CSチャンネル・AXNで 海外ドラマ GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第10話 「破滅の足音」が放送されたのでレビューしてみます。ブルースはアイヴィを追ってきた謎の男たちから、「闇の組織」についての詳細を聞かされることになる…。
ちなみに前回のレビューはコチラ。
GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第10話 「破滅の足音」あらすじ
原題は “Mad City:Time Bomb”
レスリーはマリオ、ドンファルコンと食事に出かけるが、その帰り、彼らが乗るはずだった車が爆破される。
ファルコンは犯人を見つけ出し報復に出ようとするが、ゴードンはマフィアの争いを再燃させたくない旨を伝え、調査に1日の猶予を得る。
ペンギンはゴッサムのマフィアたちを集め商談をするが、そこへバーバラが乗り込んでくる。
タビサとブッチが姿を消したらしく、バーバラはペンギンが関与していると睨み乗り込んできたのだった。ペンギンはシラを切りバーバラも矛を収める。
しかし、そのころニグマは「イザベラ殺しの犯人がブッチだと思い込み」、ブッチとタビサを捕らえ拷問にかけようとしていた。
ブッチはイザベラのことなど知るよしもないのだが、ニグマは構わずブッチに拷問をはじめる。
拷問を受けるブッチはイザベラの事は知らず、話すことはできない。
業を煮やしたニグマはブッチの目の前でタビサに拷問を加え、ブッチの精神を崩壊させようと目論む。
市警がファルコンの車爆破を調べると、高性能爆薬が使われていたことがわかる。
ハーヴィは知り合いのヒューズという男がその手の兵器に詳しいことを思い出し、ふたりで捜査に向かう。
ヒューズの家にやってくると、彼は殺されていた。ゴードンはヒューズの部屋に残されていた「暗殺の計画書」からターゲットがファルコンではなくマリオだった、ということを知る。
その頃、マリオの勤める病院には武装した二人組が急襲し、マリオが殺されかける。駆けつけたゴードンの応戦によってマリオは命救われる。
ゴードンは犯人が見つかるまでマリオに外出を控えるよう諭すが、結婚を明日に控えたマリオはそれに従おうとしなかった。
ブルースとキャット、アイヴィは謎の追手からの追撃を恐れ、ウェイン邸に篭っていた。キャットは外に出たがるが、ブルースはそれを許さず、アントンのところで手に入れた「鍵」について調べていた。
おなじく外に出たがっていたアイヴィは、アルフレッドに自作の香水をかがせ、彼を操りウェイン邸の警報装置を解除させようとする。
キャットは件の鍵に「フクロウ」の紋様が刻まれていることに気づくが、ブルースは「フクロウ」の指すものがキャサリン率いる「闇の組織」だということに感づく。
アイヴィが何も知らずにカギを手にしたとはいえ、ブルースの手の内にカギがあることはキャサリンとの約束を破る(第7話参照)ことになる。焦ったブルースはカギを手放すことを考えるが、時既に遅し。
アルフレッドを操り外に出たアイヴィは、彼女を追っていた謎の男・ヴォルトに捕まってしまっていた。
ブルース、アルフレッド、キャットはヴォルトに指示を受け、とある下水処理施設へとやってくる。
ブルースはヴォルトがキャサリンの手下だと考えていたが、ヴォルトはキャサリンの組織を離反し彼女たちを潰したがっているらしい。
ヴォルトによればキャサリンの率いる組織の名前は「フクロウの法廷」というらしい。
ヴォルトはゴッサムイチの密輸ギャング「ウィスパーギャング」を率いており、フクロウの法廷に手を組むことを打診されたが、裏切られた挙句多数のギャングメンバーを失ってしまった。ヴォルトはフクロウの法廷所有の施設を襲い、件の鍵をつかって「フクロウの法廷を潰せるだけの何か」を見つけようとしていた。
ブルースはフクロウの法廷を潰すために、ヴォルト率いる「ウィスパーギャング」との共闘を申し入れる。
ヴォルトはブルースと手を組むことに決めるが、その夜キャサリンの放った資格によって殺されてしまう。
バーバラはペンギンの不在時に、ふたたびペンギンの家にやってくる。
メイドのオルガを懐柔し、「ペンギンがニグマを愛していること」「ニグマが拷問器具を買ったこと」を聞き出す。
バーバラはニグマが拷問道具を買ったらしい店にやってきて、店の顧客名簿からニグマの潜伏先を割り出す。
ニグマはタビサの腕にギロチンを仕掛け、ギロチンを止めるとブッチの頭に高圧電流が流れる、という仕掛けを自作。それをタビサにしかけて、自分の腕とブッチの命、どちらをとるか試そうとする。ブッチはタビサに命乞いするが、タビサに彼を助ける気はなかった。しかしそうだと悟ったブッチは「この数週間一緒に入られて幸せだった」と彼女に感謝の意を伝える。
覚悟を決めたブッチはニグマに「イザベラの頭に銃をぶち込んだ」とアリもしないことを話すが、ニグマは彼女が事故で死んだことを知っており、彼が本当はイザベラを殺していないことに気づく。
さらにブッチの言葉を聴いたタビサは、彼の優しさに絆され、自らの腕を捨てブッチの命を助ける。そこにバーバラ乗り込んでくる。
ブッチとバーバラは腕を切り落とされたタビサを病院につれていくが、バーバラはイザベラ殺しの犯人が「ペンギン」であることに気づく。
バーバラはブッチを焚き付け「戦争をはじめよう」と画策する。
マリオはゴードンの警告を無視し、街に出て敵をおびき出そうとする。ゴードンはマリオの板宝石店に駆けつけるが、そこにマリオを狙う刺客が襲いかかる。マリオは怒りのあまり刺客に応戦し、相手を殺してしまった。
ゴードンは刺客を聴取しようとするが、警察上層部から圧力がかかり刺客は別の施設に移送されることになってしまう。
何者かのチカラによって捜査が妨害されていることを感じるゴードン。
一連の事情を知ったファルコンはゴードンの目を盗み、拘留中の刺客に私刑を下す。ファルコンは刺客を送ったのが「かつて自分の仲間だった人物」だと特定。
市警にはたよらずに自らカタをつける、と去っていった。
ファルコンは刺客を放ったのがキャサリンだと悟り、彼女を威嚇する。
キャサリンは「あなたに私は倒せない」と去勢をはりつつも、「人手が必要になったら私たちに協力して」とファルコンに協力関係の維持を打診する。
「それまではあなたの息子(マリオ)には手を出さない」と。
ゴードンはレスリーへの思いを断ち切れず、悩むがハーヴィに自分の気持ちを伝えるよう諭される。ゴードンはレスリーに「君の幸せを願ってる」とだけ伝え、ふたりは改めて正式に関係を終わらせる。
しかし、ふたりが話しているのを影から目撃してしまったマリオは彼女が心変わりしたのかと勘違いしてしまう。
すると彼の頭のなかには「私は彼女を愛している…」とささやく言葉がこだまし、怒りに手を震わせたマリオは血走った目で、近くにいたチンピラに暴行を働いてしまう。。。