CSチャンネル・AXNで 海外ドラマ GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第6話 「白ウサギ」が放送されたのでレビューしてみます。ゴードンへの復讐を目論むジャーヴィスの魔の手はベイルやレスリーにまで及び…。
ちなみに前回のレビューはコチラ。
GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第6話 「白ウサギ」あらすじ
原題は “Mad City: Follow the White Rabbit”
ジャーヴィスはハイヤーの運転手に変装しとある結婚式に潜入する。
挙式を上げたばかりのカップルをのせたハイヤーをジャックしたジャーヴィスは、ふたりをある場所へと連れて行く。
ベイルは依然、ゴードンから「アリスの血」の情報を得ようとしていた。
ゴードンの元カノであるレスリーが血液検査を担当していることまで突き止めていたベイルは、ゴードンに取次を依頼する。
微妙な表情を浮かべるゴードンだが、ベイルはゴードンとの曖昧な関係に対し「こういう関係嫌いじゃない」と伝える。
ベイルが仕事に出かけると、ゴードンの元にはジャーヴィスの使いを名乗る男がやってくる。
ジャーヴィスの言伝では「僕の友人についていけ、さもないと今日大事な人達が命を落とす」と。
男に連れられてゴッサムの高架下までやってきたゴードン。
ジャーヴィスはゴードンに電話をかける。
ジャーヴィスは挙式からさらってきたカップルを催眠術にかけ橋の上から飛び降りさせようとしていた。さらに橋の下では催眠術にかけられた子供が道の真中にたっている。
ゴードンがカップルを助けに向かうと、子供はトラックに跳ねられる、という算段になっているらしい。ジャーヴィスはゴードンに「どちらを助けるかを選べ」と決断を迫る。
いまにもトラックに跳ねられそうな子供を放っておけなかったゴードンは、全力で走り子供を救う。
が、かわりにカップルは橋から飛び降り、ゴードンの目の前で転落死してしまった。。。
ふたたびゴードンに電話するジャーヴィス。場所を指定し、とあるアパートにゴードンを呼び出すのだが。。。
最愛の人物(ニグマ)をみつけたペンギンは上機嫌。
ニグマは補佐官として、ペンギンの「市長としての仕事」と「暗黒街のボスとしての仕事」をサポートしていた。
ペンギンはニグマに「愛している」ことを伝えようと意気込むが、いざそれを伝えようと尻込みして伝えることができなかった。。。
カップルが飛び降り自殺したことで市警は調査に乗り出す。現場に残された子供の証言から「ゴードンが子供を助けたらしい」ことだけは判明。バーンズはゴードンが事情を知っていると考え広域手配を命じる。
ハーヴィはバーンズが杖を使わなくなったことに驚いていたが…。
現場にはジャーヴィスが言伝を預けた男も残っていた。
彼も催眠術をかけられたらしく、「ゴードンに伝言がある」とつぶやくことだけを際限なく繰り返していた。
ゴードンはジャーヴィスの要求通り、とあるアパートにやってくる。
そこにはゴードンの父親、ピーター・ゴードンの死にまつわる新聞記事が並べられていた。
そこへジャーヴィスから電話、ジャーヴィスの凝った趣向に腹を立てたゴードンは、電話を途中で切ってしまう。
その態度に腹を立てたジャーヴィスは、ゴードンの現在の恋人(候補)・ベイルを拉致、その様子を望遠鏡でゴードンに見させる。
血相を変えたゴードンはベイルを助けに向かうが、一足遅くベイルは連れ去られてしまった。
バーバラとタビサは、ニグマにハメられたブッチを密かに匿っていた。
ブッチをハメた犯人を見つけ出しペンギンに報告しようとも画策している様子。
そこへゴードンがやってくる。
ゴードンはジャーヴィスの居場所をたずねるが、バーバラは茶化して答えようとしない。バーバラの茶番に付き合う気のないゴードンは銃を取り出し一触即発の事態。
するとバーバラは「ジャーヴィスがゴードンについて尋ねてきた」「ベイルのことは既に知っていた」と明かす。
そしてバーバラがレスリーのことも話してしまったと知りゴードンは慌てて電話をかけるが、レスリーの電話に出たのはジャーヴィスだった。。。
レスリーとベイルのふたりを拉致したジャーヴィスは、ゴードンに水道電力局に来るよう指示する。
バーンズは現場で捉えた、ジャーヴィスの使いの男に尋問をするが、彼は同じ言葉を繰り返すばかり。
いっこうに進まない尋問に苛立ったバーンズは、怒りのあまり椅子の柄をにぎりしめる。
目は血走り、掴んだ柄はぐにゃりとひしゃげてしまう。これはアリスの血を浴びた影響なのだろうか…?
