人気の海外ドラマシリーズ「BONES -骨は語る-」の12シーズン再放送が始まったので BONES -骨は語る- シーズン12 をまとめレビュー。人気の長寿シリーズも遂に今シーズンでフィナーレです。
極力ボリュームを抑えてまとめていますが文章もちょっと長めです。一気に読みきれない場合は、ぜひブックマークしてください。
BONES -骨は語る- シーズン12 登場人物
あらすじの前に、本シーズンで登場する主要人物をチェック。
テンペランス・ブレナン
ジェファソニアン法医学研究所の法人類学者。あだ名は「ボーンズ(骨)」。腕っ節も鼻っ柱も強く、人付き合いが苦手。
FBIに協力をし、骨から証拠を読み解き、殺人事件を解決へと導く。 (※実在の法人類学者キャシー・ライクス自身をモデルにした本人著書のベストセラー小説(「骨と歌う女」)に登場する同名の主人公がモデルとなっている。) 長年お互いを意識し合っていたFBI捜査官ブースとついに結ばれ、娘クリスティンを授かる。
後紆余曲折を経て、シーズン9では結婚を果たす。
演じているのは[actor][name]エミリー・デシャネル[nname]([altname]Emily Deschanel[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0221043/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/10/1506842147.jpg”][aactor]。
シーリー・ブース
FBIの殺人捜査班の特別捜査官で元陸軍のスナイパー。
狙撃兵であったブースは、科学者を“スクインツ(目を細めるやつら)”と呼びからかうが、誰よりも人情に熱く彼らを信頼している。ブース自身は物的証拠よりも容疑者や目撃者への尋問を重視する古いタイプの捜査官。
捜査協力のパートナーとなっていたボーンズ(ブレナン)に長年想いを寄せ、つかず離れずの関係の末、ついに結ばれる。二人の間には娘も生まれ、結婚して幸せな日々を送るように。
演じているのは[actor][name]デビッド・ボレアナズ[nname]([altname]David Boreanaz[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0004770/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/10/1506842153.jpg”][aactor]。
アンジェラ・モンテネグロ
ブレナンの同僚であり、唯一の友達で一番の理解者。
気取りがなく、ズバズバと物を言うが、誰よりも心優しい性格の持ち主。
売れない画家だった彼女をブレナンがジェファソニアンに呼び、今ではチームに欠かせない存在となる。遺体の頭蓋骨から、被害者の顔を再現し、身元を特定するのが得意。
ホッジンズとくっついたり離れたりしていた関係だったが、腰を据え、結婚し、男児を出産。その後も仕事をしながら子育てに励んでいる。
演じているのは[actor][name]ミカエラ・コンリン[nname]([altname]Michaela Conlin[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0174819/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/10/1506842158.jpg”][aactor]。
ジャック・ホッジンズ
“バグ・ガイ(昆虫オタク)”というあだ名を持ち、土壌学、植物学、昆虫学の博士号を持つ、虫と鉱物の専門家。
UFOや陰謀論を信じ、無茶な実験にもチャレンジする少年のような一面も。
長年恋愛関係にあったアンジェラと結婚し、息子も生まれ、順風満帆な生活を送っている。愛しい妻と共に子育てに励む、素敵なパパ。
大富豪の子孫で、莫大な富を持っているが、地に足がついている。連続殺人鬼で天才ハッカーであったペラントの仕業で財産を失うが、アンジェラと協力しながら常に前向きな姿勢で仕事に励んでいる。
