CSチャンネル・AXNで 海外ドラマ BELIEVE ビリーヴ の再放送がはじまりました!さっそく視聴したので今回は第1話「超能力をもつ少女」をレビューしてみます。
残念ながらファーストシーズンで打ち切りが決まってしまった作品ですが、異能系ドラマの中では隠れた良作です。
海外ドラマ BELIEVE ビリーヴ とは
2014年公開のドラマ。超能力をもった少女を主軸に展開するミステリーサスペンス。
異能系のドラマには目がないボクにはなかなかの良作。残念ながらシーズン1のみで打ち切りとなってしまいましたが、続編を待たず全13話でお話をきっちり楽しめるというのは、まあそれはそれで…。
一人の少女に出会って知った。奇跡は起こるのだと。
J・J・エイブラムス × アルフォンソ・キュアロン、2大巨匠の最強タッグが贈るサスペンス・ドラマ。
冤罪にもかかわらず死刑囚となった男テート。刑執行当日、彼の運命は大きく動き出す。 なんと立ち会いに現れたはずの神父から、脱獄を持ちかけられるのだ!しかしそれには、ある少女を守るという交換条件があった。半ば捨て鉢にその話へ乗るテート。しかし少女を目にした途端、彼は“何か”を感じる…。少女の名前はボー。彼女は、感情によって起こる特殊な能力(念動力)を持っていた。
“戦争”か“平和”か、ボーの能力をめぐる攻防。そして、その能力の由縁や各登場人物の過去など、徐々に明かされていく事実。さらに、自分たちの運命に翻弄されながらも、固く結ばれていく2人の絆。13話に凝縮された、見どころ満載のドラマ。
AXN番組ページ より
登場人物
あらすじを追う前に、主要キャストをチェック。
ボー
主人公。両親を事故でなくし里親のもとを転々としている。特別なチカラをもっており、それ故に狙われている。
演じるのは[actor][name]ジョニー・セコイヤ[nname]([altname]Johnny Sequoyah[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm4292747/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/11/cast-believe01.jpg”][aactor]。
2016年時点では主要な出演作は他に無く、この作品が代表作となるのでしょうかね。
テイト
もうひとりの主人公。
無実の罪で服役する死刑囚。ウィンター(後述)によって脱獄を果たしボーを護る任務につく。
演じるのは[actor][name]ジェイク・マクラフリン[nname]([altname]Jake McLaughlin[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm2474864/?ref_=ttfc_fc_cl_t1″][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/11/2013_0408_Believe_Bio_JakeMcLaughlin_900x900_AC.jpg”][aactor]。
現在、Dlifeで放送中の海外ドラマ「クワンティコ FBIアカデミーの真実」にもレギュラー出演中。同作では坊主頭がトレードマークなのでミディアム・ロングな本作での髪型はなんだかちょっと違和感。。笑
ウィンター
ボーのチカラを知り、彼女を護ろうとする人物。テイトを脱獄させボー護衛の任務につかせる。
演じるのは[actor][name]デルロイ・リンドー[nname]([altname]Delroy Lindo[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0005148/?ref_=ttfc_fc_cl_t5″][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/11/cast-believe03.jpg”][aactor]。
70年代から活躍する黒人俳優さん、映画「マルコムX」や「ドミノ」などに出演。
ジャニス
ウィンターの部下。ボーとも顔見知り。
護衛にあたることになったテイトに対してはあまりいい印象をいだいていないようだが…。
演じるのは[actor][name]ジェイミー・チャン[nname]([altname]Jamie Chung[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm1512166/?ref_=ttfc_fc_cl_t3″][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/11/cast-believe04.jpg”][aactor]。
韓国系アメリカ人の女優さん。ドラマではチョイ役が多い印象ですが、映画出演作には「シン・シティ」「ベイマックス(声優として)」など有名作も。ちなみに日本のアニメ「ドラゴンボール」の米版実写化作品「DRAGONBALL EVOLUTION」ではチチ役で出演。
スクーラス
ボーを付け狙う謎の人物。
彼女に刺客をおくる一方で、人道家としての公の顔も持っている様子。ウィンターとは旧知の仲のようだが…。
演じるのは[actor][name]カイル・マクラクラン[nname]([altname]Kyle MacLachlan[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0001492/?ref_=ttfc_fc_cl_t4″][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/11/cast-believe05.jpg”][aactor]。
こちらも出演作多数のベテラン俳優さんですが、日本ではドラマ「デスパレートな妻たち」でのオーソン役が有名でしょうか。
BELIEVE ビリーヴ 第1話「超能力をもつ少女」あらすじ
原題は “Pilot”
早くに両親をなくした少女・ボーは里親のもとを転々としていた。
ある夜、里親とともに車ででかけたボーだが何者かによって襲撃され、車は崖下へ転落。追ってきた謎の女・ムーアはかろうじて息のある里親を殺し、ボーをさらおうとする。既の所で救急車がかけつけボーは病院に搬送、ムーアは彼女を連れ去ることに失敗する。
そのころ、とある刑務所では死刑を待つ囚人・テイトの元へ神父が面会に訪れる。
独房にいる彼に神父は「ある少女を救うことに協力すれば、脱獄させてやる」と持ちかける。冤罪で捕まり死刑を宣告されていたテイトには喉から手が出るような話だが、いまいち信用しきれない。
