【海外ドラマ】LIMITLESS リミットレス 第13話「連続ハグ事件」レビュー

リミットレス 第13話

CSチャンネル・スーパードラマTVで海外ドラマ LIMITLESS リミットレス 第13話 「連続ハグ事件」が放送されたのでレビューしてみます。モーラとNZTの関係を怪しむレベッカ、それを危惧するブライアンは…。

前回のレビューはコチラ。

【海外ドラマ】LIMITLESS リミットレス 第12話「エディ・モーラの暗殺」レビュー

リミットレス 第13話 「連続ハグ事件」あらすじ

原題は “Stop Me Before I Hug Again”

ブライアンは殺人事件現場に同行するが、陰惨な現場にショックを受けたブライアン。
気分転換に現実逃避を図るブライアンは、頭のなかで陰惨な事件を「楽しい言葉」に置き換え「殺人」は「ハグ」、「血」は「ソーダ」という具合に言葉が置き換えられて話が進んでいく。

リミットレス 第13話

FBIでは敏腕プロファイラーのデヴィッド・イングランダーが招かれ捜査の指揮をとる。
しかし彼のうんちくにうんざりしたブライアンは、イングランダーに先んじて有力な情報を得る。それを元に捜査がすすみ犯人は見事逮捕される。

イングランダーは何年も追っていた犯人が、ブライアンの手にかかった途端1日で逮捕に至ったことに衝撃をうける。ブライアンをFBI行動分析課のプロファイラーにスカウトする。

面白がるブライアンはお試し志願、ナズは見学がてら2、3日行って来い、と許可を出す。
レベッカはブライアンのお目付け役として同行することに。

リミットレス 第13話 リミットレス 第13話

行動分析課のあるクワンティコに向かう道中、レベッカはパイパーがモーラを狙撃した際のことに着目(第12話参照)。モーラもNZTを服用していたのではないか?と疑い出す。
まずいことに目をつけた、と焦ったブライアンは話をそらそうとするが、いずれモーラのことに感づく、と危惧する。

クワンティコに到着したふたり、ブライアンはイングランダーの抱える事件の資料に目を通す。レベッカはCJCから持ってきた自身の仕事をこなす。

昼間は行動分析課の凶悪事件を操作し、夜はレベッカの話し相手を努めてモーラのことを考えさせないように務めるブライアン。

リミットレス 第13話

ブライアンの手腕を見込んだイングランダーは、正式にブライアンを行動分析課にスカウトする。自身の著書をブライアンに贈り、「金も稼げるぞ」と誘う。

レベッカとブライアンは帰還する日を迎え、帰路につく。イングランダーの著書をよみデタラメばかりだと小馬鹿にするブライアン。
帰路の途中、ブライアンはイングランダーが捕まえた容疑者が収容されている刑務所に立ち寄る。その容疑者が逮捕された経緯に矛盾を感じたブライアンは、彼がイングランダーによって間違えて逮捕された、と考えている様子。

ナズは、本人が犯行を認めている、とブライアンの訴えを退けようとするがブライアンはしつこく食い下がる。

リミットレス 第13話

ブライアンの訴えが受け入れられ、件の容疑者 アンドレ・ハナンの再尋問が行われる。
嘘発見器にかけられるハナンだが、ブライアンの読みに反して彼の証言に嘘はない様子。アテが外れたブライアンはそれでもハナンは犯人じゃない、と譲らない。

いっぽうでレベッカは未だにモーラについて調査をつづけていた。それに気づいたブライアンは何とかして彼女にモーラのことを調べるのを辞めさせようと考える。
ブライアンはレベッカやFBIの目をそらさせるために、ブライアンの血液サンプルを用意するようサンズに要請。狙撃の際にモーラが来ていた衣服がFBIの保管庫にあるため、NZTの成分が含まれていないモーラの血を採取できれば、それをつけた衣服を保管庫の衣服とすり替えて、モーラとNZTの関係性を否定することができる、と考えた。

リミットレス 第13話

ハナンの件では、ブライアンはハナンの記憶が操作された、と訴える。
最新の技術では人間の脳に特定の記憶を刷り込ませることができる、という説を持ち出し、ハナンは何者かによって犯行を犯したという記憶を植え付けられた、と訴える。
荒唐無稽なブライアンの論に呆れるナズたちだが、ブライアンはそれを実際に可能にできる人物 ハワード・ギルロイという医者 兼 科学者を探し出した。しかもハワードの患者のなかにはハナンの診察記録も見つかる。

ブライアンがハナンを聴取すると、ハワードの診察を受けたことを認める。ブライアンの要請でハナンの頭髪を剃ると彼の頭には記憶操作のためにつけられたと見られる手術痕が見つかる。

リミットレス 第13話

サンズからモーラの血の件で連絡をうけたブライアンは、ハワード逮捕には同行せずサンズと面会する。
モーラの血痕つきの衣服をうけとったブライアンは、捜査官のIDを偽造しFBIの保管庫へやってくる。保管庫のデータを改ざんし、サンズから受け取った衣服と証拠品を入れ替えようとするが、サンズから渡された衣服と証拠品の衣服が微妙に仕様が違うことに気づき、その場で手直しする。

レベッカとスペルマンはハワード・ギルロイの元にやってくる、ブライアンの突き止めた記憶操作の件を持ち出し彼を問い詰める。しかしギルロイにはアリバイがあり、捜査は行き詰まる。

FBIにもどってきたレベッカとスペルマンは保管庫にやってくるが、(ブライアンが侵入し)カギが開いていることを不審に思う。ふたりは保管庫に入るも、ブライアンは既の所で気づきふたりとの鉢合わせを回避する。

リミットレス 第13話

イングランダーは自分が捕まえたハナンにちょっかいを出したことで憤慨。
ギルロイにはアリバイがあったが、ブライアンはギルロイに共犯がいたのでは?と考える。ブライアンはギルロイの病院への出資者を怪しみ、その出資者の息子 ノーラン・ベイルが怪しいと踏む。連続殺人の衝動にかられるノーランの素性に目をつけたギルロイは、彼の親を脅し出資を要求して、殺人の罪をハナンになすりつけたのだ。

ブライアンはノーランを待ち伏せ偶然を装いDNAを採取、そこからノーランとギルロイの結託殺人が証明される。

リミットレス 第13話

イングランダーは事件の真相に行き着いたブライアンに賞賛と謝罪をおくり、一緒に本を書いて儲けよう、と誘うがブライアンは呆れ顔。

ブライアンは保管庫でとっさに手直しした衣服のことが気がかり。レベッカたちが保管庫に踏み入ってきたため焦って手直しし、仕上げが雑になった。
それが原因でレベッカはきっと真実にいきつく、と危惧。どこかで「嘘だらけの生活から解放され、真実を打ち明けたい」と願っているのか、と自問する。

そのころレベッカは、ブライアンが危惧したとおり、例の証拠が改ざんされていることを発見してしまうのだが。。。

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