第13話「クローゼットのモンスター」(原題:The Monster in the Closet)
あらすじ&ネタバレ
公園で女性の遺体が発見される。ジェファソニアンでは捜査が開始されるが、ホッチンズは相変わらずひどい態度で周りをピリピリさせていた。
いっぽうで女性の遺体は不自然な乾燥の仕方をしており分析の結果、女性の遺体は「剥製」処理されていた。さらに、遺体の関節には稼働装置が埋め込まれており、犯人が「剥製遺体」としばらく暮らしていたらしいことが伺えた。
被害者の女性を特定し、ブースとブレナンは女性の夫に会いに行くが、夫はすでに女性が何らかの事件に巻き込まれたのだろうと察しており落ち着いていた。
女性はソーシャルワーカーとして働いていたらしく、問題のある家庭から子供を取り上げたことから恨みをかっていたかもしれない、との情報を得る。
遺体の分析をしていたアラストは遺体に残された傷が過去に未解決とされた身元不明遺体の傷と酷似していることに気づく。そこからホッチンズとアラストは、これが連続サイコパス殺人であると推測する。
ブースとオーブリーはFBIの分析官・カレンにプロファイリングで協力を請い、被害者に執着していた人物を特定しようとする。
その中から、ジョージ・ギボンという里親志望の男に白羽の矢を立てる。男には前科があり何度も里親志望を出しては被害者との面会を取り付けていたのだ。ブレナンとブースはジョージの家に会いに向かうが家の中には無数の猫と被害者の私物であるネックレスが発見される。
ブースは家の中を捜索するが油断したスキに背後から現れたジョージに羽交い締めにされナイフをつきつけられてしまう。
しかし更に後ろから忍び寄ったブレナンがジョージに銃を突きつけ投稿させる。(実際は銃を持っていたわけではなく銃の装填音を出すことの出来るアプリだった)
ジョージの家の中からは隠しカメラが発見される。
ジョージは被害者の殺害を認める供述をしていたが、カレンは精神疾患のあるジョージは「血を見ることに恐怖を覚える」疾患があることを見抜き、目の前で自分の手のひらを切ってみせる。流れる血を見たジョージは失神してしまう。つまり彼は自白はしたものの犯人ではないということだ。
捜査の結果、依然みつかっていた身元不明遺体がとある学校の教師であることも判明。カレンは真犯人が二人を殺し、ジョージに遺体の剥製と生活をさせていたのだと推測する。
ジョージは真犯人によって飼い猫のチャーリーを人質にとられており、犯人の名前を明かそうとはしなかった。
ブレナンは遺体を再分析すると体中の骨にネジ穴が開けられているのを発見する。どうやら犯人は遺体の剥製にワイヤーをネジ止めして、操り人形のように遺体を動かしていたらしいのだ。それを再現したブースとブレナンはその異様な光景に絶句する。
同じ頃、ジョージは監房で首を吊り自殺する。事件は未解決のまま暗証に乗り上げてしまうのだが。。。
ジョージの家に仕掛けてあった監視カメラから犯人はジェファソニアンのメンバーたちの顔を知ったはず。そう考えたカムは家にかえるのが怖くなり、元恋人であるアラストと一緒にいることを選ぶ。
同じ頃、家に帰ったブレナンはジョージと被害者たちの関係を調べ続けていたが謎は解けないままだった。
すると二階の娘・クリスティンの部屋からガラスの割れる音が聞こえてくる。ふたりが子供部屋に駆けつけるとクリスティンはスノードームを割ってしまい、怒られるのを恐れて隠れていた。ふたりは一瞬、犯人が家までやってきたのかと恐怖したのだったが。。。
第14話「セカンド・チャンス」(原題:The Last Shot at a Second Chance)
あらすじ&ネタバレ
土砂崩れの痕から腐敗した女性の遺体が発見される。どうやら2週間ほど前に土に埋められたらしかった。
いっぽうブレナンは事件の被疑者の顔を殴ったことで(第12話参照)責任を問われFBIの聴聞を受ける羽目になってしまう。自分の行動の正当性を主張するブレナンだが、その態度が裏目に出て今後FBIの捜査に関われるかどうかの瀬戸際に立たされてしまう。
遺体の痕跡から被害者・ローラが出所したばかりの元囚人であることが判明する。
ブレナンとオーブリーはローラが身をおいていたという囚人の更生施設へと足を運ぶ。施設の同室の女性はローラが司法取引に応じたせいである男から恨みを買っていたと話す。その男の名はケニー・ジョンソン、ブースが収監されていた際のムショ仲間だった…!
