海外ドラマ・ クワンティコ FBIアカデミーの真実 第11話 「2発目の爆弾」が放送(Dlife見逃し配信でも配信)されたので今回もレビューしてみます。第2のテロ容疑者として再びサイモンが浮上。拘留期限の迫るアレックスたちが捜査の末みつけたのは爆弾のスイッチを手に握ったサイモンの姿でした…!
前回のレビューはコチラ。
クワンティコ FBIアカデミーの真実 第11話 あらすじ
原題は “Inside”
過去視点
過去視点はクリスマスシーズン。
訓練生たちは浮かれモードのなか今回の訓練は、未解決保留事件(コールドケース)の再考察。ほとんどの訓練生たちが帰省するなか、アレックス、シェルビー、ニマ、ナタリーの4人はアカデミーに残って束の間の自由を謳歌。
そこに現れたケイレヴ。実家のパーティにシェルビー、アレックス、ナタリーを招待することに。アレックスはそこでライアンの元妻でFBIテロ合同班のハンナ・ワイランド捜査官と知り合います。元妻と潜入調査をしているライアン、しかし他の女と一緒にいることに納得がいかずライアンを遠ざけてしまう。
元妻ハンナはライアンに対して未練はなさそうですが、ライアンがアレックスに本気であること、アレックスが彼を傷つけたことを怒っているようで、ハンナとの間にもわだかまりが残ってしまうのでした。
シェルビーはケイレヴの紹介でケイレヴの母・クレアと知り合う。
シェルビーはケイレヴが過去にカルトにハマっていたことを案じ、クレアにそれを打ち明けますがクレアはケイレヴを信じており、シェルビーもそれを聞いて安心したようでした。
しかし、クレアとクレイトンの夫婦間の問題をハッキリさせたいケイレブと、そっとしておいて二人で解決すべき、というシェルビーの考えが食い違う。ケイレヴのその行動を見たシェルビーはケイレヴと付き合っていく自信をなくし決別を申し出たのでした。
未来視点
アレックスはニセの自白をしたことで拘留。
このまま真犯人が見つからなければ終身刑を食らうことは免れず、最悪の事態を想定したミランダはアレックスを国外へ逃がすことも考え始めました。
そこに現れたのは怪我を負ったイライアス。
何者かによって車に惹かれそうになったと取り乱しています。同期たちはFBIによってそれぞれ監視されていましたが昨晩からサイモンだけが消息不明。さらに消息不明になる直前、電話で話していたオーレン(サイモンの知り合いの中東系の男)が車に惹かれて死亡したことが判明します。
安否を確かめるためサイモンの根城を訪れたアレックス、ニマ、ナタリー、イライアス。
そこで見つけたのは爆弾の部品や、次の標的となる民主党全国大会の会場図面や支援者の宿泊先リストなどが見つかるのでした。それらを手がかりにとあるホテルを調べると、一室に手に爆弾のスイッチを巻き付けられたサイモンの姿が。。。
ナタリーやニマ、イライアスはもはやサイモンが犯人だと決めつけてかかっていますが、サイモンはアレックスに「信じてくれ…」と懇願。イライアスを疑うサイモン。アレックスとニマはサイモン側についた。
サイモンは手に持った爆弾を爆発させるぞ、と脅し追い詰められたイライアスは白状します。
クワンティコ入学に際してイライアスが不正を働いたことを「テロの真犯人」に握られたため、イライアスはテロの駒として加担していたのです。サイモンをハメて、アレックスたちがそれをつきとめてくれることを願っていた、と泣きながらうったえます。
イライアスから聞き出した情報とサイモンの知識を動員して、第2の爆弾が発見されます。
これをもってイライアスも拘留しようとしますが、「もう怖くない」と覚悟を決めたイライアスは捕まることよりも死を選び、窓から飛び降りたのでした。。
爆弾を見つけ出したミランダたちは解除を試みる。無事に爆弾を解除したと確認し、安心したサイモンが握っていたスイッチから手を離すと、爆発音が轟きます。
ふきとんだのはサイモンたちのいたビルではなく、FBIの指令センターでした。。。
ダサい男前・イライアスの最後
とことん男らしくないダサさを見せつけてきてくれた顔だけ男前のイライアスですが、彼にもついに最後が訪れてしまいます。
テロの真犯人に操られ、サイモンをはめようとしたイライアス。
前回の最後のシーンで拉致したのはそういうことだったんですね。。。爆弾が発見されたことでアレックスたちはイライアスを捉えて拘留しようとしますが、捕まって受刑することを避けたかったのか、イライアスは「もう怖くない」と言い残し自ら飛び降り死を選びます。
もたれかかっただけで窓がすんなり開いたのが若干違和感でしたが(笑)、なんだかあっけないような情けないようなイケメンの最後でした。。
クレア・ハースとケイレヴに残された謎
今回の過去視点で初登場となったケイレヴの母親。
演じているのはドラマ『デスパレートな妻たち』でブリー役を演じていることでも有名な[actor][name]マーシャ・クロス[nname]([altname]Marcia Cross[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0189220/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/09/208c696c63db766f08010df0d882743d.jpg”][aactor]。
シェルビーとの初対面でお互いに好印象な様子でしたが、未来視点でシェルビーとクレイトンの不倫が発覚したあとの様子では「シェルビーを許さない。あなたのことを絶対につぶしてやるから!」とまで罵っています。未来視点のシェルビーはまさに四面楚歌状態ですね。。
さらに、過去視点でシェルビーと決別したケイレヴですが、その展開と並行して件の偽名「マーク」名義で貸し金庫を4つ借りる描写が登場します。この銀行というのが未来視点においてFBIの指令センターが設置された場所なのです。。。これは偶然か?それともなにかの布石か。。。