【海外ドラマ】GRIMM/グリム シーズン5 全22話 ネタバレ&まとめ レビュー

GRIMM Season5

第19話「忍び寄る影」原題:The Taming of the Wu)

GRIMM/グリム シーズン5 GRIMM/グリム シーズン5

あらすじ&ネタバレ

ウーは病院に運ばれる、大事には至らなかった様子でニックたちもひと安心。しかしウーは気を失うに至るまでの記憶がない様子。ニックとハンクはウーに何らかの問題があるのだと気を張る。
そんななか、入院中のウーを監視する謎の男の姿が。。。

HWのマイズナーはとある民家を訪れる。なかでは住人と思われる家族が変死しており、壁にはブラッククローのカギ爪のマークが残されていた。マイズナーはその家で暮らしていた”少女”を探しに来た様子だったが、処女の姿はどこにもない。
そこへ謎のヴェッセンが現れマイズナーを急襲、乱闘に発展する。マイズナーはやられかけるが駆けつけたトラブルの助成に救われる。
マイズナーが探しに来た少女はアダリンドの娘・ダイアナらしいのだが。。。

そのころレナードに連れ去られたアダリンドはダイアナと再開を果たしていた。
ダイアナは「一緒に来て」とアダリンドに懇願するが、彼女の事情も察しようとはせず魔力をつかってアダリンドを威嚇する。レナードとアダリンドが必死に説得し少しだけ時間をちょうだい、と訴え納得させる。
アダリンドは娘との再会を喜んだのも束の間、娘の邪悪な一面を見て言葉をなくしてしまう。

レナードの後押しをしていたブラッククローのコンラッド・ボナパルトはレナードに対し「アダリンドをブラッククローに引き入れる」ことを強く要求する。

家に帰ったアダリンドはニックに魔力が戻ったことを告白する。ヘクセンビーストのチカラが戻ればグリムであるニックに殺されるかもしれないと恐れたことを正直に告白するアダリンド。ニックはケリーの事もあって「絶対に傷つけることはない」と約束する。

ウーはライカンスロープに傷つけられた際(第14話参照)の悪夢にうなされ、寝ながらにヴォーガしてしまう。そのさまを見た看護師は悲鳴をあげるが、次の瞬間には人間の姿にもどっており、看護師の見間違いだと片付けられてしまう。
身体に別段異常がみられないウーは退院する。ウーは悪夢にうなされていることをニックとハンクに相談する。大事を取って休養をとったウーだが、ふいに腕がヴォーガしてしまい、身体の変貌に恐怖する。ひとりでは耐えきれなくなったウーはロザリーに助けを求める。

いっぽうでウーの周りには彼を監視し続ける男の影がつきまとっていた。彼の名はセオ・デラノ。かつてウーに逮捕されたヴェッセンで、ウーの入院を期に彼に復讐しようと近づいたらしかった。

アダリンドはダイアナの魔力による幻覚を見るようになる。ダイアナは早く自分のもとに来いと念波を贈り続けている様子。さらにダイアナのことを調査していたHWのイヴの元には、まるで威嚇するかのように念波を飛ばし鏡を粉々に割って見せる。
イヴはダイアナの魔力が強大であることを危惧し、ニックに警告すべきだとマイズナーに進言する。

仕事に復帰したアダリンドの元にはブラッククローのコンラッドが訪ねてくる。コンラッドはグリムと手を切りブラッククローに協力しなければケリーを殺す、と脅す。

HWから警告を受けたニックはブラッククローがダイアナを利用してアダリンドとケリーを狙っていると聞かされる。イヴはニックのためにケリーは守ることを約束するが、「アダリンドはすでに制御不能かも」と苦言を呈す。

街ではセオの無残な遺体が発見される。ロザリーはウーが店に来ると思い待っていたが現れないことを心配しニックに連絡。
ニックとハンクがウーの部屋にやってくると血まみれのウーが横たわっていた。焦ったニックだがウー自身には傷はなく元気な様子。ウー自身も何があったのか記憶がない。
ニックはセオが死んだことを告げる。どうやらウーがセオを殺したらしいのだが、ウーにはその記憶がなかった。ニックたちはセオが逮捕の腹いせではなく、ブラッククローの指示でウーを監視していたのだと推察する。

