海外ドラマを多く放送している無料チャンネル・Dlifeで海外ドラマ「 見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 」の放送がはじまりました。
以前も同局で放送されていた作品なんですが、初回を見流してしまってなんとなく見ないままに終わっちゃったので、今回再放送でしっかりチェックしておこうと思います!
今回は第1話「Xの印のある場所」をレビュー。
見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ とは
スティーブン・スピルバーグがプロデューサーに名を連ねる、ミステリードラマ。
子どもたちが口にする「ドリル」という、大人には見えない“友達”。
ドリルとの遊びが危険なものに変わった時、子どもの分析を専門とするFBI捜査官クレア・ベニガンが、その奇妙な現象の調査に乗り出す。そんなクレアはまだ夫の死から立ち直れず、1人きりでの子育てにも慣れない。
さらにクレアの息子もまた、「ドリル」と遊ぶ子供の1人で・・・。
Dlife より
登場人物
では、まず本作に登場する主要人物たちをチェック。
クレア・ベニガン
FBI捜査官。数年前に夫をなくし、そのショックから息子のヘンリーは言葉が喋れなくなる。
休職中だった彼女はとある事件の担当に任命され、急遽仕事に復帰することになるのだが。。。
演じているのは[actor][name]リリー・レーブ[nname]([altname]Lily Rabe[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm1143816/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/01/blog-75fa354d-4a58-4c79-9cdd-fccc75b1cc24_2000x800.jpg”][aactor]。
つい近年まではあまり有名な作品には出演していないようですが、ドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリー」の最新シーズンにレギュラー出演しています。そのほか映画「完全なるチェックメイト」「幸せの行方」などに出演。
ウェス・ローレンス
国防総省につとめる職員。とある調査仕事からアフリカへ向かう。
自身の不倫から妻・レナとは関係がよくない、娘・ミンクスも二人の不和に築いているようだが。。。
演じているのは[actor][name]バリー・スローン[nname]([altname]Barry Sloane[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm1289351/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/01/blog-54778d22-fa02-47c9-8b69-7bb146d5d8a1_2000x800.jpg”][aactor]。
キャリア初期からドラマのレギュラー出演が多く、国内で公開されている作品ではドラマ「シェイムレス 俺たちに恥はない」の最新シーズンや「リベンジ」のエイデン役、映画「ノア 約束の舟」などにも出演。
ショーン・ベニガン
謎の男性。道で倒れていたところを病院に運ばれる。自分の名前すら思い出せないようだが。。。
演じているのは[actor][name]マイロ・ヴィンティミリア[nname]([altname]Milo Ventimiglia[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0893257/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/01/blog-1b5b531b-6c72-4045-bcf6-cd51e92f05eb_2000x800.jpg”][aactor]。
個人的に大好きなドラマシリーズ「HEROES」では主人公のピーター役を熱演。その他、DCドラマ「GOTHAM」や「CHOSEN」「ギルモア・ガールズ」シリーズにもレギュラー出演しています。
ジェサップ・ロリンズ
FBIに復帰したクレアの相棒をつとめる捜査官。クレアが復職するに辺り、彼女のよからぬ噂を聴かされてしまうが。。。
演じているのは[actor][name]デレク・ウェブスター[nname]([altname]Derek Webster[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0916871/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/01/blog-dfdfd2c4-3d1a-4c16-b102-fe9cd89ff8ba_2000x800.jpg”][aactor]。
CSで放送中のドラマ「NCIS: ニューオーリンズ」「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」「ナイトシフト」などでレギュラー出演中。そのほかハリウッド版「GODZILLA」やドラマ「SUITS」「デスパレートな妻たち」などへの客演も。
ミンクス・ローレンス
ウェスの娘。ある日、見えない何者かと交信しはじめる。
演じているのは[actor][name]カイリー・ロジャース[nname]([altname]Kylie Rogers[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm4814017/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/01/blog-dfdfd2c4-3d1a-4c16-b102-fe9cd89ff8ba_2000x800.jpg”][aactor]。
