CSチャンネル・AXNで新作海外ドラマ タイムレス TIMELESS 第14話 「戦い前夜」が放送されたのでさっそくレビューしてみたいとおもいます。拘束されたワイアット、ルーシーとルーファスはふたりで任務に向かうことになるのだが。。。
ちなみに前回のレビューはコチラ。
タイムレス TIMELESS 第14話 「戦い前夜」あらすじ
原題は “The Lost Generation”
自身もリッテンハウスの一員だと知らされたルーシー。
ルーシーは断固としてリッテンハウスに加わることを拒否しようとするが、ベンジャミンは「自分たちも反発したが逃れることは出来ない」とルーシーを諭す。
国土安全保障省に連行されたワイアット。デニースはワイアットの独断を責めつつ彼に優秀な弁護士をつけて援護しようとするのだが、ワイアットは自分の犯した罪を甘んじて受け入れようとしていた。
ベンジャミンがルーシーの父親だと知ったルーファスは驚嘆する。
ルーシー、ルーファス、デニースは対策を講じようとする最中、フリンが1927年5月21日に移動したことが観測される。リンドバーグが大西洋単独飛行に成功し、パリに着陸した日だ。
ワイアットなしで過去へ飛ぶことを躊躇するふたり、ルーシーは「いっそのことフリンの好きにさせてリッテンハウスを潰すべきだ」と任務を放棄するが、フリンがなりふり構わず罪のない人を殺しかねないことを思い出したルーファスは、思い直してルーシーを説得、過去へと向かう。
拘束されたワイアットにかわり、ワイアットの旧友・総長 デイヴ・バームガードナー が同行することになる。
そのころ、フリンとエマの一行は世界で初めて大西洋横断を成し遂げたチャールズ・リンドバーグの乗る「スピリット・オブ・セントルイス」号を砲撃。
予定よりも早く飛行機を不時着させ、リンドバーグ本人を拘束する。
ルーシーたち3人は過去にやってきて、パリに到着する予定のリンドバーグの元へ向かおうとするのだが予定よりも早く不時着したことを知らされる。
現場に向かうとスピリット・オブ・セントルイスは無残にも墜落炎上、リンドバーグの姿はそこにはなかった。
フリンたちがリンドバーグを連れ去ったのだろうと推測するガードナー。
現場には、後の名詩人で当時フリーの記者として活動していたアーネスト・ヘミングウェイの姿もあった。
ヘミングウェイは、リンドバーグがなんらかの事件に巻き込まれたのだと察知、特ダネを求めてルーシーたちと行動を共にすることになる。
ヘミングウェイの案内でとあるバーにやってきた一行。
そのバーには後の有名ジャズ歌手となるジョセフィン・ベーカーが歌い子としてショーを行っていた。ヘミングウェイはベーカーに捜査の協力を依頼する。
情報通のベーカーにリンドバーグについて情報を訪ねるが残念ながら有力な情報は得られなかった。
バーには後の有名作家フィッツ・ジェラルドや画家ピカソなど、「ロストジェネレーション」と呼ばれる後の偉人たちが集っていた。歴史学者としての興がそそるルーシー。
そこへバーに酒を買いにやってきたエマと遭遇する一行。
ガードナーの統率でエマを追いかける一同だが、フリンの部下によって銃撃にあいガードナーは死んでしまう。
ルーシーはガードナーを放置できない、と危惧するがベーカーは「下手に手を出さないほうがいい」と警告する。
ヘミングウェイはガードナーの代わりに自分が「兵士」として協力する、と申し出る。ルーシーは軽いノリのヘミングウェイに一抹の不安を覚えつつも、彼の協力をあおぐ。
ベーカーの知り合いずてに情報を得た一同は、フリンたちが潜伏しているらしい古城へと潜入する。
しかし一瞬目を話したスキにルーシーはフリンの部下にとらわれ地下にさらわれてしまう。
