【海外ドラマ】BONES -骨は語る- シーズン11 全22話ネタバレ&まとめ

BONES -骨は語る- シーズン11

第7話「マジックの城」(原題:The Promise in the Palace)

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あらすじ&ネタバレ

国立公園の森のなかで女性の腐乱死体が発見される。
女性の身体には古い傷が多数見受けられ、虐待が疑われたが、ブースが身元を調査すると彼女は脱出芸などを生業とするマジシャンであったことが判明する。

被害者が弟子入りしていたマジシャンを調査するブース、マジシャンとして認められつつあった被害者に嫉妬した別の弟子の誰かが犯行に及んだ、と考えられたが犯行に及んだのは師匠のマジシャン自身だった。
師匠は被害者に秘伝のマジックを伝授したのだが、被害者は師匠を裏切り別の雇用口に鞍替えしようとした。それに怒った師匠は殺人に至ったのだった。

いっぽう、ジェファソニアンにはアンジェラの写真趣味の師匠となったセバスチャン(第3話参照)が出入りするようになるが、カムはセバスチャンがアンジェラに気があるのだと訝しむ。しかしセバスチャンが好意を寄せていたのはアンジェラではなくカムだった。そのことを聞かされたカムは驚きながらもどこか嬉しそうで…。

しかしアラストと別れたばかりのカムはまだ新しい恋に踏み出す決心がつかなかった。アンジェラはカムを優しくさとし新たな一歩を踏み出すようにアドバイスをするのだった。。。

第8話「感謝祭の秘密」(原題:High Treason in the Holiday Season)

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あらすじ&ネタバレ

ゴルフ場の池の中から女性記者の腐乱死体が発見される。
被害者は政府の極秘情報を暴露したことでバッシングを受けていたため、政府帰還に命を狙われたのでは?とオーブリーは疑う。さらに検死をすすめるジェファソニアンには安全保障省のギルがやってくるが「政府が手を下した可能性がある以上監視は認めない」カムは威勢よく彼を追い払う。
しかし陰謀論者のホッチンズは「保証局の人間がやってきたなら盗聴器が仕掛けられたのかも」と危惧する。

ブレナンは被害者の行為が政府の不正を暴く正しい行為だと考え、反対にブースは政府への裏切りだと罵り意見が対立してしまう。被害者は政府組織内に暗殺部隊が存在すると告発していたが、当の機関の人間は犯行を否定する。

被害者が殺された現場らしいホテルがを発見したブースとブレナンは、現場でギルと遭遇する。ギルは何かとFBIの捜査に干渉し情報を得ようとする。
現場からは被害者のものらしき血痕が発見される。ジェファソニアンが現場を精査するとギルの指紋が多数発見される、カムは彼が不用意にそこらじゅうを触ったのだと考えたがホッチンズは彼が実際に殺害現場にいたのでは…?と考えた。

捜査の末、ブースたちはギルが被害者の情報提供者だという真実にたどりつく。
ギルは被害者を通じて政府の暗部を密告しようとしたが、土壇場になってそれを踏みとどまろうとした。被害者は特ダネ欲しさに証言を迫り、押し問答の末にギルは被害者を殺してしまったのだった。

見どころ:

ブースの息子・パーカーが久々に登場。演じているのはギャビン・マッキントッシュ(Gavin MacIntosh)

ギャビン・マッキントッシュ(Gavin MacIntosh)

第9話「カウボーイ殺人事件」(原題:The Cowboy in the Contest)

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あらすじ&ネタバレ

ジェファソニアンには牧場で銃殺されたらしい遺体が運び込まれる。
捜査の結果、被害者は1ヶ月前に失踪した会計士だと判明する。さらに被害者は現場で開かれていた「西部劇を模した射撃大会」に参加していたことが明らかになる。大会には多額の賞金が課せられており、それが犯行の動機だと睨んだブースは次の大会に潜入捜査することに決める。
ブースとの結婚生活にマンネリを感じ始めていたブレナンは、アンジェラの勧めもあって刺激を求めるためにブースとともに大会に参加する。

ふたりは大会に参加している人物、グレンやフランシー、ローズといった参加者たちの中から怪しい人物の素性を探ろうとする。参加者たちに怪しまれないため、ふたりは関係を隠しながらも大会の射撃ゲームを楽しみお互いに刺激を受け合う。

ジェファソニアンでは凶器と証拠が精査される。捜査に行き詰ったオーブリーは手がかりを得るために自身も大会会場へと潜入する。

ブレナンは大会会場の中で殺害現場らしき血痕を発見、更に馬の鞍からも被害者の血痕が検出される。
ブースは大会参加者で馬の世話係だったローズが、不審な大金を使用している履歴を発見し、彼女が大会の主催者と不倫していたことを突き止める。不倫を公にしようとした被害者は、それを阻止しようとしたローズによって殺されてしまったのだった。

アンジェラとホッチンズは、ブースとブレナンの代わりに彼らの子供を預かっていた。アンジェラは子供を欲しがるようになるが、ホッチンズにはまだその覚悟が決められなかった。。。