ケニーは重罪犯だったがブースは彼のことを信用しており、更生したと信じ込んでいた。
出所し車工場で働くようになっていたケニーを訪ねたブースとオーブリー。ケニーは犯行を否定するがアリバイはなかった。オーブリーは聴取を続けようとするがブースはケニーを信じ込みオーブリーの聴取を勝手に終わらせてしまう。
依然、アンジェラに辛辣な態度を取り続けるホッチンズ。
彼の態度に愛想をつかせたアンジェラは写真家の師であるルイスと「関係を持つ夢」を見るようになる。しかも寝言で彼の名を読んでいるところをホッチンズに聴かれてしまい…。
アンジェラはホッチンズとの関係が壊れつつあることをブレナンに相談するが、ホッチンズの意志なしに関係の修復は難しそうだった。
ブレナンとスクインツのジェシカは被害者の遺体の状態から、ローラが出産済みだとということを突き止める。ブースは、ローラの娘が自分を捨てたことを恨んだ末の犯行を犯したのかと睨むが、実際は復縁のために再会を求めただけだった。
娘の話では、ローラが「ケニーという男」と関わっていたらしい。それを聴き、ケニーを信じたかったブースは困惑する。
ブースがケニーを問い詰めると、ローラの娘の父親はケニーだということが判明する。ケニーは自身が父親だということは明かさないほうが良いと思い身を引いたのだという。そしてローラの殺害は変わらず否定する。
スクインツのジェシカとオーブリーは交際を進めつつあったが、なかなか関係が発展しないことに悩んでいた。お互いにそれを感じながらも仕事に徹する二人は、ローラと施設で同室だった女性の部屋から血痕と麻薬を発見する。
それでも女性は殺害を否定する、オーブリーは彼女が何者かに怯えている様子を見逃さなかった。
捜査の結果、麻薬の持ち主は施設のオーナーだった。オーナーは更生施設を装い、入居した囚人を使って麻薬をさばいていた。ローラはその悪事に気づき、口封じに殺されてしまったのだった。
犯人が逮捕され、ケニーはローラとの娘と対面。ブースも満足げだ。
ホッチンズは自分とアンジェラの状況を悲観し、自ら離婚を切り出す。アンジェラは必死にやり直すことを提案するのだが。。。
ブレナンはFBIの聴取を再度受け、自分の非を認めFBIの捜査を続けることを許可される。
第15話「フィクサーの死」(原題:The Fight in the Fixer)
あらすじ&ネタバレ
冬のポトマック川から氷漬けの遺体が発見される。
氷を溶かさないことには遺体の分析をはじめようもないのだが、組織を壊さないためには自然解凍させるほかない。せっかちなブレナンがそれを待てるはずもなく途方に暮れるところ、ホッチンズは妙案を思いつく。
ホッチンズは開発した熱風装置で氷を瞬時に溶かすことに成功するのだが、熱風のせいで顔がこんがりと焼けてしまう。
いっぽうFBIでも遺体の分析が終わらないことには捜査のはじめようがなかった。そこへ分析官のカレンが現れる。
カレンはオーブリーに興味があるらしく彼をデートに誘うのだが。。。オーブリーはジェシカと付き合っていることを明かすが、カレンは意に返していないようだった。
アンジェラは遺体の腕に掘られていた女性の顔に着目、被害者と親密な人物であろうと考えたアンジェラはタトゥーのモデルとなった人物を特定する。
その女性は被害者の妻・リサであり、被害者・フランクは有名人のトラブルを解決するための「フィクサー」を生業としていたらしい。
オーブリーの父親は横領で捕まった経歴があり、その昔フランクをフィクサーとして雇ったこともあるらしい。フランクの事務所を捜査しに来たオーブリーはその時の経験を活かし、フランク抱える極秘の顧客資料を見つけるに至る。