個人的にはかなり演技力を評価してる子役さん。2016年公開の映画「天国からの奇跡」での演技はマジで良かったです。そのほか「プライベート・プラクティス」「シカゴP.D.」などのドラマへの客演も。
ちなみに映画「天国からの奇跡」は個人的に星5つ評価の良作です。笑
第1話「Xの印のある場所」あらすじ
原題は “X Marks the Spot”
少女・ハーパーはある頃から、見えない友達・ドリルと話すようになる。
母親は空想上の友達をつくり “ごっこ遊び” をしているのだと思い、さして気にもとめなかった。ある日、ハーパーは庭にあるツリーハウスにひとりで登ってしまう。母親は危険だからひとりで登らないようにと注意していたのだが。。。
ハーパーを連れ戻しにツリーハウスに登る母親。
ハーパーはドリルとゲームをしている、と話し、ツリーハウスの底板に「X印」を書きその上に母親が立つように伝える。母親はそのとおりにするが、その途端、底板がきしみ床が抜け、母親はツリーハウスから地面に叩きつけられ死んでしまう。
ハーパーはドリルとのゲームのつもりだったのだが。。。
FBI捜査官 クレア・ベニガンは息子・ヘンリーの野球の試合を観戦していた。そこへ職場から電話、休職中であったクレアはハーパーの事件の調査に任命され復職することになる。
ハーパーは計画的にツリーハウスに細工を施していたことが明らかになっていた。幼いハーパーがひとりでそこまでする理由は…。
クレアは捜査官 ジェサップ・ロリンズとコンビを組んで事件の操作にあたることに。
ロリンズは上司からクレアが最近夫を亡くしたこと、そしてクレアには何かしらの噂があるらしいことを伝え、心して捜査にあたるようにと忠告する。
ハーパーに事情を聴くクレア、ハーパーは見えない友達・ドリルがゲームを持ちかけてきた、と語る。
姿の見えないドリルは光の中から語りかけてくるらしく、ドリルは「ゲームに勝てば支配力を貰える」と語っていたらしい。ドリルは「まだゲームは終わっていない」と伝えたらしく、“新しいお友達” を探しに行ったと語る。
そのころ別の少女・ミンクスの元にも見えない彼がやってくる。語りかけられたミンクスは「ええ、ゲームしよう」と見えない彼に返事を返す。
やけにハキハキと詳細な事情を話すハーパーに違和感を覚えたクレアは、ハーパーが誰かに吹きこまれて語っていた、と考える。
ハーパーは迎えに来た父親と弁護士によって連れ帰られてしまうが、ハーパーの描いた “首元が赤い人間の絵” を指して「別のお友達はゲームに負けた」と、言い残す。
クレアは依然気がかりな様子だが、ロリンズは考え過ぎだと彼女を諌めようとする。
しかし、クレアは事件の記録の中から、一人の少年が手製爆弾でテロ行為に及んだ事件に着目。母親の証言では空想の友達とのゲームだと語っていた、と証言を残していた。
犯人が子供たちに接触し、事件を起こさせている、と考えるクレア。
あまり協力的でないロリンズの態度に、クレアは自身の噂の件だろうと話をもちかける。
その話しによれば、クレアの夫が亡くなったタイミングでクレアは休職、同時期に他の捜査官も休職をとったことから、あらぬ噂がたったようだが。。。
ふたりは爆弾テロ事件をおこした少年の母親・べリングスが主要されている精神病院を訪れる。
失意の中にあるらしいべリングスの様子をみたクレアは、自身の苦悩の経験を語り彼女をなぐさめようとする。クレアの親身な言葉にべリングスは心を開き語り始める。
そのころ、西アフリカの軍事基地には国防総省のウェス・ローレンスが訪れる。
ウェスと助手のピーター・キムは、基地の中でアメリカの戦闘機の残骸を発見する。領土内で残骸が見つかったことに憤慨するアフリカ川だが、ウェスは自分の管轄外だとして、呼びつけたことを不思議に思う。
すると基地内の電気が点滅し始める。
辺りは砂嵐に見まわれ、事態の異常を察するウェス。軍関係者につれられ「見せたいものがある」と砂漠へ連れられる。そこで目にしたのは地表から伸びた物質(岩?)に絡め取られるようにして残された戦闘機の機体だった。
戦闘機の電力を帯びて青白く光るその物質にただただ目を奪われる一行。。。
べリングスが働いていた政府関係企業で、事件当日、べリングスは職場にいるはずのない息子の姿を目撃する。
「ママ、これゲームじゃないみたい」と不安げに語った息子は備品室に入っていき直後爆発がおきたらしい。生前、空想の友達・ドリルについて語っていたことを語るべリングス。
クレアはドリルが実在すると考え、手がかりを探る。べリングスは以前、体中にタトゥーの入った怪しい男を目撃したことを証言。
そのころ近くの病院には身元不明の男が運ばれてきていた。
体中にタトゥーの入った男は、道で倒れていたという。覚醒し暴れる男を医者のマリアは落ち着かせ、名前を訪ねる。しかし男は自分の名前もわからない様子。。。
男は眠っている間、アラビア語でうわ言を繰り返していた。「もう手遅れだ、彼らは光を探している」と。男はアラビア語も喋れないし、その意味もわからないという。
すると男は急に何かに気をとられる。「これから何かが起こる…」とつぶやくと、病室にひとりの少女がやってくる。
「お友達をさがしてる」とつぶやく少女は…ハーパーだ。。。ハーパーは男が “お友達” のことを知っているはずだ、と語りかけるが。。。
ミンクスは公園の遊具で遊んでいたが、突如ひとりの少年が泣き叫んで「家に帰りたい」駆け去る。
その様子をみたミンクスの母・レナは怪訝そうにミンクスに何があったのかを訪ねる。
ミンクスは子供らしからぬ言葉を語り始める。
「子供は大人になるに連れて、信じることを辞め、考えるようになる」「でも友達が私はそうはならないって言ってた」と。ミンクスがお絵かきした絵にはハーパーがツリーハウスの床に描いたものと同じ印が。。。
