【海外ドラマ】見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第4話「極限状態」レビュー

見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第4話

海外ドラマを多く放送している無料チャンネル・Dlifeで海外ドラマ 見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~  第4話 「極限状態」が放送されたのでレビューしてみようと思います。ショーンは原子力発電所でテロを起こすものだと見られていたが。。。

ちなみに前回のレビューはコチラ。

【海外ドラマ】見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第3話「導かれた先」レビュー

見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第4話 「極限状態」 あらすじ

原題は “Meltdown”

ミンクスはドリルから何かの指示を受けている様子、それをノートに書き留める。

さらにミンクスはドリルからの指示でクレアの家にやってくる。クレアは仕事で不在だが、ミンクスが会いに来たのはクレアの息子・ヘンリー。
ミンクスは、ドリルに治してもらったおかげでヘンリーの耳が聴こえるようになっていることまで知っていた。

ミンクスは自分の両親の不仲をドリルが修復してくれると信じている様子。行方不明の父親・ショーンとの再会を願うヘンリーに「願いを叶えてもらいたいならドリルのゲームに参加すればいい」とヘンリーをそそのかす。

見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第4話

ミンクスの証言から、ショーンの狙いは「ハーバーポイント原子力発電所」だとふんだクレアとウェスは、現場を訪れ警戒態勢をしく。ロリンズは、クレアが相棒の自分を差し置いてウェスと行動していることが気に食わない様子。

ショーンがマリアを拉致し盗んだ彼女の車も、現場近くで発見される。

 

見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第4話

ミンクスはドリルから与えられた「ゲーム」の指示だ、としてヘンリーに指示が描かれたメモ書きを渡す。

そこには「自転車に乗って黒い瞳のスーのところへ行く」という指示が描かれていたが祖母のウィリーが許さない、とヘンリーは及び腰。ウィリーはヘンリーの部屋にいたミンクスを見かけて少し驚くが、友人が遊びに来ただけだと、気にもとめなかった。

ヘンリーはドリルが直接指示をしてこないことを不思議に思いつつも、ミンクスから渡された指示書に従うことを決める。
ミンクスはクレアの家に残り「邪魔されないようにする」と何かを企んでいる様子だが…。

見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第4話

ウェス達が警戒態勢にあたるなか、原子力発電所内では警告サイレンが鳴り響く。
サイレンがなると手順に従い、所内の職員のほとんどが4つの出口から外部に出ることが義務付けられていた。ショーンの狙いはこれだった。所内どうどうと侵入できる入り口と隙ができてしまった。

案の定、ショーンは出入り口のひとつからマリアをつれて所内に侵入する。

見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第4話

ミンクスはこっそりと台所に行き包丁で自分の指を切る。
「怪我をしちゃった」とウィリーに手当てを要求し、ヘンリーは外で遊んでいる、とウィリーに言い聞かせる。

そのころ、当のヘンリーはドリルの指示に従い自転車で遠出。「黒い瞳のスーザン」というフェリー船に乗って何処かへ出かけようとしていた。

ドリルからの2つ目の指示は「一歩答えに近づいた、黄色いダンサーを探せ」

見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第4話

クレアとウェスは所内の監視カメラをマークしショーンを探すが、ショーンが通る経路をおさえたカメラだけが故障し、彼の姿を見た警備員が通報しようとしても電話が突如普通になる。さらに警備室には電子ロックがかかり、部屋から出ることができない。
不審人物・ショーンを目の前にしながらも警備員たちは手出しすることができない。

それをいいことに、ショーンとマリアはどうどうと所内を進んでいく。

所内では、昨日から原子力建屋の異常を報告していたが、管理者であるハーパーの父親の携帯をハーパーがいじって情報を遮断したため、報告は上まであがってきていなかった。

事態を知ったウェスは非常時の対応策に切り替える命令をだし、国防省の特殊チームを投入する。

見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第4話

ウィリーはクレアに電話し、ミンクスのことを訪ねようとするがちょうどその時ミンクスは「帰らなきゃ」と家をあとにする。
クレアはヘンリーを探すように指示するも時既に遅し、ヘンリーの姿は見当たらない。

クレアはミンクスが自宅に現れヘンリーが消えたことをウェスに告げ、ショーンがヘンリーを連れ去るために企てた陽動作戦ではないか?と疑う。

そのころヘンリーはフェリーにのって見知らぬ土地へやってくる。
ふと目をやると風に揺れて動く黄色い空気人形をみつける。「黄色いダンサー」がこれだと直感したヘンリーは3つ目の指示に従う「探している宝物はこの先の川沿いにある」

ヘンリーは指示にしたがい自転車を走らせる。

見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第4話

クレアはショーンが原子力発電所にはいない、と判断し車で現場を後にするが、直後、監視カメラによって所内のショーンが目撃される。電子ロックで制御されており内部には入れないはずだが、ショーンはやすやすと侵入、ウェスは内部に仲間が潜んでいるのかもしれない、と判断する。

発電所内部にやってきたショーンは、マリアに銃を渡し「おれがおかしな真似をしたら撃ってくれ」と頼む。
マリアは銃を彼に向けるが、直後ショーンは突如苦しみだし倒れこむ。間髪入れずにショーンの部下たちが突入し二人を確保する。

見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第4話

クレアはショーンが確保された一報を受けるが、家に戻る途中で乗り捨てられたヘンリーの自転車を発見する。ヘンリーが向かったのはどうやら、さっきまでクレアがいた発電所のようだ。。。

