CSチャンネル・FOXで海外ドラマ・ 24:レガシー 第3話 「2:00 P.M.」が放送されたのでレビューしてみます。USBチップと引き換えにする金を盗みに入ったエリックは警察に包囲されてしまうのだが…。
前回のレビューはコチラ。
24:レガシー 第3話 「2:00 P.M.」あらすじ
アンディとレベッカはマリンズによって拘留され尋問を受け、一貫して操作のためエリックの補佐をしていたと主張する。
いっぽうのエリックは警察官達によって包囲され袋のネズミ。
人質にとった警官のうちひとりに自身の素性を明かし、テロ防止のためには金がいることを告げる。彼の熱心な説得ぶりに心動かされた警官は逃げ道を吐露。エリックは人質に巻きつけていた爆弾を利用して壁に大穴を開け、警官に誘導を依頼して脱出を図る。
しかし追手の警官たちに囲まれていよいよあとがなくなったエリックは人質に銃を向けて警官たちを牽制。すると、現場にいた捜査官に電話が入る。
CTU本部ではマリンズがレベッカたちの証言を信用し、彼女たちの拘留を解除。レベッカはエリックへの誤解を解くために連絡してきたのだった。
「マリンズはシロだった」と伝えた上で、CTUの応援のもとグライムズと接触を図るように促されるエリック。バレたら困る、と躊躇するエリックだがレベッカに説得され従うことになる。
アイザックはかくまっているニコールをアジトに残し、ドラッグの取引にでかける。嫉妬に駆られたアイシャと部下が自分をハメようとしているとも気づかずに…。
エリックはニコールに連絡、もうじき事態が落ち着くと告げると彼女のために変わる、と愛の言葉を告げる。
アイシャの動向に注視していたニコールは、エリックに「アイザックが心配」と告げるが、兄に対抗心を抱くエリックはその言葉を聞いて発奮しかけるも、世話になっていると諌められる。
アイシャの携帯番号から密談相手の情報をCTUに特定してもらおうとする。
レベッカは内通者と判明したニラーを捕まえるため、マリンズに復職を願い出る。アンディの拘留も解かれ、トーマスは彼に謝罪するもわだかまりが残ってしまう。
CTUは総出で作戦の支持にあたることに。
エリックはCTUのチームと合流、エリックはトーマスと組んで作戦に当たる。エリックはできればベンを殺したくない、と告げるのだが作戦優先のトーマスにはその言葉は響かない様子。
ジョンはニラーの過去(モスク通いの件)を問題視せず彼女を登用し続けることを決めるが、ジョンの父・ヘンリーは息子に考え直すように進言する。
しかし、レベッカからジョンに電話が入り、ニラー拘束する旨が知らされる。事態がつかめないジョンが窓から外を見るとニラーがCTUによって連行されていくところだった。
ニラーが拘束され、レベッカがジョンのもとにやってくる。
レベッカは事態の経緯を説明、ニラーがテロに加担していることを示唆すると、ジョンはヘンリーに知らされた、ニラーのモスク通いの過去を明かす。
レベッカはニラーを聴取するが、彼女は関与を否定する。
その頃、ビンハリードの派閥では統率を担うことになったジャダラが、エリックに殺された部下たち(第1話参照)の携帯を追跡。
そのうち1台をベンが持っていたため、そこから居場所を特定し彼の元へと向かう。
アミラはデビッドを利用してテロ(?)の準備を進めていた。
彼女の兄・ハッサンはデビッドが計画に参加していること、彼がドリューを殺してしまったことを危惧していたが、アミラは「大丈夫だ」となだめる。
デビッドとアミラは殺してしまったドリューの遺体を始末しようとするが、教室に他の生徒がやってきて、対応せざる負えなくなる。
話でごまかしなんとか生徒を追い返すが、その一瞬の隙きにドリューの遺体が消えていた…ドリューは死んでおらず負傷したまま窓から逃亡したのだった。その姿をとらえた二人は慌てて彼を追う。
ふらつきながらグランドに逃げ出したドリューだが、助けを求めようとしたところで力尽き倒れてしまう。
こっそりと彼を処分しようとした二人だが、グランドからひとが集まってきてしまい、「倒れていたのを見つけた」と誤魔化すしかないふたり。ドリューの件の隠蔽に失敗。
救急車が呼ばれドリューは搬送される。心配そうなデビッドに「計画を続行しろ」と言い残し、アミラはドリューに付き添い病院へ。病院で彼にとどめを刺す気らしい。
ジョンはニラーの県で動揺しつつもパーティーに出席、演説をはじめる。
ヘンリーはレベッカに詰め寄り、ニラーを拘束した理由を聞き出そうとするが、情報を漏らせないレベッカはクチを閉ざす。ジョンの選挙活動に関わることは全て把握したい姿勢のヘンリーは情報を知らせろ、とレベッカに高圧的な態度をとるが…。
ニラーの聴取は尚も続き、レベッカは監視カメラに捉えられたニラーの姿を見せて白状を迫る。しかしニラーは「これは自分じゃない」と断固として否定する。
CTUではエリックから依頼されたアイシャの通話相手追跡をマリアナが担当する。
作業に手こずっている彼女を見てアンディが補助。彼女はアンディとトーマスが険悪な様子を問うと、彼らが同性愛者で付き合っていたが昇進のためにトーマスがアンディを捨てたのだ、と聞かされる。
ニコールはマリアナが解析した情報から、アイシャの通話記録を聞かされる。
それによってアイザックを始末する計画が進んでいることを知るが、ニコールの態度のおかしさに気づいたアイシャによって携帯を取り上げられてしまう。
エリックはCTU監視のもと、ベンと落ち合うため待ち合わせの駅にやってくる。
エリックと彼を監視するトーマスは、ベンの指示するまま列車に乗車。ベンの姿は目に留まらないまま列車が動き出してしまう。ベンは隣の客車に乗っており、このままUSBチップの隠し場所まで一緒に連れて行く目論見らしい。
車内で接触したふたり、エリックは金を見せて、独りできたことを強調。
安心したベンは金を手にしたあと外国で生活をやり直す計画をかたりはじめる。ベンはエリックもその計画に誘うが、「過去に責任がある」と意味深な言葉を吐くエリック。
ベンは暴走したことをエリックに謝罪する。降車駅が近づき、ふたりは列車を降りる。トーマスがその後をつける。
ジョンの父親・ヘンリーとその弟・ルイスは密談。
レベッカが証拠としてニラーに提示した監視カメラ映像は実は偽物。ITに長けたルイスが監視カメラのタイムコードを操作し、ニラーのアリバイを崩すよう仕向けたものだった。
さらにふたりの会話からは、「特殊部隊メンバーの住所のリーク」にも彼らが関わっているらしいことが示唆される。
ジョンの選挙活動のために、ヘンリーたちが仕組んだようなのだが。。。
駅で金とUSBチップの受け渡しが行われるが、トーマスが周辺を監視すると怪しい人物に囲まれていることに気づく。
CTUが慌てて突入。件の人物たちとトーマスが銃撃戦になる。その様子を見て「だましたな」と憤慨するベンはエリックをなぐりつけて逃走。トーマスが被弾し、エリックが後を追う。
怪しい人物たちはベンを銃撃し、USBチップを奪う。
最後にとどめを刺されそうになったところで、エリックが駆けつけ応戦。件の人物立ちはさらに逃走。エリックが追いかけるがリストを奪われたまま取り逃がしてしまう。
逃げた男たちは案の定、ジャダラの部下。USBに収められた工作員のリストはジャダラの手に渡ってしまった。。。