CSチャンネル・スーパードラマTVで海外ドラマ LIMITLESS リミットレス 第17話 「コンビ解消」が放送されたのでレビューしてみます。レベッカを遠ざけるブライアンだが彼女との関係は思わぬ方向へ向かってしまう。。。
前回のレビューはコチラ。
LIMITLESS リミットレス 第17話 「コンビ解消」あらすじ
原題は “Close Encounters”
レベッカの父親を殺したのがサンズだと知ったブライアンは、気を紛らわすために夜の街へ繰り出す。
NZTを飲んだブライアンは、警察無線を盗聴し、事件現場にクビを突っ込んでは事件解決の後押しをして回る。人助けをして気を紛らわせようとしていた。
いっぽうでレベッカからの連絡を無視するブライアン。彼女と一緒にいたら、いやでもサンズのことが頭に浮かんでしまう、と葛藤していた。
ブライアンがあちこちの事件に顔を出したことでFBIのレベッカのもとに連絡が行く。
レベッカを避けていたブライアンだが、レベッカが直々にやってきてブライアンを叱責する。さらに職務中以外にNZTを飲んでいることにレベッカは驚き問いただそうとする。
が、そのときニューヨークの町並みの明かりが次々と消えていく。。。大停電が起こったのだ。
FBIに招集されたふたり、ブライアンは「自分が予備のNZTを持っていることは黙っていてくれ」とレベッカに懇願する。
ナズは停電の原因がサイバー攻撃ではないか、と推測するのだが、ブライアンは停電の原因は「風」によるものだと持論を展開。各々が原因究明のために捜査に当たる。
レベッカとブライアンは電力会社にやってくる。
ブライアンが電力会社の送電装置を調べると、ブラックライトで発行する「何らかの有機物」が大量に見つかる。これが停電の原因かもしれないと考えるブライアン。レベッカは「バイオテロかもしれない」と危惧する。
ブライアンは昨夜、市警の捜査に協力した際に、港であがった男性の遺体に同じ物質が付着していたのを思い出す。それを足がかりに捜査をはじめる。
ブライアンは自分が職務時間以外でNZTを飲んだお陰で真相に近づいている、とアピールする。レベッカは「まだほかにもNZTを隠し持っていないか?」と疑うが、ブライアンは「持っていない」と嘘をつく。
遺体男性は生前、建設局の警備員をしていた。ブライアンは彼の職場にやってきて手がかりを探そうとする。
建設局の資料庫をあさるブライアンは、ニューヨークにあるとあるビルの建設図面が盗み出されていることに気づく。
建設局を出るとブライアンとレベッカは防護服を来た人物たちに取り囲まれる。「不審な物質に晒された疑いがある」としてふたり防護服を来た一向に保護されることになってしまった。。。
正体不明の物質にさらされたブライアンとレベッカはCDCの管理下で隔離されることになってしまう。
そこにやってきたのは天体物理学者のスタージョン・リード。
彼はふたりが浴びた物質が流星群からばらまかれたバクテリアだと説明。そのバクテリアが発電所のエネルギーをエサに繁殖していると続ける。
ブライアンは宇宙からやってきたバクテリア、という話に大興奮。
しかし、ふたりは体に変化が現れるまで拘束されることになってしまった。。。
マイクとアイクは、停電で困っているブライアンの家族を実家に送迎する役を担う。
アイクはレイチェルとベッドを共にしてから(第16話参照)彼女にぞっこんな様子だが、メールを送るのはいつも自分からだけだ、と少し心配そう。
マイクはブライアンから「実家で待機するよう」言われた、として一時家にやっかいになることに。
アイクと一緒にいるのがバツの悪いレイチェルはうんざり顔。。。
ブライアンはスペルマンの協力を得て、建設局から盗まれたビルの地下に紙幣を管理する金庫があることを突き止める。
何者かがその金を狙い、ビルの図面を盗みに入った際に警備員の男性を殺した。彼の遺体には例のバクテリアが付着していたものの、スタージョンの言う流星群は彼が死んだ後に発生したものだった。
そこからブライアンはこのバクテリアは宇宙から来たのではなく、地球に元からあった同種のバクテリアを改良した新種だと推測する。
バクテリアを撒き散らし人為的に停電をおこして、金を盗み出す計画だろう、と考えた。ブライアンとレベッカは隔離中で動けないため、スペルマンが捜査を引きつく事になった。
スペルマンに事情を話し終えたブライアンは電話を切る。
レベッカの電話を借りて話をしていたのだが、彼女の携帯にはブライアンの部屋を捜索した写真が残されていた。
レベッカを問いただすと、彼女は「ブライアンの部屋を家探しして隠し持っていたNZTを見つけた」と明かす。嘘をついていたことがばれ、更に隠していたNZTのうち2錠が押収された。「薬を隠すなんてまるで依存症よ」と言われたブライアンは感情任せにレベッカを罵倒、「NZTを飲んだ俺がいなければ君は手柄なんかたてられない」と言い放ってしまう。