ロザリーは記憶を呼び起こす薬をウーに処方し、ウーが失くした記憶を呼び覚まして事態の究明を図ろうとする。
薬の効果で眠りについたウーはセオを殺した瞬間のことを寝言で語りながら、ニックたちの前でヴォーがしてみせる。一同騒然。ロザリーはウーの症状がライカンスロープに似ていることから、彼がブルットバッド固有のウイルスに感染しているらしいと考える。
ウーはライカンスロープに引っかかれたことを思い出しそれが原因だと察する。ヴォーガと同じく感情的になると姿が変わってしまうらしい。ニックはトラブルに調査を依頼しており、それによればニックのよみどおりセオはブラッククローのメンバーだったらしい。

ニックが家に帰るとアダリンドとケリーの姿はなく、「あなたを守りたい」と置き手紙を残して彼女は去った後だった。
さらにハンクはズーリと関係をもつようになっていたが、彼女のバックにもどうやらブラッククローが着いているらしく。。。

第20話「運命の夜」原題:Bad Night)

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あらすじ&ネタバレ

アダリンドが何も告げずに家を出ていったことにニックは激怒する。感情に任せてレナードの家に押しかけるが、中はもぬけの殻だった。
ニックはモンローとロザリーの元に押しかけ、事情を明かす。感情的になるニックを落ちかせた二人はHWのマイズナーに相談すべきだと伝える。

いっぽうアダリンドはケリーをつれてレナードの待つブラッククローの邸宅にやってくる。彼女はダイアナに会うつもりだったが、そこにはダイアナの姿はなかった。
レナードはブラッククローに加担し、ヘクセンビーストとグリムのハーフであるケリーもブラッククロー側に加担させようと考えるが、アダリンドは息子が巻き込まれることを危惧。レナードのことも信用していない様子だった。
邸宅には遅れてダイアナがやってくる。ダイアナは魔法でケリーを空中に浮かせてみせアダリンドは慌ててケリーを抱き寄せる。

レナードはどさくさ紛れにアダリンドとの仲を戻どさくさ紛れに彼女にその意志はなかった。レナードに挑発されたアダリンドは魔法で牽制する。
拒絶されたレナードは「思った以上にニックに惚れてるな」と捨て台詞。

ウーは自分がヴォーガしている間の記憶を取り戻し自己嫌悪に陥る。
ヴォーガをコントロールしようと感情任せに成り身体を痛めつけると、鏡の前でおぞましい姿に豹変する。ウーは冷静になって感情をコントロールしようとしヴォーガを自力で押さえ込む術を体得する。

ニックには数日前からブラッククローの尾行がついていたが、ニックは尾行を郊外の森におびき出し始末する。
モンローとロザリーをつれてHWにやってきたニック、トラブルはネバダにダイアナの隠れ家があると伝える。マイズナーとイヴはブラッククローの組織図を独自に調査しておりレナードはルシアン同様に幹部クラスと位置づけられていた。
ニックはケリーを取り戻すためにレナードの元へ乗り込もうとするが、HWの面々は「感情的になるな」と止める。トラブルはニックに手を貸したがるがマイズナーに「軽率な行動をシないよう監視しろ」と命令される。

トラブルはニックの家についていき「レナードを襲うなら一緒にやる」と申し出る。
そこにレナードから電話が入りニックは警察署で会おうと呼び出される。ニックは警察署にやってきてレナードの言い分を聴くが、レナードはブラッククローの思想に完全に染まってしまっており「ケアザイタ(人間)の世界からヴェッセンが主導権を握る時がきた」と告げる。
さらにニックがヴェッセンに対して「同情」する余地をもっていることも知っているレナードは彼をブラッククローに誘うが、ニックは拒絶する。

そのころハンクとねんごろになったズーリはハンクの携帯を盗み出し、仲間の男に解析させる。その男とは…スパイスショップに押しかけてきたロザリーの旧友・トニーだった(第12話参照)。
トニーは携帯の解析を終え携帯を元の場所に戻そうと家に忍び込むが、ハンクに見つかってしまいヴォーガするもハンクはひるまず乱闘にもつれ込む。ハンクはトニーを気絶させ警察に通報するが、ズーリはあくまで知らないふりを続ける。
トニーの車の中からはパソコンが押収され、トニーが「ロボット・ミー」というハッカー集団に属していたことが確認される。

