CSチャンネル・AXNで 海外ドラマ GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第16話 「ペンギンの復活」が放送されたのでレビューしてみます。ペンギンはニグマへの復讐を果たすためかつての部下を呼び寄せるが。。。
ちなみに前回のレビューはコチラ。
GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第16話 「ペンギンの復活」あらすじ
原題は “Heroes Rise: These Delicate and Dark Obsessions”
フクロウの法廷のキャサリンは組織の幹部を集め、ある兵器を使って「ゴッサムを破滅させ浄化する」と宣言する。
キャサリンたちによって捕らわれたブルースはとある雪山の監獄に幽閉されていた。
監獄の責任者らしい男は「フクロウの法廷を道具として使い、ブルースをさらった」ことを認め、「ブルースの助けが必要だ」と語る。
怪訝そうなブルースをよそに、男はブルースに食事をとらせ独房から解放する。
独房から解放されたブルースは一目散に出口を探そうとするが、いくら走っても出口にはたどりつかず。
元いた場所へと戻ってきてしまう。出口にたどり着けないと察したブルース、責任者の男はブルースに「はじめようか…」と語りかける。
ふたりは座禅を汲み向かい合う。男は診療に使われる鍼のようなものを取り出し、ブルースの額に触れさせる。
するとブルースは幻覚の世界に惹き込まれる。
そこには男の姿もあった。ブルースが「ゴッサムに戻りたい」と願ったため、彼らはかつてのゴッサム=ブルースの両親が殺された夜の幻覚世界にやってきていた。
両親の死の瞬間を再視認させられるブルース。ブルースの記憶を引き出し追体験させた、と語る男。うろたえるブルースに男は「休め、またすぐに試そう…」と告げ去っていった。
ゴッサムでは失踪したペンギンに代わり、前任者のオーブリー・ジェームスが再就任する。
ゴードンは叔父フランクの言葉が気になり父親の死について調べると、父親が死ぬこととなった交通事故の犯人が不審な死を遂げていることが判明する。
父親がフクロウの法廷に殺されたのだと察したゴードンは、父親の墓の前でフランクと密会する。
すると「フクロウの法廷がゴッサムを破滅させる」つもりであることを聞かされる。フランクとゴードンは監視の目を恐れそれぞれ別々に計画阻止のために動き出す。
墓苑にはマリオの墓にきていたレスリーもいた。ゴードンはマリオの死について謝罪するも、彼女は未だに許すことが出来ずにいた。
いっぽうハーヴィはゴードンの父親を殺した男の素性を調査、事故の後収監された男にはファルコンによって腕利きの弁護士が雇われていた。。。
ゴードンはファルコンの元にやってきて、彼が父親の死に関与していることを突きつける。
フクロウの法廷が関与しているのかと問われるとファルコンはそれを認める。ファルコンは「父親を殺せ」と命令した人物がフランクであったことを明かす。
フランクは、組織を世間に公表しようとしていた父親を止めるためにやむなく殺したことを認める。
そのうえで密かに組織を倒そうと考えていたが、父親殺害を指示したフランクをゴードンは許せなかった。ゴードンはフランクを逮捕しようとする。
フランクはゴードンから銃を奪い、あくまで「フクロウの法廷の計画を阻止すること」に専念するよう告げる。
組織の「兵器」が埠頭に運び込まれるという情報をのこしてフランクはその場を去る。
ゴードンはハーヴィと相談し、埠頭に踏み込むためある人物の協力を仰ぐことにする。。。
ゴードンが連絡したのは、ペンギンに代わりゴッサムの覇権をにぎったバーバラだった。
ゴードンから依頼を受けたバーバラは埠頭にやってきて港の管理人を尋問、既にフクロウの法廷から何かが届き持ち去られたことを聞かされる。