フリンの前に連れてこられたルーシー。「ルーシーの日記」によればリンドバーグもリッテンハウスの一員らしくフリンは彼を殺そうと考えていた。
ルーシーは自身もリッテンハウスの一員であることを明かしリンドバーグを説得しリッテンハウスから離反するよう語りかける。
ルーシーがさらわれたことでパニックになるルーファス。
それでもなお酒を煽って楽観的なヘミングウェイにルーファスは憤慨する。
しかし、ヘミングウェイは従軍時に多くの友人を亡くしており「悲しみに暮れて何もせずにいても意味がない」とルーファスを鼓舞する。
そのときルーファスは古城の地下に地下墓地があるらしいことに気づく。ルーシーは恐らくそこに連れて行かれたのだろう、と…。
リンドバーグとルーシーは自身の運命に悲観し話し込む。
その様子を盗聴器で盗み聞きしていたフリンとエマ。彼らの会話の中に「ジュリアン・シャルベ」というリッテンハウスの要人の名前が飛び出し、フリンはその人物を狙うことに決める。
ルーファスとヘミングウェイは地下墓地に潜入、その奥にあった監房へと足を進める。
ルーファスはルーシーを救出し逃げようとするが、その前にエマが立ちふさがる。ルーファスは再会の挨拶とともに彼女に銃を向け「底を通して欲しい」と告げる。
エマは渋々道を開ける。ルーファスは去り際「気をつけて、フリンはパイロット(エマ)のことは気にかけない…」と警告する。
メイソンインダストリーズでは、国家安全保障局から責任者のネビルと大量のエージェントたちが送り込まれてくる。
ネビルはワイアットの行動を糾弾し、指揮権をデニースから奪ってしまう。デニースは屈強なエージェントたちに囲まれて締め出されてしまう。
時を同じくしてベンジャミンはメイソンインダストリーズに姿を現す。コナーに「ルーシーは私の娘だ」と明かすベンジャミン。驚嘆し言葉を失うコナー。
デニースはワイアットに件のことを報告する、とワイアットは「乗っ取りの段取りが良すぎる」と発言。ことは以前から計画されていたクーデターだろう、と告げる。
メイソンインダストリーズがすでにリッテンハウスに支配されているのだと知ったふたり。
デニースはワイアットに供述書をかかせて拘束を解こうとするが、ワイアットは自身の犯した罪に未だ捕らわれていた。
デニースはワイアットがサインしなかった供述書を持ち立ち去るが、彼にワイヤーピンをひとつ手渡した。(それで手錠を外し逃げ出せ、とでもいうのだろう)
デニースの指示通り拘束をといたワイアットは警備を襲って、拘束施設から逃げ出すことに成功する。
ルーシーはリンドバーグも連れ出し、ベーカーの助力を借りて彼を「リッテンハウスに支配される人生」から解放する。
任務を終えたルーシーとルーファスは未来に戻ってくるが、メイソンインダストリーズは見知らぬエージェントたちに選挙されていた。
ネビルに指揮官が交代になったことを知らされるふたり。自分たちのいない間におかしな事態になっていることに不安を募らせる。
リンドバーグを離反させたにもかかわらず、未来はほとんど変わっていないことに憤慨するルーシー。史実ではリンドバーグは離反したあとに思い直しリッテンハウスに戻ってしまっていたらしかった。
ルーシーの様子を見た母キャロルは彼女に「頭の中を整理するために」と一冊の日記帳をプレゼントする。
それはフリンが未来で手にする「ルーシーの日記」と同じものだった。。。
後日、密会するルーシー、ルーファス、デニースの元には脱獄したワイアットが合流する。
デニースはメイソンインダストリーズがリッテンハウスに支配されたことを明かす。ルーファスとルーシーはパニックになりかけるが、デニースはふたりに素知らぬ顔で潜入を続けるよう諭す。
ワイアットはふたり陰ながらサポートし「必ず守る」と宣言するのだが。。。