第4話「復讐の始まり」(原題:The Price for the Past)
あらすじ&ネタバレ
公園でネズミに食われた遺体が発見される。遺体の分析の結果、被害者は元軍人のホームレスらしかった。
遺体の特徴を精査した結果、被害者はブースの従軍時の戦友であり、ブレナンとの結婚式の神父も勤めたアルド・クレメンスだと判明する。
アルドは従軍によって人生観が変わり、薬物に溺れ、自暴自棄な生活をおくっていたらしいのだ。ブースは戦友が苦しんでいたことに気づけなかったことで自責の念にかられる。
ブースとオーブリーはアルドに薬を売っていた売人に接触、アルドが「何者かにつけられていた」との情報を得る。
いっぽうでブースは従軍仲間たちを集め再会を果たすが、ブース以外のメンバーは社会復帰もままならない状況。メンバーの独りテッドはブースを冷遇する。
捜査の結果、アルド殺害の当夜にテッドと面会していたことが判明する。聴取されるとテッドは「何者かがアルドを拉致する」現場を目撃したと証言する。
いっぽうで世界中を逃亡していたオーブリーの父親が米国に入国したことが確認される。ジュリアン検事は父親がオーブリーを頼ってくるかもしれないと睨むが、オーブリーには長年疎遠だった犯罪者の父親を助ける気はなかった。
スクインツのジェシカは恋人であるオーブリーを心配し、同じく逃亡者の父親をもつブレナンに相談する。
ブレナンとジェシカは分析の結果、アルドが長時間に渡って「ネズミを使った拷問」を受けていた可能性を導き出す。
そのネズミの分析結果からは、アルドが殺された場所がとある工業団地であることが判明する。ブースが現場へ向かうと、アルドについての資料や何者かのレントゲン写真が見つかる。さらにアルドを殺したと見られる拷問台がみつかる。しかし現場には爆弾が仕掛けられており、ブースとブレナンは肝一発爆発から逃れるが、証拠品はすべて吹き飛んでしまった。
ブレナンはかろうじてデジカメに収めた現場の証拠から、アルドが何者かの拷問を受けている最中で自ら頭を打ち付けて自殺を図ったのだと断定する。
しかし犯人が誰なのか、その目的はなんだったのか、依然不明なままだった。しかしブースは現場にあったレントゲンの写真が、従軍時にブースが殺した人物のものだと確信していた。犯人はその人物の身内であり、ブースを探し出すためにアルドを拷問にかけたのだと推測。
ブースたちはまだ見ぬ復讐犯の脅威に備えなければならないようだ。。。
見どころ:
本シーズンに入ってからジュリアン検事が初登場。演じているのはパトリシア・ベルチャー(Patricia Belcher)。
ブースの過去の出来事が復讐劇となる展開、ラストシーズンの本筋はこれが描かれるのでしょうか?オーブリーの父親の件も気になるところですが…
第5話「家庭教師の真実」(原題:The Tutor in the Tussle)
あらすじ&ネタバレ
治安の悪い地域で腐乱死体が発見される。被害者はショットガンで撃たれて殺されたらしかった。
ラボの分析で被害者は大学生 オースティン・ウィルソンと判明する。
操作を進める中、オーブリーの前に逃亡中の父親・フィリップが唐突に姿を現す。オーブリーは会話もそこそこにフィリップを逮捕しようとするが、フィリップは意に返さず「話がある」と切り出した。父親は政府によって口座を凍結されていたが、逃亡先で新たな家庭を気づき金が必要だとしてオーブリーを頼ってきたのだった。
父親が現れたことを知ったカレンはオーブリーのことを心配する。
いっぽうでブレナンとブースはオースティンの友人を聴取。それによればオースティンは親に捨てられ里子になったあと肉体労働をしながら一流大学に入った勤勉な若者だったと判明する。
大学に調査にやってきたふたりは大学講師のエイミーに事情を聞く。するとオースティンの同級生の親に「サイコ・スー」と呼ばれるモンスターペアレントがおり、オースティンと口論をしていたという証言を得る。
スーの息子・ジェイコブはオースティンの家庭教師をしていたが、進路に悩んでいたジェイコブにオースティンが偏差値の低い大学を薦めたため、スーは激怒したらしい。
オースティンは家庭教師として優秀だったため、他で家庭教師をしていたベニー・マットは生徒を根こそぎとられていた。オーブリーは彼の犯行を怪しんで聴取するがペンスは犯行を否定する。
捜査を進めるとオースティンは容姿端麗だったため、生徒の親のひとりがオースティンに肉体関係を迫っていたことが判明する。痴情のもつれに巻き込まれたのかとも考えられたが、犯人らしき人物は見つからなかった。
アンジェラはアンジェラトロンを使い分析した結果、凶器が一般には手に入りづらい武装用の「ソードオフショットガン」であることを特定する。
同じタイプの銃が使われた事件を調べた結果、近場の店の強盗事件に使われており、その犯人とされたのがオースティンのルームメイト・ベニーだった。ベニーは強盗は認めるが殺害を否認する。
捜査の結果、ジェイコブが犯人であることが明らかになる。ベニーの証言ではオースティンは生徒たちに慕われていたというが、それが仇となった。生徒たちに慕われすぎていたが故に講師を辞めると申し出たオースティンは逆上したジェイコブに殺されてしまったのだった。
オーブリーは悩んだ末に父親をFBIに突き出す決意をする。フィリップは憎々しげにオーブリーを睨むが、ブースは「立派なことをした」と慰める。
フィリップが「逃亡先で作った家庭」だと話した人物の写真もまったくのデタラメ、赤の他人であることが確認されため息をつくオーブリー。
スクインツのフィッシャーはブレナンの著書を酷評し、ブレナンも何時になく不快感を示す。
しかし、ブレナンは自分の著書の出版社に過去にファンが送ってきた「ファン・フィクション」(ファンが作った同人作品)を思い出す。それを読み精査した結果、それを書いたのはフィッシャーであることが判明。フィッシャーはブレナンの著書を馬鹿にしているどころか、大ファンだったのだ。
それがブレナン本人にバレてしまい、バツの悪そうなフィッシャーだった。。。
見どころ:
フィッシャー役には映画「アバター」にも出演していたジョエル・ムーア(Joel David Moore)が客演。ちなみにフィッシャーはこのラストシーズンではこの回のみの登場、つまりこれが最後の出演となりました。。。
エイミー役にはドラマ「ホワイトカラー」シリーズのダイアナ役で知られるマーシャ・トマソン(Marsha Thomason)が客演。
サイコ・スー役にはドラマ「NCIS」「デビアスなメイドたち」などに出演していたジュリー・クレア(Julie Claire)が客演。
第6話「血塗られたチェーンソー」(原題:The Flaw in the Saw)
Coming soon …
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