海外ドラマを多く放送している無料チャンネル・Dlifeで海外ドラマ 見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第3話 「導かれた先」が放送されたのでレビューしてみようと思います。ショーン=ドリルだとして操作をすすめるウェスとクレアは彼の目的を突き止めようとするが。。。
ちなみに前回のレビューはコチラ。
見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~ 第3話 「導かれた先」 あらすじ
原題は “Collision”
クレアはショーンの遺品を眺めながら彼のことを思い出していた。
クレアとウェスの不倫に憤ったショーンは彼女に相談もなく従軍に志願した。二人は仲直りすることなく別れショーンはそのままアフリカで消息をたった。
クレアは母親・ウィリーにショーンが生きていたこと、ドリルと名乗って暗躍していることを明かす。
FBIではドリルの似顔絵を公開し捜索を始めていた。
出勤せずに家にひきこもるクレア、上司は身内にこのようなことがあればショックをうけるのも当然、としてロリンズにクレアを責めるのはやめるよう伝える。
ウェスはべリングスの息子がテロを起こした際の映像を精査する。
しかしその映像にショーンの姿は写っていない。ウェスはテロを起こした子供が標的となった人物の部屋を注視している様子に着目する。
その人物は事件の数週間前から尾行や盗聴を恐れていた、という証言が得られる。さらにその人物は原子力規制委員会の人物に連絡をとろうとしていたことも明らかになる。
ウェスはハーパーの母親が入院している病院を訪れる。ハーパーの父親が件の原子力規制委員会の人物その人だからだ。
ミンクスはハッキングした件から、カウンセリングを受けさせられていた。
実在しない空想の友達・ドリルを理由に悪いことをするのはよくない、と諭されるが、ミンクスはドリルは存在する、と訴え「(無視すれば)彼が怒る」と警告する。
カウンセリングを終えたミンクス。ドリルはミンクスに語りかけ続けるが、カウンセラーに指示されたとおりミンクスは彼を遠ざけようとする。するとドリルは怒ったのか、車のカーステレオの音量を挙げて威嚇、驚いたミンクスはステレオの電源を切る。
ショーンはマリアを人質にどこかへ車を走らせていた。
とある売店に入ったふたり、マリアが通報しようとしたのを制止し、ショーンはマリアに買い物をさせる。ショーンの厳しい監視の目をかいくぐり、一瞬の隙をついたマリアは自分の持っていた「クレアの名刺」を店員に渡す。
マリアの様子のおかしさに気づいた店員は、店を出たマリアとショーンを目で追うが。。。
クレアはショーンの遺品の中から、メモ書きを発見。スハイル・ベーカリーというパン屋の住所が書き留められていた。
その店にやってきたクレア、店員にショーンの写真を見せて事情を聞こうとするが、店員は何も知らないと語る。
怪しんだクレアはこっそりと店の裏口から侵入、店の裏手で働いていた女性にも事情を聞こうとする。ショーンの残したメモ書きには店の住所の他に奇妙な数字の羅列が残されていた、これはイスラム社会で使われる送金システムの一環らしい。
クレアは女性にショーンの写真を見せ、夫を探している、と伝える。
すると女性は、ショーンが何度か店にやってきて金を受け取った、と話す。それを伝えられるとクレアは店を追い出される。
マリアは誘拐された目的をショーンに問うが、彼は「わからない」とつぶやくだけ。
ショーンは買い物させたシェーバーでヒゲを剃る。マリアは不安で泣き出してしまうが、突如その場の電気が点滅し始める。
先の店員は名刺を頼りにクレアに連絡をとろうとするが、職場に出勤していないクレアの代わりにロリンズがその連絡を受ける。
ショーンは宙を見上げ「メッセージを聞いている…」とつぶやく。それによれば「逃げろ」といっているらしい。
連絡をうけたロリンズが現場に急行し、ショーン達のいた場所を急襲するも、メッセージをうけたショーンは既にその場から逃走した後だった。。。