シーズン11で爆発事故に巻き込まれ脊髄を損傷、車椅子生活をおくることになってしまう。
演じているのは[actor][name]T・J・サイン[nname]([altname]T.J. Thyne[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0862328/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/05/1493964523.jpg”][aactor]。
カミール・サローヤン
ブレナンたちの上司であり、ジェファソニアン法医学研究所の所長を務める。
就任当初はブレナンと対立する事もあったが、現在はお互い信頼し合っている。ブースとは過去に親密な関係にあったことも。
演じているのは[actor][name]タマラ・テイラー[nname]([altname]Tamara Taylor[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm0853231/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/10/1506842161.jpg”][aactor]。
ジェームス・オーブリー
FBI捜査官。シーズン10で刑務所から出所したブースの単独行動を監視するために副長官の命を受けるが、その後ブースと共に捜査活動をしていくことに。
ブースがFBIを去った後も、ジェファソニアン研究所と連携を取り犯罪捜査に当たる。
演じているのは[actor][name]ジョン・ボイド[nname]([altname]John Boyd[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm1668372/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/10/1506842162.jpg”][aactor]。
第1話「懐かしい狂気」(原題:The Hope in the Horror)
あらすじ&ネタバレ
連れ去られたブレナンの前には、かつてジェファソニアンで働いていたザックが姿を現す。
ザックは殺人狂・ゴルモゴンに師事し犯罪者として収監されたが(シーズン3)、数年ぶりに現れたザックは精神病院から脱走しブレナンの元に戻ってきたのだった。
ジェファソニアンの一同はブレナンがザックにさらわれたと知り、居場所を特定しようと奮闘する。ラボに忍び込んだザックに連れ去られたことから、ホッチンズはハイテク嬉々で彼の足取りを特定する。ブースはザックがジェファソニアンの地下に連れて行かれたのだと考え、地下倉庫に向かう。
その読み通り、ブースは地下倉庫でブレナンと注射器を握ったザックを発見。とっさにザックに銃を向ける。
しかしブレナンはザックの前にたちはだかる。わけがわからないブース。するとザックは「自分に自白剤を打とうとした、ブレナンに信じてもらうために」「僕は誰も殺していない!」と訴える。
ブースは銃を収め、ザックはそのまま逮捕される。ザックの姿をみたカムは「彼は子供のように無害に見える」と未だに彼が人を殺したことが信じられない様子。
ブレナンはザックが無実なのかもしれないと考え彼と話をしたがるが、心配するブースは彼女を止めようとする。ブレナンと同じくウェンデルもザックが無実かもしれないと考え始めるが、ホッチンズは「やつが犯人だ!」と決めつけてしまう。
ザックが収容されていた病院の院長は、亡くなったスイーツ博士が毎週のようにザックのもとに面会にきていたことを明かし、彼の死後ザックは人が変わってしまった、と話す。
オーブリーはザックの尋問を始める。
ザックは連続殺人の容疑を否定、ブレナンをさらったのも「彼女を守るためだった」と話す。さらにザックは毎晩のように病院を抜け出して図書館のPCでラボのメンバーのメールをハッキングしていたことを自供する。それはラボのメンバーを「友達」と感じているが故だと話すが、いっぽうで「ブースは友達じゃない」と言い放つザック。