その言葉を聴いたレベッカは呆れる。
マイクとアイクを迎えたフィンチ一家。
レイチェルはアイクがいることにバツが悪そうだが、母マリーはアイクがレイチェルに色目を使っていることを見抜きからかう。
いっぽうでレイチェルはサンズが家にやってきた際(第16話参照)ブライアンがこそこそと何かをしていたことが気になっていた。
それで部屋を探してみるとNZTの錠剤を発見する。レイチェルはその薬が、ブライアンが変わった理由なのでは?と考え、更に言うならFBIがそれを支給しているのではないか?と推測。
それを心配そうにマリーに相談する。
心配になったマリーは父デニスにNZTのことを相談する。デニスは、ブライアンからNZTのことを聴いていたためその話を聴いても驚きはしなかった。
隔離施設では、バクテリアに感染力はなく人間には無害であることが確認される。
レベッカとブライアンは解放されるが、ブライアンが話しかける間もなくレベッカは足早に立ち去ってしまう。
FBIに戻ってきたブライアン、レベッカに無視されて意気消沈。スペルマンはブライアンをはげます。
レベッカがやってくると、ブライアンは「ナズに頼んでコンビを解消してもらった」と告げられる。返す言葉もないブライアン。
ブライアンはバクテリアを巻いた人物には専門的な知識があったはず、と考えニューヨークでそれが可能であった人物を12人まで絞り込む。
スペルマンはNSA(国家安全保障局)に協力を求め、12人の通話記録をかたっぱしから調査する。
ブライアンはその会話の中から、スタージョン・リードとイアン・マーシャルという人物の会話に着目。
共に科学者であるふたりは「地球外生命体の有無」について予てから論じていたが、懐疑派であるリードをねじ伏せたかったマーシャルは新種のバクテリアを流星群のタイミングでバラまき「地球外生命体」の存在をアピールしたかった、と白状する。
しかし、図面を盗み出し、警備員を殺し、金庫に押し入る計画についてはマーシャルは否認する。
ブライアンとスペルマンはマーシャルの助手をしていた女性とそのいとこを逮捕する。
その女性はマーシャルが思い立った他愛もない計画を利用し、停電に乗じて金庫から金を盗む計画だったのだった。
無事事件は解決したが、レベッカのことで気が晴れないブライアン。スペルマンは「おれたちのコンビも悪くない」と励ますのだが。。。
いっときの癒やしを求めて、家族の集う実家にやってきたブライアン。
しかし、デニス、マリー、レイチェルは神妙な面持ちで待っていた。
マリーはレイチェルから渡されたNZTを取り出し、問い詰める。事態を聞かされていたデニスはブライアンとの約束をまもり他言しないで待っていたが、それが逆にマリーの逆鱗に触れた様子。
待機しいたアイクとマイクの前で隠し持っていたNZTを出されたブライアンは慌てる。
さらに、サンズが血まみれで転がり込んできたときのことも明かしてしまうマリー。アイクとマイクも当然それを聴いてしまう。
溜飲の下がらないマリーはブライアンに絶縁をたたきつける。
大事になってしまったことに小声で謝罪するレイチェル、そしてそれを黙ってみているしかないデニス。
さらに肩を落とすことになったブライアンは、家宅捜索されて荒れ放題の部屋に帰ってくる。
翌朝、アイクはレイチェルに接触。
彼女はてっきり二人の関係についての話かと誤解するが、アイクが聞きに来たのは「血まみれで転がり込んできたサンズ」についてだった。。。
レベッカが出勤すると、ブライアンの姿はなく彼のデスクには置き手紙が残されていた。手紙にはレベッカへの謝罪としばらく姿を消す旨が書かれていた。
ブライアンはレイチェルが持ち出したNZT2錠だけを手に、バイパーを頼ってニューヨークを後にする。。。
感想&あとがき
[rating]
あーあ、レイチェルが軽率にしゃべったせいでブライアン四面楚歌。
レベッカとの関係はまあ、ブライアンが嘘をついたことが原因だとしても、お母さんの激憤ぷりがデニスの冷静さと対照的でちょっと引く。苦笑
ただ、レベッカが家宅捜索に踏み切ったのももしかしたらレイチェルが通報したからとか…?だとしたら、まじレイチェルおせっかい女だな。笑
孤立してしまったブライアンが頼ったのは、第12話で登場したバイパー。
ブライアンによって海外に逃げたはずだけど、ブライアンは彼女を追うことに…?命を助けた仲ではあるけど、そんなに親しい間柄って感じでもなかったから、彼女がここで出てくるのは意外。
いや、美人さんだから再登場は嬉しい限りだけどね…!
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