CSチャンネル・AXNで 海外ドラマ GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第4話 「復讐の狼煙」が放送されたのでレビューしてみます。ゴードンはジャーヴィスにかけられた催眠術に悩まされた末に。。。
ちなみに前回のレビューはコチラ。
GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第4話 「復讐の狼煙」あらすじ
原題は “Mad City: New Day Rising”
ゴードンに捕まったアリスは、ゴッサム市警でハーヴィに取り調べを受ける。
アリスは大家を殺したことを悔いつつも「自分を追う兄・ジャーヴィスこそが怪物だ」と語る。
ペンギンの差し金でアーカム・アサイラムから出所したニグマは、市長選出馬を控えたペンギンの元にやってくる。
出所を祝いふたりで喜びを噛みしめるいっぽうで、ニグマはペンギンの子飼い・ブッチの仕事ぶりが気に食わない様子。
言い合いになりかけたところをペンギンが仲裁する。
バーンズ警部はゴードンにジャーヴィスと接触しないように忠告するが、ゴードンはそれを聞き入れない。
ゴッサム市警に復職したレスリーはアリスの血液を採取し検査する。
アリス曰く、彼女の血の毒に感染するとその人の本質に影響された様々な症状があらわれるのだという。しかしそれよりも恐ろしいのは、兄・ジャーヴィスの「怒り、恐れ、後悔」に漬け込み、人を操る催眠術だと語る。
ゴードンは町中を歩いている最中、突然ジャーヴィスの催眠術の言葉を思い出す。
それが頭のなかにこだますると、ゴードンはフラフラと道路に歩き出てトラックに轢かれそうになる。既の所で通行人に助けられたゴードン。
ブルース邸では、ファイヴがブルースのフリをして街に出た理由を考えあぐねるブルースとアルフレッド。
ファイヴが盗んだ車が発見されたと知らせを受けるが、見つかったのはキャットの住処の近くだった。。。
そのころファイヴはキャットと行動を共にしていた。
キャットがバーに盗みを働こうとすると、ファイヴは驚いた顔をしてみせる。手慣れた様子で金を盗みに入るキャットだが、店主に見つかってしまい絶体絶命。。。
捕らわれてしまったキャットはみせしめに指を切り落とされそうになるが、そこにファイヴが現れる。
持ち前の体術で店主を殴り倒しキャットを救出するファイヴ。いつもと違う様子のブルース（ほんとはファイヴ）に驚くキャット。
ペンギンは市長出馬に向けてスピーチを行う。
ニグマはスピーチ会場で、ブッチが選挙管理委員会の人間を金で懐柔しているのを目撃。それを確かめる。ブッチは、ニグマが自分のしていることをイチイチ嗅ぎ回っていることがカンに障るようだが。。。
ニグマはブッチの行動をペンギンに報告する。
フィッシュ狩りで民衆の指示をあつめつつあるペンギンなら「買収しなくとも選挙で勝てる」と訴えるニグマだが、ペンギンは「どうしても勝ちたいんだ」とニグマの進言をはねのける。
ゴードンはバーバラの店にやってきてジャーヴィスを探している旨を伝える。
バーバラはゴードンが催眠術をかけられたのだと察する。すると、ジャーヴィスが「屈強な男を探していた」という情報を提供する。
そのころジャーヴィスは「屈強な人間を探す」のにうってつけの、地下闘技場へ足を運ぶ。
そこでプロレスをしていた「恐怖のツイード兄弟」ディーバーとダムフリーを催眠術にかけ、しもべにしてしまう。
ゴードンはふたたびバーンズの元を訪れ、アリスへの面会を求める。
ゴードンは自分が催眠術にかけられたことを示唆し、事態の緊急性を訴える。バーンズはゴードンとレスリーの間にあったことを持ち出し彼に同情をみせ、ごく短時間だけアリスとの面会を認める。
ゴードンはアリスを聴取。
ジャーヴィスに催眠術が未だに効いていることを告げると、アリスは「ゴードンの悩んでいる何かをジャーヴィスに利用されているのだ」と語る。
アリスによれば時計の打刻音を聴くと、それがきっかけで催眠状態に入ってしまうらしい。
店を逃げ出したキャットとファイヴ。
彼が傷を追っていることに気づいたキャットは病院につれていこうとするが、ファイヴは頑なにそれを拒む。
彼が「ブルースではないことに気づく」キャット。するとファイヴは「君には何もしない…」と語りだす。
ファイヴは、自分がブルースにそっくりであることを知り「ブルースが何か知っているのでは？」と考えてウェイン邸を訪れたが、彼らは何も知らなかった。そのため家を抜け出しブルースのフリをしてキャットに近づいた。
キャットがブルースのもとにやってきた際（第3話参照）キャットがブルースを見つめる眼差しは特別だった、と語るがキャットはそれを否定する。