ヘンリーは4つ目の指示「金属のうさぎの穴を通って地下へ潜れ」に従い、発電所近くに設置された排水管に潜り込む。

ウェスは妻のレナに電話し、ミンクスがヘンリーを訪ねたらしいことを伝えるが、ミンクスはずっとガレージにいた、と。

見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第4話

確保されたマリアは自分は人質だ、と涙ながらに訴える。おなじく確保されたショーンも声を荒げて暴れる、すると発電所の機器が異常を示し始める。

部屋に拘留されたショーンは取り憑かれたように壁に何かの絵を描き始める。
ウェスは監視カメラごしにショーンに話しかけるが、ショーンは自身の名前も覚えていない様子。ウェスはショーンを手引した仲間について尋ねるが、ショーンに心当たりはない。

「おれはヤツを見た」「ここに来てる」と語るショーンだが。。。

見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第4話

クレアが現場に戻ってくる「ショーンと話をさせて」と訴えるクレアをウェスが制止する。

すると施設を監視していたカメラにヘンリーの姿が映し出される。発電所への給水管の中をすすむヘンリー。クレアはヘンリーを巻き込まないで、とショーンに語りかけるが、彼女の声を聴いたショーンは急に暴れだし、監視カメラ映像がとぎれる。

カメラが復旧するとショーンの姿はそこになく、警備員が倒れている様が映しだされていた。

同じタイミングで発電所所内の電源が急停止、原子炉の制御がきかずメルトダウンの恐れがあるという。
管理者は原子炉に注水して事態を沈静化させようとするが、注水管の中にはヘンリーが。。。

見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第4話

クレアはヘンリーを救うために所内に向かおうし、ウェスは制止しようとするが、クレアに説得されウェスは注水までの時間稼ぎをすることに。

クレアは独り発電所内へと向かう。ロリンズは「子供一人のために何千人物人間を危険に晒すのか」と呆れ顔。

発電所の問題で周辺住民は避難勧告を受ける。その報道をみてレナは心配になりミンクスに事情を聞く。するとミンクスは「ドリルの最初のゲームが終わる」と意味深な発言。

ショーンは拘束をとき所内の監視カメラから、ヘンリーを発見「見つけた…」と一言。

ヘンリーは注水管をつたって所内に侵入。ドリルからの最後の指示「Xの印が現れるのをここで待て」に従う。
出口灯の「EXIT」の文字が「X」だけ点灯したのを目撃したヘンリー。「ゲームに勝ったら願いが叶うんでしょ、パパはどこなの?」とドリルに問う。

見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第4話 見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第4話

クレアはウェスと通信しながら所内注水管エリアにやってくる。
しかし注水の準備が整いもう時間がない。すると否定的だったロリンズが協力、「もう少し確認を続けましょう」と提言、時間をかせぐ。

ウェスの指事に従い経路を進むと注水エリアにヘンリーを目撃。しかしクレアがそこに到達する出入り口がなく、ヘンリーにはクレアの声も届かない。
注水の時間が迫り、もはや助けるすべがないと知ったクレアは泣き崩れる。

炉心溶融が限界に達し、注水が開始されてしまう。

見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第4話 見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第4話

するとショーンが注水エリアにやってくる。手動で注水管を閉じたショーンはヘンリーの命を救う。
しかし手動で注水が遮断されてしまったため、炉心は冷却されず原子炉は限界。もう止めることはできない。。。

その様を見ていたクレアは、ふたりにかけよるがショーンはクレアのことを覚えていない様子。

見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第4話 見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第4話

奮闘もむなしく原子力発電所はメルトダウンを起こし爆発してしまう。

クレアを失ったと思いその場で悶絶するウェスだが、爆発の直後巻き上がった黒煙が空中で凝縮し消滅するさまを目撃。「今のはなんだ…?」と目を丸くする一同。

ロリンズは所内から連れだされたマリアを尋問するが、彼女には何も答えることができない。
しかし、ほしい情報が引き出せないロリンズは「マリアが人質ではなく共犯者では?」と疑う。マリアは否定しつつも、何が起きたのかわからない、と答えるしかなかった。

見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第4話 見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第4話

ショーン、クレア、ヘンリーは無事だった。
防護服を来た部隊が3人を確保する。ショーンはテロリストとして拘束されてしまうが、そのさまをみていたヘンリーは「乱暴するな!」と大声をあげる。しゃべれるようになったヘンリーをみてクレアは感激するが「(しゃべれるようになったことは)秘密にするはずだった、ヘンリーはドリルと約束したから」とつぶやく。

我が子までもドリルに関与していることを知り、ショックをうけるクレア。

見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第4話

一部始終の報道を見たレナはドリル(=ショーン)が捕まり、「ゲームはドリルの負け」ねと漏らすがソレを聴いたミンクスは「ゲームはドリルの勝ちよ」と。
ドリルは捕まった、と報道を指差して語るレナだが、ミンクスはショーンはドリルじゃないと告げる。

ミンクス曰く「大人は何もわかっていない、わかってるつもりでも…」。。。

見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第4話

感想&あとがき

[rating]

なんともあっさりと原発が爆発してしまうことに衝撃…この描写に関しては、日本人からすると何とも形容しがたい気持ちになるのですが。。。

黒煙は上がったもののクレア達は無事に生還し、原発の建物も損壊していないという謎。
爆発直後に黒煙が消失した様子から、ドリルは原発の爆発エネルギーだけを吸収した?とかだろうか。。。いったい何のために…?

ヘンリーは父親に会いたい一心でドリルに従い、ハーパーはただ無邪気にゲームに参加した、って感じがするのですが、ミンクスは悪いことと知ったうえで、ドリルの指事に従ってる感じがしますねえ…。「大人を見下す」ような言動も目立つし。
ミンクス役のカイリー・ロジャース、せっかくよい演技力なのに、かなり邪悪な子供に見えてきてしまって、なんとも…。苦笑

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