【海外ドラマ】フィアー・ザ・ウォーキング・デッド 第3話「動かぬ現実」レビュー

フィアー・ザ・ウォーキング・デッド 第3話

CSチャンネル・FOXの海外ドラマ フィアー・ザ・ウォーキング・デッド 第3話 「動かぬ現実」を視聴したので感想をレビューしてみたいと思います。マディソンに帰り着いたトラヴィス、しかしそこで目撃したのは…。

ちなみに前回のレビューはこちら。

【海外ドラマ】フィアー・ザ・ウォーキング・デッド 第2話「生まれる混沌」レビュー

フィアー・ザ・ウォーキング・デッド 第3話 「動かぬ現実」あらすじ

原題は “The Dog”

ダニエルの理髪店に籠城するトラヴィス達。
クリスは外に出よう提案するが、店の中にいれば安心だとするトラヴィス。「(暴徒たちが理髪店の)クシを奪いにくるか?」と嫌味な発言、それをきいたダニエルとまたも一触即発の事態に。外の暴動は激しさを増し、理髪店のとなりの店に暴徒たちが押し入り火を放つ。
いよいよ籠城していられなくなった一行は意を決して店の外にでる。

街は暴徒とウォーカーが入り交じり警官を襲う大混乱状態。
一行は人並みをかき分けてトラヴィスの車にむかって走る。しかし道中、倒れてきた鉄筋に足を挟まれたグリセルダ。命に別条はないものの重傷。
ライザは病院に連れて行くべきと語り、トラヴィスは車で病院を目指す。

フィアー・ザ・ウォーキング・デッド 第3話 フィアー・ザ・ウォーキング・デッド 第3話

車が病院の前に差し掛かると、ただならぬ気配を察知する。
病院はすでに壊滅状態、ウォーカーと化した医療従事者がフラフラと歩きまわり、警察が一斉射撃を行うところだった。病院に近づくのは無理と判断したトラヴィスは、ダニエル達一家をつれてマディソンの家を目指す。

道中、街の明かりが一斉に消えていく様を目撃した一行は終末の恐怖を感じるのだが。。。

フィアー・ザ・ウォーキング・デッド 第3話

いっぽうマディソンの家では、トラヴィスの帰りをまつマディソンニックアリシア。カードゲームをして時間をつぶす。
アリシアは向かいの家で起きたらしい惨事を未だに気にしている。ニックはアリシアにも事態を説明するべきだと諭すが、マディソンは頑なにアリシアに説明をしようとしない。

そのとき家の窓をたたく音が響く。おそるおそるカーテンを開けると近所の飼い犬らしき犬がたっていた。
ニックが犬を向かい入れると、その犬は人間の血らしきものに汚れていた。犬は窓にむかって吠え始める。その先を確認するとご近所のピーターがフラフラとコチラに近づいてくるのが見える。
瞬時に彼がウォーカーとなっていることを察したマディソンとニック。お隣の家に銃があることを思い出したニックは二人を連れてお隣へ避難する。

フィアー・ザ・ウォーキング・デッド 第3話

お隣の家に侵入した3人。
ニックとマディソンはそこで猟銃と弾薬を発見する。アリシアが窓から自宅の様子を伺うと、どうやらピーターが自宅へ侵入、犬を襲っているらしき音が聞こえてくる。
そのさまをみたマディソンは自宅には戻らないほうがよい、と判断するが、タイミング悪くそこへトラヴィス達が帰宅してくるのが見える。

トラヴィスに警告しようにも電話は通じず、仕方なく自宅へ走って戻る一行。
ニックは銃を持ち帰るが、弾薬を置いてきてしまったことに気づく。それを聴いたアリシアは独りで弾を取りに戻るのだが。。。

トラヴィスが家に戻るとマディソンたちの姿はない。
リビングに進むと、横たわる犬に食らいつくピーターの姿を目撃する。ライザとクリスに逃げろと警告しピーターと取っ組み合いになるトラヴィス。

