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【海外ドラマ】BELIEVE ビリーヴ 第12話「青い蝶」レビュー

CSチャンネル・AXNで 海外ドラマ BELIEVE ビリーヴ 第12話 「青い蝶」が放送されたのでレビューしてみようとおもいます。暴走するダニを止めるためにボーが彼女に立ち向かう…!ちなみにこの回の後にボーナスエピソードがありますが、今回が一応本編の最終話です。

ちなみに前回のレビューはこちら。

【海外ドラマ】BELIEVE ビリーヴ 第11話「運命の分かれ道」レビュー

BELIEVE ビリーヴ 第12話 「青い蝶」あらすじ

原題は “Second Chance”

スクーラスはウィンターと接触、ボーを上回る能力の持ち主・ダニの存在を明かす。
彼女はスクーラスへの復讐心からボーを狙っていること、”劣化” によって死期が近く自暴自棄になっていることを告げる。

スクーラスはウィンターに助けを求めるが、ボーたちと分かれたウィンターには既にボーの居場所をつかむ術がなかった。。。

テートとボーは南へ移動、テートの発案でメキシコを目指していた。
道中立ち寄ったガソリンスタンドでボーは母・ニーナの幻覚をみる。ニーナはボーにアドバイスを残し、ボーは「ダニが過去に兄を殺してしまった情景」をビジョンとして垣間見る。
ボーはそれが気がかりだが、新たな生活を始めたがっているテートに気を使い、何も策を講じずに南を目指すことに。。。

ダニはジャニスから引き出した情報を元にウィンター達の昔のアジトを焼き払う。
それがニュースとして報じられるとボーはダニの仕業だ、と感づく。さすがにほっておけなくなったボーはテートと供にダニを探そうとする。しかし何も手がかりがないふたり、すると彼らの前に青い蝶(第1話参照)が現れる。蝶を道標にとある収容施設を訪れるテートとボー。

ウィンターとスクーラスは入院中のジャニスの元へ。
ジャニスの心を呼んだダニは能力(テレパシー)でジャニスと繋がることが出来るらしい。スクーラスはそれを利用してダニをおびき出そう、と提案する。が、スクーラスを敵視しているジャニスは当然協力を拒む。

しかし、ボーが狙われている、とウィンターに聴かされ渋々協力することにしたジャニス。
ダニがジャニスとテレパシーでつながり、彼女たちの元へやってくる。スクーラスはゼペダたちを使って催涙ガスと銃で応戦しようとするが、ダニの能力の前に為す術なく。。。

ウィンターの携帯をとりあげたダニはそれでボーの居所を探ろうとする。

収容施設でダニの手がかりを探す二人の前に、ダニ本人が現れる。ダニは能力を使ってテートを牽制、ボーを連れ去ってしまう。

同じ頃、作戦に失敗し姿が見えなくなったゼペダが遺体で発見される。
遺体の横にはオーケストラの極秘資料が残されていた…、ダニの仕業だとふんだスクーラスはもはや猶予なしと判断しオーケストラの資料を全て抹消し施設を閉鎖することを決める。(非人道的な計画であるため情報が公になるとスクーラスにとっては致命的なため)

テートはウィンターたちと合流、ダニの向かう先はわかってる(スクーラスのもと)と語るウィンターとともにオーケストラへ。
スクーラスは資料の抹消を完了するが、そこへボーを連れたダニが現れる。ウィンターたちも合流したところで、ダニは全員を部屋に閉じ込め、施設中に火を放つ。

ダニの圧倒的な能力の前にボーのチカラでも抗えない。
が、母・ニーナのビジョンがあらわれボーを励まし慰める。そして「ダニも救ってあげて」と伝えられたボーは、ふたたび能力でダニのチカラに抗い外へ。

火を操りすべてを燃やそうとするダニを前に、ボーは説得を試みる。
ニーナのビジョンが「ダニの兄・ジョンは既にあなたを許している」ことを告げ、ボーもそれをダニに伝える。ダニは怒りで聞く耳を持たないが、ボーが決死の覚悟で炎に飛び込み、ダニに触れる。するとジョンの意思がダニにも伝わり彼女は矛を収める。

ダニは “劣化” が進みそのまま息を引き取りそうになるが、ボーが彼女に触れると傷が癒え、彼女は目を覚ます。
ボーはダニの身も心も救ったのだ。

ウィンターはボーとテートをそのまま逃し、スクーラスは燃え落ちる施設をただ眺めているしかなかった。
ふたりはふたたびメキシコを目指し、車を走らせるのだった。。。

感想&あとがき

[rating]

スクーラスとウィンターの結託、ジャニスの了承、一連のダニの顛末があまりに矢継ぎ早でなにがなんだか…。
シーズン打ち切りとなったことで詰め込み式の終幕と相成ってしまった結果でしょうか。。う〜ん。

個人的にボー役のジョニー・セコイヤがシーズン通してすごく良い温度感の演技をしていたと思うので、なんだかもったいないなあ、という感じ。
外国の方は容姿の成長が東洋人に比べて著しく早いため、「子役」としての寿命は極短いですよね。
ジョニー・セコイヤもこれだけの表現力と個性(さらには愛らしいルックス)をもっていたのだから、この作品が大当たりしていれば「子役」としてもっと評価されたのでは…とちょっぴり残念さを抱いてしまいました。

個人的に同種のモチーフ(異能を持った子供)を描いた「TOUCH」が他シーズン展開されたのに、本作が1シーズンで打ち切りになってしまったのはやはり脚本的になにか問題があったのかな〜、と邪推してしまいます。。

いちおう、この第12話が本編のラストで、第13話はボーナスエピソードとして最終話とは別に制作されたエピソードだそう。
ちなみにアメリカ本国では未放送らしいです…レア回か?

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