KEYTALK はファンが怖い?
記事を書きながら、こんな投稿をみつけた。
参考:正直に言うとKEYTALKのファンが怖い。(BASEMENT-TIMES)
ボクは学生時代に2年ぐらいV系にハマってたことがあって、V系というかメタルというかよくわからない人たちでだったんですが(ちなみに今もご存命のバンドです)。
振り付けとか黄色い声とか割りとフツーで。その時の感じは「ああ〜これがV系の世界なのかあ…」って思っていたんですが、まさにコレの派生版では?と思うわけです。
ガ◯ットとかアレもこんな感じじゃないですか?いやよく知らんけど←
ボクはそれまでスネイルランプとかロコフランクとか聴いてたもんだから、目の当たりにした時は面食らいましたし、正直「宗教やん!」ってなったんですが、慣れたら、まあそれも含めてパフォーマンスかなあ、って。
…慣れたらあかんけどな!
ライブにパフォーマンスとかいらねえ!っていう古風なアレはボクにはないんで。ステージングも大事ですしね。
ただ、この記事読んでてホント共感と戦慄が走るのはコレ。
ただ、KEYTALKからロックに入ってきた人や長い間そこに居座っていた人が、その概念を当たり前のものとして他のバンドに持っていっちゃって、他の路線からのファンと衝突するのが本当に怖い。
過去にもそうやって他のバンドでモッシュやダイブ、リフトの扱い方でアレコレ揉めたって事例は山ほどあるし、そういう諍いで困るのは誰でもないバンド自身なんだよね。
まさにコレ。
ジャンルに限らずこういうことがライブハウス、バンド界隈ではちょくちょく起きている。
事が起きて仲裁が入れば、客は「バンドを応援している自分」を振りかざし、結局ケツ拭きするのはバンドであり裏方である。
V系、アイドル、アニソンのファナティック
ボクがV系を聴いていた時代はまだV系嫌悪というか他ジャンルからの風当たりが強い時代で、「V系聴いてるの?だせえ…」みたいな風潮が今より強かった。ボク世代の人は未だにそう思ってる人も少なくない。
当事者たちは、おおげさに言えば、迫害されてる認識があるからそれを他のフィールドで出していこう、みたいな意識はなかったんだと思う。
ただ、最近の10代の子とかはあんまりジャンルの垣根がないらしい。
情報はネットを通じてどれでも選択自由だし、それぞれのジャンルのファンを見出すことも容易だ。
CDを買って聴いて、ライブハウスに通い、ファンのコミュニティーに辿り着くまでの一切が容易に済む。
好き嫌いはあるにせよジャンル差別みたいなのが無くなってきてるのは良いことだと思う。
それ故に、他ジャンルの文化を安易にほかのフィールドに持ち込まれるケースがあるのかな〜、なんて。
だって振付とかV系かドルコンかアニソン系でしか見たことなかったもん、むかしは。
KEYTALKの客層を観る限り、ほぼほぼ女性客のようで、まさにバンギャ(V系の女性ファンの総称)のソレだなと思うわけです。
バンドマンはさ「自由に楽しめ!すきに楽しめ!」って言いいますよ、そりゃ。
けれど、やっぱりそのフィールドに適した土壌ってのが各々あるわけで。
まあワンマンツアーばっかりやってるなら、他バンに直接影響は少ないかもしれないけどね。
でも、こういう発想が老害とか揶揄されるんでしょうかね…。知ってます←
あとがき
[rating]
だいぶ話がそれちゃったけど、音源レビューまとめ。
なんだかんだグチャグチャ書いたけど、曲は良い。キャッチーだしわかりやすいし、すごく好きだ。
ただもうちょい別のテイストも聴いてみたいな…ってことだ。
にしても、今回はじめて拝見したんだけど「BASEMENT-TIMES」ってサイト、面白いな。
なんかニッチな部分おさえた記事とか、いちいちうがった見方してるのが読んでてすごくゾクゾクする。
音楽好きはフツーに楽しめそう。
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