そこへハーヴィがやってくる、ゴードンが水道電力局に向かったという報を受けて、バーンズとハーヴィも現場へと急行する。
水道電力局にやってきたゴードン。
ジャーヴィスはレスリーとベイルに模して、男性の記者と医者を用意し、「どちらを助けるか選べ」と迫る。
バーンズとハーヴィも駆けつけるが、ゴードンが選択を躊躇すると、ジャーヴィスは記者と医者に高圧電流をながして殺してしまう。
バーンズはゴードンが選択しなかったこと咎めはせず、レスリーの捜索とジャーヴィスの逮捕に尽力することを伝える。
マリオが留守なのをいいことに、ジャーヴィスはレスリーとベイルを、レスリーの自宅に監禁する。
囚われながらもベイルは「アリスの血」についてレスリーにインタビューを敢行。レスリーは呆れてしまう。
ふたりは拘束を解いて逃げ出そうと考えていたが、ベイルは「何故レスリーがゴッサムに戻ったのか」を気にしている様子。
レスリーは「ゴードンのためじゃない」と伝えるのだが。。。
ジャーヴィスの行方がしれないことで業を煮やしたバーンズは警官たちにジャーヴィスの情報をかきあつめるように指示を出す。
いっぽうでゴードンは市警にとらわれていた、「ジャーヴィスの使いの男」に着目。
彼にペンと紙を渡すと「トンプキンス(レスリー)の家」でジャーヴィスの「お茶会」が開かれる、とメッセージを伝える
ゴードンはひとりでレスリーの家に向かおうとしたところ、事情を聞きつけたマリオがやってきてゴードンに噛み付く。
バーンズに知らせたら警察が動きジャーヴィスが何をしでかすかわからない、と考えたゴードンは、マリオだけをつれてレスリーの家へと向かう。
ゴードンがレスリーの家にやってくると、ベイルとレスリーはジャーヴィスとともにテーブルについていた。
お茶会を模したその席にゴードンを招くジャーヴィス。
ゴードンが席に着くとジャーヴィスは自分語りをはじめる。
「アリスが自身を嫌い、死に至ったのはゴードンのせいだ」と罵るジャーヴィス。レスリーとベイルのうち「ゴードンが愛する方を殺す」と宣言する。
そのスキにマリオは裏口から家に潜入、地下室で銃を調達しジャーヴィスの背後に回り込む。
銃を向けたマリオはレスリーたちの解放を要求するが、それすらも先に見越していたジャーヴィスは銃の弾倉から弾薬を取り除いていた。
哀れマリオは囚われてしまう。
ゴードンはジャーヴィスにアリスのことを語りだす。
アリスが幼い頃にジャーヴィスからひどい仕打ちを受けたことから、ジャーヴィスのことを心底憎んでいた、と告げる。
図星を疲れたジャーヴィスは激昂しゴードンに銃を向ける。ゴードンは自分を撃つように諭すが、ジャーヴィスは既の所で踏みとどまる。
ふたたびレスリーとベイルのどちらかを選ぶように迫るジャーヴィス。
ゴードンが頑なに答えないことから、「両方を殺す」と宣言。
追い込まれて悩んだゴードンは「(殺すのは)レスリーだ」と答えてしまう。
レスリーは悲嘆の表情。ジャーヴィスはニヤリと笑い、ベイルの腹を撃ち抜き去っていった。
市長になったペンギンとニグマは、ゴッサムの小学校の視察にやってくる。
転校してきたばかりでクラスに馴染めず、ひとりきりの少年・ルークをみつけたペンギンは彼に近寄り、「(仲良く慣れるか)試してみなければわからない」とアドバイス。
少年の背を押したことで決心がついたペンギンは「大事な話がある」と、ニグマを夕食に招く。
彼に「愛の告白」をするつもりなのだ…。
ニグマは店で、夕食に持参するワインを選んでいた。
するとそこで、彼が殺してしまった最愛の人物・クリングルにそっくりの女性・イザベラと出会う。
何気ない会話のなかに、自分と同じ「なぞなぞ」好きな一面も見出したことで、ニグマはイザベラにすっかり魅了されてしまう。
ベイルは瀕死の重体。レスリーが慌てて救急車を呼び病院へと運ばれる。解放されたマリオがベイルの手術を担当することとなる。
病院にはハーヴィが駆けつけ、市警がジャーヴィスを探していることを伝えにやってくる。
失意のゴードンをなぐさめるハーヴィ。
レスリーはマリオがベイルを救ってくれるはず、と励ますが、ゴードンはレスリーを犠牲にしようとしたことを謝罪しようとする。
しかしレスリーは「今はよして…」とそのことについて話すことを避けるのだった。。。