かけつけたマディソンはピーターに銃を向けるがトラヴィスは殺すことに躊躇しているのか「銃をおろせ」と命令。
そのさまを見かねたダニエルはマディソンから銃を奪い、ピーターに向けて発砲(銃の中にも弾が入っていた模様)。顔面を撃っても尚動き続けるピーターに戦慄する一同、さらにもう一発ダニエルが発泡しピーターの頭が吹き飛ぶ。
トラヴィスは「なんてことを…」と衝撃をうける。

フィアー・ザ・ウォーキング・デッド 第3話 フィアー・ザ・ウォーキング・デッド 第3話

弾を取りにもどったアリシア、しかしそこで物音に気づく。
おそるおそる廊下を見渡すと、何者かが立っている足が見える。戦慄したアリシアは持てるだけ弾を抱えて一目散に外へ向かう。

お隣の庭を駆け抜けて戻ろうとするアリシアだが、ウォーカーと化したお隣さん・スーザンに捕まってしまう。悲鳴をあげるアリシア。
騒ぎを聞きつけたクリスはアリシアをひっぱり救いだすが、勢い余ったのかアリシアはクリスの顔面を殴打。「助けようとしたのに!」と憤慨するクリス。

庭の柵に阻まれコチラには来れないスーザン。彼女の変貌ぶりに言葉をなくすマディソン。
ニックはこれは病気ではなく、彼女はすでに死んでいる、と語る。アリシアは事態を目の当たりにして彼氏・マットの身を案じるのだが。。。

フィアー・ザ・ウォーキング・デッド 第3話 フィアー・ザ・ウォーキング・デッド 第3話

マディソンはすぐにでも街を脱出するべきだ、と考えるがトラヴィスは闇の中を動くのは危険と判断し明朝を待つことに。
トラヴィスはピーターの死体を庭に埋める、ダニエルは燃やしたほうがよいと忠告するが「彼(ピーター)に罪はない」と彼を撃ち殺したピーターに悪態めいた言葉を吐く。それを聴いたダニエルは呆れた様子だが。。。

ダニエル、グリセルダ、オフィリアはマディソン宅の寝室を借りる。
「メキシコのいとこに連絡する」と語っていたダニエルだがそれはウソ。彼らの親族は過去に既に死んでいるらしい。ダニエルは他人に借りを作るべきじゃないと考え、トラヴィス達との同行を頑なに拒む。オフィリアは協力すべきだと諭すのだが、母・グリセルダも「父親に従いなさい」の一点張り。

フィアー・ザ・ウォーキング・デッド 第3話

マディソンたちと一緒に逃げることになったライザ
彼女は「友達じゃないけど敵対もしたくない」とマディソンに語りかける。マディソンは窓からスーザンの有様を眺め、「あたしがああなったら(転化したら)、アナタが殺して」「トラヴィスには耐えられない」とライザにお願いする。

翌朝、出発前にマディソンは仲の良かったお隣さん・スーザンへのよしみで彼女にトドメをさそうとする。
しかしトラヴィスは「まだ治る方法があるかも」と彼女を諭し踏みとどまらせる。その光景を見ていたダニエルは「甘いな」と悪態。

ダニエル一家をのぞく6名は街を出る準備を整える。
オフィリアは最後まで両親を説得し「いい人たちよ」と同行するように諭すが、ダニエルは「いい人たちから死んでいく」とバッサリ。

フィアー・ザ・ウォーキング・デッド 第3話

車を発進させたところで、マディソンはお隣の旦那さん・パトリック(スーザンの夫)が出張から帰宅する様を目撃する。
事態を何も知らない様子のパトリックは家に入っていく。「止めなければ…!」と焦るマディソンは車を降りて彼に駆け寄る。パトリックは庭先にいたスーザンの変わり果てた姿をみて動揺、マディソンは触れないように警告するがスーザンはゆっくりとパトリックに近づく。
そのとき軍隊が現場を急襲、スーザンを狙撃する。

軍隊がその場を仕切り聴取をとられるトラヴィス。
「軍隊が動き始めたなら、すぐ終息する」と楽観視するトラヴィスだが、その様を見て尚、ダニエルは「もう手遅れだ…」とつぶやくのだった。。。

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