海外ドラマを多く放送している無料チャンネル・Dlifeで海外ドラマ 殺人を無罪にする方法 シーズン2 第5話 「ボニーの秘密」が放送されたのでさっそくレビューしてみたいと思います。ボニーの告白をうけてアッシャーは証言をするか躊躇するのだが。。。
ちなみに前回のレビューはこちら。
殺人を無罪にする方法 シーズン2 第5話 「ボニーの秘密」あらすじ
原題は “Meet Bonnie”
過去視点
未来視点の3週間前。
アッシャーは “トロッター湖事件” についての全面免責を得るかわりにシンクレア検事と取引、アナリーズのサム殺害を立証するために、検察が “彼女の家に盗聴器を仕掛けることを許可する” 令状審査をうける。
ボニーが「サムの殺害」を自分に明かした(第4話参照)ことをうけて、自分が行おうとしている取引が正しいのか迷っていた。
事件当夜、酔ったサムがボニーに肉体関係をせまり、馬乗りになった際必死に抵抗しサムを撲殺した、とボニーは涙ながらに訴えた。
ボニーはアナリーズを守るためにウソをついたわけだが、アッシャーの証言で矢面に立たされるのは自分だ、とアッシャーに揺さぶりをかける。
ボニーの言葉は効果てきめん、アッシャーはボニーのため土壇場で証言を取りやめる。
ボニーはアッシャーを止めるためにウソの告白をしたことを、アナリーズとフランクに明かす。アナリーズは「勝手なことをして!」とボニーを責め立てる。
さらにアナリーズはウェスとネイトが一緒にいるところを目撃したことで、レベッカの件を嗅ぎ回られたくない、とフランクに処理を依頼。
アナリーズ達がもめているのをみて、ウェスたちは気が気じゃない。
さらにコナーは酒を飲みながら「自分の車を証拠として押さえられている」と明かす。車はフランクが処分したはずでは?と困惑する一同。
ボニーの元には裁判所から電話がかかってくる。
アッシャーの証言で何かバレたのか、と焦るアナリーズだが、電話の内容はハプストール兄妹の件だった。安心してため息をつくアナリーズ。
そこへアッシャーが強い剣幕でやってくる。ボニーを部屋の外に出し、アッシャーとアナリーズが二人で会話の席につく。
アナリーズはボニーの告白にあわせて話をでっちあげる。サムがボニーにせまった肉体関係は未遂だったため裁判になれば負ける。ましてやレイプ案件となると女性の立場は弱く、自分で身を守るしかなかった、と。
アナリーズの話を聴いたアッシャーは裁判所に戻ってくるやいなや、シンクレアに「サム殺しの犯人を知っている」と明かす。
サムの事件に関する情報を知っていたとなれば、アッシャーはその件で訴追されかねない。トロッター湖やアナリーズの件だけでなくサム事件についても免責を求めるアッシャー。
アッシャーの免責の件もまとまらぬまま、シンクレアはハプストール兄妹の件で招集される。
シンクレアは、既に死亡しているハプストールの叔母・ヘレナの過去の証言を証拠として提出、アナリーズは彼女の証言が偽証であったことを証明しなければ窮地に立たされてしまうことに。。。
コナーは酒に溺れ自暴自棄。ローレルもそれにのっかる。ウェスはネイトに呼び出されるが、アナリーズが帰宅し呼び止める。
アッシャー以外の学生たちはヘレナの証言を覆すため資料を洗わされる。
ボニーはアッシャーの家を訪れる。
アッシャーは「未だ証言はしていない」としつつ、ボニーに事件の真相を問う。フランクに手伝わせて遺体を処分し、当夜アッシャーの家にいったのもアリバイ作りのためだった、と話す。それを聴いたアッシャーはショックを受けた様子。
フランクはウェスの通話記録を入手、レベッカの乳兄妹・リーバイが相手だと突き止める。
さらにリーバイがミカエラと交際していることも突き止める。危惧したアナリーズは「リーバイをふたりから遠ざけて」とフランクに指示する。
さらにアナリーズはネイトの会いにいく。
彼の妻・ニアに呼ばれた理由が「自殺用の薬の調達」であったことを明かす。正直に話すことでネイトを味方につけようとするアナリーズ、ネイトは思惑通り彼女を信用した様子だが。。。
ミカエラはヘレナの資料の中から監視カメラ映像を精査。ケイレヴとキャサリンのことを「雑種」「あんな東洋人や黒人まがい」と人種差別発言を繰り返しているのを発見する。これを証言を覆すことに利用できると考えたが、ちょうどそこへケイレヴが訪ねてきてしまい、彼の機嫌を損ねてしまう。
ケイレヴはヘレナから面と向かって嘲笑された経験はなく、彼女がそんな発言をしていたことにショックを受けた様子。
シンクレアはアッシャーの要求通り免責内容を修正する。
アッシャーはサインする前に父親と話したいと要求。アッシャーは「デビッド・アレンの件を通級される」(シーズン1第6話参照)と危惧するが、彼の父親は既にシンクレアとの取引を終えていた。
足早に保身に走っていた父親に幻滅するアッシャー。取引書類にサインはせずアッシャーはその場を去る。
ミカエラの見つけた監視カメラ映像では証言を覆すには弱い、と判断したアナリーズ。昼間から酒を飲んでいるコナーを一喝し別の資料をあたらせる。
コナーは例のごとくオリバーを頼る。
弱気になったコナーは「オレ、刑務所送りになるかも…」とオリバーに漏らしてしまう。当然心配になったオリバーは詳細を聞こうとするがコナーは「話せない」と説明。