いっぽうアンジェラはザックのメール履歴を精査し、その中にザックが「バンクロフト博士」と名乗ってメールしている記録を見つける。
それは世界的に有名な神経医の名前であり、ホッチンズが理学療法のために指示を仰いでいた医者の名前だった。つまりザックはホッチンズの脚を治すために、自分なりに治療法のアドバイスを送っていたらしいのだ。
ザックのことを目の敵にしていたホッチンズは、それを知って絶句する。
FBIの分析官・カレンはザックが多重人格故に犯行に及んだのでは?と助言する。
ブレナンとウェンデルは操り人形師・レイノルズの自宅を捜索するが、地下室の奥に塗り固められた秘密のトビラを発見。中から上半身だけの白骨遺体が見つかる。骨の状態からは何十年も前に死んだと推測された。
ホッチンズはザックに面会しにやってくる。ホッチンズはザックの指示の結果、足の感覚が戻りつつあることをお礼しに来たのだった。
しかしザックはそれが回復とは無関係の神経反応であり完治の見込みは薄い、と正直に明かしてしまう。ホッチンズの顔には失望の色が浮かぶがザックは「1%未満でも希望を与えたかったんだ」と申し訳なさそうにつぶやく。
ブースとブレナンはホーク博士の元を訪れるが、彼はブースに対して接近禁止命令を取り付け彼らを門前払いしようとする。去り際に不敵に笑い「気をつけて」とつぶやくホーク。
ブースもホークのことを怪しみ、ザックが犯人ではないのかもしれないと考え始めるように鳴る。
それでもカレンはザックの多重人格犯行の線を疑っていたが、ブースはカレンがその説にこだわるわけ、そしてカンザスに移動したはずの彼女が唐突に戻ってきた理由を怪しみ始めていた。オーブリーがカレンの元上司に問い合わせると「法律上の理由でカンザス支局を辞めた理由は教えられない」と回答されてしまう。
ブレナンはザックと尋問室に入り、事件の資料を二人で精査する。ザックは再びブレナンと仕事できることに歓喜の表情を浮かべる。
しばらく資料を再検証したけっか、二人は「ザックが犯人だ」という結論を導き出してしまう。自身で答えを導き出したザックはうろたえながら「自分を厳重な精神病院に監禁して欲しい」と訴える。
すると今度はブースが直感で「ザックは犯人じゃない」と考えを改める。
ブレナンは上半身だけ見つかった遺体が結合双生児の分離された遺体だと断定、だとすれば切り離された後生き残った方の人物は多重人格化する可能性があるという。
ザックにはそのような手術歴はなかったことから、ブレナンは犯人は別にいるのだと確信する。アンジェラは遺体の骨格から人物の顔を復元、それがザック担当の精神医・ルシアンだと判明する。
そのころルシアンはザックを精神病院に戻し、毒を駐車しようとする。ザックは寸前でそれに気づき抵抗する。しかしすべての事情を聴かされたブースが病院にかけつけルシアンを射殺。ザックは一命を取り留める。
事件は解決しザックの汚名も注がれるが、ザックが宣告していたとおりホッチンズの足の感覚は鈍りおそらく感知することはないのだという。。。
ブースはザックの無実を信用し彼を病院から解放することに同意する。
第2話「人工知能革命」(原題:The Brain in the Bot)
あらすじ&ネタバレ
ブレナンはザックにかかったロビイスト殺害の容疑についても払拭しようと尽力していた。
ドッグショーの会場近くの森で、犬たちが遺体を発見する。
犬たちは遺体を食い荒らしてしまったため、ホッチンズは犬の毛についた組織を採集しようとバリカンを取り出すが、毛をかられるのを拒否する飼い主と揉み合いになり、バリカンを持つ手が滑って自分の眉毛を剃り落としてしまう。
ジェファソニアンの分析の結果、被害者は40代男性。科学的に意義ある人工知能の研究をしていた研究者だったらしい。
遺体の近くでは誰かが大麻を吸っていた形跡が見つかる。オーブリーはその人物が何かを目撃していないかと考え聴取するが大した情報は得られなかった。