レナはミンクスの様子のおかしさから、彼女があることに気づいていると察する。
仕事で離れている夫・ウェスにそのことを電話で告げようとするのだが、それをミンクスに聞かれてしまい。。。
ミンクスの家ではおもちゃがひとりでに動き出す、どうやらこれもドリルの仕業。
おもちゃに導かれるまま、ミンクスはドリルの “ゲーム” を遂行する。父親・ウェスのパソコンを操作するミンクスは、父親のかけたパスワードをあっさりと解除し国防総省のデータにアクセスしてしまう。
クレアはハーパーの描いた絵が、雑誌に掲載されていた大統領を描いたものだと気づく。ドリルの標的は大統領か…?と考えたところで彼女にウェスから電話が入る。
ウェスとクレアの間にはどうやら “何かがあった” 模様。クレアはその話はしたくない、と言いかけるが、ウェスが電話したのは他の理由。
アフリカで発見された機体はショーンという人物の乗っていた戦闘機らしい。ふたりはこの人物が飛行機ごと行方不明になったと考えていたようだが、遺体は見つかっていないという。
さらにクレアのもとにはべリングスの協力によって描かれた、ドリルらしき人物の似顔絵が届く。
その似顔絵の人物は、クレアの家族写真にも写っている男性…そして病院に運ばれた例の男と同一人物らしい…。
そのころ、病院からはタトゥーの男(ショーン?)が脱走。
ウェスはその後も機体の調査をすすめるが、上司に状況報告をしたところで唐突に本国へ呼び戻される。
その夜、クレアの息子・ヘンリーは窓を開けて夜空を見上げて独り言をつぶやく。
耳が聞こえず言葉をしゃべれないはずのヘンリーは言葉をしゃべり、誰かに「こんなこと信じられない、最高の贈り物だね」と誰かに感謝の意を伝える…どうやらヘンリーにもドリルが接触してきたようだ。。。
客演
[actor][name]アビー・ライダー・フォートソン[nname]([altname]Abby Ryder Fortson[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm5338858/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/01/a019bf65ede717dcbfc10c52258a47c9.png”][aactor]
ハーパーを演じていたのはアビー・ライダー・フォートソン。
国内の公開作品だと本作意外に、マーベル映画「アントマン」のみ。役柄こそちょっとブキミでしたが、すっごいカワイイ子役さんですね。。
[actor][name]カタリーナ・ドゥニ[nname]([altname]Catalina Denis[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm2706850/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/01/6a837757b17e2c18c0581511c8394a4b.png”][aactor]
女医のマリア・べナビデスを演じていたのはカタリーナ・ドゥニ。
デビュー作がリュック・ベッソン監督の「TAXi 4」という華々しい経歴を持ちながらも、あんまり観たことのない女優さん。国内公開作品は映画「フルスロットル」など。
[actor][name]メリンダ・ページ・ハミルトン[nname]([altname]Melinda Page Hamilton[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm1561547/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/01/98652090b9c54eb5b36c8631ac765d53.png”][aactor]
べリングスを演じていたのはメリンダ・ページ・ハミルトン。
ドラマではちょくちょくお見かけする女優さん。「デスパレートな妻たち」「デビアスなメイドたち」シリーズでは準レギュ出演のほか、「GRIMM」「MADMEN」「BONES」などにも客演。
[actor][name]キー・ホン・リー[nname]([altname]Ki Hong Lee[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm3859624/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/01/bdb256c22c683031a066c26bd1dddcd1.png”][aactor]
ピーター・キムを演じていたのはキー・ホン・リー。
中国系の俳優さん。レギュラー系の出演作品はないもののドラマやゲーム作品の声優などに数多く客演しています。アメリカドラマでのこういう扱いは東洋系の宿命でしょうかね。。。苦笑
そのほか映画「メイズランナー」シリーズに通して出演しています。
感想&あとがき
[rating]
昨年、初回放送されていた時に見逃してしまっていたので、個人的には待望の再放送、って感じです。
SF、ミステリー系は好物なので大枠では好きな漢字なのですが、ちょっと話が複雑(もしくは説明が足りない)感じで咀嚼が必要な感じ。
ストーリーが進むに連れて伏線回収してお話のピースがそろう感じかもしれませんが。。。
人外の存在を感じさせつつもそこまで派手な演出はいまのところなし。
ただ、子供たちを主モチーフに得体のしれない何かを描くスタイルは、オーメンとか光る眼を彷彿とさせてなんとも不気味。いい具合にミステリアスさを強調してます。
次回も楽しみ。。。
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