Dlifeで放送中の海外ドラマ・ 殺人を無罪にする方法 第6話 「人身保護令状」が放送(Dlife見逃し配信でも配信)されたので今回もレビューしてみます。アナリーズのサム擁護に怒り心頭のウェス、彼の溜飲を下げるためアナリーズがとった行動とは…。
前回のレビューはコチラ。
殺人を無罪にする方法 第6話 「人身保護令状」 あらすじ
原題は “Freakin’ Whack-a-Mole”
※過去視点は徐々に時間が進んでいくのに対し、未来視点は徐々に時間が巻き戻っていきます。
過去視点
未来視点の5週間前。
いつもどおり講義をはじめるアナリーズだが、ウェスにサムとライラの関係がバレたことで動揺を隠せない。当のウェスは講義を欠席。
無断欠席をつづけるウェスの家をアナリーズが尋ねる。
ウェスはサムの件で彼女を責め、姿をくらましたレベッカを見つけ連れ戻すようにアナリーズにつきつける。彼女もそれを断ることはできない…アナリーズはフランクに命じてレベッカを探させることに。ひきかえにウェスは弁護依頼に参加する。
今回の依頼は、アナリーズの過去の依頼人で敗訴により終身刑を受けたデビット・アレンの再審理。死刑囚の冤罪をはらすのだ。
過去の裁判資料を改めるインターンたち、そこで裁判官の名前にアッシャーの父親の名前があることを発見する。
過去の裁判の関係者に事情聴取する中で、裁判官であったアッシャーの父親が人種的な理由から不正を働いた疑惑が浮かび上がる。アッシャーは否定するが、アナリーズは彼の父親・ウィリアムを調査するよう指示。アッシャーは激昂する。
アッシャーは怒りを感じつつも父親の過去を調べ、本人につきつけると彼は不正を犯したことは否定せず、「親不孝者」とアッシャーを追い返す。
ショックを受けたアッシャーは、父親の不正の事実をアナリーズに提供する代わりに「父親の罪を問わない」ことと「トロフィーをアッシャーに渡す」ことを要求、アナリーズもこれを承諾した。
アッシャーが提供した情報から、デビットに罪を着せた人物・上院議員 アート・トゥルッコの名が浮上する。
彼が不正をしたらしき情報を洗い出したアナリーズは、彼を法定に引きずり出し、裁判の場で裁判官に制止されるまで、感情的に断罪の弁をまくし立てる。インターンたちにも諦めの雰囲気が漂うなか…裁判官が下した判決は、再審議なしの一転無罪。
アナリーズの熱意がカタチになった瞬間だ。
父親の不正が招いたことにアッシャーは微妙な面持ち、アナリーズに対して不信感を抱いていたウェスも感嘆の表情をうかべる。
アナリーズはレベッカを探させるいっぽうで、フランクに別の命令をくだす。
ライラの携帯から送信履歴を一掃し、携帯をグリフィンの車に忍ばせ警察に発見させた。ニュースでも報道され、サムの存在が明るみにでる可能性が高まったが、グリフィンが嫉妬による犯行に及んだ、との見方も高まる狙いだ。
ウェスはサムを犠牲にしたのか?と驚くが、アナリーズはしっかりサムの痕跡を携帯から消させていたのだ。。。
フランクによって探しだされたレベッカは自宅に戻るが、事態の急変に困惑する。
レベッカがもっていたライラの携帯がウェスからアナリーズにわたり、結果的にグリフィンの車から発見されたことになっているのだから当然だ。「全部ウソだ」とウェスを責めるが、ウェスはレベッカの「やってない」という言葉を信じ正当化させるため、証拠を捏造したのだ。
一応はなっとくしたレベッカは、ふたたびアナリーズの弁護をうけるため彼女の家を訪れる。
それを影から監視する男…ネイトだ。彼は探偵(?)を雇いグリフィンを監視していたらしいのだが、監視写真のなかにはグリフィンの車にライラの携帯を仕込むフランクの姿もバッチリ撮られてしまっていた。。。
未来視点
サム殺害直後、アッシャーはサム宅を訪れドアを激しくノックする。
殺害の凶器に使われた、アッシャーが持っているはずのトロフィーを取り返しに来たのだ。コナーやローレルはアッシャーを招き入れ、アッシャーも共犯者にしてしまおうと言う。しかしウェスは「彼は関係ない」と反対。
言い争いになる寸前、ミカエラはアッシャーをメールで別の場所に誘導し、アッシャーはその場を去った。。。
シーンが変わり、サム宅を離れたアッシャー。
彼が部屋でベッドをともにする女性は…ボニーだ。「このことはナイショよ」とアッシャーに微笑むボニー。そこにアナリーズから電話がかかってくる。アナリーズは取り乱した様子でボニーに尋ねる「いまサムと一緒なのか?」と。
何かに気付いた様子のアナリーズは「大変な事が起きた…」とつぶやくのだった…。