アンジェラは自身の開発したアンジェラトロンが評価され、科学界の権威ある賞の一つ「マッカーサー・フェローシップ」を受賞することが決まる。それを聴いたブレナンは自身も未だ成し遂げていない栄誉に嫉妬するそぶりをみせる。
ブレナンとブースは被害者の職場である研究所を訪ねる。すると手に暴行による負傷を負った人物を発見、彼が加害者と睨み聴取する。調査の結果、彼の手の傷と被害者の遺体に残された傷は完全に一致する。男は暴行は認めるも殺害は否定、さらに被害者がロボポカリプス(高知能のロボットが人間に反旗を翻す、と考える人達のこと)のグループとトラブルになっていたと語る。
ブースとオーブリーはロボポカリプス組織のリーダー マシュー・コバーンを尋問する。コバーンはAI開発が政府による軍事開発の一端だと信じ込んでいた。しかし彼もまた殺害は否定、アリバイもあった。
遺体の損傷を調べたカムは「人間以上のチカラ」で腕が引きちぎられたような形跡を発見。まるで「ロボットにでもやられた」かのようだった。さらにホッチンズの分析ではロボットの蘇生に使用されていたものと同じ物質がみつかる。被害者が研究していたAIロボット「エイミー」に疑惑の目が向かう。
ブースとブレナンはエイミーに事情を聞こうとするが、事件当夜のメモリーだけが何者かによって消去されていた。消去した人物を訪ねようとするとエイミーは急に緊急停止してしまう。
アンジェラはエイミーのメモリーを消去した人物を特定するが、それはなんと被害者本人だった。
さらに被害者はとある「ダッチワイフ工場」との関与が判明する。被害者はラブドールにAIを搭載する計画を極秘裏に進めていたようだった。
証拠は固まっていなかったがブースは、最初に聴取した薬中が殺したのだと推測し聴取をするとあっさりと犯行を認める。結果的に事件は解決するが、ブレナンは筋の通らない結果に納得いかない様子。
ブースはブレナンの40歳の誕生日のお祝いにある物を贈る。それはザックの容疑についての再検証を認める正式な指示書だった。
ジェファソニアンのメンバーやブレナンの父親が集まりブレナンの誕生祝いを開く。さらにブレナンは自身の誕生祝いだけでなく、アンジェラの受賞、そしてスクインツのウィックの就職をも一緒に祝おうと持ちかける。
ウィックは自身の雇用について常々悩んでいたが、彼女を推薦し雇用に導いたのも実はブレナンだった。アンジェラの受賞についても彼女を推薦したのはこれまたブレナンだった。それを隠しながらサプライズとして発表する、というブレナンらしからぬ「人間味のある行動」に一同は感銘を受ける。
皆が笑顔で祝うなか、ブレナンの父・マックスだけが浮かない顔をしていたのだが。。。
見どころ:
今回の事件解決の展開はちょっと無理やりな感じがしましたね〜。。。科学やIT技術だけではなく「人間の直感」も優れている、ということを表したかったのかもしれませんが、なんだかちょっと消化不良でした…苦笑。
第3話「老兵は死なず」(原題:The New Tricks in the Old Dogs)
あらすじ&ネタバレ
薬品会社が違法投棄したドラム缶の中から白骨化した遺体が発見される。
アンジェラの復顔によれば、被害者は高齢者施設から捜索願が出されていた老人だった。
ブレナンとブースは被害者が入居していた施設を訪問する。
被害者が入居していた部屋からは「性交渉」の痕跡が見られ、高齢ながら施設内で男女関係があったらしい。ブースは被害者と関係を持っていた女性・バーバラを聴取しようとする。すると施設内の老人たちの中で「三角関係」で揉め事があったことが浮上。
三角関係の相手・タッカーの話も聞くことになるが、ブースはお年寄りが犯行に及ぶとはとても考えられなかった。
ブレナンは施設の中で不審な血痕を発見、さらに施設で働く用務員に暴行の前歴がある人物が特定される。オーブリーは疑惑の人物サム・ワトキンスを聴取するが、ワトキンスは犯行を否定する。
ブースは施設内で元従軍兵の老人・レッドと仲良くなる。気分転換に彼を散歩に連れ出そうとするのだが足腰の弱っていたレッドは転倒し怪我してしまう。