資料を精査するとトラブルを起こしそうな人物が発見されるが、いずれも犯行を否定する。
フランクはある大企業のオーナーに寄せられた脅迫事件に着目、その人物を脅した犯人・ヴァロンを特定し聴取に向かうが、ヴァロンはなぜか体中の皮膚が「紫色」に染まったおかしな格好で出迎える。ヴァロンによればフランクが銃を持って現れ、脅迫の撤回を要求、さらに紫の染料の風呂に入るよう強制されたのだという。しかしヴァロンも殺害は否定する。
いっぽうブレナンは娘のクリスティンの初めての成績簿を見てその好成績を喜ぶが、スクインツのひとり・オリヴァーにケチをつけられてムキになってしまう。
オリヴァーはクリスティンがテストで不正しているとまで言い出し、ブレナンはホッチンズに依頼して、不正が実際にあったのかどうかを化学分析でハッキリさせようとする。
捜査をすすめるとフランクは事務所の秘書・ケリーと不倫関係にあり、ふたりで不正な金を溜め込み海外逃亡を予定していたらしい。
しかしブースはそれが彼女の嘘であり、ケリーがフランクを殺して金を独り占めしようとしたのだと見抜く。
カレンはフランクの資料の中から逃走中のオーブリーの父親がDCに戻ってきていることを発見していた。それをオーブリーに伝えると、カレンはカンザスへ異動になったことを伝え去っていった。
第16話「アカペラは死の匂い」(原題:The Strike in the Chord)
あらすじ&ネタバレ
とある大学のラボでネズミに食い荒らされた遺体が発見される。
犯人はラボで実験用に買われていたネズミを使って遺体を始末させようとしたらしい。
ジェファソニアンでは研修生として長い間働いたサミー・ミルズが正式な実習生として参加する。しかしブレナンを前に緊張したサミーは空回りしてしまう。ブレナンに叱責をうけるうちにサミーはブレナンを恐れるようになってしまうのだが。。。
被害者は大学の生徒であり、大学のアカペラサークル「ウィッパースナップス」に参加していたという。
被害者が死んだことでグループのリーダーの座を得たジェイク、それを責めるグループメンバーのジュリアンとテッドを聴取するブース。彼らの話によれば被害者によってグループ脱退に追い込まれたイアンという学生がいたという。ブースとオーブリーはイアンを犯人と睨むが、彼は犯行を否定する。
サミーは相変わらず空回りしてしまいミスを繰り返す。見かねたブレナンはサミーにクビを言い渡すが、サミーは泣き出してしまう。
オーブリーがイアンの交遊録をしらべるとリズという女子学生の名前が浮上するが、彼女もまた犯行を否定する。
そのかわり女子アカペラチームのひとりのメンバーから興味深い証言が得られる。「ウィッパースナップス」のOBであるイアンの父親は古いしきたりを重んじ、女子メンバーの参加を認めないというルールを強制していたらしい。被害者はそのルールを変えようと直談判したらしいのだ。
しかしイアンの父親は被害者に暴行したことは認めたが殺害は否定する。
かわりに疑惑が浮上したのはグループメンバーのジュリアンとテッドだった。ふたりは自分たちが疑われていると知ると狼狽え犯行を否定する。
捜査の結果、犯人はアカペラグループとはまったく関係のない、被害者のルームメイトによる私怨だった。
ホッチンズは脚を治すために先進的な手術を受けることを勝手に決めてしまい、心配するアンジェラと再び喧嘩してしまう。アンジェラの説得の甲斐あってかホッチンズは手術を考え直す。
事件解決後、オーブリーが学生時代にアカペラグループに属していたことが判明。当時のビデオテープを入手したブースはラボのメンバーを集めて鑑賞会を開く。オーブリーはバツが悪そうだが。。。
見どころ:
