CSチャンネル・スーパー!ドラマTVで人気の海外ドラマシリーズ スーパーナチュラル シーズン10 第15話 「兵士に巣食った魔物」 が放送されたので感想がてらレビューしてみたいとおもいます。兄弟は変死事件の捜査にあたるが、そこに久々登場のコールが現れる。
ちなみに前回のレビューはコチラ。
スーパーナチュラル シーズン10 第15話 「兵士に巣食った魔物」あらすじ
原題は “The Things They Carried”
サムは「カインの刻印」を消すために情報を探し続けていた。しかしいっぽうでディーンは「刻印を消す方法はない」と現実を享受していた。
そんななか兄弟は女性兵士の変死事件を捜査しに田舎町へとやってくる。
ふたりが捜査にとりかかろうとすると、現地の警官は「すでに犯人を逮捕した」と告げる。犯人はリック・ウィリスという男性軍人。
リックは事件の直後、ガソリンを飲んで焼身自殺を図ったという。
人食いの化物が絡んでいると睨んでいた兄弟だったがアテが外れる。
リックには妻子がいたが、妻の話ではリックは従軍から帰国してから様子がおかしかった、と語る。
さらに常に「乾いていた」と語り、いつでも「水を飲み続けていた」と証言する。さらに妻はリックと同じ隊に属していたキット・バーソンも同じく様子がおかしい、と告げる。
キットの家にやってきた兄弟は、彼が家族に理由も告げずどこかへ出かけているという話を聞く。
さらにキットもリックと同様「水を欲する」という症状が出ているらしかった。
キットの家から出た兄弟の前には、ディーンを目の敵にしていたコールが現れる。
キットと友人だというコールは兄弟が現れた理由を問い詰め、サムは「狩り」でやってきたことを明かす。
コールは自分を狩りに参加させろと要求、友人であるキットを殺させない、と譲らない。
サムとディーンは「万が一キットが怪物に変貌していたら迷わず殺す」と警告した上でコールを狩りに参加させることにする。
そのころキットはコンビニに押し入り商品のミネラルウォーターを飲み始める。
店員に注意されたキットは襲いかかり店員を殺してしまう。
コールは軍のコネを利用してキットとリックの従軍時の任務を聞き出す。
するとイラクで捕虜となったアメリカ人を助けるために、霊廟に潜入するがそこで凶暴化した捕虜に襲われたらしかった。
情報はそれだけしかなかったが、おそらくそれが理由でリックとキットもおかしくなってしまったのだろうと察する兄弟。
そこへコンビニでの事件の情報が入ってくる。
現場に向かった一行、犯人はキットらしいと察した兄弟。コールは残念そうだが兄弟はキットを標的にすべきだと考え始めていた。
コールはキットを見つけても「殺さずに救え」と要求するがディーンは「怪物に変わったなら殺すしかない」と譲らない。
意見が別れた兄弟とコールは行動を違える。
兄弟と別れたコールは、独断でキットの行きそうな場所へと足を向ける。
しかし兄弟はその行動を見越していた。コールに気づかれないように後を追い山奥の小屋へとやってくる。
コールは小屋に隠れていたキットを救おうと近ずくが、キットはコールに襲いかかり口から奇妙な舌(?)をのぞかせる。
兄弟が慌ててかけつけコールを救う。キットの口からこぼれ落ちた舌は虫のように地面を這い、サムがそれを踏み潰す。
そのスキにキットは山小屋から逃げ出してしまった。
コールはキットから口移しで虫を飲み込まされてしまっていた。身体の中で動き回っていると訴えるコール。
体に入った虫を取り出すのは至難の業、高圧電流を身体にながして虫を身体から締め出すしかない。
ディーンはコールを縛り付け高圧電流を流すことにする。
コールは兄弟が人知れず怪物たちと戦っていることを実感し、称賛も浴びず戦い続ける兄弟を評価する。
覚悟を決めたコールは歯を食いしばって高圧電流に耐え、ディーンは電極をコールに当てる。
しかしいくら電流をながしても虫は外に出てこない。しかし度が過ぎてしまいコールの心臓は止まってしまう。
あせったディーンは心肺蘇生をして何とか息を吹き返したコールだが、虫は体内に留まったままだった。
虫は体内で水分を奪っているらしくコールは喉が渇き攻撃的になってくる。
虫を追い出すために水を飲まずに体内の水分を枯渇させようと考えるコール。ディーンは部屋の温度をあげて汗をかかせようと火を炊き始める。
そのころキットは自宅に戻るが彼の身体は乾き、皮膚はボロボロに乾燥していた。
キットの妻は彼にかけよるが、キットはコールのときと同じように彼女に襲いかかり口から虫を入り込ませようとする。
しかしキットの後を追って来たサムがキットを気絶させ難を逃れる。
サムはキットは既に怪物に変貌したのだと妻に説明し、キットを退治しようと考えるがキットはしぶとく食い下がりサムに襲いかかる。
蒸し部屋で耐え続けるコール。
自分が虫に寄生されたように、自分の父親も怪物に乗っ取られたのだと実感したコール。
それを退治したディーンの行動は正しかった、と語り、自分が乗っ取られたらディーンに退治するよう要求する。
それを聴いたディーンは弱気なコールを一喝し、なんとかコールを救おうとする。
しかし水分切れで凶暴化したコールはディーンのスキをついて水を飲もうとする。ディーンはコールに耐えるように諭すのだが。。。
耐えるのに限界が訪れたコールはディーンに襲いかかり、ディーンは彼の喉に銃を突きつける。
するとその時、彼の喉元から何かが這い上がってくるのが見える。次の瞬間コールの口から苦しそうに這い回る虫が飛び出し、ディーンが慌てて踏み潰す。
コールは何とか無事。蒸し風呂作戦が有効だと確認したディーンはサムに電話しキットを連れてくるように伝えるが、時既に遅し。
キットに襲われたサムは仕方なくキットを始末してしまっていた。。。
結果的にキットを救えなかった兄弟、しかしコールはふたりの辛さを理解し自分を救ってくれたディーンに感謝する。
コールはふたりに別れを告げて妻子の待つ家へと帰っていった。
サムはキットを救えなかったことに落胆するがディーンは彼をはげます。
「全力をつくしても死ぬときは死ぬ、俺も含めて」と案に刻印の件をあきらめるように諭すディーン。サムは憤るほかなかった。