【海外ドラマ】GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第22話「希望の光」最終回レビュー

GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第22話

CSチャンネル・AXNで 海外ドラマ GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第22話 「希望の光」が放送されたのでレビューしてみます。ブルースはラーズ・アル・グールに言われるがままアルフレッドに剣を突き刺してしまったのだが。。。ついにシーズン3最終回…!

ちなみに前回のレビューはコチラ。

【海外ドラマ】GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第21話「本当の自分」レビュー

GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第22話 「希望の光」あらすじ

原題は “Heroes Rise: Heavydirtysoul”

アルフレッドに剣を突き立ててしまったブルース。我に返ったブルースは慌てて剣を引き抜くが既にアルフレッドは息絶えてしまっていた。
そこへラーズ・アル・グールの高笑いが響く。ブルースは「ラーズの後継者にはならない」と叫ぶがラーズは彼が後継者になることを確信していた。「泉の水を使え」と一言言い残すとラーズは姿を消す。
ブルースはラーズの言葉を信じ、泉の水をすくってアルフレッドの傷口に流し込む、するとアルフレッドは息を吹き返したのだった。。。

ブルースは涙ながらにアルフレッドを病院へと搬送する。

GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第22話

ゴッサムは依然、混乱状態を極めていた。
レスリーはゴードンに電話し「ゴッサムを離れる、一緒に来てくれ」と告げる。レスリーは列車で街を立つことを告げ駅に来るよう伝える。

ストレンジが解毒薬生成に必要としていたのは「ジャーヴィス」だったが、バーバラとニグマはそれを見越してジャーヴィスを拉致。
バーバラは市に対して、多額の要求をつきつけてくる。無論そんな金払う余剰はないのだが、市警には他に打つ手がなかった。しかしゴードンはバーバラではなくニグマに対し「ペンギンを引き渡す」と申し出れば彼が乗ってくるとふむ。
ハーヴィは反対するが、ウイルスで凶暴化したゴードンは本音を吐露する。「ジャーヴィスを救えば解毒薬が完成しレスリーを救える」と。
ゴードンの本音を聴いたハーヴィもしぶしぶその案に応じることになる。

GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第22話

ブッチは、バーバラとニグマと組むことを良しとせずタビサとともに離反することを考えていた。タビサもその考えに揺れ始めるが「バーバラが市と取引すれば大金が手に入る」と迷っていた。
ニグマはゴードンからの申し出を受けて、バーバラに内緒でジャーヴィスを連れて姿を消す。ニグマに裏切られたとしったバーバラは憤慨、ブッチとタビサの落ち度だと責め立て、ふたりは呆れてしまう。

GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第22話 GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第22話

ゴードンとハーヴィはペンギンを連れてニグマの元へと向かう。自分が犠牲になるのだと知ったペンギンは焦りだすが、もはやゴードンにペンギンへの情はなかった。
ジャーヴィスとペンギンの交換のために廃工場にやってきた一行。ジャーヴィスはゴードンがウイルスに感染したのだと知り「こいつは愉快だ」嬉々とする。

そこへブチ切れたバーバラがブッチとタビサをつれてやってくる。
ニグマはとっさに手榴弾を投げて場を撹乱、そのスキにペンギンは逃げニグマが後を追う。しかしペンギンは追ってきたニグマのスキをついて彼を気絶させてしまう。

GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第22話 GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第22話

バーバラはジャーヴィス奪還のため銃撃戦に雪崩れ込み、ゴードンたちはジャーヴィスをつれて逃走する。
バーバラ達の追撃をうけたゴードンはスクラップ工場へと逃げ込むのだがバーバラに追い詰められてしまう。ジャーヴィスはゴードンを煽り「ウイルスに心を明け渡せ」と笑う。煽られたゴードンは我を忘れそうになるが「解毒薬完成に必要なのはコイツじゃなく、コイツの血だ」とつぶやく。

直後ジャーヴィスの叫び声が響き、バーバラは首をかき切られたジャーヴィスを発見する。

ハーヴィとゴードンはジャーヴィスの首を切って大量の血液を瓶に詰めて市警へと持ち帰る。それを元に解毒薬を生成しようとしたのだ。

市警のラボは解毒薬を生成し始めるが、ウイルスの影響が大きくなりもはや自我を失い始めたゴードンは「レスリーと自分の二人分の解毒薬をはやくよこせ」と暴走を始める。

GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第22話

いっぽうニグマを拘束して逃げたペンギンはパトカーを奪って逃走していた。
ニグマを嘲笑し続けるペンギンだがニグマは手錠をこっそりと外しペンギンへの反撃のチャンスを伺っていた。

ニグマはペンギンのスキをついて銃を奪い彼に向ける。
ペンギンは憤慨するも、ニグマが散々主張してきた「ペンギンを殺したことで生まれ変わった」という主張も「そもそもペンギンが死んでいない」ことから「偽りだ」と罵る。「リドラー」の存在がそもそも「偽り」だ、と。

GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第22話 GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第22話

血液を奪われもはや市との取引が無効になったと察したバーバラは荷物をまとめてゴッサムを逃げ出そうとする。この期に及んでも身勝手に振る舞うバーバラに愛想を尽かせたブッチとタビサは彼女を殺すことを決意する。

しかし彼らの裏切りに感づいていたバーバラはこっそりと計画をすすめていたブッチの元にやってきて銃を向ける。
事がバレたとしったブッチは「お前はタビサが恋しいんだろうが、彼女の心にはお前はいない」と嘲笑。感情的になったバーバラはブッチの脳天に発砲。ブッチは倒れてしまう。

GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第22話

病院に運ばれたアルフレッドは依然重体の模様。頭を抱えるブルースのもとに彼を心配したキャットがやってくる。
ブルースは「君に同情されたくない」「関わるな」とキャットを突き放し、彼女に冷たく当たってしまう。思いがけずブルースに当たられたキャットは「いい人生をおくって」と別れの言葉を告げて去ってしまう。

病床のアルフレッドに付き添うブルース。「僕を一人にしないで」と涙をながす。

しばらくしてアルフレッドは意識を取り戻す、喜ぶブルース。
ブルースは彼に謝罪し、「どういう人間になってよいかわからない」と悩みを吐露する。アルフレッドは「進むべき方向さえ見つければ光は指す」と進言する。
「心から大切にしたいものを見つければ迷うことはない」と。

GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第22話

ゴードンはレスリーの元にやってくる。
ゴードンが未だにウイルスに抗っているのだと感じ取ったレスリーは「闇を受け入れろ」と諭す。ゴードンはレスリーのスキをついて奪ってきた解毒薬を駐車しようとするがレスリーは「それは私が望んでいることじゃない」と止める。
レスリーに促されるままキスするふたり、ゴードンはそのままウイルスの闇にとりこまれてしまう。。。

ゴッサムからの脱出経路にはウイルスの検問所がしかれていたが、ゴードンとレスリーは強行突破して列車に乗り込もうとする。

ハーヴィはふたりを止めにやってきてゴードンに銃を向ける。
しかしもはや闇に取り込まれたゴードンは聞く耳を持たずハーヴィに襲いかかる。「これが本当のオレだ!」と。ハーヴィはゴードンの警察バッジを目の前にだして「レスリーを愛しているなら救ってやれ」と伝える。

感情を揺さぶられたゴードンはハーヴィを殺さずに列車の中へ戻る。ハーヴィから渡された警察バッジの裏には解毒薬が仕込まれていた。
それに気づいたゴードンは「愛してる」とつぶやき彼女の首筋に解毒薬を注射する。気を失ったレスリーの横でゴードンは自分の首にも解毒薬を注射するのだった。

GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第22話 GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第22話

ニグマはかつてペンギンを撃った埠頭にふたたびペンギンを連れてくる。
ニグマは最後に言い残すことはあるか?と問うが、ペンギンは余裕の表情で「今はいい」と返す。ニグマは不可解な態度に苛立ちながら銃を向けて引き金を引くが、弾は出ない。

ペンギンがこれまでしていたのは全部芝居。
わざとニグマにスキをつかせて埠頭へ誘導したのだ。事前にアイヴィやミスター・フリーズなどの仲間も呼びつけていたペンギン。ニグマは一転四面楚歌となる。自分のほうが賢いと思っていたニグマを完全にしてやったペンギンは晴れ晴れとした表情。
ペンギンは「ニグマを愛したことが自分の弱点」だとして「同じ過ちを侵さないようそばに置いておく」と語る。するとミスター・フリーズが冷却ビームを発射しニグマを氷漬けにしてしまった。

GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第22話 GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第22話

タビサはブッチとの合流場所にやってくるが、そこに彼の姿はなく、ブッチの義手だけが置かれていた。
バーバラは銃を持って現れタビサに向ける。タビサはブッチの安否を心配し、バーバラは親友だと思っていたタビサに裏切られたことを嘆いていた。
バーバラはブッチを殺したことを白状するが、それを聴いたタビサは態度を豹変させバーバラに襲いかかる。しかしバーバラは彼女にキスしてスキを作り反撃。いつまでも汚い手を使うバーバラに憤慨したタビサ。

ムチを使って電気コードを引き寄せバーバラに押し付ける、感電したバーバラは煙をあげながら床に倒れ込む。「これで前にすすめるわ」と吐き捨てるタビサ。

GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第22話 GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第22話

タビサはセイレーンで荷造りをはじめるが、そこへキャットがバーバラを訪ねてやってくる。
その日暮らしの生活に嫌気が差したキャットは生活を一変したいとバーバラに相談にやってきたのだった。あいにく彼女はもういなかったが、話を聞いたタビサは「私もちょうど仕切り直そうと思っていた」とキャットと行動を共にすることを決める。

キャットはそばに置いてあったタビサのムチに興味を示し、タビサはキャットにムチの技術を伝授する。彼女の飲み込みの早さに驚嘆するタビサ。

GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第22話

ペンギンは図らずも覇者不在となったゴッサムで覇権を握れる立場となる。
「アイスバーグラウンジ」と名付けたバーを開店することを決め、その店には「オブジェ」(=氷漬けのニグマ)を置く予定だ、と語る。

解毒薬をうってゴッサムに戻ってきたゴードン。
レスリーの家にやってくるが、彼女はゴッサムでの一連の騒動に疲れ果て、ゴードンに合わないままに街を離れていた。置き手紙でそれを知ったゴードン。

ジャーヴィスはその後、治療を受けてアーカムに再入所。ゴードンとハーヴィは警官としてふたたび生活をはじめる。

そんななかゴッサムでは闇にまぎれて悪漢から市民を守る「覆面の男」が目撃されるようになる。
男の正体は…ブルース。ダークヒーロー・バットマンへの道を歩みだしたのだろうか。。。

GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第22話