターンたちは心配になって、ウェスの入院させられている病院へやってくる。

ウェスは子供時代のことを語ったことで退院許可が降りたところだった。
コナーはしきりに「ウェスが何かしゃべってしまったのでは?」と心配するがウェスは「子供のころの話をしただけだ」と諭す。

アッシャーはコナーの本心を聴いてしまったことを挙げた上で、「仲間同士、ウソはナシにしよう」と語る。
ウェス以外の4人もアナリーズに反旗を翻したことを明かし、仲間同士助け合おう、と結束する。

ローレルはフランクの元にやってきて、溜まったうっぷんをぶちまける。

その流れで「ウェスがアナリーズを撃った」ことを明かしてしまう。
更に、フランクがアナリーズのために「汚い仕事」をしていることを問い詰めるが、フランクは答えない。秘密のある関係性に耐えきれなくなったローレルはフランクに別れを告げて去ろうとする。

するとフランクはローレルに「ライラを殺した」と明かしてしまう。おどろくローレル。

そのころ、アナリーズはウェスの自宅の玄関前にある封筒を置いていった。

その封筒の中には…アナリーズがローズに見せた「マホー二」事件の資料がつまっていた。

アナリーズはウェスの家から帰宅すると、コナーから電話がかかってくる。
コナーの元には、どうやらフィリップからと思われるメールが届いていた。そのメールにはハプストール邸での事件の夜、邸宅から走り去るコナーたちの姿が移った動画が添えられていた。。。

客演

[actor][name]ポーラ・ニューサム[nname]([altname]Paula Newsome[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0628420/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/04/f1e3d09058fd7d4f3357b4ee83b92dd7-680×378.png”][aactor]

ジョイスを演じていたのはポーラ・ニューサム

ドラマ「NCIS」「SUITS」「プリティーリトルライアーズ」「HEROES」などに客演。映画作品では「リトル・ミス・サンシャイン」など。

[actor][name]パトリシア・ベルチャー[nname]([altname]Patricia Belcher[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0006970/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/04/71ebf85e7184282757bc8f222a40d349-680×381.png”][aactor]

脇役ですが裁判長を演じていたのはパトリシア・ベルチャー

国内ではドラマ「BONES」の準レギュラー・ジュリアン検事役が有名でしょうか。
そのたローティーン向けドラマ「グッドラックチャーリー」、映画「スピーシーズ 種の起源」「メッセージ・イン・ア・ボトル」などに出演。

感想&あとがき

[rating]

今回のエピソードのなにがすごいって、ジョイスがめちゃめちゃ天使すぎるところ…!
息子を殺されておきながら、「憎みたくない」とその殺人犯を思いやる姿勢…マザーテレサレベル。。。ちょっと感動したよ。

お話本筋ではアナリーズとキーティングファイブが決別。
ボニーがなんとか戻ってきたところだったのだけど、やはりここのところのアナリーズの一方的な態度が関係悪化を招いてしまった感じ。

さらにフランクは(恐らく)アナリーズすらしらない「ライラ殺し」をローレルに話してしまう。
サムとライラの件はもう触れられないのかと思っていたけど、ここにきてシーズン1で明かされたなかったライラの件も掘り下げられるのでしょうか…?

過去視点では、ローズとアナリーズの接触がどうやら「マホー二」という人物の裁判絡みだった様子。
ローズが何らかのカタチで「マホー二」事件に関わっており、その裁判で弁護を務めるアナリーズが、事件関係者であるローズに接触を図った、ということでしょうか…。
そして、その過程でローズが死に至る事件が起きるのかな?

正直、フランクとローズの件に目が言ってしまい、フィリップどうでもいい感ある。苦笑

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