サミーを演じていたのはビー・ケー・キャノン(B.K. Cannon)が客演。ドラマ「グレイズ・アナトミー」「シカゴファイア」などに客演しています。
アカペラがモチーフの本エピソードには実際に人気アカペラグループ「PENTATONIX (ペンタトニックス) 」のメンバーとして活動するスコット・ホアイング(Scott Hoying)、ミッチ・グラッシ(Mitch Grassi)、カースティン・マルドナード(Kirstin Maldonado)がゲスト出演しています。(写真後列の3人)
イアン役には歌手としても活動するジョーダン・フィッシャー(Jordan Fisher)。ディズニー・チャンネルなどのティーン向け作品を中心に俳優活動も行っています。
第17話「命懸けの忠誠」(原題:The Secret in the Service)
あらすじ&ネタバレ
森で塩酸で溶かされた遺体が発見される。遺体を発見した酔っぱらいは犯人らしき男に襲われて気絶した証言する。
被害者の衣服にはシークレットサービスの支給品が残されており、どうやらシークレットサービスの警護官が殺されたようだった。
シークレットサービスではグラハム・ロバーツという警護官が行方不明になっており、彼が被害者ではないかと疑われていた。
オーブリーとブースは捜査に当たろうとするのだが、ジョン・ウィルクス・ブース(リンカーンの暗殺者とされた人物)の子孫だとされているブースには捜査させたくないと言われてしまう。
ブレナンは風邪をひいてしまい、家で療養しながら遠隔でラボ分析に加わる。
ブレナンの欠席を埋めるために、博士課程を卒業し現在はシークレットサービスで顧問しているかつてのスクインツ・フィッシャーがラボを訪れる。ブレナンはフィッシャーが代わりに加わることが面白くないようだが。。。
ブースが捜査に加われないことから、オーブリーはシークレットサービスのメリッサ・パテルとコンビを組み捜査にあたる。
ロバーツは死ぬ直前まで大統領の警護にあたっており、大統領に反発的な意見を持つ人物たちに対面していたという。つまりその中に犯人がいるかもしれず、その犯人は大統領をも狙う可能性があるのだ。森で酔っ払いが犯人に襲われた際に園芸用のスコップが使われたことから、園芸業を営むストックトンという男の聴取に向かう。
しかしストックトンは造園業の後遺症で肩を高くあげることが出来ず、犯行に至るのは無理そうだった。
いっぽうブースはやっと捜査に参加する許可が降りる。
ラボの分析によればロバーツの遺体は溶かされる前に正確な射撃をうけており、犯人はプロの殺し屋である線が浮上する。そのためブースとシークレットサービスは大統領の移動経路を精査する。
いっぽうブレナンは分析をフィッシャーに任せるのが癪で、まだ風邪が治りきっていないのにもかかわらず捜査現場に顔をだす。ブースは家に返そうとするのだがブレナンは「何か手伝わせて」と押し切ってしまう。
ブースとブレナンは射撃の名手を探して、付近の射撃場を訪れる。
するとそこにはトラヴィス・ボズウェルという帰還兵がブースの目に留まる。ブースの見立てでは彼の銃の腕は一流、従軍経験のない大統領への批判思想も持っていた。ブースは自分も従軍していたことを告げ、彼の話を聞こうとする。ブースは彼を拘束しようとするが、トラビスは抵抗するでもなくそれを承諾する。
ホッチンズは証拠を精査し、シークレットサービスの内部に犯人がいるかもしれないと進言。ブースはシークレットサービスの反感を買いつつも警護官達の聴取を行う。
さらにロバーツの部屋からはパテル警護官の髪の毛が発見される。パテルは男女関係があったことは認めるが、殺害は否認する。ブースはパテルを勾留するが大統領警護の職務があるパテル。ブースは彼女の代わりに自分が警護役につくと申し出る。ブレナンはブースが暗殺の危険がある大統領の警護につくことを心配するのだが。。。