施設にあったパソコンの履歴からは入居者のひとりが老人達に出されていた処方薬をネットで横流ししていたことが判明する。
その犯人はタッカーだったが、彼によれば被害者も自身に処方されていた薬の横流しを依頼してきたのだという。そのせいで身体の骨がもろくなっており、遺骨からもその痕跡が確認される。
遺骨の状態から、被害者の経歴が偽の情報だったことが判明する。職歴や居住歴など、すべてが嘘の情報だった。被害者はタッカーと組んで詐欺を働いていたらしいのだ。タッカーは詐欺については認めるが殺害は否定する。
ブレナンは被害者が亡くなる前に骨折するほどのチカラで「何かを殴った」らしいことを特定。
被害者が殴ったのはブースが仲良くなったレッドだった。レッドのカルテには正にその骨折の痕が残されていた。詐欺を働いた被害者は有りもしない従軍歴を得意げに話したらしく、実際に従軍経験のあったレッドはそれが許せず、殴った拍子に被害者は死んでしまったらしいのだ。
ブースは落胆する。
いっぽうで被害者は自分の処方薬を売ろうとしていた理由が判明する。それは詐欺にかけようとしていたバーバラを本気で好きになってしまった被害者が、彼女のために私立探偵を雇って、生き別れた娘を探し出そうとしたためだった。。。
第4話「復讐の始まり」(原題:The Price for the Past)
あらすじ&ネタバレ
公園でネズミに食われた遺体が発見される。遺体の分析の結果、被害者は元軍人のホームレスらしかった。
遺体の特徴を精査した結果、被害者はブースの従軍時の戦友であり、ブレナンとの結婚式の神父も勤めたアルド・クレメンスだと判明する。
アルドは従軍によって人生観が変わり、薬物に溺れ、自暴自棄な生活をおくっていたらしいのだ。ブースは戦友が苦しんでいたことに気づけなかったことで自責の念にかられる。
ブースとオーブリーはアルドに薬を売っていた売人に接触、アルドが「何者かにつけられていた」との情報を得る。
いっぽうでブースは従軍仲間たちを集め再会を果たすが、ブース以外のメンバーは社会復帰もままならない状況。メンバーの独りテッドはブースを冷遇する。
捜査の結果、アルド殺害の当夜にテッドと面会していたことが判明する。聴取されるとテッドは「何者かがアルドを拉致する」現場を目撃したと証言する。
いっぽうで世界中を逃亡していたオーブリーの父親が米国に入国したことが確認される。ジュリアン検事は父親がオーブリーを頼ってくるかもしれないと睨むが、オーブリーには長年疎遠だった犯罪者の父親を助ける気はなかった。
スクインツのジェシカは恋人であるオーブリーを心配し、同じく逃亡者の父親をもつブレナンに相談する。
ブレナンとジェシカは分析の結果、アルドが長時間に渡って「ネズミを使った拷問」を受けていた可能性を導き出す。
そのネズミの分析結果からは、アルドが殺された場所がとある工業団地であることが判明する。ブースが現場へ向かうと、アルドについての資料や何者かのレントゲン写真が見つかる。さらにアルドを殺したと見られる拷問台がみつかる。しかし現場には爆弾が仕掛けられており、ブースとブレナンは肝一発爆発から逃れるが、証拠品はすべて吹き飛んでしまった。
ブレナンはかろうじてデジカメに収めた現場の証拠から、アルドが何者かの拷問を受けている最中で自ら頭を打ち付けて自殺を図ったのだと断定する。
しかし犯人が誰なのか、その目的はなんだったのか、依然不明なままだった。しかしブースは現場にあったレントゲンの写真が、従軍時にブースが殺した人物のものだと確信していた。犯人はその人物の身内であり、ブースを探し出すためにアルドを拷問にかけたのだと推測。
ブースたちはまだ見ぬ復讐犯の脅威に備えなければならないようだ。。。
見どころ:
本シーズンに入ってからジュリアン検事が初登場。演じているのはパトリシア・ベルチャー(Patricia Belcher)。
ブースの過去の出来事が復讐劇となる展開、ラストシーズンの本筋はこれが描かれるのでしょうか?オーブリーの父親の件も気になるところですが…