ニックは家に戻り「ブラッククローがグリムを引き入れたがっている」ことをトラブルに告げる。
ニックはドイツの地下墓地で見つけた「箱」の(第12話参照)件をトラブルに明かす。箱の中にあった棒はモンローの傷を癒やした、と。ニックはブラッククローにもHWにも教えたくないとして「箱」の隠し場所を、同じグリムであるトラブルに告げる。

翌朝、ハンクはトニーの件をニックに伝え聴取する。
しかし「ヴェッセン」「ヴォーガ」という言葉をだしてもトニーはしらばっくれるばかり。明らかに「ニックがグリムだと知っている」様子だった。ニックは彼もブラッククローに関与していると睨む。
グリムの古文書で調べた結果、トニーの種族は「カッケンコプフ」。ロザリーはトニーが関与していると知って驚く。
さらにウーはトニーのPCを解析し、ハンクの携帯のデータがコピーされていることが判明。ニックはズーリが共犯ではないかと察し、ハンクも「あり得る」と一言。

ズーリの家にやってきたニック、「ズーリを保護する」という体をとって準備をするように促す。
ニックは彼女の家を出るが、その直後ブラッククローへ電話する。その様子をひっそりと監視していたハンクは彼女の裏切りを冷淡に見つめる。するとズーリはヴォーガしてハンクに襲いかかるが、ハンクは冷静に彼女を殴り飛ばし拘束する。
HWに連れてこられたズーリはトラブルとイヴによって尋問を受けることになる。イヴはまず魔法で彼女の口を塞ぎ、トラブルは「まだほんの序の口だよ」と脅す。

そのころ街では選挙が佳境を迎え、レナードは高い得票率を得て当選が確定する。
レナードはアダリンドとダイアナ、ケリーを壇上に招き「幸せな家庭像」を演じてみせる。ニュースでその光景を目撃したニックは憎々しげにその様子を見つめ「殺してやる」とつぶやくのだった。。。

見どころ:

これまではブラッククローに加担することに対して葛藤の中にいるかのようなレナードでしたが、今回の描写では完全にブラッククローに「闇落ち」してしまっている模様。ニックvsレナードの構図が完成してしまっています。いったいどうのなることやら…。

第21話「終わりの始まり(前編)」原題:Beginning of the End: Part 1)

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あらすじ&ネタバレ

ニック達の心配を他所に、レナードは市長選に当選してしまう。
HWのマイズナーによればブラッククローは電力や水道などのライフライン、次いで政治家や警察、議員などを支配し人間世界を牛耳る算段らしい。さらにグリムを手中に収めることで自分たちに従わないヴェッセンまでも支配しようと企んでいるらしい。

イヴはズーリを聴取し、彼女がブラッククローの幹部「コンラッド・ボナパルト」がポートランドにいるらしいことを突き止める。

同じ頃、モンローとロザリーの家の前には不審な車が張り付いていた。モンローは不安と怒りのあまり飛び出していって車を追い払ってしまう。
何事もなかったからよかったものの、彼の無謀な行動に憤るロザリー。憤りながらもしっかりと車のナンバーを控えていたロザリーは、HWに車を調べさせることにする。

いっぽうレナードの当選に辺り、彼と偽りの家族を演じさせられたアダリンド。
アダリンドにはレナードとよりを戻す気など毛頭なかったがブラッククローは二人のよりを戻させようと必死だった。ふたりの不仲を見たダイアナは自身の魔力で二人を無理やりひきつけ口づけさせる。気持ちに反して身体が動いてしまったことに、アダリンドは「ダイアナの仕業だ」と感づく。

コンラッドはアダリンドがレナードとよりを戻す気がないことを悟ると、自身の魔力をつかってアダリンドの身体を石に変えてしまう。「言うことを聴かなければこうなるぞ」と脅し、さらに子どもたちを盾に取りアダリンドが逆らえない状況に追い込んでしまう。

ニックとハンクは事件だとして招集される。現場はハンクの家。ふたりが駆けつけるとニックが殺したはずのブラッククローのメンバーの遺体(第20話参照)が転がっていた。
ニックはハンクがはめられたのだと訴えるが、ハンクは殺人の容疑者として連行されることになってしまう。
しかしハンクが連行されたのは警察ではなくブラッククローの隠れ家だった。。。

いっぽうニックはウーを呼び出し、ハンクが逮捕されるきっかけとなった偽証証言の主を取り調べようとする。相手は向かいに住む老婆だったが、脅されてやったのか、それともブラッククローのメンバーだったのか、家に向かっても本人の姿はなかった。