大統領の移動パレードが執り行われ、大統領は支持者との対面に望む。
いっぽうでブレナンとフィッシャーは遺体に残された証拠から、犯人が特殊訓練を受けている可能性を示唆。それを聴いたブースはシークレットサービスのリーダーであるウォーカーが犯人であると断定する。
ブースはウォーカーを抑えようとするが、現場には疑いが晴れたはずのストックトンの姿が確認される。ブースとオーブリーはふたりに注意を注ぐが、ストックトンが銃を取り出し発砲、するとウォーカーは大統領を庇うように被弾する。大統領は無事だったがウォーカーはそのまま息を引き取ってしまった。
ブースはウォーカーが犯人かと誤認したが、彼はシークレットサービスの仕事を見事に果たしたのだった。
いっぽうでウォーカーの遺体を検死した結果、やはり彼がロバーツ殺害の犯人である可能性が高いという。混乱するブースだがどうやらウォーカーは脳血栓の持病のため被害妄想を抱えていたらしく、それが理由で「ロバーツを殺さなければ」という筋の通らない使命感に突き動かされてしまったらしかった。
事件解決後、アンジェラはフィッシャーが「シークレットサービス勤め」ではなく「大統領の娘の家庭教師」をしているのだと見抜く。
見えを張った割にアンジェラに見事嘘を見抜かれてしまいバツの悪いフィッシャーはすごすごと去っていった。
第18話「アメリカの横顔」(原題:The Movie in the Making)
あらすじ&ネタバレ
ジャーナリストのアレックス・ダフィーはFBIとジェファソニアンの協力捜査について特集テレビ番組を組むため取材。
ブースとブレナン、ラボの面々はインタビューを受けながら、ゴミの埋立地で見つかった遺体の分析を進める。
いっぽうブレナンはその人となりを取材されるため、娘・クリスティンのクラスに出向き自分の仕事を紹介する。
しかし、子どもたちに配慮せず遺体の映像をながして説明しようとするブレナン。あまりにショッキングな映像に嘔吐してしまう子供も…。ブレナンのプレゼンは苦笑いする教師によって中断されてしまうのだった。
面々はインタビューを受けながら操作を進めた結果、被害者はブランドン・ブルームという青年だと判明。10年以上前からゴミ処理場に遺棄されていたらしい。
ブースは容疑者として彼の里親に目星をつける。
操作を進めると被害者はマリファナ漬けで借金を負っていたことも判明する。
被害者に金を貸していたという男・コリンズを聴取すると、被害者が失踪した当時エイミーという恋人と別れたという証言を得る。
インタビューを受けるなか面々は、かつて一緒に働いたスイーツやザック、ヴィンセントの話をも語る。
捜査の結果、被害者は死ぬ寸前に何者かと争った痕があったらしい。被害者の携帯には死ぬ直前に父親と連絡をとった形跡があり、さらに10年前の病院の記録を当たると父親が眼窩骨折で受信していた記録も見つかる。
ブースはやはり父親が犯人だと考え尋問するが、父親は当時借金を抱えており借金取りに殴られたと説明。
さらに息子に泣きついたが、その際に被害者は父親のことを馬鹿にしたのだという。それでも父親は息子の殺害だけは否認する。
捜査を続けた結果、コリンズの家から大量の血痕が発見され彼が友情のもつれからブランドンを殺したことが発覚する。
アレックス・ダフィーは番組のしめくくりに、面々の「なりたい将来像」を問う。
ブレナンは娘・クリスティンが「車屋さん」になりたいと言っていたことを最初は批判したのだが、娘の夢を汲んで「世界一のカーセルスマンのお母さんになりたい」と応えるのだった。
