CSチャンネル・AXNで 海外ドラマ ザ・フォロイング シーズン3 第11話 「悪魔の誘惑」が放送されたのでさっそくレビューしてみたいと思います。ジョーの死後、絶不調のライアン。テオの消息をおって捜査に乗り出すも暴走してしまい…。
ちなみに前回のレビューはこちら。
ザ・フォロイング シーズン3 第11話 「悪魔の誘惑」あらすじ
原題は “Demons”
ジョーの死刑執行後、ジョーの幻覚を見たライアンは酒の勢いで見ず知らずの女性とベッドを供にしてしまう。
翌朝自宅に帰ったライアンはグウェンに過ちを犯したことを告白するが、その理由をジョーにかこつけようとした様を見てグウェンは憤慨し、ライアンに別れを告げる。
グウェンが去るとライアンの前にはジョーの幻覚が現れ「私がいるだろ」と語りかける。
マークとデイジーはマイクを急襲しようと機会を伺っていた。
デイジーは自分のPCを通して何者か(実際はトム)がマックスを監視しているらしいことから、不用意な行動はやめたほうがいいと警告する。カイルを失い復讐の気持ちは理解できる、としつつも「幸せになるため」にマイクを襲うのは控えるべきだ、と語る。
マークは一瞬デイジーの言葉に耳を傾けかけたが、直後マイクが彼らの前に姿を現しマークの復讐心に火がつく。
デイジーの制止を振り切りマイクのもとに向かうマーク。既のところでデイジーがマークを取り押さえる。
マイクにはFBIの警護がついていた、マークは復讐にかられ周囲に目を向けておらず気づけなかったのだ。デイジーに救われたことでマークは彼女の言葉に従うことを約束する。
別れをつげつつもライアンをひとりにしておくことが心配になったグウェンは、マックスに経緯を話しライアンに付き添うように依頼する。
マックスは彼の様子を見に来るがライアンは追い返そうとする。マックスは彼の気を紛らわせるためにテオの出生の秘密に関わる情報を入手した、と語る。
25年前に起きた一家惨殺事件、それを唯一生き延びた長男がテオことテランス・ジャクソン。事件は未解決のままだが、容疑者にあがっていた人物はその6年後に不審死を遂げていた。
ふたりは、それがテオの初犯ではないか、と推測する。
デイジーとマークはとある男のもとを訪れる。
ジュリアナ(第3話参照)の協力者でITに長けた人物・サイラスだ。マークはルークの人格を露にし彼を脅して協力させようとする。
サイラスを協力させ、デイジーのPCの在り処を特定、FBIの内部に持ち込まれていることが判明する。
しかしサイラスの能力ではFBIの内部までハッキングすることは不可能。デイジーはそれをも可能な技術をもつ人物を知っている、と語る(おそらくテオ)。
テオとペニーは身を隠すために、ある屋敷に潜入することを決意する。
屋敷では客が招かれパーティーが開かれる模様、テオは招待客にすり替わり潜入することを思いつく。テオはいたって真剣だがペニーの遊び半分な態度に一喝。
パーティに参加する予定の夫婦に狙いを定めたテオとペニーは彼らの車を遅い、服を奪う。さらにパーティの主催者が「イライザ」という人物だと聴かされる。
マイクも心配してライアンのもとにやってくる。
3人はテオの家族の事件が「マッドマン」という過去の殺人犯の手口に似ている、とみてマッドマン関連の事件を扱う捜査官 リサ・キャンベルを訪ねる。
ライアンはテオが復讐で殺した人物は真犯人ではなく、本当はマッドマンの犯行だった、と推測。だとすれば、その情報をネタにテオの復讐心を再燃させ彼をおびき寄せられる、と考えたのだ。
リサとライアンはマッドマンの事件が起きた現場へと足を運ぶ。途中、ライアンはジョーの幻覚を目にし、リサを宿に残して、ひとり車で出かけてしまう。
ジョーの幻覚に導かれるように、とある廃屋にやってきたライアン。
そこには奇妙な絵が壁一面に描かれた部屋と、「カロン」という謎の言葉がかかれた日記帳、何者かの叫び声が録音されたカセットプレイヤーが置かれていた。
怪訝な顔を擦るライアン、物音を聞きつけた彼は銃を手に取り家の中を捜索すると、暗闇から男が現れライアンを襲う。男を投げ飛ばすと、彼は家の外へ逃げていってしまった。。。
実のところ、逃げた男こそ「マッドマン」であった。
リサやマイク、マックスが現場に到着。リサはライアンの独断の行動、そしてマッドマンを取り逃がしたことを責め立てる。
テオとペニーが潜入したパーティーはどうやら多数のカップルが集うスワッピングパーティーらしい。しかも残虐行為を伴うような過激なプレイを楽しむ類の。
参加者とすり替わって潜入した二人は屋敷の内部に潜入、パーティの主催者らしき女性・イライザと対面する。
イライザはどうやらストラウスの知人。彼らと同じような趣味を持つ人物らしい。
テオはライアンの存在が自分やイライザにとって脅威となると語り、ライアンを仕留める代わりにイライザに金を要求する。イライザはその話に興味を示し、テオは詳細は後日、と屋敷を後にする。
マッドメンことオレグはFBIに居場所がバレたことで覚悟を決めたのか、ライアンたちが宿泊する宿を急襲。
自室でシャワーを浴びていたリサの部屋にオレグが侵入する。ライアンはホテルのフロントにやってくるが、そこでフロントマンが惨殺されているのを目撃(オレグが殺した)、急いで客間の階へと向かう。
オレグはリサに襲いかかるが、既の所でライアンが部屋に飛び込み難を逃れる。
しかし勢いづいたライアンはオレグの持っていたナタを取り上げ彼に振りかざす。リサが大声をあげてライアンを制止し、ライアンはオレグを殺さずにすんだ。
オレグを尋問するライアン。
彼はテオの家族を殺した際になぜテオだけ生かしたのかを問う、するとオレグはテオとは友達だった、と語りテオの依頼で家族を皆殺しにした、と告げる。
わずか10歳の少年から殺人を依頼されたオレグは「彼は悪魔だった」と語る。さらに資料にはなかった末娘の養女・ソフィアもテオの要望で生かしたらしい。(おそらくこれがペニー)
デイジーはFBIへのハッキングのためにテオの協力を仰ごうとするが、彼の本性を知っているため躊躇する。
マークはデイジーに気を使い、ここからは自分一人でやる、と申し出るが、マークに命乞いを聞き入れてもらったデイジーは彼と一緒に行動する、と譲らない。
イライザからの連絡をまっていたテオだが、代わりにデイジーから強力を打診する連絡が入る。テオは予想外の人物からの連絡だ、とつぶやくが。。。
FBIではスローン捜査官がトムに対し、マークの家を急襲した際の事情聴取を行う。
スローンは報告書の確認をとりたいだけなのだが、デイジのーPCを盗んだトムは真実がバレるのではないかと戦々恐々。
トムの報告と、報告書の内容に矛盾が生じていることからスローンはトムの家を訪問し、再度聴取にあたる。
しかし彼の発言の食い違いを発見したスローンは、トムが何かに加担していると考えとっさに銃を向けようとする。トムは誤解をとこうと彼女に駆け寄り銃を収めさせようとするが、その際に銃が暴発しスローンが被弾、息を引き取ってしまう。焦るトム。
ライアンは自宅に帰ってくるが、相変わらずグウェンの姿はなく、彼女の荷物も運びだされていた。
絶望するライアンの前にふたたびジョーの幻覚が現れ、ライアンに酒を薦めるのだった。。。