【海外ドラマ】GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第21話「本当の自分」レビュー

GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第21話

ラーズ・アル・グール

GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第21話

今回登場したラーズ・アル・グールは、DCコミック原作においてバットマンシリーズに登場する代表的なヴィランのひとり。
旧作の映画版バットマン群では「バットマン・ビギンズ」、新作では「ダークナイト ライジング」、その他DCコミック他作品のアニメ版「スーパーマン」やドラマ「ARROW」にも登場しています。

環境テトリスト集団の首謀者であり「世界環境のバランスをとるのに最良の方法は人間を大量に駆逐すること」だと考えている。
名前の「ラーズ・アル・グール」はアラビア語で「悪魔の頭」を意味し、これはリーダーの言い残した「デーモンズヘッド」と意味が合致する。原作ではテロ行為において生物兵器を多用することが描かれており、本作におけるアリスウイルスの描写とも因縁深い印象をうける。

ラーズは人間を駆逐する一環でゴッサムを滅ぼそうと考え、リーダーを使い、リーダーは法廷を使って、ブルースを見つけ出し彼を自分の後継者に仕立てようとした、ということでしょうか。。。

原作シリーズにおいて、ラーズはブルースを後継者にするために幾度となくスカウトを試みていますが「バットマン・ビギンズ」ではブルースから反発を受けます。
終始ブルースに一目おいており彼への敬意はあるものの、時系列的に後続作品となる「バットマン」シリーズにおいてブルースは結局、彼の後継者とはならないようです。
(代わりに「ダークナイト ライジング」はヴィランのベインが後継者に名乗り出たり、ドラマ「ARROW」ではアローをスカウトしたりしています)

GOTHAM/ゴッサム シーズン3 第21話

またラーズはラザラス・ピットという泉に触れたことで長寿を得た、とされているのですが今回のシーンで登場した「発光する泉」がラザラス・ピットなのかな?…と邪推。
ブルースに「触れるな」と警告したのも何か意味ありげだったし。。。

客演

アレクサンダー・シディグ(Alexander Siddig)

ラーズ・アル・グールを演じていたのはアレクサンダー・シディグ(Alexander Siddig)

古くはオリジナル版のドラマ「スタートレック」シリーズから、近年では世界的な大人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」まで様々な作品に出演されている俳優さんです。

感想&あとがき

[rating]

フィッシュ死亡、ミスター・フリーズ再来、ラーズの登場と今回も盛り沢山…!
フィッシュ姐さんの死亡はちょっとあっけなさすぎて残念だったんですが、後続作品にフィッシュの名前がないことからも彼女がどの段階かで死んでしまうのは明白だったので、まあ仕方がないか…。
ペンギンと和解していたあたりはちょっと嬉しかったりもしたので、もう少しふたりのタッグシーンを楽しみたかった感はあるのですが。。。

ゴードンはもう闇落ち確定かな…?もはや抗うことはできなそう。
レスリーも悪役が案外はまってるし、ボニー&クライド的な感じになるのでしょうか。。。

そして、ブルースに刺されてしまったアルフレッドの運命やいかに…次回、シーズン3最終回!

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