カムはアンジェラのカメラの師匠・セバスチャンとの仲を深めることを躊躇するが、スクインツのひとり・デイジーに「新たな一歩を踏み出すべきだ」と諭され、セバスチャンとの恋愛関係をスタートする。

見どころ:

フランシー役にはドラマ「アグリーベティ」でモリー役を演じていたサラ・ラフルール(Sarah Lafleur)が客演。

サラ・ラフルール(Sarah Lafleur)

グレン役にはティーン向けドラマ「オースティン&アリー」などに出演しているアンディー・ミルダー(Andy Milder)。過去シーズンではまったく別の役柄で客演している回もあります。

アンディー・ミルダー(Andy Milder)

第10話「遺体爆弾の謎」(原題:The Doom in the Boom)

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あらすじ&ネタバレ

発見された遺体を現場で調査していたカムとホッチンズ。
遺体の持っていた携帯電話に着信があり、その直後遺体は爆発現場は騒然とする。オーブリーはその異変をとっさに見極め警告。4人の警官が巻き込まれて死亡。オーブリーはホッチンズの命を救うが代わりに重症を負ってしまう。

ブースはオーブリーの容態を心配するが、ブレナンは万が一オーブリーが死んだらスウィーツの時のように彼がふさぎ込んでしまうのではないかと心配していた。

皆一様に動揺するなか、事件を聞きつけたアラストがジェファソニアンに助力し調査をすすめ、爆弾を埋められていた遺体の身元も警官だったらしいことが判明する。
警官は銃の密売組織捜査に関わっており、その仕返しに殺されたと睨んで捜査が行われる。しかし現場や遺体に残された証拠から、犯行は密売組織とは違う人物らしいことが判明する。

いっぽう出樹を終えたオーブリーはなんとか意識をとりもどす。ホッチンズは死ぬ思いをしたことから人生観を見直し、アンジェラと新たに子供を作ることを決意する。
ジェファソニアンを辞めた後アラストはなかなか仕事が決まらずカムはそのことを心配していた。

ジェファソニアンは警官を狙った犯行から、かつて警察試験を落とされスーパーの警備員としてた働いていた人物が警察を恨んで犯行に及んだのだと推測する。
ブースたちは男の足取りを追うが、彼もまた遺体となって発見される。どうやら犯人は警官だけでなく警備員など「銃を持って権力を示す人物」を標的にしているらしい。

ブースは権力を誇示すれば犯人が姿を現すと考え、自身をオトリにしようとするが彼に先んじてオーブリーはメディアに出演し犯人に挑戦状をたたきつける。

しかし犯人は意外なところから浮上、逮捕に至る。
最初の遺体を発見、通報した付近の少年たちが真犯人だった。彼らは数年前に失くなった警官の父親に不満をため警官殺しを企てていた。

事件は解決に至るが、ホッチンズが急に卒倒し病院へ運び込まれる。
爆発事故で外傷を追わなかったホッチンズだったが脊髄に損傷をうけその症状が遅れて現れたのだった。彼の身体は麻痺し、自体を察したブレナンも絶句する。

第11話「車イスの科学者」(原題:The Death in the Defense)

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あらすじ&ネタバレ

8週間後、ホッチンズはなんとか退院するまでに回復するが依然悪化の可能性も考えられ、ブレナンの見立てではもう歩行することは出来ないだろう、とのことだった。

ラボには腐敗した女性の遺体が運び込まれる。一同が捜査にあたる中、ホッチンズは医者に止められたのも無視して車椅子のまま事件捜査に当たろうとする。
遺体の身元は弁護人のドレアという女性だった。ホッチンズはいつもどおりに仕事をしようとするのだが、彼を心配したアンジェラはため息をつく。

ブースとオーブリーはドレアの職場から、彼女が過去に請け負った弁護資料を回収し精査する。すると彼女が弁護した人物の家族に問題のありそうな人物を発見。
ブースが聴取をするが件の人物は心を入れ替えてまともな生活をおくっており犯行には関与していなそうだった。

ホッチンズは自ら捜査に参加できないながら、ウェンデルを手足に使って証拠集めをする。
ウェンデルはホッチンズが職場に復帰したがっている様を見て、ブレナンに復職の後押しを依頼するがブレナンはいつものようにクールに突っぱねてしまう。
いっぽうアンジェラはホッチンズの職場復帰と容態の悪化を恐れ、カムに仕事復帰させないように依頼する。

ホッチンズは職場復帰を目指して必死にリハビリを繰り返していたが、カムはホッチンズに捜査から外れるよう強く命令する。ホッチンズは尚も懇願するが、アンジェラからのこともあったためカムは心を鬼にしてホッチンズを仕事から外す。

ドレアのSNS情報が特定され、彼女の親友が判明する。その親友によればドレアは連邦検事保 テレサ・ディオリオを名乗る女性と口論になったという。
ブースとジュリアン検事保はテレサを聴取、すると彼女は弁護人であるドレアと度々裁判で敵対し快く思っていなかったことが確認される。しかし彼女にはアリバイがあった。