第19話「アスリートの抱える闇」(原題:The Head in the Abutment)
あらすじ&ネタバレ
アナコスティア川で首なし遺体が発見される。
アンジェラはネット上に投稿された動画から、とある人物たちがたまたま川で遺体を発見したシーンを撮影アップしていたのを見つける。男たちはボートに乗っていて浮いていた遺体を発見したがボートのタービンが接触し、遺体の首を切断してしまったようだった。
遺体には特徴的な傷の痕が残されており、それは昔なんらかのスポーツでついたものらしかった。
熱心なホッケーファンであるブースはそれが有名なホッケー選手の傷だとピンとくる。被害者はホッケー選手 セス・ラングらしかった。
ブースはラングが所属していたチームを新たに率いることとなった新人オーナー ケイティ・ストーバーに面会する。それによればラングのことを疎ましく思っていた選手がいたことを聞きつける。
いっぽうでブースはひょんなことからホッケーのPK戦に参加することになり見事ゴールを決めて歓喜の雄叫びを上げる。
ラングの遺体には試合以外の喧嘩でついたらしい傷も認められ、ブースたちは関係者の聴取を進める。
そのうちのひとりダリル・パターソンに面会すると、彼はブースが学生時代にホッケーの試合で勝負した相手チームのメンバーだと判明する。懐かしい話に花を咲かせるのもそこそこに、アリバイを確かめる。
ホッチンズとスクインツのオリバーはひょんなことから対立し、遺体の首探しを競うことになる。
探索用の高性能なドローンを飛ばした二人は、我先にと遺体の首を探そうとやっきになる。探索の結果、オリバーが首を発見するがホッチンズは先にドローンで首を回収してしまい悔しがるオリバー。
しかし、ドローンでそのまま首をラボに運ぼうとしたホッチンズは街の上を飛行したせいで、空飛ぶ「首」が通行人に目撃されてしまい軽いパニックが起きてしまうのだった。
ダリルの証言とチームの予算状況を精査した結果、オーナーのケイティがチームを売り払おうとしていることが発覚。
そのためには有力選手をチームから追い出す必要があった。しかしケイティは犯行を否定し、チームの選手にドーピング剤を売りつけていた女性 アレックス・コンラッドが怪しいと証言する。
チームの健全さを守ろうとしていたラングはアレックスに対して怒っていたという。
アレックスを疑うオーブリーだが、ブレナンはラングの殺された凶器がホッケースティックだと特定する。
ホッケースティックは通常、各選手に会わせてカスタマイズされており指紋のように各人で残される痕跡が違うのだ。その結果、凶器とされたスティックの持ち主・ドリューが犯人だと判明する。ドリューはアレックスと恋仲であり彼女を妊娠させていたが、ラングがドーピングの件でアレックスを告発してしまえば彼女は逮捕されてしまう。それを恐れての犯行だった。
事件解決後、ブースは学生時代の因縁の対決に終止符を打つためダリルとホッケーの試合に望む。
その結果は、ブースの負け。しかしブースはわざと負けたのだった、ダリルに同情したブースは彼に花を持たせてやったのだった。。。
見どころ:
オリバー役には映画「クローバーフィールド」や「トロン:レガシー」に出演していたブライアン・クラッグマン(Brian Klugman)が客演。オリバーは後続のラストシーズンには登場しないため、今回のエピソードがラスト出演となりました。
第20話「容疑者となったスクインツ」(原題:The Stiff in the Cliff)
Coming soon …
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