前回、iPhoneを格安SIMで運用しようと試みまして、iPhoneからガラケーGRATINAに機種変してまいりました。今回はその続き、格安SIMを注文〜iPhoneを動かします。また契約時の デビットカード での支払いについても触れます。
格安SIM各社けっきょくどれにすればいいのん?
格安SIMを提供している会社もだいぶ増えてきていますが、結局どれにすればいいのかなーと迷ってしまいます。僕の場合、auのiPhoneを運用するのでまずはau回線が使えるSIMが必須条件です。
au回線が使えるのは「UQ mobile」「Fiimo」「J:COM MOBILE」「mineo」があります。
まず「J:COM MOBILE」はau回線で使うには本体購入が必須。既に所持しているiPhoneで使うことが前提ですからこれは×
残り3社を比較してみると3GBプラン辺りの料金はほとんど同額。 同価格帯の通信速度は「UQ mobile」が若干劣る、ぐらいでしょうか。 前回記事のとおり、ぼくはiPhoneを自宅でのWiFi運用にしようと考えているため正直モバイル通信はほとんど使わない(ようにしたい)予定です。
なのでデータ容量を極力絞って基本使用料下げたいのです。 その点で見るとmineo Aプラン シングルタイプ 500MB 225Mbps 700円/月 が最安です。
価格帯でみるとこれが決め手ですかね。 ある程度データ通信を使うひとは容量に応じて「Fiimo」を使うのが良さそうです。 「Fiimo」はあまり知名度がないでようですが、四国電力の子会社・STNetが提供するMVNOのモバイル通信サービスだそうで「パケット繰り越し」「パケットシェア」などのサービスもあり「
「UQ mobile」は高速接続が3GBまでそれ以降は通信速度が落ちるというのが(データ通信使う人にとっては)ちょっとネックになりそうですね。 最大受信速度が他社にくらべて低いところもひっかかります。
意外な落とし穴、格安SIMは デビットカード では契約できない?
SIM提供各社どの契約も支払いのためのクレジットカードの登録が必須です。
ぼくは若い頃にクレジットカード地獄に陥ったことがあり(苦笑)それ以来クレジットカードは所持していません。ただ、まったくカードを持っていないとなにかと不便なこともあるので銀行系のデビットカードを持っています。使用する際には銀行口座の残高からリアルタイムに引き落とされ、口座残高以上に借り入れることはできません。
たいていの支払いはこれで事足りるのですが、SIM契約にはデビットカードが使えない場合が多々あります。
先にも記載したように口座残高から引き落とされるため口座に利用料以上の残高がないと引き落としができません。SIM利用のような利用分後払いのサービスだと使うだけ使って口座残高が足りずに決済できない、なんてことが発生しかねないためサービス提供側からすればデビットカードを利用不可にするのもうなずけます…。
参考:VISAデビットカードで格安SIMの契約は出来るのか?
ぼくが契約を決めた「
「まじかよ…」
意外な落とし穴でした。
すでに機種変してきてしまったのに〜!
月次決済の利用歴があるデビットカードを使う
とは言いつつも
結論からいうと、ぼくはデビットカードで契約できました!
SIM契約の記事を書かれている方でデビットカード支払いに言及している記事をたくさん徘徊したのですが、その中に「すでに月次決済の利用実績があるカードだと審査が通りやすい」というものがありました。
電気料金やプロバイダ料金の支払い等、すでに月次決済の支払いに利用しているカードがあればそのカードで契約登録したほうが審査が通りやすいようです。きちんと支払い実績のある利用者を審査しているのかもしれません。
ぼくが審査をとおったカードも電気料金、au料金、プロバイダ料金の支払い実績が半年以上あるものでした。
ちなみにぼくが使っているのは
また個人的にJNBデビットカードを使った契約で留意すべき点だと思ったのは下記2点です。
- 任意の「利用停止」状態を解除しておくこと
- 申請したカード番号を「変更」しないこと
まず任意の「利用停止」状態を解除しておくことですが、JNBデビットはオンラインで保有する5つの番号の使用停止措置が可能です。
これは万が一に番号を不正利用されないようにするための措置なのだと思いますが、自分で任意に設定できてしまうため契約申請時や実際に引き落としの際に、番号が「利用停止」状態になっていると当然「審査できない」「引き落としができない」状態が発生します。
せっかく月次決済実績があった番号だとしてもこれでは契約をフイにしてしまうかもしれません。
次に申請したカード番号を「変更」しないことですが、JNBデビットは保有する5つの番号のうち、キャッシュカード記載以外の4つの番号はオンラインで任意に変更が可能です。これも不正利用されないための機能かもしれませんが、変更した番号は2度と利用できません。
契約申請した番号が審査に通っても番号を変更してしまったら決済不履行が待っています…。
どちらもJNBデビットの便利で有用な機能ですがSIM契約の際には注意が必要ですね。変更、停止をしないための番号を1つ儲けておいてそれを契約用に使うのがいいかもしれませんね。
(実際ぼくも月次決済用の番号をひとつ設けて、その番号は利用停止も変更もしない様にしています)
審査とおったどーー!!
上記の工夫が功を奏したのか、「
次回はいよいよmineo SIMでiPhoneを運用します。
【スマホの格安SIM運用③】iPhone5sでiOS 9.2.1じゃmineo SIMは使えない?【2016/04/11更新】
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