海外ドラマ・ クワンティコ FBIアカデミーの真実 第20話 「自信と過信」が放送(Dlife見逃し配信でも配信)されたので今回もレビューしてみます。憔悴したウィルを発見したアレックスとシェルビーは思わぬ人物と再開することになるのだが…。
前回のレビューはコチラ。
クワンティコ FBIアカデミーの真実 第20話 あらすじ
原題は “Drive”
過去視点
システミックスの件の真相を知らないシェルビー、ケイレヴはクレイトンによってアカデミーから離脱させられるのかと思いきやケイレヴは通常通り訓練に参加する。わけがわからない、という感じのシェルビーとアイリス。
また、両親の件の真相も知らないシェルビーは自身の配属先の希望をカナダ国境の田舎に指定。カナダにいる両親と頻繁に会うため、と話すがそれを知ったアイリスやケイレヴは止めるのだが。。。
ニマとレイナは新たに彼女たちの上官となったクームズ捜査官によって潜入捜査へ関わることになる。充てがわれた仕事に不服なニマは「アカデミーを襲った集団」(チャーリーの属していた組織)を追いたい、と要望を出す。
アカデミーでは実際のFBI捜査官たちとともに仕事を行う。
しかし訓練生達の期待していた仕事とは異なり、充てがわれた仕事は書類整理に、ひたすら電話で聞きこみを繰り返す作業。うんざりしながらも聞きこみで手がかりになりそうな情報を得たパリッシュは、ライアンの同僚 ジョーダン・ケントと供に聴取へ向かう。
道すがらアレックスはジョーダンからライアンについての話を聴かされる。
リアムとライアンによる過去の事件の失態(第8話参照)はライアンによって隠蔽されている、と語る。それを聴き困惑するアレックス。
ケイレヴはシェルビーの両親の件を危惧し、アイリスに「シェルビーの配属先」の件を変えさせるよう協力を求める。
アイリスはケイレヴの事が信用出来ないが「両親の件を教えたらシェルビーの心が壊れてしまう」と彼女を心配するケイレヴをみて、協力することに。。。
アイリスはそれとなくシェルビーを止めようとするが、両親からの手紙をみせられシェルビーの言葉を信じてしまう。
アイリスは再びケイレヴを疑うのだが、シェルビーのもっていた手紙はケイレヴが両親のフリをして書いたものだった。
なんでそんなことをするの?と問うアイリスに、彼女を愛しているからだと答えるケイレヴ。改めて真摯に協力をもとめるケイレヴ。
ニマとレイナは担当となった捜査官・ガーネットに気に入られる。
彼に取り行って情報を聞き出そう(それがクームズからの指令)とする、ニマは自分が気に入られていることを察知し “女” の部分を利用しようと考えるが、二人で一役をこなすレイナにとってはそれは受け入れがたく…。
レイナはガーネットが情報を引き出すべき人物だと考える。気に入られたのは好都合だ、とニマを彼の元に向かわせるが。。。
しかしレイナの思惑は外れる。
そうとはしらないニマはガーネットに自分たちのことをバラしてしまう、クームズに報告する、と脅されたニマはガーネットと寝ることで失敗を帳消しにしようとするのだが。。。
ライアンはジョーダンがアレックスに過去の事件のことを吹き込んだと知り、彼と怒鳴り合いになる。ジョーダンはライアンが事件に関わっている考えている様子。
聴取先であるウォーカーに対しジョーダンはほとんど聴取もせずにFBIにトンボ返り。不審におもったアレックスは同期たちを誘い独断で対象の監視を行おうとする。
実はジョーダンもウォーカーを怪しんでおり、泳がせてから一網打尽にするはずだった。しかしアレックスが勝手に動いたことで自体は悪転する。
アレックスに協力しウォーカーを張り込んでいたブランドンは、ウォーカーに感づかれ襲われてしまう。
ライアンとジョーダンが突入し既の所でウォーカーを拘束、ブランドンも無事だった。
事件終息後。アレックスはライアンに過去の件を問う。