調査をすすめるとドレアはドラッグを常用していたことが判明。詳細な調査にはホッチンズの知識が必要だったがカムはホッチンズを外した手前、彼に頼るわけにはいかなかった。

アンジェラはドレアのPCにスパイウェアが仕込まれているのを発見。
ドレアの職場のIT担当・ティムがそれを仕込んだ張本人でありドレアをストーキングしていたらしいことが判明する。オーブリーは聴取しようとするが警戒したティムは弁護士を呼べと言い出し沈黙してしまう。
行き詰ったブースとオーブリーだが、アンジェラが殺害現場を特定し、それがドレアの上司の自宅だったことからブースは上司を聴取する。しかし弁護人である上司は用意周到な回答でブースをけむにまく。

ブレナンは遺体から新たな証拠を発見しウェンデルに追跡調査を任せるが、ウェンデルはホッチンズのほうが適任だとして彼に相談を持ちかける。
アンジェラは彼が隠れて仕事をしていることに呆れてしまう。しかしその甲斐あってブースはドレアの上司の部屋の家宅捜索令状をとりつけることに成功する。家宅捜索の結果、血痕が発見され上司は逮捕される。

カムはホッチンズの家を訪れ、彼の職場復帰を認める。アンジェラも彼の気持ちを組んで承諾、ホッチンズはラボに復帰することとなる。
しかし喜ぶ彼の気持ちとは裏腹に、ホッチンズの検査結果では神経は萎縮し始め足の回復は見込めなさそうだという。ホッチンズはそのことをアンジェラには打ち明けられないのだが。。。

第12話「抑圧された男たち」(原題:The Murder of the Meninist)

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あらすじ&ネタバレ

ホッチンズはアンジェラに神経回復が見込めないことを告白したのだが、それ以来ホッチンズは自暴自棄になりかけていた。

ラボには車中で黒焦げに焼けた遺体が運ばれてくる。
ホッチンズは身体が上手く動かせないことからラボのメンバーに悪態を突きながら仕事をする。メンバーたちは複雑な表情を浮かべるのだが。。

被害者男性・エミールの遺体にはDV被害の痕跡が見られ配偶者から暴力を受けていたらしいことが推察された。
ブースとオーブリーはエミールの元妻の犯行を疑うが、彼女の話によれば被害者は「男性の権利を守る」ための団体を創設し活動していたらしい。ブースとブレナンは団体の集会に顔を出すが、団体の合同創設者であるポール・ウォルターの差別的な講演内容に呆れてしまう。
ポールとその妻は団体を批判するフェミニストの犯行だろうと訴えるのだが。。。

ホッチンズは尚もラボのメンバーに辛辣に当たり散らすが、耐えかねたアンジェラは苦言を呈する。それでもホッチンズの理解は得られず二人の関係は険悪に。。。

ブースは会話の成り行きでブレナンが別のフェミニスト団体に所属していたことを知りショックを受ける。
ふたりはその足で、フェミニスト団体のデモ現場ヘ向かい、団体の代表 リア・マリノを聴取しようとする。しかしデモを妨害しに来たと勘違いしたリアは声高にブースを嘲笑。ブースは仕方なく彼女を連行する。

リアの話によればエミールの女性に対する嫌がらせは相当なものだったらしく、ネットでもリアルでも執拗に嫌がらせを繰り返していた。しかし数週間前からぱったりと嫌がらせがとまったという。
アンジェラの調べによれば、エミールはリアの代わりに新たな嫌がらせの対象=割礼の専門医 ドクター・グールドを見つけたからだった様子。

グールドはエミールの嫌がらせに耐えかねて彼の車を壊したことを認めるが、殺しは否定する。
グールドとエミールは仲違いはしていたものの最終的には和解し「権利団体を解散する」とまで約束したらしいのだ。ブースたちは団体が解散となれば、共同創設者であるポールが怒っただろうと推測。さらにポールの妻・カレンがエミールと浮気していたことを疑い聴取するが、女性嫌いのポールが聴取室に怒鳴り込んできてブレナンを口汚く罵倒する。
ブレナンを守ろうとしたブースだが、そのブースを牽制してブレナンはポールの顔面にパンチを叩き込む。

ブレナンはさらにエミールの遺体を調べ、車で焼かれる前にアイロンで殴り殺されたのだと特定。
アンジェラはカレンのPCを調べ、彼女がエミールの元妻の家のセキュリティをオフにした証拠が発見される。つまり元妻への慰謝料を払うことに疲れたエミールは元妻の浮気を暴くためカレンの協力を得て元妻宅に押し入ったが、その際に元妻に見つかってしまいアイロンで殴り殺されてしまったのだった。

アンジェラはホッチンズに寄り添おうと努力するのだが、ホッチンズは回復の見込みのない絶望を抱えアンジェラに辛くあたるばかりだった。。。