CSチャンネル・AXNで 海外ドラマ GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第14話 「サーカスの夜」が放送されたのでレビューしてみます。復活したジェロームはブルースを公開処刑にしようと暴徒が集うサーカスへと連れて行く。
ちなみに前回のレビューはコチラ。
GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第14話 「サーカスの夜」あらすじ
原題は “Mad City: The Gentle Art of Making Enemies”
ゴッサム各地で暴動が起きる様を見かねた「フクロウの法廷」のキャサリンは、「最終的には我々が介入するしかない」とクチにするのだが…。
ニグマがさらわれたと勘違いしたペンギンは彼を助けに廃工場へと向かうが、待ち構えていたニグマはペンギンに銃を向けて自身の自作自演だったことを明かす。
ペンギンがイザベラを殺したことに気づいていたことを明かしたニグマは、憎々しげにペンギンに牙をむく。
ペンギンはイザベラを殺したことを認めるが、ペンギンは「どのみちニグマはイザベラを殺していた（クリングルのように）」と語り、ニグマのことを愛していると訴える。
しかし自己犠牲なく他人を犠牲にしようとするペンギンの想いは「愛」ではない、とニグマは語る。
ニグマはペンギンの命乞いに耳を傾けず、彼に腐食溶剤を彼に浴びせようとする。
ゴードンはジェロームと直接話した唯一の人物・レスリーに話を聞こうとするが、彼女は未だにゴードンのことが許せず悪態をつく。
しかしジェロームが以前に死ぬ前、「ギャラバンの指示でブルースを殺そうとしていた」と口走ったことを思い出し、それをゴードンに伝える。
その頃、ウェイン邸にはジェロームと崇拝者たちが現れ、ブルースとアルフレッドを拘束する。
さらにブルースがフクロウの法廷から盗み出したオブジェを見つけたジェロームは特に理由もなくそれを破壊してしまう。
ジェロームは死ぬ前の最後の記憶「ブルースを殺す」という使命感だけを果たそうとやってきたらしいが、ブルースはそれを逆手に取り、自分をカメラの前で公開処刑するべきだと進言。
ジェロームはそれが何かの時間稼ぎだと感づきつつも、その案にのることにする。
ブルースはジェロームによって連れ去られてしまうが、ゴードンがウェイン邸にやってきてアルフレッドを救出。
ふたりでジェロームの後を追う。
ジェロームはブルースを連れて、とあるサーカスへとやってくる。
ゴッサムの住人を捕まえアトラクションでなぶる狂気のサーカス。その光景を目撃したブルースは戦慄する。
ジェロームはブルースにピエロメイクを施し公開処刑に処そうとする。
ブルースを張りつけにして大衆の前にさらしたジェロームは大砲でブルースを吹き飛ばそうと考える。
ゴードンとハーヴィ、アルフレッドはサーカスにやってきて突撃部隊を急襲させブルースを助け出そうとするが、現場の混乱に乗じてジェロームは逃走しブルースもまた彼を追いかける。
ブルースはジェロームをミラーハウスに誘い込み一騎打ちを申し入れる。
ジェロームのスキを就いたブルースは彼をボコボコに殴りトドメを刺そうとするのだが、鏡に映し出された自分の姿に絶句しジェロームにはとどめを刺さずにその場を後にする。
ブルースはアルフレッドが殺されたと思い込んでいたが、サーカスで彼と再会し安堵する。
ジェロームはブルースの後を追って背後から襲いかかろうとするがゴードンが気づき、ジェロームの顔面にパンチを叩き込む。
すると彼の顔面の皮がズレておぞましい光景に。ゴードンも仰天する。ジェロームはゴードンの一撃に悶絶し、笑いながら地面に倒れ込む。
ペンギンは命乞いしてわめきたて、通りかかった警備員によって肝一発救出される。
ペンギンは家に帰ってくるがそこにはブッチとタビサが待ち構えていた。ふたりはニグマにも恨みがあるため彼を探そうとしペンギンを捕らえる。
バーバラのもとに連れてこられたペンギンは、彼女が黒幕だったことに知り全ての事態を察する。
バーバラは「愛する男=ニグマ」に裏切られたのだ、と諭されたペンギンはニグマが言ったように「自分を犠牲にしなかった」からこそ「ニグマに愛されなかった」のだと曲解する。
ニグマを護り、彼を消そうとするバーバラたちに居場所をバラさなければ、それこそが「自己犠牲＝愛」だと思いついた。
しかしそこにニグマが現れる。
バーバラたちはペンギンがニグマを売るだろうと予想し、「ペンギンが誰も愛することは出来ない」と思わせ絶望の中で殺そうと考えたのだが、その予想はハズレ、ペンギンはニグマを愛していることを証明してみせる。
ブルースはアルフレッドが行きていたことに安堵しつつも、「正義のためなら人を殺すことも必要だ」という感覚に目覚めてしまう。
しかしその感覚を自覚しつつも一線を超えなかったことをアルフレッドは評価する。
いかなる状況であっても「絶対に殺さない」を守らなければならない、と。
そのころキャサリンは「ゴッサムを救う」計画に着手する。
彼女の計画にはブルースそっくりの少年「ファイヴ」が利用されるようなのだが。。。
そのころ、ゴードンの元には叔父・フランクが姿を現していた。
ニグマはペンギンにとどめを刺そうと彼を港へつれてくる。
ペンギンは自分の愛を理解するように訴えるが、ニグマはイザベラを殺された怒りが抑えられなかった。
ニグマはペンギンの言葉に耳を貸さず彼の旨を銃で打ち抜き、水底へと彼を突き落としてしまうのだった。。。
客演
[actor][name]キャメロン・モナガン[nname]（[altname]Cameron Monaghan[aaltname]）[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm1185747/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2017/06/1497803114-680×448.jpg”][aactor]
ジェロームを演じていたのはキャメロン・モナガン。
国内ではドラマ「シェイムレス 俺たちに恥はない」でゲイの次男坊・イアン役を演じていたのが最も有名ではないでしょうか。
そのほか映画「ギヴァー 記憶を注ぐ者」「ヴァンパイア・アカデミー」などにも出演。最新作はホラー映画「アミティヴィル:ジ・アウェイクニング」など。
感想＆あとがき
[rating]
ペンギンは窮地に追い込まれ、なかば無理矢理な解釈で「自身がニグマを愛している」ことを再確認する。
彼の妄信的な愛にバーバラ、タビサ、ブッチ、そしてニグマも呆れている様子。個人的にはニグマはペンギンに情状酌量するのかな〜と思ってたんだけど、案外あっさりとペンギンに手を下してしまいましたね。。。
水に沈んでいくペンギンの姿は、かつてペンギンがフィッシュを殺したシーンを彷彿とさせてなんだか象徴的。。。
まあペンギンは後のバットマンシリーズにも登場するのですから、ここでペンギンが死ぬことはないはずなんだけど…。
（もしかして死んで蘇る、とかいう展開があるのかな…？）
そしてなんといってもジェローム。
どのシーンを切り取っても様になるというか、狂気的にかっこよい。ゴードンが殴って顔の皮がズレたシーンだけはちょっとホラーめいててびびったけど。苦笑
けっきょくジェロームは逮捕されちゃったけど、本シーズンの出番はこれだけなのでしょうか…？
う〜んもうちょっとジェローム回が見たいんだけどなあ。。。
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