CSチャンネル・AXNで 海外ドラマ GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第17話 「梟の法廷」が放送されたのでレビューしてみます。ペンギンは怪物軍団結成へ、ニグマとバーバラは「フクロウの法廷」に接触を試みるのだが。。。
ちなみに前回のレビューはコチラ。
GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第17話 「梟の法廷」あらすじ
原題は “Heroes Rise: The Primal Riddle”
インディアンヒルの怪物と軍団を結成しようと考えたペンギンとアイヴィ。
ふたりはゴッサムを追われ雪山で暮らすようになっていた、ミスター・フリーズことヴィクター・フライスを訪ねる。
ヴィクターはペンギンが市長のときに「怪物を街から追い出せ」という政策によってゴッサムを追われたことを恨んでいたが、いっぽうで元の身体に戻るための実験を繰り返していた。
ペンギンは復讐の暁には、実験に必要なものをすべて用意してやる、と提示。
ペンギンはインディアンヒル閉鎖後、ウェイン産業によって回収されていた「ミスター・フリーズのスーツ」を盗み出し、彼に渡し軍団へ加わることを打診する。
キャサリンと接触したゴードンは彼女の邸宅に招かれる。
ゴードンは自殺したフランクを「自分が殺した」と嘘をつき、フクロウの法廷への潜入を試みる。
父親の死への組織の関与を疑っていないと察したキャサリンはゴードンを組織に勧誘する。
市警ではフランクの遺体が発見され、ハーヴィとレスリーは彼を気遣うが、なりゆきを知っているゴードンはそっけないそぶり。
身内が死んだというのに平気そうなゴードンに、「何か隠している…?」と怪しむレスリー。
ゴードンはハーヴィにだけ真実を話す。
街ではリドラーことニグマが銀行強盗を繰り返していた。
バーバラはゴッサムの覇権を握る上で「謎の組織」が邪魔をしていると感じ始め、ニグマがペンギンから何か聴いていなかったか訪ねにやってくる。
ゴードンが「フクロウの法廷」について調べさせたこと(第16話参照)から、彼らに興味を持ったバーバラ。
インディアンヒルの荷が残されていたことから、ニグマはストレンジ教授が「謎の組織」について語っていたことを思い出す。
ニグマはバーバラに協力しゴッサムの有力者たちを襲って情報をつかもうと画策。
ゴッサムの劇場を襲うニグマ、観客として集うゴッサムの有力者をさらい情報を聞き出そうとする。
タビサはニグマに腕を落とされたことを恨み(第10話参照)彼を許してはいなかったが、バーバラは組織の情報を得るまでは我慢するように諭す。
ニグマは「情報を聞き出す有力者」として、観客ではなくオーブリー市長に白羽の矢を立てた。
それをバーバラに伝えにやってきたニグマ。彼にはオーブリーを捕らえるための秘策があるようなのだが。。。
劇場にはニグマの「なぞなぞ」のメッセージが残されており、ゴードンとハーヴィはそこからオーブリーが狙われると予期。
彼を警護しに向かうが、突如苦しみだしたオーブリーは病院へと搬送される。
しかし病院は既にニグマの手に落ちていた。みすみすニグマの手中に飛び込んでしまったゴードンたち。
ニグマがフクロウの法廷について探っているらしいことを知ったゴードン。
病院には悪漢たちが押し寄せ、混乱状態に陥ってしまう。そのスキにニグマはオーブリーを連れ去ってしまう。
ヴィクターを仲間に従えたペンギンとアイヴィ。
溶鉱炉で働くようになっていたファイアーフライことブリジット・パイクに接触。キャットと友人同士であったブリジットとアイヴィは意気投合し、彼女を軍団に勧誘する。
溶鉱炉の職場で「怪物」としてひどい扱いを受けていたブリジットは、「あたし(仕事を)辞めるわ」と吐き捨てると上司の顔にドロドロに解けた金属をぶちまける。
ウェイン邸ではファイヴがブルースに成り代わっていたが、アルフレッドは彼の様子のおかしさに気づき始めていた。
ファイヴには何が「ブルースと違うのか」理解できなかった。素性がバレるのを恐れたファイヴはとっさに「キャットと仲直りできなかった」と嘘をついて誤魔化すのだが。。。
いっぽうファイヴは前触れもなく鼻血が出る症状に悩まされていた。何らかの病気におかされているようなのだが。。。
ファイヴはキャサリンに助けを求め、体の不調を検査される。