さらに埠頭には運び込まれた際に置いて行かれたという「インディアンヒル」と刻印された箱がひとつだけ残されていた。
バーバラとタビサは尋問を続けようとするが、そこにカタナを持ったフクロウの法廷の刺客が現れバーバラの部下たちを皆殺しにしてしまう。
危険を察知したバーバラとタビサは一目散に逃げ出すのだった。。。
アイヴィによって命を救われたペンギンは、ニグマに復讐するためゴッサムにもどりたがる。
アイヴィはペンギンに療養するように勧めるが彼は言うことを聞かない。ペンギンはアイヴィを介して、かつての部下ゲイブに連絡をとる。
ゲイブと再開したペンギン。
ペンギンはゲイブを使って仲間を募ろうとするが、アイヴィは「ゲイブが怪しい」と疑う。しかしペンギンはゲイブのことを信用し、彼を疑うアイヴィをないがしろにする。
アイヴィは怒って飛び出していってしまうのだが、その不安は的中。ゲイヴはペンギンを裏切り彼を殴って気絶させてしまう。
ゲイブはペンギンを殺す気はなかったが、彼をオークション煮出せば高値がつく、と踏んでいた。
一時は飛び出していったアイヴィは屋敷に戻ってきて「ほら見たことか」と嘲笑するが、ゲイブの仲間に見つかってしまい捕まってしまう。
一緒にとらわれたアイヴィだが彼女は臆することもなく「私は大丈夫」と余裕。
彼女の態度に逃げる策があるのかと期待したペンギンは彼女に協力を頼むが、アイヴィは「もっとやさしくして!」とペンギンに態度を改めるように求める。
言われるがままアイヴィにへつらうペンギン。
するとアイヴィはゲイブの部下のひとりを呼び寄せ、自身の調合した香水をかがせ部下を操ってしまう。
ゲイブの部下たちを銃で皆殺しにさせ、拘束をとく、自由になったペンギンはゲイブを捉え「バラバラにきりきざんでやる」とニンマリ。
命乞いするゲイブに、ペンギンはアイヴィの香水をかがせ彼の本音を聞き出そうとする。
するとゲイブは「ペンギンに忠誠はつくさない」「今までも恐れて従っていただけ」「だれもあんたを尊敬していない」「傘持ちだったチビの怪物だ」と本音を吐露する。
本音を聞いて激昂したペンギンは近くにあった農具でゲイブを殺してしまう。
ゲイブの本音を聴き、自分に従っていたものたちが「仲間」ではないと悟ったペンギン。
ひとりでは復讐もかなわない、と肩を落としニグマへの復讐を諦めようとする。
するとアイヴィはキャットから聞かされていた「インディアンヒルの怪物」の話を持ち出し「怪物同士で軍団を組んだら?」と持ちかける。
ゴードンが嗅ぎ回っていることを危惧したキャサリンはフランクを尋問し、邪魔になりそうなゴードンを殺すことを決定してしまう。
マズい事態に発展しフランクは焦る。
バーバラからの知らせを聴いたゴードンは、すでに兵器がゴッサムに運び込まれていることを知る。
フランクはゴードンを呼び出す。お互いがお互いに銃を向け「兵器が運び込まれた」ことと「ゴードンの抹殺令が出た」ことを告げ合うふたり。
キャサリンはゴードンを疑い抹殺令を出したが、本音では彼を組織に引き入れたがっていた。それを見越したフランクは自ら自決を図り、代わりにゴードンに組織に潜入するよう告げる。
ゴードンが止める間もなくフランクは銃で自殺してしまう。
ブルースの独房にふたたびやってきた男。ブルースは抵抗するのだが、ふたたび両親殺害シーンの幻覚をみせられる。
悲しみと怒りから男に襲いかかるブルースだが、彼の優れた体術に手も足も出ないブルース。
男は「お前に教えるべきことがたくさんある」と語りブルースが過去の幻覚にとらわれ成長できないでいる、と諭す。
男の真意がつかめないブルース。
男は長い間ゴッサムの悪意を退けるために策をこうじてきたが、今ふたたびゴッサムが闇に飲まれようとしている、と語る。
それを打開するため、ブルースを「ゴッサムを守る者」に仕立てようとしているらしい。「恐れと戦う象徴」に。
フランクの死後、ゴードンの元にはキャサリンからの電話がかかってくるのだが。。。