するとファイヴは唐突にキャットにキスする。
ゴッサム市警にはツイード兄弟を従えたジャーヴィスがやってきて市警を急襲する。
騒ぎを聞きつけたゴードンはアリスを連れて逃げ出そうとするが、ジャーヴィスが行く手を阻む。
ゴードンは銃を向けるが、ジャーヴィスが時計を取り出すと、ゴードンは動けなくなってしまう。
「さよならゴードンもう会うことはないだろう」とジャーヴィスが告げると、ゴードンはジャーヴィスに向けた銃を自分のコメカミにあてる。
とっさにバーンズがゴードンを殴り倒し失神させるが、その隙きにジャーヴィスはアリスを連れ去ってしまった。。。
ゴードンが気がつくとゴッサム市警でレスリーの手当を受けていた。しかしレスリーはゴードンが自殺しないようにと手錠で拘束していた。
ゴードンはレスリーとのわだかまりが、ジャーヴィスにつけいられた闇だと自覚していた。
レスリーがひとり立ち直ったことを揶揄すると、レスリーは流産した際にゴードンがそばにいてくれなかったことを避難する。
しかしその話を聴いてもゴードンは「過去は過去だ」とレスリーをつっぱねる。
レスリーはバーンズから依頼を受け48時間ゴードンを拘束することに。。。
ハーヴィはツイード兄弟のうち捕まえたひとりを尋問し、ジャーヴィスの居場所を吐かせる。
ゴードンは拘束され移送される手はずになっていたが、ハーヴィが独断で彼の手錠を外し、一緒にジャーヴィスを捕らえようと持ちかける。
いっときだけ、ゴードンとハーヴィのコンビが復活する。
ブルースとアルフレッドはキャットの住処にやってきて、ファイヴと対峙する。キャットは既にどこかへ去ったあとだった。
ファイヴは「ブルースにもキャットにも二度と会うことはない」と告げ、ビルから飛び降りる。
焦って駆け寄るブルースとアルフレッドだが、強靭な肉体に守られたファイヴはビル下に着地すると何事もなかったように歩き去っていた。。。
アリスをさらったジャーヴィスは、「これまでのことは許すが、今度逃げたら許さない」と忠告。
椅子に拘束したアリスから大量の注射器で採血するジャーヴィス。
ジャーヴィスはアリスの血をゴッサムの水に混ぜて「怪物をたくさん生み出す」と目論見を明かす。
そこへゴードンとハーヴィがやってくる。
銃で牽制するふたりだが、そばにあったメトロノームが動き出すと「カチカチ」という駆動音にゴードンの催眠が反応してしまう。
ゴードンが銃をおろした隙きにツイード兄弟が発砲。ハーヴィは慌てて物陰に隠れる。
催眠が効いているゴードンはジャーヴィスの声に苛まれるが、その声を振りほどくように雄叫びを上げて発砲。
偶然にもメトロノームに被弾し音が止むと、催眠の効果も消える。
アリスはその隙きに抵抗し逃げようとするのだが、足を滑らせ転落し階下の鉄筋に体を貫かれ死んでしまう。
ジャーヴィスは妹の死を嘆きながらも、ツイード兄弟に連れられてその場を逃げ去る。
アリスが死んでしまったことでハーヴィの独断行為がバーンズにバレてしまい、叱責を受けるハーヴィ。
ゴッサム市長選の投票結果が開示されるのを今か今かと待つペンギン。
するとブッチが怒鳴り込んでやってくる。ブッチが選挙管理委員会にばらまいた金をニグマがかたっぱしから回収してしまった、というのだ。
ペンギンはニグマに裏切られたと感じたペンギンは憤慨し彼を殺そうとするが、同時に選挙戦の結果が発表される。
結果は見事ペンギンが当選。
買収なしでも民衆の支持だけで当選した、という事実に驚くペンギン。自分が愛されていると実感し、それを気づかせてくれたニグマに涙流ながらに感謝する。
ペンギンはニグマを自分の補佐に昇進させ、ブッチをただの「暴力担当」役に格下げする。
市長に当選したペンギンは、当選スピーチの壇上でニグマを首席補佐官に正式に任命する。
驚いた様子のニグマと、憤るブッチ。
ウェイン亭に戻ったブルースは、ファイヴの動向とストレンジがファイヴを作った理由を考えあぐねていた。
さらに、ファイヴが言い残した「キャットとキスした」という話が気になるブルース。キャットは「ブルースだと勘違いしてキスした」のだ、と少し嬉しそうなブルース。
ゴッサム市警に戻ってきたゴードンは、レスリーに「幸せを祈ってる」と伝える。レスリーも彼の言葉に笑顔を返す。
ゴッサムを去ったファイヴの前には、闇の組織のキャサリンが現れる。
ブルースそっくりな彼に「ブルース・ウェインになることができるでしょ？」と語りかけると、キャサリンはファイヴに薬を打って拘束してしまう。
アリスの死亡現場を捜査していたバーンズは、現場に残されたアリスの血液に誤って触れてしまうのだった。。。
