ハンターハンター356話を読んでみた【ネタバレあり】

ハンターハンター 356話

今週も少年ジャンプ連載のハンターハンター 356話 のレビューを書こうとおもいます。前回はクロロの騙し討が功を奏し、ヒソカの左手が爆発。いよいよ戦いも佳境を迎えそうです。

ちなみに前回のレビューは記事はこちら。
読んでいらっしゃらない方は、こちら目を通してからのほうが話が繋がるかもしれません。

ハンターハンター355話を読んでみた【ネタバレあり】

356話 “残念①”

前回までは、バンジーガムで引き寄せた首がサンアンドムーンによって爆発。ヒソカの左手は無残にも指がふきとんでしまいました。クロロの騙し討が成功したわけです。前回の記事で推察したように、同時に人形の胴体部分も近くで爆発してますね。

366話

左手がダメになったことで貼り付けておいたバンジーガムも消えて(解除されて)しまい、いよいよヒソカも余裕がなくなってきました。ここまではクロロの戦術を楽しむようなそぶりもありましたがもはやその余裕もなくなり本気で戦いだした模様。

足と右手をつかってバンジーガム無双。
しかし圧倒的な数で襲ってくるクロロの人形相手では多勢に無勢、しかも人形の中にはサンアンドムーン両手分の刻印済みの爆弾人形が含まれています。
ヒソカのすきを突いて近距離で爆発、ヒソカは右足も失ってしまいます。
バンジーガムで体制を整えようとするもそれをクロロが阻止。闘技場に倒れこむヒソカ、無数の人形たちがとり囲みヒソカは死を覚悟します。

ヒソカに覆いかぶさった人形たちが自爆する瞬間、ヒソカは「どうせ死ぬなら…」と何かするそぶりをみせますが…

番いの破壊者 の爆破条件

前回を読んだ段階までだと、首の人形の胴体に「+」と「−」の刻印がしてあり他の人形がそれを合わせた、のだと予想していたのですが今回の描写だと首の個体には「+」の刻印のみで「−」の刻印を持つ別の人形が「−」刻印で触れた、模様です。

サンアンドムーン刻印のくみあわせ

他個体同士の刻印でも爆発する、というのは今回の説明ではじめて確定した設定ですね。

ギャラリーフェイク維持のために全ての人形に「+」の刻印はしてあるはずですが、「−」刻印するためにはサンアンドムーンに栞で本を閉じて刻印する必要があるため、「+」を刻印するよりも手間がかかるはず。「−」刻印もしてある個体の数は少ない、のかもしれません。

またもや人形の首を武器化するヒソカ

それにしても左手がはじけ飛んだ直後に、またもや人形の首をゲットして武器化するヒソカ。
この個体も少なからず「+」の刻印はされているはずなのに、同じように爆破されたら右手もオシャカになるとは考えなかったのでしょうか…?

クロロはヒソカを殺す気があるのか?

人形無双によってヒソカを追い詰めていくクロロですが、両刻印個体に対して出した命令が「見つけたらすぐそばで自爆しろ」でした。
単に「見つけたら自爆しろ」という命令だと曲解した個体がその場で自爆してしまい、ヒソカにダメージを与えられない可能性を考えたのかもしれません。

2階席の爆弾人形

ですが、ヒソカを捉えて自爆、とかのほうが効果は絶大ですよね。
2階席から飛び出した爆弾人形たちとヒソカの体制を考えると、どちらにせよヒソカは防ぎようがなかったはずです。それなら、跳びかかってヒソカに抱きつき爆破、とはいかなかったのでしょうか。

それとも即死させたくない理由があるのか…?