彼が答えたのは、当時ハンナ(妻)と不仲だったライアンを気遣いリアムが帰るように伝えた。代わりにリアムが見張りにつくはずが、当の本人は酔いつぶれて現場に来なかった。その間に事件が起きてしまった、のだと。
ライアンはこのことを誰にも話しておらず、リアムをかばっていた。
この件で出世街道から外れたことをかつては悔やんでいたが、おかげでアレックスと出会えた、と彼は語る。ふたたび距離が縮まるアレックスとライアン。
アイリスはふたたびシェルビーを止めようとする。
しかしシェルビーは別の決断を下していた。それはFBIアカデミーを辞めること。両親の死が志願の同期だったシェルビーにとって今やFBIに残る理由は希薄となっていた、それを聴いて尚更強く止めるアイリス。手紙の件をバラしてしまうアイリス。
真実を知ったシェルビーはケイレヴを責める。ケイレヴは彼女に絶縁されショックを受ける。シェルビーは自分を騙していた両親を懲らしめるためクレイトンに相談の電話をかけるのだが。。。
未来視点
ライアン、ニマらはアレックスの部屋を急襲する。
そこにはアレックスとシェルビーの姿はなく、テレビを見ながら食事を摂るケイレヴの姿だけ。ミランダはケイレヴをFBIに連れ帰るよう支持する。
アレックスとシェルビーはウィルを見つけた教会に核爆弾があると匿名の通報をいれる。
しかし爆弾は見つからない。ウィルは集中治療室に運ばれ、依然サイモンの行方は知れない。シェルビーはサイモンがウィルと同じく爆弾製造に加担させられたのならば、ウィルと同じ症状がでているはず、と周辺の病院の搬送患者のデータをあらいそれと思わしき人物を特定。ふたりは確認に向かう。
件の病院でその患者をみつけたふたり。しかし相手はサイモンではなくドリューだった。
彼は犯人が「ライアン」であると発言する。アカデミー退学後、身内を人質にとられ、ボイスの言うなりに従ったというドリュー。誰に操られているのか気になったドリューは爆弾用核燃料を運んだ際に、密かに犯人の姿が現れるのを待つと、そこに現れたのは手錠を描けられたウィルをつれたライアンだったという。
ライアンを信じたいアレックスはドリューの言うことを信じられない。
ドリューに促されライアンのPCを捜査しようと考えるシェルビー。
幸いシェルビーの会社・マグレガーワイアットがすでにFBIのセキュリティシステムを担当(第19話参照)しているため、捜査は容易だ。
ケイレヴはミランダに聴取される。
しかし聴取もままならないうちに、FBIのオフィスから火の手があがる。シェルビーはPCの冷却装置をとめPCをオーバーヒートさせた。火災報知機が作動し局員たちは外へ避難。そのあいだにアレックスが侵入する。
アレックスはライアンのPCを調べドリューから渡された調査ソフトをインストールしようとするが、見抜いていたライアンはオフィスに戻り彼女に銃を向ける。
ライアンはアレックスを疑い、彼女はライアンを疑うがふたりの会話から、アレックスはライアンがナタリーを殺したのではない?と感じ始める。しかし彼女を取り押さえようとするライアンと彼女は乱闘に…激闘の末、アレックスはライアンを制し逃亡する。
逃亡するアレックスのもとに電話がかかってくる、ドリューからだ。
どうやらドリューが犯人に利用されていたというのはウソ。彼がアレックスに渡したのは調査ソフトではなくテロの声明文だった。ライアンのPCにそれをインストールすることで彼をテロ犯に仕立てあげる算段。利用されたことに感づいたアレックス。
シェルビーに「ボイスはドリュー」だと伝えたアレックス、しかし時既に遅くドリューは逃亡した後だった。
ドリューに促されるままFBIの駐車場に向かうアレックス、ライアンの車にのるよう指示されるとそこには爆弾が積まれていた。言うとおりにしなければサイモンを殺し核爆弾を起動する、と脅されたアレックスはドリューに言われるがままライアンの車を走らせ、シャッターに突っ込もうとするのだが。。。