オリバーの協力で得た情報では、警察が証拠として提出した監視カメラ映像には肝心の部分がカットされていた。
しかし、オリバーが入手した編集前のデータにはカットされた部分の音声が残されていたのだ、それによればヘレナには各所に矛盾が生じていた。
それおを元に証言の信ぴょう性を崩そうとするのだが、オリバーが違法に入手した音声であったため証拠として認められず、公判にもつれこむことになってしまう。
キャサリンはヘレナの差別主義を挙げ、黒人の判事にむかって「貴女なら誰よりもわかるはず」と訴えるが、聞き入れてもらうことはできなかった。。。
ウェスは、ブルーノを監視していたリーバイと合流、彼に事情を聞こうと近づく。
事件当夜のことを聞かれたブルーノは「何のことかわからない」と答えるとリーバイは銃を取り出し彼に向ける。焦ったウェスは彼を制止する。
ウェスは「フランクに何を頼まれた?」と再度ブルーノに問う。ブルーノは貸し倉庫の鍵をフランクに渡しただけだと答える。
ウェスがアナリーズの家に戻ってくると、コナー、ミカエラ、ローレルの3人は不安にかられてボニーを責めているところだった。
フランクが仲裁に入り、アナリーズは「アッシャーが証言しそうだったから、ボニーがサム殺害の罪をかぶった(と告白した)」ことを明かす。
ネイトやボニーを犠牲にしてアンタたちを守ってやってるのに!と憤慨するアナリーズ。
語気を強めたアナリーズだったが内心「もうおしまいだ」と怯えていた。フランクがリーバイの件を、ボニーがアッシャーの件をなんとかする、とアナリーズを叱咤しはげます。
アナリーズはウェスを部屋に呼び出し、変わったことはないかと問うがウェスは何も答えない。
ウェスにウソをつかれたことで更に心配になったアナリーズは、ネイトの部屋を訪れ、なぜウェスと密会していたのかを問いただす。
ネイトは「ウェスは、アナリーズがレベッカを殺したと思っている」と明かす。
アナリーズは、サムを殺してしまったボニーを守るためにやったことだと明かし、陥れたネイトはイヴの弁護で救い出すつもりだった(実際にそうなった)と語る。
コナー、ミカエラ、ローレルはウェスだけが部屋に呼び出されたのを見て、自分たちに知らされていない何かをウェスだけが知っているのでは?と勘ぐり始める。
ウェスをつけていたコナーたちは、ウェスがリーバイと密会したところを目撃。
ミカエラは「リーバイとウェスがゲイ」なのかと誤認するが、ウェスは「リーバイがレベッカの乳兄妹でEggs911であること」を明かす。
リーバイと交際していたミカエラは、自分たちに近づくためにリーバイが言い寄ってきたのだと知りショックを受けて取り乱す。
ウェスとリーバイは「レベッカはアナリーズとフランクに殺された」と語り、その証拠にブルーノの倉庫の鍵を見せる。
道端で話していた一行だが、そこへパトカーがやってくる。
ミカエラはついに自分たちを捕まえに来た、と怯えるが、警官たちの目的はリーバイ。リーバイの車のトランクがこじ開けられるとそこから覚せい剤が押収される。
リーバイはそのまま警察に連行されていってしまう。
ボニーはアッシャーとバーにやってくる。
アッシャーの気持ちを察し、謝罪したいと申し出る。涙ながらにアッシャーを愛していると語り、「証言しないで」と泣きつく。アッシャーは「オレも愛してる」と語るが、「だからこそ秘密から逃れることに決めた」と、証言することを決意した様子。
説得に失敗したボニーは涙ながらにアナリーズに報告。「失敗した、私のせいにして」「あなたは罪に問われる必要はない」とアナリーズを護ろうとする。
ボニーからの連絡を受けたアナリーズはアッシャーの家にやってくる。
アッシャーは説得しても無駄だ、とまくしたてるが、アナリーズはアッシャーにある映像を見せる。そこには幼いころのボニーが父親に陵辱される様が映しだされていた。。。
リーバイが連行され、残された4人はブルーノの倉庫へやってくる。
そこには、フランクがレベッカの遺体を収めたトランクと同じものが収納されていた。おそるおそるそのトランクを開けるウェス、しかし中に入っていたのは…レベッカの遺体ではなく大量の現金だった。。。
実は、フランクが事前に裏工作を行っていた。
ウェスとリーバイが嗅ぎつけることを危惧したフランクはブルーノと口裏を合わせ、あえて倉庫の事を示唆させた。倉庫には現金入りのトランクを用意し、リーバイの車に覚せい剤を忍ばせ、フランク自ら通報したのだった。
肩すかしだったことにコナーとミカエラは憤慨。レベッカの件に関係ないはずがない、と必死に訴えるウェスだが、ローレルは哀れな目で「もうやめて」と吐き捨てる。
未来視点
ハプストール邸の庭先に血まみれで倒れこんだシンクレア検事の遺体。
彼女の遺体の横を走り抜けて車に乗り込んだボニーは助手席で顔面蒼白になっているアッシャーに「大丈夫よ」と声をかける。
車で移動するボニーは「トイレにいく」とガソリンスタンドによる。
トイレの鏡の前にたったボニーが上着を脱ぐと、血だらけの下着が…この血は一体だれのものなのか?
血を綺麗に落としたボニーがトイレから出ると、アッシャーの姿が車にない…アッシャーは近くの交番にかけこみ「話したいことがある…」と語り始めたところだった。。。