ショーンはマリアを連れて、ショッピングセンターの駐車場から車を盗み逃走する。
腕に残されたマークを指し、「ここに連れて行け」と語るショーン。マリアには場所の検討などつかないのだが…。
ショーンはマリアに運転させてどこかへ向かっていた。しかし途中でマリアは車を暴走させて車ごと路肩に落ちてしまう。
路肩に落ちた車からマリアは命からがらぬけ出す。ショーンが気を失っている間に彼女はその場から逃げ出す。
ウェスはテロの被害者がハーパーの父親宛てに送ろうとしていたメールに添付されていた画像を、父親に見せる。すると彼の表情は一変する。
クレアは帰宅する。すると家にはウェスが来訪していた。
ウェスは「ショーン(ドリル)が戻ったわけがわかった」と語る。ショーンは中東から金を受け取り、複数の爆破を計画していた。原子炉もその標的のひとつらしかったが、件の原子炉の施設に破損が見つかり(おそらくはドリルの仕業)、それをハーパーの父親に報告しようとしたところ、べリングスの息子がやってきて爆破テロを起こした(施設の破損は報告はされずじまい)。
更にハーパーの父親がするはずだった、定例の施設点検は、ハーパーの母親が事故に遭ったために中止となっていた。すべてが原子炉爆破に向けて子供を利用して、状況を整えていたのだ。
クレアはここではじめて、どの子供たちも「空想の友達・ドリル」にそそのかされていたことを明かす。それを聴いたウェスの顔色が変わる。彼の娘・ミンクスも「ドリル」という名をクチにしていたからだ。
ミンクスに面会にきたクレア。レナとミンクスは、ウェスと不倫した相手がクレアだとしっており、当然ながら内心穏やかではない。
クレアは母親を悲しませたことをミンクスに謝罪し、ドリルのことを聞き出そうとする。
しかしカウンセラーに「ドリルはいない」と言い含められたミンクスは頑なにドリルのことを話そうとしなかった。クレアはドリルから持ちかけられた「ゲーム」について聞こうとするが、ミンクスはクレアを激しく拒絶する。
レナは内心嫌がりつつも、クレアに「ゲーム」のことを話すよう、ミンクスを諭す。
そのころ、ミンクスのカウンセリングを担当したカウンセラーは家路についていた。
自転車で家に向かっている道中、目の前に急に現れた子供をよけようとして、自転車ごと車道へ飛び出し撥ねられてしまう。
ドリルの怒りをかってしまったのだろうか。。。
ミンクスは語り出す。
ドリルはウェスのPCから「宝物を探しだせ」と頼まれた、という。ハーパーがPCから盗みだしたのは原子力発電所の設計図。そこには、マリアの家のシャワールームに残されていた、件のマークも…(発電所のロゴマークと酷似)。
ショーンの標的はその「ハーバーポイント原子力発電所」だろうと推測する。
徒歩で逃げたマリアは発電所のフェンスまでやってくるが、ショーンが後から追いついてしまう。
ショーンの目的はこの発電所。発電所を囲った電磁フェンスにショーンが触れるとフェンスはショートしてしまう。それに気づいた発電所職員は責任者であるハーパーの父親に連絡を入れる。
ハーパーはドリルの指示をうけて父親の携帯をこっそり操作。
職員からの連絡を受けながらもそれをスルーし携帯を処分してしまう。「ドリル、言う通りにしたよ?」とハーパーが語りかけると、ドリルの約束通りハーパーの母親は目を覚ます。。。
感想&あとがき
[rating]
ショーンがドリルなのかと思っていたけど、今回の描写ではショーンもドリルらしき存在からメッセージをうけとっているような感じ。
つまりショーンも子供たちと同様にドリルの駒にすぎないのか…?
ショーンは中東系の人物と接触しテロを企てているようだけど、ドリルの真の目的は果たしてそこなのか?
そもそも人間じゃないっぽいんだけど、ありがちな中東系テロにショーンを加担させるドリルの意図はいったい…。
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