翌朝、ニックはハンクが連行されたはずの北署に出向くが、北署のメンバーはほとんどがヴェッセンであり堂々とヴォーガしてニックに宣戦布告する。
北署が協力体制にない以上、ニックは逮捕したトニーを本気でビビらせ情報を引き出すしかないという結論に至る。トニーにグリムだと知られてる以上、他の人物がトニーを脅す必要がある。そう考えたニックはロザリーとモンローを署に呼びつける。「ロザリーを脅かそうとした報い」として「怒れる夫」のモンローがヴォーガしトニーを暴行。
ハンクの居場所を聞き出すことに成功する。

ニックはイヴとトラブルを伴ってハンクの救出へと向かう。
救出は難なく成功。ハンクも無事だった。あまりにも容易に救出が成功したことにイヴはこれが陽動だと気づく。

同じ頃、イヴの予想通りHWの本部はブラッククローの襲撃を受けていた。マイズナーはひとりで大勢の敵をいなすが、本部は壊滅状態、HWのメンバーたちも全滅してしまう。
そこにレナードが姿を現す。レナードはマイズナーを仲間に引き入れようとするが、マイズナーはイヴに「戻るな」と警告。さらにその場に現れたコンラッドはマイズナーを魔力で殺してしまう。レナードはコンラッドの慈悲無きやり口に憤りを覚えているようでもあるのだが。。。

ニックたちがHWの本部に戻ると本部は壊滅していた。マイズナーが死んでしまったことにトラブルは涙する。

アダリンドの娘・ダイアナはある夜、コンラッドとレイチェルの会話を耳にしてしまう。コンラッドはアダリンドの代わりにダイアナをレイチェルに懐かせようと考えたのだが、それを良しとしないダイアナは魔力でレイチェルを殺してしまう…という夢をアダリンドに見せる。
娘(ダイアナ)が殺しをしないためには、アダリンドはレナードとヨリを戻すしかないのだ。。。

ニックは署に戻り、レナードのオフィスに殴り込む。周りの目も気にせずレナードに殴り掛かるニック。
ニックは警官たちに取り押さえられ地下牢へと幽閉されてしまった。その地下牢の壁には、例のブラッククローの紋様が…。

見どころ:

まさかのマイズナー死亡…レナードは完全に闇落ちしてしまいましたね。。。ダイアナが内部で揉め事を起こしてくれそうな気もしていたのですが、レイチェルは実際には殺されておらず、アダリンドを牽制しただけ…?ニック達にとっては苦境を極める様相で、次回シーズン5最終回!

GRIMM/グリム シーズン5

シーズン5最終回 第22話「終わりの始まり(後編)」原題:Beginning of the End: Part 2)

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あらすじ&ネタバレ

レナードを襲ったことでニックは勾留される、ハンクとウーに警告する。
いっぽうでその報を受けたコンラッドは部下に命じて、ニックを自分の元へつれてこさせようとする。

ロザリーはモンローの子供を妊娠したことに気づく。モンローに打ち明けようとしたところ、再びブラッククローの監視がやってくる。危険を察したトラブルはふたりをニックの家に連れて行く。ブラッククローの監視はイヴが始末する。
ハンクとトラブル、イヴはニックを救い出すために動き出し、モンローとロザリーはスパイスショップからブラッククローに奪われてはいけない道具や資料を運び出すことに。

レナードは帰宅するとレイチェルが布団で絞め殺されていることに気づく。知らせを受けたコンラッドはダイアナが魔法で殺したのだろうと推測する。

同じ頃、ポートランドの各地では事件が多発し、警察への通報が殺到。時を図ったかのように警察官たちは警察署から出払ってしまう。
ウーは何者かが攻めてくる布石だと危惧しハンクに警告する。いっぽうでアダリンドはニックの携帯に電話、ウーが着信をとる。しかし会話を終える前にレナードがアダリンドの部屋にやってきて電話は中断される。
レナードはダイアナがレイチェルを殺したことをアダリンドに告げる。

警察署にはコンラッドの指示で北署の警官(ヴェッセン)たちがやってきてニックを連行しようとする。
ウーは連行を阻止しようとするが、北署の警官に阻まれ感情的になった拍子にヴォーガしてしまう。ヴォーガしたウーの強さは尋常ではなく北署の警官ふたりを殺してしまう。しかしその隙きにニックはさらわれてしまい、次いでやってきたハンクがウーを鎮静させヴォーガを解かせる。ハンク、イヴ、トラブル、ウーはニックをおって北署へと向かう。