クローンとして不自然に生み出されたファイヴは生まれつき致命的な疾患をもっていた。自分の死期が近いことを悟るファイヴ。
キャサリンは「ブルースがゴッサムに戻れば、ゴッサムは滅びることになる」と語る。
ファイヴはアルフレッドやキャットに情が湧いたのか、その計画に怪訝な表情を浮かべるのだが。。。
ゴードンはタビサとブッチに接触、バーバラに手を出さない代わりにニグマの情報を引き出そうとするが、ふたりは何も語らなかった。
いっぽうでブッチはタビサがバーバラやニグマとつるみ自分をないがしろにしていることに、憤りを覚え始めていた。
オーブリーをさらったニグマとバーバラは組織についての情報を聞き出すため尋問する。
マニアックス所属時にオーブリーを拷問したことのあるバーバラは、ふたたび彼を拷問にかけようと脅す。
オーブリーは組織の名前が「フクロウの法廷」であることを明かす。ニグマはその情報を明るみに出そうとすれば、自ずと向こうから姿を現す、と踏んだ。
タビサはバーバラのもとにやってきて、ゴードンが聴取に現れたことを報告。
ゴードンが全てを知っている、ことを告げ「ニグマを仲間にすべきではなかった」とバーバラの選択を咎める。
そのころキャットの元にはファイヴが現れる。
彼の様子がおかしいことに気づいたキャット、ファイヴは自身が「ブルースではない」ことを自ら明かす。
ファイブはキャサリンに利用されていることを明かし、ゴッサムが襲われる予定であることを教える。
ブルースは安全であることを明かし、ゴッサムから逃げるように伝えるのだがキャットはにわかには信じられない。
ファイヴは「キャットだけでも救いたい」と伝えるのだが、キャットは「ブルースなら全員救いたい、と言う」と嘲笑する。
それがブルースとファイヴの違い、だと。
クローンであるキャットは人間ですらないと蔑まれたファイヴは、キャットを窓から突き落としてしまう。
地面に横たわるキャットの身体には無数の猫達が群がるのだが。。。
レスリーはゴードンの態度の怪しさから、フランクの遺体を検死。
彼の遺体が殺人隠蔽のために偽装されているのでは?と怪しむ。ゴードンは彼女が深入りすることを恐れ警告するが、レスリーは「ゴードンに巻き込まれて不幸になる人が出る」ことが許せない、とゴードンを責める。彼女の敵意をひしひしと感じるゴードン。
ハーヴィのもとにはニグマからふたたび「なぞなぞ」が届く。
するとテレビをジャックしたニグマがオーブリーを人質に「フクロウの法廷」について公表しようとしていた。焦ったキャサリンはゴードンに連絡し、「組織への忠誠心を示すためにニグマを捕まえてこい」と指示を出す。
ゴードンはニグマに電話し、「組織について教えるから市警に来い」と要求を出す。
市警の中にゴードンだけが残り、ニグマの到着を待つ。
爆弾をつけられたオーブリーとニグマが現れ、ニグマは「組織」についての情報を要求する。
ニグマは脅しがハッタリじゃないことを教えるためオーブリーの爆弾を爆発させようとする。
が、ニグマのことを憎んでいたタビサが事前に起爆装置の電波妨害方法をゴードンに密告し、爆弾は起爆できないようになっていた。
ゴードンは「答え」を教えるために、ニグマを別の場所に連れていくと語る。ニグマは従わざるをえなかった。。。
ニグマを車で連れ出したゴードン。
かつてレスリーやクリングルと楽しく食事したときのことを思い出し、「昔は友達だった」と語るゴードン。
それは今からニグマを法廷に引き渡し、彼の命運が尽きることへの本音のようだった。
現場にはキャサリンが来るまで現れる。
ニグマはキャサリンに促されるまま彼女の車へと乗り込む。
仕事を果たしたゴードンはキャサリンの信頼を得ることに成功、キャサリンはニグマを殺さずに自身たちの計画に利用しようと考えているらしかった。。。
ゴードンがニグマをつれてフクロウの法廷と接触したことを知ったバーバラ。
自身が何も知らされず蚊帳の外なことに憤慨する。
タビサはゴードンに協力したことを明かし、裏切られたことを知ったバーバラは更に憤慨する。
ふたりの不仲を嘲笑するブッチ。
ヴィクターとブリジット、アイヴィを連れて館に帰還したペンギン。
館にはペンギンの自画像に「リドラーのはてなマーク」が残されていた。さらにリドラー逮捕の報がニュースで流れる。
ニグマの顛末に複雑な表情をうかべるペンギン。
ゴードンはキャサリンに連れられてフクロウの法廷の会議に参加する。
新たなメンバーとしてフクロウの法廷に参加することになるのだが。。。