CSチャンネル・AXNで 海外ドラマ GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第19話 「罪と罰」が放送されたのでレビューしてみます。ニグマと因縁の再会を果たしたペンギンがとった行動は…。
ちなみに前回のレビューはコチラ。
GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第19話 「罪と罰」あらすじ
原題は “Heroes Rise: All Will Be Judged”
檻の中で因縁の再会を果たしたペンギンとニグマ。お互いに悪態をつきあうふたり。
ニグマは本名で呼ばれることを嫌がるがペンギンは嫌がらせのように「エドワード」と呼び続ける。
ニグマは密かに檻から抜け出すためにピッキングの道具をこっそりと持っていたが、それに気づいたペンギンは看守にそれを漏らして道具を取り上げさせてしまう。
脱獄の手立てを失ったニグマは憤慨するが「逃げるために手を組む」ことを提案し「脱走後6時間たつまではお互いに殺し合わない」ことで手を組む。
キャットはファイヴに復讐するためウェイン邸に潜り込む。
ファイヴの制止もきかずキャットは彼に襲いかかる。アルフレッドが仲裁に入るがファイヴはキャットに刺されても「痛みを感じない」ことから、すぐにブルース本人でないことがバレてしまう。
正体がバレたファイヴは態度を豹変させアルフレッドに襲いかかる。
キャットとアルフレッドは気を失ってしまうが、その間にファイヴは姿を消していた。
キャットはブルースが既に殺されたと考えていたが、アルフレッドは一緒にブルースを探すように促す。
「私に何のメリットがあるの？」と強がるキャットにアルフレッドは愛想を尽かし、ひとりでブルースを探しに出かけてしまう。
そのころブルースは法廷のリーダーの男に連れられゴッサムへと戻ってくる。
男はブルースの記憶から「両親が死んだ日の痛み」を取り去ろうと再び幻覚の中へと誘い込む。
男は自分の記憶をブルースに見せる。それによればブルースの両親を殺させたのは「フクロウの法廷」らしかった。
男は「法廷に代償を払わせるには、両親への痛みを捨てるしかない」と諭し、記憶の中で彼に両親への想いを断ち切らせる。
目を覚ましたブルースはもはや「両親にたいする悲しみ」を感じなくなっていた。
男が語るには法廷は同じ手法をつかって感情や感覚を捨てた「タロン」と呼ばれる兵士を何百年もの間作ってきた。
彼らは男に言われるがままに何でもしてしまう無感情な人間となっていたのだ。男はブルースもタロンの様に仕立て上げ、意のままに操ろうとする。
ハーヴィとゴードンは、キャサリンの隠し資産の建物の中に「兵器」を隠しているのだと察しをつける。
現場にやってくるとそこには法廷の隠れ家を記した地図（クリスタルで出来たフクロウの彫像で光を当てると地図が浮かび上がる）が残されていたが、間髪入れずそこに爆弾が投げ込まれる。肝一発命拾いしたふたりだが、そこに現れたのは武装したバーンズだった。
バーンズはゴードンをさらって逃走する。
気がついたゴードンの目の前にはバーンズとキャサリンが立っていた。
キャサリンはゴードンの裏切りをひととおり罵倒し終えると去り、バーンズは「裁判」の体で語り出しゴードンに「処刑を下す」と言い放つ。
バーンズはあくまで「正義」の名のもとにゴードンを処刑しようとするが、ゴードンは法廷がウイルスを撒こうとしていることを告げ阻止したい旨を打ち明ける。
ウイルスに感染したことでチカラを得たバーンズからしてみれば「ウイルスは悪くない」と言いたげだが。
バーンズはゴードンを処刑しようとするが、そこへハーヴィたちが応援にかけつけ難を逃れるゴードン。バーンズはそのまま逃走する。
ゴードンは署に戻りバーンズを追おうとするのだが、そこへアルフレッドがやってきてブルースがさらわれたらしいことを告げる。
彼をさらったのも『フクロウの法廷』らしく、アルフレッドは法廷所有のビルに侵入したことを白状する（第11話参照）。
ゴードンは法廷の隠れ家が記された彫像と同じものをアルフレッドたちが盗み出したと知り、それを持ってくるように指示する。
ジェロームがウェイン邸に押し入った際に、彫像は粉々に壊されてしまっていた（第14話参照）。ハーヴィは復元を試みるのだが。。。
いっぽうでキャサリンは市警によって手配され拘束される。
ゴードンはキャサリンを尋問するが、彼女は何も白状しない。さらにゴードンは彼女が法廷の「リーダー」だと思っていたが、実はそうではなかった。ゴードンがそれを知らないことこそが「何も情報をつかめなかった証拠だ」とキャサリンは嘲笑する。
アルフレッドはブルースをさらわれた怒りから、ハーヴィの制止を振り切り尋問室に乱入。彼女の手にナイフを突き立てブルースの居場所を吐かせようとする。
そんななか武装したバーンズが市警に現れる。手榴弾を投げ散らかして警官たちを殺してまわるバーンズ。
ゴードンはアルフレッドを制止して外へと脱出を試みる。
しかしキャサリンはバーンズに助けを求めて泣き叫ぶ。バーンズが現れゴードン、ハーヴィ、アルフレッドをなぎ倒す。
キャサリンは「こんなバカげたこと（市警への復讐）はやめて私を連れ出しなさい！」とバーンズに命令するが、彼がキャサリンに従うはずもなかった。
バーンズは躊躇なくキャサリンの首を落としてしまう。
バーンズはゴードンの首もはねようとするが、ゴードンはショットガンでバーンズの腕を吹き飛ばしてしまうのだった。。。
ペンギンとニグマは手を組み、一芝居うって看守から鍵と銃を奪うことに成功する。まんまと脱獄を果たすふたり。
約束では脱獄から6時間はお互いに手出し無用。すぐにでもニグマを殺したいペンギンだが、「俺には怪物の軍団がついている」と高笑い。そのままふたりは別れる。
マリオの悪夢を見るようになったレスリーは、アーカムに収容されていたジャーヴィスに面会しにくる。
「なぜマリオに感染させたのか？」と問うレスリー。ジャーヴィスは「レスリーがゴードンを愛している」ことを見抜き、その「愛」を「憎しみ」に変えるためマリオを感染させた、と話す。実際、レスリーはゴードンを憎むようになった。
レスリーは市警での騒動が終わった頃、自分のラボに現れ、ゴードンのことを気にかけるでもなく帰っていった。
バーンズは再逮捕されアーカムに移送るが、その道中再び脱走してしまう。
さらに市警に保管されていたはずの、ストレンジから受け取ったウイルスサンプルがこつぜんと消えてしまう。ゴードンはレスリーがそれを盗んだのだと察する。
そのころレスリーは盗み出したウイルスを自らの腕に注射してしまっていた。。。