第5話「家庭教師の真実」(原題:The Tutor in the Tussle)
あらすじ&ネタバレ
治安の悪い地域で腐乱死体が発見される。被害者はショットガンで撃たれて殺されたらしかった。
ラボの分析で被害者は大学生 オースティン・ウィルソンと判明する。
操作を進める中、オーブリーの前に逃亡中の父親・フィリップが唐突に姿を現す。オーブリーは会話もそこそこにフィリップを逮捕しようとするが、フィリップは意に返さず「話がある」と切り出した。父親は政府によって口座を凍結されていたが、逃亡先で新たな家庭を気づき金が必要だとしてオーブリーを頼ってきたのだった。
父親が現れたことを知ったカレンはオーブリーのことを心配する。
いっぽうでブレナンとブースはオースティンの友人を聴取。それによればオースティンは親に捨てられ里子になったあと肉体労働をしながら一流大学に入った勤勉な若者だったと判明する。
大学に調査にやってきたふたりは大学講師のエイミーに事情を聞く。するとオースティンの同級生の親に「サイコ・スー」と呼ばれるモンスターペアレントがおり、オースティンと口論をしていたという証言を得る。
スーの息子・ジェイコブはオースティンの家庭教師をしていたが、進路に悩んでいたジェイコブにオースティンが偏差値の低い大学を薦めたため、スーは激怒したらしい。
オースティンは家庭教師として優秀だったため、他で家庭教師をしていたベニー・マットは生徒を根こそぎとられていた。オーブリーは彼の犯行を怪しんで聴取するがペンスは犯行を否定する。
捜査を進めるとオースティンは容姿端麗だったため、生徒の親のひとりがオースティンに肉体関係を迫っていたことが判明する。痴情のもつれに巻き込まれたのかとも考えられたが、犯人らしき人物は見つからなかった。
アンジェラはアンジェラトロンを使い分析した結果、凶器が一般には手に入りづらい武装用の「ソードオフショットガン」であることを特定する。
同じタイプの銃が使われた事件を調べた結果、近場の店の強盗事件に使われており、その犯人とされたのがオースティンのルームメイト・ベニーだった。ベニーは強盗は認めるが殺害を否認する。
捜査の結果、ジェイコブが犯人であることが明らかになる。ベニーの証言ではオースティンは生徒たちに慕われていたというが、それが仇となった。生徒たちに慕われすぎていたが故に講師を辞めると申し出たオースティンは逆上したジェイコブに殺されてしまったのだった。
オーブリーは悩んだ末に父親をFBIに突き出す決意をする。フィリップは憎々しげにオーブリーを睨むが、ブースは「立派なことをした」と慰める。
フィリップが「逃亡先で作った家庭」だと話した人物の写真もまったくのデタラメ、赤の他人であることが確認されため息をつくオーブリー。
スクインツのフィッシャーはブレナンの著書を酷評し、ブレナンも何時になく不快感を示す。
しかし、ブレナンは自分の著書の出版社に過去にファンが送ってきた「ファン・フィクション」(ファンが作った同人作品)を思い出す。それを読み精査した結果、それを書いたのはフィッシャーであることが判明。フィッシャーはブレナンの著書を馬鹿にしているどころか、大ファンだったのだ。
それがブレナン本人にバレてしまい、バツの悪そうなフィッシャーだった。。。
見どころ:
フィッシャー役には映画「アバター」にも出演していたジョエル・ムーア(Joel David Moore)が客演。ちなみにフィッシャーはこのラストシーズンではこの回のみの登場、つまりこれが最後の出演となりました。。。
エイミー役にはドラマ「ホワイトカラー」シリーズのダイアナ役で知られるマーシャ・トマソン(Marsha Thomason)が客演。
サイコ・スー役にはドラマ「NCIS」「デビアスなメイドたち」などに出演していたジュリー・クレア(Julie Claire)が客演。
第6話「血塗られたチェーンソー」(原題:The Flaw in the Saw)
Coming soon …
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