CSチャンネル・FOXで海外ドラマ・ 24:レガシー 第12話 「11:00 P.M.」が放送されたのでレビューしてみます。ついに最終回。エリックはさらわれたレベッカを救い出し、ビンハリードの野望を阻止することができるのか…?!
前回のレビューはコチラ。
24:レガシー 第12話 「11:00 P.M.」あらすじ
エリックはアルメイダたちから、ナセリの娘・アラを護るため屋内に籠城する。
アラを納戸に隠したエリックは、アルメイダらと銃撃戦を始める。
シドラや仲間たちがエリックの銃に倒れるなか、アルメイダは壁を破壊して部屋に突入する。
依然シムズを拘束したままのジョンは、シムズの携帯のパスワードをアンディに解読させる。
ジョンは再びシムズにアルメイダの撤退を促すが、シムズは頑なに拒む。
アラ以外の証拠は全て抹消済みのシムズは、「あの娘を消せばすべての証拠は消える」と悪びれもせずにジョンに語る。
アルメイダが突入すると、再び銃撃戦が始まりエリックも被弾してしまう。
エリックは手負いのまま閃光弾を浴びせてアルメイダをひるませ近づき、格闘戦になだれ込む。
エリックを本気で殺しにかかるアルメイダ。エリックも負けじと応戦、アルメイダの腕を折る。
しかし、被弾しながらも救出にやってきたシドラが銃を向け臨戦状態に。
シドラはエリックの足を撃ってアラの居場所を吐かせようとするが、そこでアルメイダに電話がかかってくる。
電話の相手はジョン。アンディがパスワードを解読したのだ。
ジョンはシムズの拘束と「アラの存在がレベッカの命を救う」と告げる。
シムズから何も聞かされていなかったアルメイダは悩んだ挙句、電話を切る。ジョンは電話を着られたことで焦るが、アルメイダの心は決まっていた。
アルメイダはエリックに「娘を連れて行け」と言い残し、引き上げる。
アラを奪還したことで、マリンズは急いでナセリの居場所を特定しようとする。
が、それに先んじてナセリたちの公開処刑のライブ配信がはじまってしまう。
ビンハリードが声明文をよみあげ、その横にはナイフをあてられたレベッカの姿が映し出されていた。
急いでナセリを探さなければならない、と焦る一同。
エリックはアラがナセリの番号を知っているかもしれない、と考えアラに尋ねる。
エリックの考えは的中、アラはナセリの番号を覚えていた。
エリックはナセリの携帯電話に電話をかける。
アラの肉声を聴いたナセリは驚く。
エリックはアラの声を聞かせた後、「娘を祖国に戻してやる代わりにレベッカを返せ」と要求。ナセリは混乱する。
しかしビンハリードが処刑の指示を出し、ナセリは電話を切ってしまう。
ライブ動画を見守る一同。
レベッカの背後にナイフを持ったナセリが進み出る。
レベッカは目をつむり覚悟を決めるが、ナセリは土壇場で周囲の護衛を攻撃。銃を取り出しビンハリードに向ける。
今度はビンハリードが混乱。
ナセリはライブ配信のカメラに向かって「見たな?カーター」と語りかけると、カメラの電源をオフにした。。。
ハリードの制止も聞かずナセリはレベッカの処刑を中断、レベッカに「アラが生きていたこと」を隠した理由を問う。
レベッカは、(未遂に終わったものの)子供を殺す計画を遂行したのは「国ではなく自分の罪だ」とナセリに語る。
この期に及んでアメリカに忠誠を尽くす姿勢に苛立ちを感じるナセリだが、「お前の罪は神が裁く」とだけ言い残した。
マリンズは、アラをヨルダン大使館にあずけ、レベッカの解放場所にエリックだけを向かわせる。
レベッカが無事に解放されたら「ナセリを射殺する」という裏の計画も準備しつつ。
シムズは、この件が露呈されればレベッカは国際裁判にかけられ「戦争犯罪人」となり苦しむことになるだろう、とジョンに告げる。
ナセリの到着を待つアラは、エリックへの恐怖心が収まった様子。
笑顔を見せながら談笑してみせる。エリックも彼女の話に耳をかたむける。
マリンズらCTUのメンバーがヘリでアラを迎えにやってくる。
アラを見送ったエリックは、ナセリに電話をかける。
エリックの従軍時に、ナセリが情報提供者の家族を皆殺しにした(第9話参照)件を持ち出し、「あれは娘の復讐だったのか?」と問う。
痛いところを疲れたナセリは「お前には説明する気はない」と電話を切る。
エリックはレベッカ解放のために指定された廃工場へとやってくる。
ナセリはアラが大使館に入る間、形態のカメラ通話を音にさせCTUが約束を守るかどうかを見守る。
あらが無事に大使館に入ったのを見届けると、ナセルはレベッカを解放しエリックの方へと向かわせる。
しかし、一連の流れをよく思っていないのはビンハリード。
ナセリが殺した部下たちの持っていた銃を拾いあげ、ナセリを背後から射殺してしまう。
さらにエリックの元にかけよったレベッカも被弾。エリックは銃で応戦しビンハリードを射殺する。
ジョンもレベッカの容態を聞かされ搬送される病院へと向かう。
この期に及んでアラの件の露呈を心配するシムズに「娘は大使館だ、この件は露呈する、覚悟しておけ」と言い残すジョン。
ジョンが去ったあと、シムズは事態の追求を恐れ、銃を取り出し自殺する。
アンディは街の交通システムを操作し、救急車の搬送を止めないように手を回す。
搬送中、レベッカはエリックとニコールのわだかまりについて「導かれるままにするしかない」と助言。
病院につくとすぐに治療が開始され、駆けつけたジョンも不安そうに見守る。
しかし、治療の甲斐も虚しくレベッカは息を引き取る。。。
ーーー12時間後。
レベッカの遺体に寄り添うジョンの元にニラーがやってくる。
父親のヘンリーもやってきた事を告げ、霊安室に通す。ヘンリーは自分が犯した愚行が招いた悲劇に猛省を見せる。
ひとつの小さな嘘がどんどん大きくなり、大勢の命を失うハメになった、と。
しかし、この期に及んで「国にはお前が必要だ」とジョンの出馬取りやめを考え直させようとする。
ジョンは涙ながらに呆れ返ってしまう。「レベッカの死を利用して大統領になる気などない」と。
ヘンリーは「私の罪は私が償う、お前が償う必要はない…」と諭すのだが。。。
失意のジョンだが、FBIから電話がかかってくる。「シムズ」の件で何か事情を聞かれるらしい。
シムズの遺体が発見されたことで事情を聞かれるジョン。
「レベッカの捜索の進捗を聞きに行った」とだけ話し、アルメイダの件は伏せる。
FBIの捜査官はそれを聴くとあっさりと帰っていく。
が、するとジョンはそれまでの意見を翻し、出馬取りやめを撤回する、といい出す。
CTUに戻ってきたエリック、まっさきにニコールに会いにやってくる。
アイザックは一足先に帰っていったらしい。
エリックはレベッカからの助言を受けて、CTUで働くことを選んだ、とニコールに伝える。
するとニコールは「あなたを支える」と応える。
ニコールとの別れを想定していたエリックだけに、意外なニコールの答えに戸惑うエリック。
ニコールは「愛があれば乗り越えられる」と諭し、エリックもそれを受け入れるのだった。。。