先月、iPhone5sを mineo 格安SIMで運用するためのあれこれを記事にしました。
今回はmineo入り iPhoneを実際に1ヶ月ほど使ってみた実感を追録として書いてみようと思います。
おさらい : mineo SIMを iPhone5s (iOS 9.2.1) で使う
できれば前回までの記事をさらっと目を通してもらうとわかりやすかもしれません。
【スマホの格安SIM運用③】iPhone5sでiOS 9.2.1じゃmineo SIMは使えない?【2016/04/11更新】
前回は、執筆時点での最新OSである iOS 9.2.1にmineoが対応していない(正確には動作確認×となっている)という状態でしたが、非公式プロファイルをインストールすることでなんとか使用できるようになりました。
審査が通りにくいとされるデビットカードでの契約をなんとかクリアしたのに、届いても使えないなんてあんまりですからね。
ちなみに現時点(4/11)での最新OSである iOS 9.3.1 にも相変わらず対応していない模様です。
非公式プロファイルの対応がどこまで追いついているか確認していないので、
まだアップデートしていない人は OSアップデートはしないで待機 したほうがよさそうです。
約1ヶ月間使ってみた感想(費用面)
格安SIM運用の理由が、ボクの場合は「月額利用料を抑えるため」だったわけですが
費用面だけ見るなら当然その目的は果たせたように思えます。
au キャリアのiPhone5s、スーパーカケホ (電話カケ放題プランS )+ データ定額 + LTE NET プランでデータ定額3で契約していましたので月額6,200円。
最低額を狙ってもデータ定額1で月額4,900円。税込みにしたら5000円を割ることはないですね。
ぼくは自宅にWi-Fiがあるので家ではほとんどモバイルデータ利用料が発生しません。
外出している時にスマホをいじる頻度も高くない方なのでモバイル利用に月5000円払うのは高い、と感じてしまうんですね。
だって自宅のネットは容量制限なしで月額3000円代なのに、携帯で1GBつかうだけで5000円、は高いと感じませんか?
これがmineo SIMに変えたことによってiPhone 5s は月額700円です。(シングルタイプ500MBコース)
仮にau契約時と同じ容量の3GBにしても月額900円。
新規契約の手数料がかかるので初月は+3000円かかりますが、ランニングコストは文字通りケタ違いです。
シングルタイプは通話機能をもっていませんが、通話可能なデュアルタイプでも料金差は500円前後です。
ボクの場合はもともと利用していたauキャリアの番号をガラケーに機種変して維持し、2台持ちにしているためiPhoneの通話はいらない、と切り捨てました。
自宅でWi-Fi、出先でたまに使うためにモバイルデータ通信、という使い方です。
ガラケーに移行した方の番号はau最安価プランEシンプル で維持しています、月額700円代です。
ボクはほぼ待ち受け体制で使っているからよいですが、発信側での通話料は割高になるのでご自身の通話状況にあったプランを選んだほうがいいかもしれません。
2台持ちがわずらわしい、っていう人はMNPにも対応しているのでmineoに機種変ってのもありでしょう。
2台持ちでも基本使用料は月額2000円代です。(税金、auのよくわからんオプション費がつくため)
約1ヶ月間使ってみた感想(通信精度)
肝心の使い勝手、通信制度はどうでしょうか。
前回の記事でわかるように、公式のデフォ状態では(ほぼ)まったく使い物にならなかったmineo SIM。
非公式プロファイルを入れて5段階中3ぐらいのアンテナ感度になりましたが、バッチリ安定とは言い難い現状です。
iPhoneのアンテナ表示がフルになることは、覚えている限りありませんでした。
Wi-Fiをきると常にコレくらいです。
比較的、都市部に住んでいるはずですが街ナカを歩いていてもアンテナ感度がいったりきたりしますし、たまーにですが圏外表示になるのも見られました。
公式プロファイルのままならずっと圏外なので、それに比べればはるかにマシですが。
この通信状況に地域差があるのかは検証していません。
田舎だとまったく繋がらないとかありえるのでしょうか。。
前記したようにボクは、ヒマがあればスマホをいじる系のタイプではないので通信の不安定さにイライラするシーンがほとんどなかったのですが、例えば電車で移動してる最中ずっとスマホを見てるって人はイライラしそう、ってくらいには通信不安定です。