北署に連れてこられたニック。そこはグリムを憎むヴェッセンであふれていた。
さらにコンラッドが現れ、ヨゼフ・ネボイシャというグリムが持っていた古書を渡せと要求する。その古書はモンローの叔父がニックに託した世界中のグリムの記録だった(第10話参照)。古書の中にはグリムの系譜が記されており、それがあればブラッククローはグリムを根絶やしに出来るのだ。
コンラッドは幻覚を見せ、ケリーを人質にしてニックの口を割らせようとする。

北署にやってきたイヴは魔法で警官を牽制、さらにトラブルが先陣を切って銃撃戦になだれ込む。ニックもスキをついて拘束を解く。
コンラッドは混乱に乗じて逃げ出すが、跡を追ったイヴが牽制、ヘクセンビーストとザウバービーストの魔法戦となる。しかしガラスの破片が腹に突き刺さりイヴは重症を負ってしまう。

そのころ、過去の変身魔法の影響でイヴと身体がリンクしているアダリンドは「イヴが死にかけている」と感じ取る。
思わぬ襲撃に逃げ帰ったコンラッドはアダリンドを殺さんとする気迫で脅し、ニックの自宅の住所を聞き出す。ニックが危険だと感じたアダリンドはダイアナに頼み魔法でニックに危険を知らせようとする。

モンローとロザリーはスパイスショップから古書を持ち出そうと準備するが、そこにヴェッセンが攻めてくる。既の所で帰ってきたトラブルが二人を助ける。
いっぽう重症をおったイヴを連れ帰ったニック。自宅近に通じる上海トンネルに隠した「グリムの騎士の遺物=治癒力のある棒」を取り出す。イヴに棒をかざすと腹の傷が再生しイヴは一命を取り留める。しかし急に苦しみだしたイヴはヴォーガしのたうち回り、やがて気を失ってしまう。
モンローたちも合流したところで、ニックの家にダイアナの幻覚が現れる。「ママがここの住所を話してしまった、ごめんなさい」と伝えるとダイアナは消えてしまう。

アダリンドはダイアナに感謝するが、アダリンドの首元に締められた痕(コンラッドにやられたもの)があることに気づき不穏な表情をうかべる。

ニック達はダイアナの警告を受けて逃げ出そうとするが、すでにブラッククローに包囲されてしまっていた。
逃げ道がなくなったニックは全員を上海トンネルの置くに進むよう促す。トンネルは途中までしか探索しておらず何処に通じているかもわからないのだが、他に手がない。ニックはイヴを連れて行こうとすると、彼女は目を覚まし「ジュリエットの人格」らしき言動をとりはじめる。

ニックは全員がトンネルに入ったことを確認すると自分だけ部屋にのこり鍵をかけてしまう。ひとりで部屋に籠城しブラッククローの追手と戦うニック。しかし胸に銃弾を受けてしまう。
床に倒れ込み絶命するニックだが、内ポケットに例の「棒」が入っていたため傷は瞬時に再生される。

トラブルはニックを助けに行こうとするが、モンローやハンクが「ニックの意志を無駄にするな」と止める。トラブルはトンネル奥に進む途中でイヴと座り込み残ることにする。トラブルもイヴの様子が明らかにおかしいことに気づいていた。
モンロー達はトンネルの奥に進むがいずれも行き止まり、焦るモンローだがそこで唐突にロザリーは妊娠のことを告げる。

再起したニックの前にコンラッドとレナードが現れる。
コンラッドはその場でニックを殺そうと魔法を使うが、突如コンラッドの胸を剣が貫く。指したのは…レナードだった。
レナード自身、何が起きているのかわからない、という表情。実のところ、アダリンドを傷つけられて怒ったダイアナが魔法でレナードを操りコンラッドを殺したのだった。。。

見どころ:

ついにシーズン5最終回。闇落ちしたレナード不可抗力の裏切り、ジュリエットの帰還?、ダイアナ強すぎ、など興味深いポイント多数を残したまま次シーズンへ持ち越しです。

ジュリエットの人格が戻ったらしいイヴ。「棒」の効力が強すぎて、元のジュリエットに戻されてしまったのかな?だとすると次シーズンではアダリンドとジュリエットとニックの三角関係が再発か…?!

GRIMM/グリム シーズン5

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