CSチャンネル・AXNで海外ドラマ・ SUITS / スーツ シーズン4 第15話 「守るべき人」が放送されたのでレビューしてみます。マイクを助けるためにしたドナの行動が問題視され裁判沙汰に…?彼女を守るためにハーヴィがとった行動は。。。
前回のレビューはコチラ。
SUITS / スーツ シーズン4 第15話 「守るべき人」あらすじ
原題は “Intent”
ドナが訴えられることをまだ知らないマイクは依頼人・ジェフに訴訟勝訴の報を告げる。
そのころハーヴィはドナのもとにやってきて、資料を盗み出したことを問いただす。侵入するにあたりドナは「国家運輸安全委員会」の人間であることをほのめかしていたが、ハーヴィの剣幕に押され、違法なことはしていないと嘘をついてしまう。
ハーヴィはその足でマイクのもとを訪れる。資料の件でドナが訴えられることになった、と加担したマイクも責める。
ドナの訴訟を食い止めるために、ジェフの起訴を取り下げるよう支持するハーヴィ。マイクは不服そうだが。。。
そのことをジェシカにも報告するハーヴィ。マローンと決裂したばかりのジェシカ、ハーヴィは彼女をなぐさめる。
翌朝、起訴され様子のおかしいドナをみたルイスはハーヴィがなんとかしてくれる、と慰める。
ハーヴィは先方の弁護士・エバと交渉しようとするが、エバは頑として聞かず和解をはねのける。
マイクはハーヴィの指示の下、ジェフに起訴取り下げを伝えにやってくる。ジェフは手のひらを返されたことに憤慨しマイクを罵倒するが、マイクはなにも言い返せず。。。
ジェシカはマローンのオフィスにやってくる。マローンが仕事もやめるのでは、と危惧したジェシカだがマローンは仕事を辞める機はないと告げる。
その言葉にジェシカは少し安堵するのだが。。。
エバに和解をはねのけられたハーヴィは真っ向勝負に出るしかない、と考えマイクに起訴取り下げを再び改めさせる。ドナは話を聞いて不安そう。
ジェフに罵倒され落ち込んで帰ってきたマイクをレイチェルがなぐさめる。ドナがマイクのオフィスを訪れ、ハーヴィからの言伝、再び訴訟で戦うように告げる。
ハーヴィはエバが訴えでた地方検事のもとを訪れ、訴訟の取り下げを交渉するが、そこでハーヴィは、ドナが「国家運輸安全委員会を名乗って侵入した」という事実を聞かされる。ハーヴィはドナに嘘をつかれたことに憤慨。ドナは「名乗ってはいない」「ほのめかしただけ」と苦しい言い訳をするがハーヴィの怒号にうろたえる。
ドナは普段電話番しているだけの自分が、今回の訴訟の件で救世主扱いされたことに喜びを感じたと、語る。ハーヴィは同情を示しつつも窮地に追い込まれた、と危惧する。
マイクはジェフの家を訪ね、再度起訴をやり直すと告げるが、ジェフはすでに先方から金を受取り和解に同意してしまっていた。
ドナの嘘と、ジェフの和解受託で追い込まれたハーヴィとマイク。悩むふたりだが、マイクは「ドナが詐欺として起訴されるには “損害の立証” ができない」と思いつく。ドナの盗み出した資料はジェフの起訴に関わる証拠だが、それが企業秘密として隠匿されている以上、損害があったのかどうかを立証することができない、と考えたのだ。
ハーヴィはそれをネタにドナの起訴取り下げを検事にかけあう、ハーヴィの読み通りエバはその資料の内容を明るみに出すことはできず、ドナの起訴は取り下げられる。
安堵したドナはルイスに事情を報告。ルイスも彼女の親友として安堵する。
いっぽうでマイクはジェフの代わりに起訴の原告になってくれる人物を探す。マイクとレイチェルは起訴の事故で運転していた人物を特定、説得し起訴の原告に祭り上げる。
ドナへのエバからの起訴は取り下げられたが、こんどは検事のテレンス・ウルフが同じ罪状でドナを起訴することに。ハーヴィとテレンスの間には過去にわだかまりがあったため、そこを狙い撃ちにされたカタチに。。。
話を聞いたルイスは、ハーヴィとの確執による起訴なら、ハーヴィがいなければ手を緩めるはずだ、と自身がドナの弁護をすることを申し出る。
しかし、窮地のドナは救われたい一心からルイスの弁護を断りハーヴィに一任すると発言。それを聞いたルイスは自分を信用してもらえなかったことに落胆する。
ドナの罪状認否が行われるが、テレンスは起訴を取り下げず公判へ持ち込まれることに。さすがのドナも不安に表情が固まる。
公判がはじまるにあたり、ドナは今度はルイスに弁護を頼みたいと意見を翻す。
それを聴いたハーヴィ憤慨、ドナも負けじと言い返す。単に仕事としてではなく親身になって欲しいとドナは伝えようとするが、ハーヴィはドナを助けたい一心で強い言葉で攻め立て自分に任せろ、と語る。
ハーヴィはドナを助けるため “司法妨害” にうってでる。
ジェフを脅し、エバ側から提示された和解金よりも多額の金でジェフを買収する。マイクが説得した運転手を原告にエバ側を起訴、ジェフとの和解内容もジェフを買収したことで証言させる。それを利用しエバに「ドナの違法行為(監視カメラ映像に至る経緯)」を改ざんするように求める。エバは拒否しようとするが、ジェフの証言を握られたことで下側ざるを得ない。
ハーヴィとマイクは、もともとの起訴での勝利を逃す代わりに、ドナの不正を隠匿することに成功する。
ジェシカはふたたびマローンのもとを訪れる。
マローンとの間のわだかまりをときたい、と語り仕事と恋の両立を図ろうとするのだが、マローンは悩んだ挙句、仕事もやめる決意をする。
ドナの件が一件落着し、ハーヴィとドナはお酒を酌み交わす。
感謝するドナに、ハーヴィは唐突に「君を愛している」と告白しその場を去る。予期せぬ彼の告白を聴いたドナはあいたポカンとクチをあけたまま。。。