【海外ドラマ】CHILDHOOD’S END -幼年期の終り- 第2話「オーバーロード」後編

CHILDHOOD'S END -幼年期の終り- 第2話

CSチャンネル・AXNで海外ドラマ CHILDHOOD’S END -幼年期の終り- 第2話 「オーバーロード」後編 が放送されたのでレビューしてみます。地球を変革期をもたらしたオーバーロードは15年後に人類の前に姿を現すことに…。

前回のレビューはコチラ。

【海外ドラマ】CHILDHOOD’S END -幼年期の終り- 第1話「オーバーロード」前編 レビュー

CHILDHOOD’S END -幼年期の終り- 第2話 「オーバーロード」後編 あらすじ

原題は “The Overlords”

オーバーロードは地球には充分な食料があるが、分配方法に問題が在るがゆえに飢餓が起きていると指摘する。
リッキーは意見はもっともだとしながらも「カレルレンが姿をみせないままでは人類の理解は得られない」とアドバイス。しかしカレルレンは「君たちは私の姿を受け入れられない」と姿を見せることを拒む。

カレルレンはサウジアラビアの石油を止める。石油輸送に使用していたパイプを使ってアフリカ全土に水を供給し、戦争がなくなって役目をなくした戦艦をつかって食料を大量にアフリカに運ぶことをリッキーは提案する。

サウジアラビア側は一方的なリッキーとオーバーロードの施策に快く思っていない様子だが、従わざるをえない。

CHILDHOOD'S END -幼年期の終り- 第2話 CHILDHOOD'S END -幼年期の終り- 第2話

新聞社のウェインライトが代表となり自由連盟なる団体を結成する。彼らはオーバーロードによる監視体制を良しとせず「明らかな侵略行為だ」と訴える。

リッキーは自由連盟の動きを危惧し、改めてカレルレンに姿を見せるように諭すのだが。。。

CHILDHOOD'S END -幼年期の終り- 第2話

少年・マイロはオーバーロードの技術を個人的に研究する。彼らの科学技術は人類の3万年先をいっている、と感嘆してみせる。

スラム暮らしのマイロ。マイロの母親はヤクの売人と口論になってしまう。母親を心配したマイロは車椅子で駆け寄り、母親に暴力を振るう売人を挑発してしまう。挑発にのった売人はマイロに向けて発砲、彼の胸を銃弾が貫く。母親は泣き叫ぶが、その瞬間空からオーバーロードの宇宙船の光がさし、マイロの傷を癒やし売人は命を奪われる。

しかもマイロは生き返っただけではなく、不自由だった足も正常になっていたのだった。。。

CHILDHOOD'S END -幼年期の終り- 第2話 CHILDHOOD'S END -幼年期の終り- 第2話

事件を受けてウェインライトはテレビ番組に出演、「オーバーロードは絶対的なモラルを押し付けてくる」と批判する。
さらにキリスト教の信奉者であるブラジル人のペレッタ・ジョーンズはオーバーロードの出現によって信仰を失った人達がいる、オーバーロードの存在は神の存在すら忘れさせてしまう、と訴える。

ある夜、リッキーは何者かによって拉致される。
連れて行かれた先には、ウェインライトが立っていた。自由連盟はリッキーを拉致し言うことを聞かせようとしていた。オーバーロードの行いが間違いだと証明するために、自由連盟に入って報道官になれと命令する。リッキーはもちろん拒否するが、ウェインライトは「では犠牲者になってもらう」と彼を殺そうとする。

そのころエリーは突如姿を消したリッキーを心配していた。カレルレンが「いつものように連れて行ったのじゃないなら、彼を助けて」と懇願する。

一連のウェインライトの行いはオーバーロードの偵察ロボット(?)によって世界中に中継されていた。
彼の部下がリッキーに発砲すると同時に弾は動きを止め、時が止まったように制止する。リッキーはその場から救い出され、再びカレルレンとの面会の部屋へ。そこで再びアナベルの幻影を目撃、会話する。

しかしリッキーは失ったアナベルが何度も目の前に現れる事に動揺する。リッキーはそのまま自宅に帰るのだが。。。カレルレンに弄ばれている、と感じはじめるリッキー、エリーの助言もあってカレルレンの正体を突き止めなければ、と考え始める。

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リッキーは「何でも出来るなら、なぜ事前に助けなかった?」とカレルレンを尋問。カレルレンはその様子を世界に見せる必要があった、と語る。それによって自由連盟は自滅するだろう、と。ウェインライトはその後、自殺したらしい。

カレルレンは人類の精神的準備が整うまで自分の姿を見せることはしない、と強調。過去にも地球以外の星を監督してきた経験があるらしく、姿をみられるとどのような反応をとられるかわかる、らしい。
さらに世界は共通の志のもと「世界連盟」を結成、人類との橋渡しの役目は果たした、とカレルレンはリッキーの任を解くことにする。

それを聴き「これで終わり…?」とリッキーは動揺する。
焦ったリッキーは去り際、カレルレンの声がする鏡の向こう側を写真に修めるのだが。。。後にその写真をみたリッキーは「彼の言うとおり、こんなの公表できない…」と役目を終えた事を噛みしめる。

そして肩の荷が降りた彼は改めてエリーにプロポーズを申し込むのだった。

CHILDHOOD'S END -幼年期の終り- 第2話

それから15年後、奨学金を得て大学を卒業したマイロは天体物理学者になっていた。

病気がなくなり、誰もが幸せに暮らせるようになった15年後の世界では誰もが若返ったように幸せに暮らしていた。オーバーロードは15年後のこの日に、人類の前に姿を荒らすことを宣言したらしい。

人類は一様にこの日を待ち望み、あらゆるメディアが中継する中、オーバーロードの宇宙船からカレルレンが降り立つ。地球上の全人類が見守る中、そこに現れたカレルレンの姿は…

赤い肌に黄色い目、大きな2本の角とコウモリのような翼、まるで悪魔を体現したかのような姿をしていたのだった。。。人類は一様に驚愕する。予め彼の姿を知っていたリッキーですら「現れるのは、まだ早かったかもしれない…」と危惧する。

カレルレンは一言「やあ、恐れることは何もない…」と口を開いた。。。

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