しかしいざ、死刑執行を目前にひかえると彼は神父の提案を承諾する。すると刑務所は停電し、神父と看守のひとりが共謀してテイトを下水道から脱獄させる。
下水道をつたって脱獄したテイトは、これまた謎の女性・ジャニスらによって拘束される。
飛行機に載せられ身なりを整えさせられたテイト、そこにあの神父が現れる。彼の名はウィンター。ボーという超能力をもった少女を救うために奔走していた。テイトを脱獄させた狙いは彼にボーを護らせるため。
病院に搬送されたボーは大事には至らなかった模様。しかし里親はふたりとも死んでしまった。
ボーの担当医である研修医・テリーは彼女を慰めようとするが、彼女が彼にかけた言葉は「センガを救って」「医者を辞めないで」という突拍子もないもの。テリーは困惑ぎみだ。
実は他の担当患者を亡くしたばかりだったテリー、医者として不甲斐なさを感じその日に病院に辞職願いを出していた。現在は、要介護状態で寝たきりの父親と二人暮らし。厳しかった父親に認めてもらおうと医者を目指したが、自分の不甲斐なさを痛感し失意の中にいた。
病院に搬送されたボーを迎えにいくテイト。
そのころ同じく病院にやってきたのは…ムーア。彼女はどうやら黒幕であるスクーラスという男の指示でボーを狙い、病院までやってきたらしい。
テイトは病院内を探すが、途中院内を浮遊する不思議な蝶に導かれてボーの病室までたどりつく。彼女をみるなり自然と涙があふれでるテイト。なにがなんだかわかない彼だが任務を思い出しいそいでボーを連れだそうとする。
ジャストタイミングで医師に変装したムーアも病室に。
お互いにボーを連れ出すことが目的なふたり、相手の不自然さを察知すると乱闘がはじまる。ムーアの隙をついてボーとテイトは病院を抜け出しバスに乗り込む。
未だになにがなんだかわからない状態のテイト、ボーは「センガを助けてもらわなくちゃ」とテリーを探そうとする。そこにジャニスがあらわれ、ボーとテイトはウィンターの隠れ家へ向かうことに。
廃倉庫の中につくられたアジトには大量の鳩たちとともにウィンターが待っていた。
ボーはウィンターやジャニスたちと知り合いの模様。テイトは彼女を連れ帰って任務終了かとおもいきや、ウィンターが彼にあたえた任務はこれからずっとボーを護ること、だった。あっけにとられるテイト。
そこに再びムーアが追ってくる。
急いで逃げる一行、テイトはもう関わりたくないと言わんばかりに逃げようとするが、ボーは手に持っていたぬいぐるみを落としそれを取りに行こうとしてムーアに捕まってしまう。
それをみてテイトが助けに入るが銃を向けられ絶体絶命。そのときボーが悲鳴を上げると…大量の鳩たちが彼女に操られるように群れをなしムーアに襲いかかる。その隙に逃げ出すボーとテイト。
ボーはテリーの家を探し当て彼を尋ねる。
ムーアとの戦闘で負傷したテイトは彼に治療してもらうことに。寝たきりのテリーの父親を見て何かを感じ取るボー。すでにしゃべれない父親の気持ちを代弁するかのようにテリーについて語りだし、父親はテリーを信じている、と彼に慰めの言葉をかける。それを聴いて「不思議な子だ」とテリー。
辞職した病院から人手が足りない、と呼び出しがかかり病院へ向かうテリー、そこでとある女性を治療する。彼女の名前はアグネス。
治療をうけ元気になった彼女、病室で彼女の名前が鏡に映ったの目にしたテリーは驚いたように微笑む…「AGNES」(アグネス)の文字が鏡で反転し「SENGA」(センガ)と目に飛び込んできたからだ。ボーはこのことを言っていたのだ、と。。。
テイトとボーは再び追っ手から逃亡するたびに出る。心配そうなテイトの手を握りボーはひとこと「大丈夫よ」とつぶやいた。。。
客演のラミ・マレックとシエンナ・ギロリー
テリー医師
第1話で登場した、ボーとテイトを治療した研修医・テリーを演じたのは[actor][name]ラミ・マレック[nname]([altname]Rami Malek[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm1785339/?ref_=ttfc_fc_cl_t40″][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/11/8057541_orig.png”][aactor]。
現在、同局AXNでも放送されている新作・海外ドラマ「MR.ROBOT / ミスター・ロボット」では主演・エリオットを演じています。同作で今年2016年にエミー賞を受賞。
役柄設定のせいもありますが、本作「BELIEVE」では「ミスター・ロボット」出演よりも顔の血色良いので、特徴的な顔も不気味には見えませんでしたね。笑
ムーア
スクーラスの部下としてボーを追いました女の刺客・ムーア。
演じるのは[actor][name]シエンナ・ギロリー[nname]([altname]Sienna Guillory[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0347149/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/11/nbc-believe-hed-2014.jpg”][aactor]。
90年代から活動している女優さんですが初期はそれほど有名作はなく。2004年公開の映画「バイオハザードII アポカリプス」でジル役を演じてブレイク、日本でも知名度があがったのがこの作品でしょう。以降バイオハザードシリーズに同役で出演中。
理由はよくわからないのですが、第1話放送後にシエンナが演じるこのムーアというキャラクター自体が削除され彼女も降板。以降ドラマには登場しない模様です。。。
あとがき
[rating]
最初の交通事故のシーンは、なんだかホラー映画のような始まり方でした。苦笑
アクションやサスペンスといった刺激強めの要素を内包していますが、派手な能力戦などの作品とは違って、どちらかといえばSFミステリーといった感触。似たようなモチーフのドラマではキーファー・サザーランドとデヴィッド・マズーズ主演の「TOUCH/タッチ」などが近いかな?
来週からAXNで2本ずつ再放送される予定らしく、第1話は来週ふたたび放送されますので見逃した方もぜひ。
https://www.youtube.com/watch?v=hhyDXckAvy4
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